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アトリエ日記

2017年11月17日 (金)

ありがとうウィーク

 12日の日曜日。トトロの表彰式。

 県内外の審査員の一流の先生方の視線の中、深沢市長より授与される。
 「ありがとうございます。」と トトロ。
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 展示会場を巡っていると、「おめでとう。よかったなぁ。ひたむきに描く姿が審査員に通じたなぁ。」と、大師匠の坂尾画伯が駆け寄って来られてガッチリ握手。
 師匠孝行も出来た気がして、とても嬉しかった。
 「いつも励ましていただいたおかげさまです。また描いて行きますから見てて下さいね。ありがとうございます。」とトトロ。
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 そして入選したトトロの弟子達の作品。
 「俺たち やりました。」と聴こえたようで「おめでとう。」と語りかけた。
 子ども達も後に続いて行くことだろう。うれしくて何度も観た。がんばったね。
 この二人が居てくれたおかげでトトロは描けた。ありがとう。
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 13日の月曜クラス。
 ちょっと傷のついていたリンゴを見たマオちゃんは「お口が開いてるね。」と
マスキングテープを貼って目を描いた。「ほらっ、先生みてっ。」
 「いいね。アップルちゃん。」「はいっ、ウフフ。」面白い子だ。
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 クリスマスカードのパーツを懸命につくるカノちゃん。
 今年のカードはみんなの合作だ。それぞれが得意な部分を引き受けてサローラたちがそれを一枚に仕上げている。
 
 「アトリエ特製カードだねぇ。」とてもお金では買えない素敵なカード。
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 この日はみんなでアヒル。
 ポテトチップをそぉ~~~っと咥えて、笑ってはやり直して、食べては咥えなおして、ようやく撮れた一枚。
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 この日の日中にBOSSたちがツリーの電球をつけてくれて、みんなは寒い中外で大はしゃぎ。
 「せんせい、国際宇宙ステーションからも見えるかなぁ?」
 「サンタさんに見えたらいいんじゃない?」
 「見えますよね。チカチカしてるもん。毎年見えてるんだと思うし。」「そだね。」
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 それからトトロ先生とみんなで、お迎えがいらっしゃるまでここでしりとりをして遊んだ。「高速しりとり、行きますっ。」「おーっ。」
 「サンタ タヌキ キラキラ ランドセル るりいろの地球 ウサギ 銀の星」
 なんてきれいな 宇宙しりとり。寒いのが吹っ飛んだ。ありがとう。
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 14日の火曜日に、トトロはこの前はいろんな人から声をかけられてゆっくり観られなかったので、熊田っちとまた展示会場へ。
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 空はスッキリ晴れ渡り、お城山の紅葉もアートだ。
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 そこに世界でも注目されておられる日本の書家の第一人者で今展の書の部門の審査委員長、柴山抱海先生が「トトロさんおめでとう。」と微笑んで下さって2ショット。ご自身の「恵」の書の前で。
 とても気持ちがよかった。書と先生から強くてあたたかいオーラを受けさせていただいた。
 作品って、その人なんだな・・と思った。
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 16日の木曜日、ファー民さんちの奥様とSちゃんが4個しか生き残らなかった貴重な梨のうちの一個を届けに来て下さった。
 試行錯誤の農業チャレンジャー ファー民さんのご一家もまた大切な仲間だ。
 自称「応援団長」のトトロのところへ、こうしていつも初生りを届けて下さる。
 このSちゃんはトトロ童画の中に住んでいる子で、個展にいらっしゃるとファー民さんは「あっ 居たっ。」とSちゃんを見つけてはウルウルしてるのよね。
 千葉から移住されて、本当に頑張っていらっしゃるから美味しいネギやお芋やピーナッツの味がとても濃い。
 今年初めて収穫された 色々な種類の梨はトトロの全国の友人達から口々に絶賛を博した。
 応援し合う仲間が居てくれると、異分野でそれぞれ輝けるからいいもんです。
 このSちゃんは迷いなくトトロのことを「トトロさん。」と呼ぶ。^^:
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  その日の夜のアトリエには、久々にムッチーさんの姿が。
 マサヒロ記者はお祝いのケーキを買って来て下さった。
 受験生のカイキ君とサローラに「あきらめなければ20年目にいただけた賞だよ。だからひたすら目標に向かいなさい。」と伝えた。
 カイキ君は「先生、やった。やったー。やりましたね!!!」と想像以上に喜んでくれて、その姿でちょっと泣けた。
 
 みんなのおかげで今がある。
 
 みんなを喜ばせることが何よりもうれしいので、いつも何かと頭とココロをフル回転しているけれど、なぁんだ、トトロが懸命に頑張る事が 結果こうなるとは。
 別に賞がどうこうじゃないと日頃言ってはいたけれど、名だたる洋画家作品群の中で、不思議な童画のトトロの作品に光が当てられたことに、みんなは喜んでくれたのだった。
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 夜遅くにアトリエの掃除をしていると、みんなの絵の下からこれが出て来た。
 マサヒロ記者がこっそり描いたらしい「号外メッセージ」だった。
 翌金曜日、トトロはメールを送った。「見つけたよ。ありがとう。」
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2017年11月12日 (日)

アトリエ、時々旅

 11月4日の土曜日クラス。

 女の子たちはクリスマスカードを創り。。。。
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 タカユキ画伯は新作にとりかかる。
 彼のお母さんに、市展に出した事、額や搬入のことなど伝え「あとは結果はハガキが行きますから、トトロにも報せて下さいね。」と念を押す。
 彼は「そういえば、そんなこともあったな。」なんてシャイに構えていたけれどね。。。全く分かりやすいんだから。^^
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   そして後半クラス。
 真剣チャーリーさん。この姿勢はみんなの見本だ。
 ダラダラしている子に「ほらっ、チャーリーさんを見てごらん。」なんて使わせてもらっているし。
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 重ね塗りしたクレヨンを削って、面白い色を出すことにチャレンジ中のヤチルちゃん。
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 こちらではサローラがみんなにスヌーピーの描き方を指導中。う・・上手い。。
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 バルコニーから星空を観る仲間を描いたエミちゃん。
 この日は部活の試合のセラ画伯と風邪のS君が欠席だったけれど、いつものようにニコニコと意志のあるアトリエのみんなだった。
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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
  翌5日、朝8時。トトロ達は盛岡の法事に出発する為、駅のホームで向かい側に停車している車両の絵を見ていたら・・・・・「ちょっと、あれアオイ君に似てるよ。」「まさか。彼は倉吉だしこれは兵庫の方へ行く列車だし。。」と、BOSS。
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 それは、やっぱりアオイ君だった。(画面左)
   サッカー部の仲間達と揃いのユニフォームで遠征に行くらしかった。
 トトロは手話を使って「ガンバレ!」と合図を送ると、一同Vサインで答えてくれた。
 法事に向かう朝、少しあれこれと気持ちが重かったのが、この笑顔たちで吹き飛んだ。「トトロ先生も頑張って来るよ。。」心で語りかけた。
 倉吉からだから朝6時には出発して来たのだろう。
 みんなお母さんたちのおにぎりを持っているのかな。。。
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 智頭線の特急で姫路に行き、新幹線ふたつを乗り継いで、約9時間後に盛岡に着いたときは夕日が西に帰ろうとしていた。
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 連結部分の切り離しを激写。
 この細いところでガッチリ連結していた新幹線は切り離され北海道に向かったり秋田に向かったり。
 スゴイ世の中になったものだ。
 学生の頃は急行で10時間かけて東京から帰っていたっけ。
 今は東京→盛岡2時間ちょっと。
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 夜の盛岡。啄木の文字。。。。。。。(ただいま。)
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 翌6日に父の三回忌を済ませ、盛岡市内をグルリと廻った。
 この明治のレトロモダンな「岩手銀行」は東京駅の建築家と同じ方が、一足早く建築され、東京駅とおんなじデザインなのだ。
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 夕方のお寺に届け物に行くと、ここにもまた六地蔵様が優しくおられて、トトロはもう一度参拝し、誰もいない父のお墓にお参りした。
 祖父母も弟も父も「また来いよ。」と言った気がして「またね。」とお墓をさすった。
 母は気丈に法事をこなし、今回はトトロもBOSSも皆さんにご挨拶させていただいた。「鳥取で何があっても明るく前向きにやっていますからご安心を。」と。
 一人の叔母が「トトロは今はどうか知らないけど、小さいときは天才でワガママも言わない落ち着いた子だった。」と言ってくれたので「今もだよー。」とトトロ。それから父の教え子さんが父の作詞した音楽を流して思い出を語った。
 また 爆笑しながらごちそうをいただくトトロ家らしい法事になった。
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 家に帰る途中、あるのは知っていたけれど中に入ったことのない「啄木新婚の家」に立寄り、中に入ると
 「撮影はご自由に。入場無料」の貼り紙。
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 当時のまま保存してあり、あちこちに若き啄木の歌と節子夫人との写真があった。
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 道すがら、あの有名な「福田パン」に寄り「鳥取から来ました。」と言ってみた。店員さんたちは「わぁ。。。遠くから。」と感激してくれたので、「ホントは法事でさ。」と正直に告白。
 パンを三個買ってみた。ものすごく美味しくて、しかも大きくて三個で260円ぽっちだった。福田パン。。。うわさの通り。
 
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 午前中、母とあれこれ話をしていろいろなお土産も交換し2時過ぎに駅へ。
 鳥取には夜の11時過ぎに到着。3日間の故郷ワープは今回もまた連日の晴天と暖かさに恵まれて「お父さんありがとうね。」と感謝した。
 
 鳥取駅には砂像の白ウサギたちが迎えてくれた。「ただいま。」
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 11月11日の新聞にトトロの絵が大きな賞をいただいたことが載っていた。
 画業20年。初めての受賞。
 何よりもアトリエのみんながよろこんでくれると思って、「あきらめずに20年も頑張っていたらいただいたよ。」と伝えた。サローラは涙を浮かべた。
 その日面接体験の予約があったので待っていると、いきなり女の子を連れたお母さんが訪ねて来られて、予約の方ではなかったけれどトトロブログのファンだと仰り、少し二年生の女の子ともお話して水曜クラスに入る事に決まった。
 ご縁のミラクルがまたはじまった。
 トトロの受賞はご存知なく、会場に行って観ることをおすすめした。
 そして予約の男の子が時間通りにご両親と登場。
 問い合わせのお電話のときお父さんの丁寧な語り口調の中に、トトロはあることを察知していたら、それが当たった。
 男の子は、元アトリエの生徒のソラ君とすべてが似ていたのだ。
 ご両親にトトロは言った「大丈夫ですよ。」
 少し体験するつもりだったけれど、サローラをはじめケント君コーセー君のやさしさの中で
「さいごまでいる。」と。
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 みんなで笑って、みんなで絵を描き、粘土もつくり、絵本の読み聞かせを味わい剣玉をした。ソラ君も剣玉が得意だった。
 帰り際、このユータ君がお父さんに言った。「ぼく ここに来たい。」
 お父さんは感動された様子で「もう入ったんだよ。また次に来るんだよ。」
 トトロは過ぎた日のアトリエに居たいろんな子のことを思い出していた。
 みんなおんなじじゃなくていいんだよ。ホントにみんないい子だったよ。
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 そして後半クラス。
 トトロのことを報告。「すげー。。やったぁ。」みんなで拍手。
 みんなの筆にも熱が入った。
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 テンテン君の手品はまたもや新作。
 すごく練習して仕込んで来るらしい。ユイちゃんがお熱で欠席。
 こうして一回ずつ、みんなのアトリエは巡って行く。
 トトロ先生が賞を貰ったことなど、ホントはあんまり関係なく、むしろタカユキ君とシュウヘイ君が入選したことにみんなは拍手した。
 12日は表彰式。子ども達のおかげさまです。みんなありがとうね。
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2017年11月 3日 (金)

魔法の絵

 10月最後のアトリエは30日の月曜クラス。

 前回にカノンちゃんが ご家庭の事情でアトリエをしばし卒業したこともあり、みんなのショックが大きかったのでトトロはこう持ちかけてみた。
 「ホントのハロウィンは31日だけど、今日はアトリエを代表してこのクラスで悪霊を追い払うってのはどうかしら?」
 「わぁ。。。さんせーーーーい!!!!」全員一致、即決。
 「でも アーティストらしく手づくりするのよ。材料と創り方は自由です。あなた達なら出来ると思うよ。」・・・・ワクワクワクワクが伝わって来た。
 相談もせず全員ちがう事を始め出した。
 イラストで表現するマオ画伯。
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 トイレットペーパーの芯に厚紙を貼って カボチャを創るカノちゃんと、手前のココナちゃんは不思議な箱を制作中。
 
 向こうのナナミちゃんは魔法の杖を製作中。
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 「ここにローソクを入れよっかな。。。」(おいおい 燃えるよ)
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   オヤツもパーティー形式で楽しんで、夢中の2時間はたちまち過ぎた。
 みんな上出来。作品を持って胸を張る。なんか自慢そうな満足顔。
 お迎えのお母さん達ビックリ。「持って帰っていいですか?」「もちろん。」
 「今日の天才たちはハロウィンを創りました。お家でも悪霊退散をして下さいね。」カノちゃんのカボチャには電池式のローソクを入れてあげた。
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 翌31日に、米子のトトロ展の搬出に向かう。
 鳥取県にはハワイがあるんです。
 「羽合」と書く地名なのでした。役場の職員の方達は夏になるとアロハシャツをお召しになっていて、いろいろとハワイっぽいこと盛り沢山。アロ~~ハ~~♪
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 左にチラリと見えて来た大山は、この日の朝 初冠雪。
 搬入の日もこんな晴天だったけど、搬出の日も雲ひとつない秋晴れに恵まれた。
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 予定より少し早く着いたので寄り道をすることにしたら、BOSSが「見せたいものがある。」と連れて行ってくれたのがここ。
 「錦江湾」という入り江に行って見て、トトロは歓声をあげた。
 「わぁ、なんでなんで?」
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 そこにあったのは、子ども三人と子犬の像だった。
 しかも、先日トトロが市展に出した大作の中の三人姉弟とそっくり。
 このワンコも描いた。着物姿で髪型もおんなじだった。
 「ここに居たのね。あなた達を描きましたよ。」もう感無量のミラクル。
 以前BOSSはここに撮影に来ていたので、トトロのあの絵を見た時驚いたけどここに来たとき是非これを見せようと思っていたらしい。
 この像のタイトルは「夕日」で、この子たちは入り江の夕日の方向を見て立っていた。
 ♪ぎんぎんギラギラ 夕日がしずむ ぎんぎんギラギラ陽がしずむ・・・
 鳥取は「故郷」を作曲した岡野貞一の出身地なので、県内あちこちに「童謡唱歌の像」が建っている。
 やっぱり自分は童画家なんだな・・・と思った。
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 その近くの公園の紅葉。搬入のときはまだ無かった紅葉が深まる秋の彩りをアートしていた。
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 時間を見計らってパナデリーアに行くと、ちょうど駐車場で三月個展の時にお世話になった百花堂ギャラリーの長谷川さんとバッタリ。
 長谷川さんは昨年のここをご覧になって、三月の大きな個展のお話を持ちかけて下さったのだった。
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 パナデリーアでの9年間はたくさんの出逢いと新しい世界をもたらしてくれた。
 谷山さんは先日トトロの贈ったエプロンで迎えて下さった。
 (エプロンくらいじゃ恩返しに足らないな。。。)と思っていると、長谷川さんが少しもったいぶってニコニコと語りはじめた。
 今回ここのトトロ展にいらしたとき、谷山さんが保育士の免許をお持ちだと知り
長谷川さんのお友達が今年オープンさせた新しい保育園に誰か居ないかと、タイミング良く相談されていて谷山さんを紹介されたとのこと。
 そして、その保育園の名前は「はじめの一歩保育園」ということ。
 三月のトトロ展のときに絵を買われてオープン祝いに贈られたとのこと。
 長谷川さんはトトロの絵で、このカフェにいらして、谷山さんとお知り合いになり、つまりまだ3回くらいしか会っていないのに、あろうことかトントン拍子に話が決まり、カフェを閉店される谷山さんの再生の一歩がそこの保育士として働くことに決まったというのだ。
 保育園を訪ねた谷山さんが見たものは、玄関のトトロの絵だった。
 9年間ここでトトロ展をさせて下さった恩返しがそんな形で実っていたとは。。
 三人は、「こんなこともあるんですねぇ。」と何か見えない絵のチカラに感動してしまっていた。「魔法の絵みたいな話ですね、」
 
 最後の日にお土産を持って来て下さった方や、本にサインを頼んで下さった方。
 来られないからと、プレゼントを預けていて下さった方など、たくさんの方にあたたかいものをいただいた。
 ありがとう米子の皆さん。ありがとうパナデリーア。
 またどこかでお会い出来ますよ。。。。きっと。
 
 だっていつもとってもミラクルだから。
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 11月1日は水曜クラス。
 気持ちを切り替えていつものアトリエ。
 ソロンゴちゃんとミサキちゃんは、一緒に図鑑を見ている
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 そろそろ病院へ贈るカードも増えて、3年目ともなると子ども達は目的を理解して一生懸命に創っている。
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 ショウコちやんのカードもアートだ。
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 「先生 これ患者さんよろこぶね。」ユミ画伯はいつも前向き。
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2日夜の木曜クラス。
サローラの「オーケストラ」をのぞき込むのり子さん。
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 シュウヘイ画伯の「いさり火」。
 彼には米子でのミラクルを全部話した。
 「・・・・・・・・・・・・・・。」絶句。
 この夜旅に出たマサヒロ記者は欠席なのでwithBは一人、そのみやげ話を受け止めて見事な夜の海を描いていたというわけ。
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 カイキ画伯とショウマ画伯。明日は中学の文化祭とのこと。
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 11月3日。快晴。空が広い。
 たくさんの野外行事や文化祭。スポーツの大会。晴れて良かった。
 明日の土曜日のアトリエもいいお天気らしい。
 不思議なことは、案外いつもまわりにあって一生懸命に動いていたり感謝したりしていると、たまにとんでもないミラクルに助けられているのかもしれない。
 魔法のような絵がつなげてくれた たくさんの不思議な感動に助けられて 忙しかった一週間も元気に過ごせたことが何よりもありがたいと感謝した。
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2017年10月29日 (日)

師匠と弟子と孫弟子と

 26日の木曜日。秋晴れ。

 シュウヘイ君がアトリエに来て、一緒にトトロの絵とシュウヘイ作品とタカユキ作品を額装に出しに画材屋さんに出かけた。
 デビューの二人の作品はどちらも見事な出来映えで、思わず額屋さんも「ほぉ~~~。」と驚かれる。
 市展の手続き用紙にたくさんの項目を書き込んだり、サイズを決めたり、タイトルをつけたりと初回の今回ばかりは、今までの弟子達にして来たようにトトロが見本を見せたりタイトルを考えたりしたけれど「次からは自分でやるのよ。」と背中を押した。
「はい。おかげ様でおぼえました。」とシュウヘイ画伯。
 絵さえ描けばいいものではなくて、何かにチャレンジするときの多様な段取りと心構えはとても重要なことなので、それを一人で出来た時に本当のデビューとなる。
 そこまで伝えて本当の師匠ともなれるわけだし。
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 それから二人でトトロの大師匠の坂尾画伯の個展へ。
 「こんな若い方達が まずは市展からチャレンジしてくれると新しい風が吹き抜けてとてもいいことです。」とおっしゃって下さり、シュウヘイ君緊張の一枚。
 坂尾先生にとっては「孫弟子」となる。貴重な一枚になりそうだ。
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 なんだか満ち足りた気持ちで秋晴れの夕方 普段は通らない駅前のメロディロードを歩き、
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 駅中のオシャレなカフェで、オヤツをつまんで「市展デビューおめでとう。」の乾杯。
 「いろいろとありがとうございました。」ホッとした達成感のwithBシュウヘイ君から礼儀正しいお礼を言われてトトロもとてもホッとした。
 「先生 今までもみんなにこれをしていたんですね。」「そだよ。」
 そして みんな巣立って行ったのだった。帰って来たのはwithB。^^:
 あの陸君も あのアキちゃんも。これまでに6人 今回を入れて8人が市展に出している。そして大方の弟子達は何かの賞をいただいている。
 今回の結果は風の吹くままに。。。
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 さてさて28日土曜日クラスのみんなも、ワクワクと登場。
 工作でトンボを創るケント君。部品も作り方も「自分で考えてね。」とトトロ。木の小枝に羽根をつけているところ。
 トトロのアドバイスは必要最小限に。。。あとは見守るだけ。
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 愛子ちゃんのイラスト風な作品もだんだん全体が見えて来た。
 ただアトリエでまったりと心を解きほぐす時間が好きだとのこと。
 運動部の部活を終えたままの出で立ちで駆けつけ、いつも席に座ってふーーっと一息ついてから、おもむろに絵の具を出して描き始める姿に「ゆっくりしてね。」と声をかけるトトロ。「はいっ。」と微笑む中2の多忙な彼女。
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 描きかけのコーセー君とトンボを誇らし気に持つケント君。
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 満足そうに帰りの車からのVサイン。
 この二人のお母さんは、いつも「あらー、素敵なのができたねー。楽しかったんだねー。」と言って下さる。
 この魔法の言葉はどんなに子ども達をハッピーな気持ちにすることか。
 出来ればどのお母さんにも言っていただきたい言葉だ。
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 後半クラスも魅力にあふれたクラスだ。
 視力の不自由さを感性の高さでカバーしつつ、ヒロト画伯の意欲はいつも満ちあふれている。その姿を見ているみんなも少なからずの影響を受けているに違いない。
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 前半クラスの「トンボ」を見せると、「僕もトンボが創りたいです。」とテンテン君。「おんなじように創ると、ただの真似っこになるからね。まったく違う材料で違うトンボを創ってごらん。」とトトロ。
 材料にするものを物色して、ほおづきを剥いてみているところ。
 最終的に彼はプリンのスプーンを羽根にしておはじきの目をした「メカトンボ」を創りあげていた。みんな素晴らしいアーティストだ。
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 ライア君の世界。以前描きかけだった絵を仕上げようとしていた。
 「いいんだよ。何年かかっても。」とトトロ。
 絵は速く描けばいいってもんじゃない。全員のペースがちがうから。
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 ユキノちゃんの絵本タイム。
 読み聞かせの神髄が分かって来たようだ。優しい表情で読んでくれるようになった。
 声優さんかアナウンサーか。。。声で仕事をする人になれるといいな。
 彼女の朗読はみんなを癒す。
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 あれ? アオイ君がライア君の背を抜いているね。
 幼児の頃から兄ちゃんのお伴でアトリエに来ていて、一年生でようやく入れたときのうれしそうだった小さいアオイ君の顔を思い出す。
 この日はサッカーの試合後にボロボロに疲れて辿り着いて、それでも目の前のダリアを描いた。
 ユキノちゃんも演劇の大会に出演してからやって来た。
 子ども達の心身が強くなったと思う。
 後輩たちはそれを見ている。
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 アトリエを支えるスタッフパワーにも目を見張るものがある。
 みんなのテーブルを片付けて、コップとお皿を洗い掃除機をかける。
 小学生のユイちゃんの進歩のめざましいこと。
 ずっと前、仲間に少し嫉妬してトトロ先生に抱きついて泣いていた子とは思えない成長を見せている。
 お手伝いをする日には、親御さんは少し遅目にお迎えに来て下さる。
 ありがたいことだ。
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 どんな日でも部活終わりの後半から駆けつけるサローラも、ベテランスタッフになってくれた。みんなのゴミをまとめているところ。
 見えないところや汚れたところを黙々と片付けている二人は、きっと素敵なおとなになるだろう。今までの歴代スタッフたちから受け継がれている魂が見える。
 すぐに疲れてしまうトトロは、とても助けられている。ありがとうね。
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 そして29日の日曜日、今度はサローラと坂尾画伯の個展へ行った。
 水彩の画家中本先生もおられて、絵の話や絵描きの話をたくさんした。
 トトロは勝手に坂尾先生を師匠と思っているけれど、絵は教えてもらっておらず
ただデビュー当初からずっと見守り励まして下さるから今日がある。
 学んだことは数知れず。明るく画廊に立ち続けられる姿勢や人生や。
 「それでいいんだ。」という一言で、知識のないトトロはどんなに勇気づけられたことだろう。独学というのは、未知の世界に進む時たくさんの試練があり勇気も必要だったから。きっと多くの画家の皆さんも坂尾先生に励まされたことだろう。
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 せっかくだからと記念の一枚。
 「あなたはトトロ先生のところに行ってよかったね。」と師匠。
 「はいっ。とても楽しいです。」とサローラ。
17102917 本当の師匠と言うのは、弟子が勝手に「師匠」と思う人の事なのかもしれない。
 トトロの米子展もあと2日。
 またあたらしい未来が始まる。弟子に助けられつつ元気な師匠でいよう。

2017年10月24日 (火)

お地蔵さん

   秋もたけなわ 18日の水曜クラス。

 「ハロウィンって、日本のお盆みたいなものなのよね。」とトトロ。
 やって来た精霊みたいなみんなに くまたろうさんが送って下さった「舐めてると舌に色のつくチュッパチャップス」をお供えして舐めてもらった。
 なんか楽しそうなんだけど。。。この後 みんなの舌は黄色に。。。
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 ↓これは一年生6歳のソロンゴちゃんの「草原のなかまたち」。
 アトリエに居るフィギアを並べて、話しかけながら描く。
 ここだけのはなし。。。6歳とは思えない画力だ。(本人に言うと調子にのるからナイショです。)
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 裏でBOSSたちが伸びたコニファーの剪定をしていたので、ワラワラと出て行って枝付きの葉っぱを思い思いにもらった。
「葉っぱくださーい。」「おぅ 好きなだけもってって。」「ワーイ ありがとございます。」
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 たちまちクリスマスのムードに変わるアトリエ。緑のいい香り。
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 そして創ったみんなのリース。また全員ちがうのがいいね。
 ハロウィンをしながらも すでに気持ちはクリスマス。
 「どんぐり拾ってくるね。」「また金色にしようね。」
 楽しいことは一年中ある。
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 トトロはお地蔵さんが描きたくなって、このあいだから描いている。
 すると、先日 生徒を送って外に出ていたら、こちらを見てニコニコ手を振るドライバーが。よく見るといつも個展の初日にいらして下さる和尚さんだ。
 「お地蔵さん描いてまーす。」と叫ぶと、車を停めて降りて来られ 窓から描きかけの大作を観て下さった。
 「この六地蔵様は家の近くの自然の岩窟に昔からおられるんです。」とトトロ。
 「何かに出すの?」と聞かれるので「市展に出そうと思って。」と言うと
 「よしっ。見に行きます。」と。
 和尚さんとの出逢いは15年前、トトロ展のとき本にサインを頼まれ「そこにお地蔵さんも描いて下さらんか。」と言われたことがきっかけだった。
 わぁ。ミラクル。ミラクル。お地蔵さんが呼んでくれたのね。
 しかも兵庫県のお寺のご住職で、この日はどこかの法要出張の帰りに偶然アトリエ前を通るとトトロが立っていたというわけ。
 ご利益ありそうな不思議な再会に頑張って描き切ろうと思った。
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 おもてのデカコニファーもさっぱりと刈り上げて久しぶりにアトリエの看板に灯りがついた19日の木曜夜クラス。
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 ついにカナちゃんとおめでとうのお別れ。長いこと通って下さった。
 嫁ぎ先のご家族は絵の習い事を続ければいい と 仰って下さったようだけど、片道40分の距離になり 向こうの暮らしにまずは慣れる為、ケジメをつけて明るく出発のはこびとなった。
 心づくしのフラワーアレンジメントにクラスの画伯たち全員の一言サインを入れて最後に手渡すと、とても喜んでくれた。
 トトロからの一言は「大丈夫!」
 カナちゃんの未来に幸あれ。
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 21日台風接近中の土曜日。
 クリスマスカードを創るりょうなちゃんとユシンちゃん。
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 こちらアヤカ画伯とセラ画伯。
 タカユキ画伯は体調を崩したと自分で連絡してきたので、市展用の書類を書きにお父さんに来ていただいた。
 彼のチャレンジのことを先日お父さんにお知らせしていたので、駆けつけて下さり本人に替わって書類を。。。そのときに作品もお見せすることが出来た。
 みんなの未来をどこの親ごさんも応援しているのよね。
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 後半クラスにも何とか雨は小雨程度でもちこたえ、岡山からハルカちゃんも来たので、全員の記念の一枚を撮ってもらった。今のところBクラスのオールメンバー。ユイちゃんはスタッフ~~~。
 この日の話題は選挙のことから 学校のことまで、みんな社会のことをよく見聞きして考えている。
 トトロもこのごろ いろんな方の生き方に触れて、自然体で人生を明るく楽しむ人の少ないことを感じ、ちょっとチャーリーさんと世間話をした。
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 和尚さんにも観ていただいたことだし、シュウヘイ画伯が木曜に自分の絵を持って来るので、一緒に額装に行くことにしているから 細かい部分に手を入れて心の和む作品にしようと最後の仕上げ中だ。
 子ども達をお守りして下さる全国各地のお地蔵さん。
 その子ども達が トトロにはお地蔵さんのように見える。
 ニコニコと欲の無い心でアトリエに走って来る姿は、手をあわせたくなるほど可愛いのだ。
 やっぱりハロウィンもお地蔵さんも、サンタも、七夕様も、ありがたい子どものまつりとしてローソクを灯し、歌を歌い、そしてお菓子を手渡して心ばかりの感謝をしようと思うところがおんなじに思える。
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 子ども達の生きる社会に哀しいことがありませんように。
 そんな思いで、絵筆を握っている。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
 大きな台風がようやく通り過ぎました。
 皆様にもお見舞い申し上げます。穏やかな秋になりますように。

2017年10月17日 (火)

アトリエのハロウィン

 前面に広い砂丘。そして海と薄い夕日色の漂う明るい空。

 この日本画風の作品を描いているのは、withBのシュウヘイ君。
「僕も市展に出品してみます。」
 締め切りまで数週間のところで彼が言うので、「いいね。どうぞ。」とトトロ。
 タカユキ画伯に次ぐ二人目。チャレンジャー大歓迎。
 で、教室のない12日の木曜にもやって来て描きはじめ・・続きをアトリエ手伝いがてらに14日の土曜に来て描いているところ。職場が学校で幸いでした。
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 先日ひいばあちゃんのお葬式で欠席したケント君たちは、この日からこっちのクラスに替わってもらった。
 ここのクラスのメンバーがたて続けにいろいろな都合で他のクラスに移ってしまい、レギュラーが二人しか居なくなったので、お休みしたのをきっかけに来てもらったんだけど、こんなとき双子って便利。
 まったく孤独感も疎外感もなく、はじめから「オレたちのアトリエ」感を出している。
 もちろんスゴイ日本画を描くシュウヘイ先輩が来ていても平気な顔で「こんにちわっ!」
 たじろぐシュウヘイwithB。「えっと・・こっちがケント君でそっちがコーセー君かな?」「ギャハハ・。・。反対ですっ!!」なんてね。
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 シュウヘイ君には「後半クラスにも居て手伝って下さいな。」とトトロ。
 前半からスタッフに駆けつけたユイちゃんも、これで生徒に変身出来たし。
 
 彼女も日本画風の里山の秋を描いている。
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 ヒロト君のことを紹介して、シュウヘイ先輩を添えて見るトトロ。
 お互いの緊張感がいい感じの空気を創る。
 昔の陸君とソラ君を思い出した。
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 夢中のテンテン発明家は、また何やら一生懸命だ。
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 「宇宙のやじろべーです。」
 ユラユラさせつつみんなで拍手。
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 すると彼が トトロ先生に小声で「僕、マジックの道具もってきました。」とささやくので、「はい。みんな、ハロウィンパーティーしましょうか。。」と持ちかけると「わぁ、さんせーい。」との声多数。
 
 あちこちの皆さんからいただいた ありったけのハロウィン用のお菓子を出して並べていると、玄関から「おぉーーーっ、こうへいじゃないか。。」とBOSSの声。
 久しぶりに高2になった耕平君がお菓子を持って訪ねて来たのだ。
「全部で何人かわからなくなったけど、さあ入って入って。。ちょうどパーティーするところよ。」と喜びながらお菓子を分けまくるトトロ。
 全員席につくと乾杯をしてからテンテン君のマジックに見入る。
 小5にして、この落ち着き。ふたつ見事なマジックを披露してくれて大きな拍手が沸いた。
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 読み聞かせの名手ユキノちゃんの楽しい絵本タイム。
 後ろに座るコウヘイ君とユキノちゃんは、別の高校だけど鳥取の演劇を通じて知り合いアトリエの先輩 後輩ということを知り、仲間になったとか。
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 「先生、すごく懐かしいです。自分の小学生時代のアトリエとおんなじです。」とシュウヘイ先輩。「僕も。」とコウヘイ先輩。
 違和感なく数年ぶりに訪ねて来て、すぐに席に座っちゃう不思議なアトリエ。
 
 みんなも嬉しそうに先輩を迎えて、なんだか絵もバージョンアップしていた。
 「よく来てくれましたね。またおいで。」「はいっ。」みんなガンバレ!
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 さて16日の月曜クラス。この日は雨だった。
 描きかけのマオちゃんの「お菓子の家」の前にマトリョーシカを並べて
 「先生 写真撮ってください。」
 「そうよ。こんなのもアートです。」
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 カノンちゃんがお家の都合でしばらく来られず、また4人になった日。
 手分けしてオヤツを並べて「あっ お皿5枚出しちゃった。」
 少し淋しそうなみんなに「一番さみしいのはカノンちゃんだよ。」とトトロ。
 子ども達の背景にいろんなことが見え隠れする。
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 「また会えるよ。」「うん。」みんなで懸命に元気を出した。
 「ハッピー ハロウィン!!!」
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 翌火曜日にトトロは友人のクマだっちと公園に行った。
 フーーーーーッと深呼吸。
 たくさんのことがあるけれど、子ども達の笑い声のするアトリエの秋もだんだんに深まって、お母さん達もお父さん達もあの笑顔のためにがんばっているんだな・・と思った。
 さあ、トトロの大作も仕上げてしまおう。
 ハロウィン時々制作中。
 あきらめそうだったけど、市展に出さなくちゃ。
 弟子たちと一緒にチャレンジします。おたのしみに。。。。
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 米子はどうなっているのかな? ハッピーなカフェだといいな。
    トトロの記事はこちらです。
 

2017年10月11日 (水)

待ち合わせ

 8日の日曜日。

 信州上田のブロとも「くまたろうさん」から秋の便りがどっさり届いた。
 クルミを精製して手間ひまかけたクルミインクがボトルに二つも入っていて、これだけあれば3年も描けそう・・とお礼のメールをした。
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 翌9日の体育の日に、一路米子へ。
 快晴の秋空。風もなく大らかな新しい道を今回はBOSSと。
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 大山とパラグライダー。
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 並木道は秋色アート。
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 個展前に「9日はお休みにしたいのですが・・。」と谷山さんからメールをいただき「鳥取市からもファンが行くので、そこをなんとか。。」と開けていただいたというエピソードつき。日曜は休店なので今月は9日しか行けない人もいらっしゃるし、そのときはお店を閉めることなどまだ知らず。。
 案の定 到着したら満席でトトロの絵はがきを瀑買いされている方も。
 皆さん後ろ向きで、それぞれはお知り合いでもなさそうに見えたのに、トトロが席に座って特製のジンジャーエールを注文していたら、チラリホラリと皆さんが順番に話しかけて来られた。
 だんだんに分かったのだけれど、まるでどっきりサプライズの番組みたいに実はここの全員がトトロ待ちのファンの方々だったのだ。
 春の百花堂個展にもいらした方やら、鳥取の童画展にいつもいらしていた方とか。
 そして皆さんお互いは初対面だったりして、それぞれも驚いていらした。
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 「えーーーーっ。」と、いちいちお礼を言っていたら、オーナーの谷山さんの電話が鳴って「はい。そうです。個展しています。ちょ ちょっと待って下さい。」と外へ飛んで出て行かれた。
 やがて、この二人がご来店。鳥取市から初めて来られて道に迷い、カフェの近くを車でグルグルまわって電話したら、谷山さんが飛び出して行ったというわけ。
 
 左のMさんは10年ほど前くらいまで童画展でいつもお見かけしていた方で、先日トトロの通院日に病院でバッタリ。そのとき一枚だけ持っていた案内ハガキをお渡ししたら。。。ホントに訪ねて来て下さった。
 どの方も、この日この時間トトロが来るなんて知らずに。。ましてやカフェでの個展が最後になるなんてだぁれも知らなくて。。。み ミラクル。
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 春にアトリエを卒業した倉吉のとも子ちゃんも、部活を終えて急いで到着。
 なつかしさのニッコリ。甘い白玉グリーンティーを幸せそうにパクパク。
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 春の百花堂で受付嬢現地調達に協力いただいたユキミちゃんとダンナ様の岡野さん。岡野さんは新聞社の東京支局で活躍中なので単身赴任だけれど、今回の選挙のために一時帰られていて、久しぶりの2ショット。
 トトロはお二人それぞれの独身時代からのふるーい知り合いなのだ。
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 とも子ちゃんは久しぶりのアトリエオーラ満載のカフェで、トトロと一緒にメニューの表紙を創った。
 あと一ヶ月半の営業だけど、最後まで何か協力出来てうれしかった。
 とも子ちゃんが小さいとき、この時期にアトリエに入りたいと連絡して来たのでここで待ち合わせて面接をしたという思い出のカフェなのだ。
 「おぼえてる?」と聞くと「はい。うれしかったです。」と。
 その彼女も高校に入りテニス部でクタクタの毎日らしい。
 想像力豊かなステキな絵を描く子だった。
 きっとまた会えると思った。
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 谷山さんにトトロはこの新しいエプロンをプレゼントした。
 「最後まで可愛くしててね。」
 常連さんたちはとても寂しそうだったけれど「また米子でトトロ展あるときにそこで待ち合わせしましょう。。」なんて仰っていた。
 このカフェがトトロとみなさんの待ち合わせ場所だったのに、いつの間にかトトロ展が移動待ち合わせ場所になっていた。
 またどこかでしなくちゃ。。と思った。
 
 ここで9年間たくさんの見知らぬ方達と出逢い、あちこちの皆さんのところへトトロ童画が旅出って行った。
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 帰りの寄り道は皆生(かいけ)海岸。シャーベット色の夕日。
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 トトロは流木の小枝を少しいただいてアトリエのペンを創ろうと思った。
 米子の海の思い出の絵を描くために。
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 時間も日にちも決めていない待ち合わせの不思議な一日が、たくさんの笑顔の思い出となって海の夕日と一緒にゆっくりと暮れて行った。
 
◆10月13日の日本海新聞記事「ちいさな童画展」

「プチがいな」など展示 鳥取のたなかさん童画展 | 日本海新聞 Net Nihonkai

www.nnn.co.jp/news/171013/20171013038.html
 
 

2017年10月 8日 (日)

コスモス色のアトリエ

 10月4日 水曜クラス。

 トトロが米子で個展を始めていることなんか遠い世界のおはなしのように、みんながアトリエめざしてウキウキと全員集合。
 折しもアトリエには野生のコスモスが生けてあって、秋の風情がみんなの芸術欲をかきたてる。
 
 コスモスをジッとみつめて、おもむろに勢い良く描きはじめているのはヒメ画伯。
 いちど取りかかれば、筆を休めずイメージが沸いてくるのが彼女流。
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 前回に少し指導したパステルやクレヨンを塗りながら混ぜていく方法を思い出してオリジナルのハロゥインの夜を描くミサキ画伯。いい色。
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 静かなので何を創っているのかと思いきや「アトリエには小さなりんごや梨がないからつくりました。」とユミ画伯。
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「みんな、今日はなんて素晴らしいの!!」と驚くトトロに
「だって先生も個展してるんでしょ?」・・・・と。
 なんだ知ってるんだ。・・「どこだっけ?」「よなごだよ。」「とおくだね。」
 とにかく先生もガンバっていることは伝わっていた。。。。ホッdash
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 5日木曜夜クラス。
 トトロディナーのおかわりをして味わっていた「withB」のふたり。
 大役を果たした満足感で、なんか晴れ晴れとしているし。
 あさりご飯とトトロ風おでんのようなポトフのような鍋。美味でしたとのこと。
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 もう彼と籍を入れて、彼のお母さんとも同居しているカナちゃんは10月一杯で
寿卒業とのこと。みんなして「お・め・で・と・う・ございます。」
 「さよならは、はじまりの意味だよ。」とトトロ。「はい。」とウルウルする彼女。・・・頑張れ!!!
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  そして10月7日の土曜日Aクラス。
 双子君のひいばあちゃんが他界されて、二人は欠席。
 タカユキ画伯は「ねえ どうする?」と念を押すトトロ先生に、ついに「じゃあ出す。」と、ボソッとつぶやいた。
 「はい。自分で仕上げのスプレーかけて来て。」とトトロ。
 ついに市展に初チャレンジすることにしたもよう。・・・よしっ。
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 コスモス一色のアトリエ。
 それぞれが真剣にやりたいことに取り組む。
 チビアーティストたちはいつも時間を忘れて「もうこんな時間。。」と気がつき、「なんでアトリエは2時間が5分で過ぎるんだろ。。」って、みんなが昔から言うセリフをつぶやくのだった。
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 後半クラスのアヤカ画伯。真剣。
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 ヤチル画伯。集中。
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 ペン画の達人ミカ画伯は、この日「読書感想文コンクール」の見事な賞をいただき表彰式に参加して来たので、彼女がアトリエに少し遅れて登場したとき、みんなで一斉に大きな拍手で迎えた。
 頬を紅らめて「あ ありがとう。。」と入り口で一礼する高校生の先輩を小学生諸君は「すごいですね。」と敬語で祝う姿が可愛かった。
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 「どうして壁にひびが入ってるの?」「古い神社だからです。」
 「このデカい箱は何?」「賽銭箱です。」
 自分の絵をトトロに説明してくれるとき、みんなはとても楽しそうだ。
 可愛い巫女さんが描いてあるので「これあなたでしょ?」と聞くと「はい。」
 そっか 夢は巫女さんでしたか。似合うかも。
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 米子や病院の検査と診察だらけでバタバタの月末を過していたトトロは、いつもと変わらないみんなの空気になんだかとてもホッとくつろいだ。
 米子のカフェは終わるけれど、この子たちにとってそんなことは関係なくアトリエに季節の花があって、トトロ先生がニコニコして自分たちの絵を見ていてくれたら幸せなのだ。
 
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 「おめでとう。」と「ありがとう」が行き交うところ。
 だから頑張るチカラの沸いて来るところ。
 「今日も幸せでしたね。」
 スタッフのサローラのひとことがコスモス色のアトリエにとけていった。

2017年10月 1日 (日)

終わりの始まり

 
 9月24日の日曜日。
 たまには外の空気を吸おうと秋晴れの中を美術展めぐり。
 ユイちゃんが家族と行ってとても良かったとの報告もあり、絵本作家の林明子さんの原画展に出かけた。
 木曜の教室で約束したマサヒロしゅうへいコンビとサローラと。
 林明子さんは母方のお祖母さんの家が鳥取なので、名作「こんとあき」やいろいろな絵本の場面に子どもの頃お祖母さんの家にあった懐かしいものたちが出て来る。もちろん砂丘の場面は圧巻だ。
 何より「こんとあき」の行き先「さきゅうまち」が鳥取なのだ。
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 しばし堪能して、いつものように古い知り合いと「トトロさん!」といきなり数年ぶりの再会があったりしても、みんなはとっくにミラクルには慣れっこ。
 とてもいい原画展で色々な刺激をいただいた。
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この会場は歴史博物館。
鳥取市には美術館がないので、いろいろな展示をあちこちで催す。
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 それから、その日「お城まつり」が催されていたお城山の麓にある博物館で「県展」を観て、そこのオシャレなレストランでケーキとドリンクを楽しみ、アトリエのあれこれを語り合った。
 この日の運転はシュウヘイ君で、初めて乗せてもらったけど乗り心地が良かった。ついにトトロも生徒の車でいろいろ連れて行ってもらえる時代に突入したかと思うとアトリエ20年の歳月に感謝した。
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 アトリエに帰り、マサヒロ記者とシュウヘイ先生は30日に搬入するトトロ童画のタイトルやら番号付けやらを手伝って、そのときにBOSSの替わりに二人でトトロを米子に連れて行って搬入してくれることが決まった。
 このところ多忙なBOSSを見ていて、「僕たち行きますよ。大丈夫。」と。
 ほ ホントに? まるで「ブルゾントトロとwithB」ではないか。、。、。、笑
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 25日の月曜クラスは、いつものようにあれこれアートの実験中。
 ココナちゃんマオちゃんペアは発明が大好き。何やら創っているし。
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 カノちゃんナナミちゃんテーブルはおっとりまったり集中アート。
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 体調を崩したカノンちゃんが欠席したので、4人は心配しつつもにぎやかにお互いの発明を見せ合いっこして楽しんでいた。
 この子たちの服装の通り、この日までは暑い夏日だった。
 帰る時間の夜7時頃、「その頃夜空に宇宙ステーションの、きぼうが見えるぞ。」とBOSSからおしえてもらい、みんなで夜空を探していたら、ゆっくりの流れ星のように輝きながら動いて行く光がハッキリ見えて、みんなで夜空に拍手をした。「わぁ。。見えた みえた。」と叫ぶみんな。
 希望の夜空をみんなは忘れないことだろう。
 ナナミちゃんがカノンちゃんのように記事を書き残していた。
 「こくさいうちゅうステーション希望をみんなでみた。・・・・ナナミ」
 この子たちの希望も光り輝きますように。。。
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 9月30日土曜日。
 ついに「トトロとwithB」の搬入の旅のはじまり。
 「おぉーホントにwithBだがな。」とBOSSは楽しそうに写真撮りまくり。
 トトロ達も調子に乗ってボーズを決めた。^^:
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   素晴らしい秋晴れの中、西に行くにつれて大山がくっきりと歓迎してくれた。
 「ねぇ。夢みたいだよ。あなた達に連れて来てもらう日が来ようとは。」と言うと「僕たちもです。」と。
 あの頃、みんな子どもだった。
 今のチビッコ生徒たちのように、うれしそうに走ってアトリエに入って来て「こんにちはーーーー。」とかん高い声で歌うようにあいさつすると、いろんな絵を描いていた。そして二人とも高校三年までアトリエに居てそれぞれの旅に巣立って行った。
 たまに大学の休みに顔を出してくれたけれど大学院やインターシップでなかなか帰らず、まさか社会人になってまたアトリエに戻って来るなんて考えた事もなかった。
 きっと心はずっとアトリエ生徒のつもりだったのだろう。
 トトロも生徒みんなのことを決して忘れず、いつも元気を祈り続けている。
 悠久の時を越えてそびえ立つ大山に比べたら20年なんてほんの一瞬かも知れないけれど、トトロには懸命な20年だった。大病も乗り越えて心配してエールをくれた生徒たちの待つアトリエに必死で帰り一生懸命に今がある。
 続けて来て良かったと思いながら秋の車窓から風を受けていた。
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 米子の「カフェ・パナデリーア」に到着するなり、オーナーの谷山さんから重大な報告があった。
「実は11月一杯で店を終わることにしました。」・・・・。
トトロに電話で言おうとしたけれど迷って言えず、ついにこの日に話されたとのこと。
「もしお聞きしていたら、絵が自然な気持ちで描けなかったかもしれないから今日で良かったです。」とトトロ。
 「長い間個展をさせていただいてありがとうございました。」胸がつまった。
 二人は中高生のときにそれぞれトトロに連れられてここのカフェに来たことがあり、谷山さんに「もう社会人なんですねぇ。」としみじみされていた。
 
 ラスト個展になると知り、一生懸命仕事をする二人。
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 そこに取材に駆けつけたのは、日本海新聞の酒井記者。
 毎年取材して下さっていた澤田デスクは鳥取市本社に転勤されたので酒井さんに頼んで下さったのだ。
 酒井記者は15年前、トトロのアトリエを取材され子ども達にもインタビューされて丸々一面全部を使う特集記事を書いて下さった方。
 その時子ども達を代表してハキハキとインタビューに答えたのが9歳だったシュウヘイ君だった。
 彼はこの日ついにここで15年振りの再会を果たせた。
 トトロは何度も酒井記者の取材でお世話になり、ぶれない記事に感銘を受けて
くじけそうなときは記事を読み直し気持ちを立ち直らせて来た。 
 一番はじめの出逢いの時、年齢を聞かれたトトロは「まず ご自分から言うもんですよっ。」なんて言っちゃって・・・聞いたら同い年だったというオマケつき。
 それからずっとお互いの仕事を通じてエールを交換するかけがえのない方だ。
 この日も個展に対する気持ちを質問されて本音を引き出していただいた。
 何気にジンジャーエールをすすりながらそのやり取りから学ぼうとする新米マサヒロ記者。大先輩酒井さんから握手とオーラをもらっていた。
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 「美人にたのみます。」と無理を言うトトロ。
 「わかりました。」と答える酒井記者。^^:
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かつてインタビューに答えた子と毎年新聞に載るトトロの記事に影響を受け自ら記者になった子。そして大きな影響を下さった敏腕記者の酒井さん。
 あんまり感動して緊張し、withBは思い通りに話せなかったらしい。
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 最後になるここのカフェでの童画展。
 とても多くの方達と知り合い、トトロ童画が米子に広まった。
 ここがきっかけで 今年は大きなギャラリーで展開した米子の春だった。
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 友だちの個展を観に来た時に「ここでされませんか?」と声をかけられ、即答して2ヶ月後に童画展をした9年前からはじまった米子。
 何でも始まりがあればいつかは終わりが来る。
 オーナーの谷山さんと米子の皆さんに深く感謝して、トトロは最後の米子展を始めよう。
 またきっと何かが始まるための終わりにちがいないから。
 若い二人は人との出逢いとご縁と、そのことを一番の糧にして生きているトトロの姿を目の当たりにして多くを受け止めたことだろう。
 奇しくも最後の道中の道連れがこの二人で良かったと思った。
 オトナのこんな姿からは学べるんだな、と帰路の車中でシュウヘイ君が言った。
 何かの始まりを感じた。
 
 トトロはもう少しアトリエを続けて行こうと思った。
 パナデリーアの灯りは今年もあたたかい色だった。
17100116 ☆日曜はお休み。10月2日から31日までです。トトロは9日に行きます。
  32点の小さな絵中心のささやかな展示ですが、ご来店下さい。byトトロ

2017年9月24日 (日)

彼岸のころ

 天高く秋の青空。台風も過ぎて、もう秋彼岸。

 19日の火曜日。トトロは予約の癌検診に、朝からアトリエのお向かいの医院に行って胃カメラやらレントゲンやら、診察と説明を受けて来た。

 ずっと前、入院中の日赤での胃カメラ体験がとても大変だったので覚悟してまな板の上のトトロになると、とても進歩していた機器がスムーズに検査を進めてくれて自分で大きな画面を見ながら説明を受けることが出来た。十二指腸の多発ポリープや昔の潰瘍出血の跡などつぶさに判明してお薬を出していただいた。

 腸の結果は検査機関に出すので、まだ先になるらしい。

 皆さんも怖くないし痛くないので、まだでしたら是非公共の癌検診を受けて下さい。トトロからのおすすめ。。。自分の中を知る事は大切だと痛感した。

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 20日の水曜クラスのアーティストたち。全員元気。
 外で色落ち防止スプレーをかけていたら、帽子を完成させたソロンゴちゃんも出て来てしまった。達成の喜びピース!!ミサキちゃんとヒメちゃんニッコリ。
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   みんなに見せてピースをしている。お姉さんのようなユミちゃんと。
 誰かがとっても嬉しいと、みんなもうれしくなってくる。
 アトリエの秋の窓辺。
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 21日の木曜夜クラスが終わり、皆さんが帰った夜10時前。
 新聞社が多忙で、終わり頃になると言っていたマサヒロ記者が来ないので
 「いくらなんでも こんなに遅くなってたらアトリエディナーだけの為に来るかしらねぇ。」と言うと、みんなは「来たいと思います。アトリエに顔出して帰るだけでも。。。元気が出ます。」との意見。
 ・。・。そんなもんですか。じゃああなた達も少し付き合ってよ。。。と言っているときに「こんばんは。。」
 そして、トトロカレーおかわり二回。一日中働いて気持ちもお腹もハングリーのボロボロになっていた新米記者は、みんなが見守る中無言で完食。
「美味しかったです。」そりゃよかった。
「お疲れさま。頑張って来たのね。」とトトロ。
 この後、中学生のサローラを帰宅させてトトロと青年達はしばらく人生を語り合った。とても濃い内容で、なんだか学生時代のようだった。
 小学生時代から来ていた二人はトトロに全部心を開いて何でも話す。
 トトロも小さい子ども達にはまだ言えない体験談を打ち明ける。
 そんな時間と場所ってあんまり無くなっているから、ラインやツイッターじゃなくてコトバで語り合うことの素敵さを感じ合った。
 この子達の未来の中にトトロはどのくらい居る事が出来るのだろう。
 とりあえず「いつも見ているからね。がんばりなさい。」とエールを送る。
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 23日の秋分の日。土曜日前半クラス。
 カボチャのお料理のあれこれを描きながら、スプーンやフォークの形を確かめてデッサンしているユシンちゃん。
 トトロはこの子の絵を仕舞って、また出すときいつも中学生の作品かな・・と思うくらいの画力なのだ。この子はまだ小3。先がとても楽しみだけど本人には言わないようにしている。お父さんにはこっそりと伝えているけどね。
 だってお父さん2メートルくらい飛び上がりそうに喜ばれるから。。中国から家族みんなで日本に来て、大変なことも多いだろうに。
 我が子がステキに育つ事はこの上ない活力源になると思うから、トトロは懸命な方達を応援したいと思っている。
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 こちらは先週バスケの試合で欠席したセラ画伯。替わりの日にやって来た。
 動物の十二支や海底の世界を彼流にアレンジして表現。
 「タカユキ君は市展に出すかもしれないよ。」とちょっぴり刺激を与えておいた。みんな素晴らしい才能が開きはじめている。
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 後半クラス。
 スタッフユイちゃんがユイ画伯に変身して、秋の風景を描いていたので日本画の描き方を伝授しているところ。
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 こちらテンテン君こと中朴君。
 わき目もふらずに一心集中。
 どうも丹田に気力を集めて描いているような感じだ。
 「どお?アトリエに慣れましたか?」とトトロ。
 「はい。毎日でも来たいですっ。」。。。。みんなはニコッとした。
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 こちら女子高生のデスク。
 秋になると女の子たちが心なしか綺麗になる。
 スッピンなのに美しい時代。
 もったいないことに自分たちには自覚はないらしい。
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 久しぶりのアオイ君も楽し気に絵本タイム。
 いい絵本はいくつになっても楽しめるものだ。
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 トトロ先生が一冊読んでから、ユキノちゃんと交代。
 高校の演劇部で大活躍をしているらしい。ますます読み聞かせが上手くなった。
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 また一年が巡り、トトロの10月米子展のお知らせ。
 三月の米子の大きな個展でたくさんの初対面があったので、案内ハガキを多めに出せそうだ。
 いつものトトロ童画。不思議なことにいつのまにか40点が完成していた。
 いつの間に誰が描いたのかなぁ。。。。
 これがはじまると色とりどりの秋も深まって行く。
 お彼岸の日のアトリエも、ほのぼのと暮れて行った。
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