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アトリエ日記

2017年10月17日 (火)

アトリエのハロウィン

 前面に広い砂丘。そして海と薄い夕日色の漂う明るい空。

 この日本画風の作品を描いているのは、withBのシュウヘイ君。
「僕も市展に出品してみます。」
 締め切りまで数週間のところで彼が言うので、「いいね。どうぞ。」とトトロ。
 タカユキ画伯に次ぐ二人目。チャレンジャー大歓迎。
 で、教室のない12日の木曜にもやって来て描きはじめ・・続きをアトリエ手伝いがてらに14日の土曜に来て描いているところ。職場が学校で幸いでした。
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 先日ひいばあちゃんのお葬式で欠席したケント君たちは、この日からこっちのクラスに替わってもらった。
 ここのクラスのメンバーがたて続けにいろいろな都合で他のクラスに移ってしまい、レギュラーが二人しか居なくなったので、お休みしたのをきっかけに来てもらったんだけど、こんなとき双子って便利。
 まったく孤独感も疎外感もなく、はじめから「オレたちのアトリエ」感を出している。
 もちろんスゴイ日本画を描くシュウヘイ先輩が来ていても平気な顔で「こんにちわっ!」
 たじろぐシュウヘイwithB。「えっと・・こっちがケント君でそっちがコーセー君かな?」「ギャハハ・。・。反対ですっ!!」なんてね。
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 シュウヘイ君には「後半クラスにも居て手伝って下さいな。」とトトロ。
 前半からスタッフに駆けつけたユイちゃんも、これで生徒に変身出来たし。
 
 彼女も日本画風の里山の秋を描いている。
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 ヒロト君のことを紹介して、シュウヘイ先輩を添えて見るトトロ。
 お互いの緊張感がいい感じの空気を創る。
 昔の陸君とソラ君を思い出した。
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 夢中のテンテン発明家は、また何やら一生懸命だ。
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 「宇宙のやじろべーです。」
 ユラユラさせつつみんなで拍手。
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 すると彼が トトロ先生に小声で「僕、マジックの道具もってきました。」とささやくので、「はい。みんな、ハロウィンパーティーしましょうか。。」と持ちかけると「わぁ、さんせーい。」との声多数。
 
 あちこちの皆さんからいただいた ありったけのハロウィン用のお菓子を出して並べていると、玄関から「おぉーーーっ、こうへいじゃないか。。」とBOSSの声。
 久しぶりに高2になった耕平君がお菓子を持って訪ねて来たのだ。
「全部で何人かわからなくなったけど、さあ入って入って。。ちょうどパーティーするところよ。」と喜びながらお菓子を分けまくるトトロ。
 全員席につくと乾杯をしてからテンテン君のマジックに見入る。
 小5にして、この落ち着き。ふたつ見事なマジックを披露してくれて大きな拍手が沸いた。
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 読み聞かせの名手ユキノちゃんの楽しい絵本タイム。
 後ろに座るコウヘイ君とユキノちゃんは、別の高校だけど鳥取の演劇を通じて知り合いアトリエの先輩 後輩ということを知り、仲間になったとか。
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 「先生、すごく懐かしいです。自分の小学生時代のアトリエとおんなじです。」とシュウヘイ先輩。「僕も。」とコウヘイ先輩。
 違和感なく数年ぶりに訪ねて来て、すぐに席に座っちゃう不思議なアトリエ。
 
 みんなも嬉しそうに先輩を迎えて、なんだか絵もバージョンアップしていた。
 「よく来てくれましたね。またおいで。」「はいっ。」みんなガンバレ!
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 さて16日の月曜クラス。この日は雨だった。
 描きかけのマオちゃんの「お菓子の家」の前にマトリョーシカを並べて
 「先生 写真撮ってください。」
 「そうよ。こんなのもアートです。」
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 カノンちゃんがお家の都合でしばらく来られず、また4人になった日。
 手分けしてオヤツを並べて「あっ お皿5枚出しちゃった。」
 少し淋しそうなみんなに「一番さみしいのはカノンちゃんだよ。」とトトロ。
 子ども達の背景にいろんなことが見え隠れする。
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 「また会えるよ。」「うん。」みんなで懸命に元気を出した。
 「ハッピー ハロウィン!!!」
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 翌火曜日にトトロは友人のクマだっちと公園に行った。
 フーーーーーッと深呼吸。
 たくさんのことがあるけれど、子ども達の笑い声のするアトリエの秋もだんだんに深まって、お母さん達もお父さん達もあの笑顔のためにがんばっているんだな・・と思った。
 さあ、トトロの大作も仕上げてしまおう。
 ハロウィン時々制作中。
 あきらめそうだったけど、市展に出さなくちゃ。
 弟子たちと一緒にチャレンジします。おたのしみに。。。。
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 米子はどうなっているのかな? ハッピーなカフェだといいな。
    トトロの記事はこちらです。
 

2017年10月11日 (水)

待ち合わせ

 8日の日曜日。

 信州上田のブロとも「くまたろうさん」から秋の便りがどっさり届いた。
 クルミを精製して手間ひまかけたクルミインクがボトルに二つも入っていて、これだけあれば3年も描けそう・・とお礼のメールをした。
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 翌9日の体育の日に、一路米子へ。
 快晴の秋空。風もなく大らかな新しい道を今回はBOSSと。
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 大山とパラグライダー。
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 並木道は秋色アート。
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 個展前に「9日はお休みにしたいのですが・・。」と谷山さんからメールをいただき「鳥取市からもファンが行くので、そこをなんとか。。」と開けていただいたというエピソードつき。日曜は休店なので今月は9日しか行けない人もいらっしゃるし、そのときはお店を閉めることなどまだ知らず。。
 案の定 到着したら満席でトトロの絵はがきを瀑買いされている方も。
 皆さん後ろ向きで、それぞれはお知り合いでもなさそうに見えたのに、トトロが席に座って特製のジンジャーエールを注文していたら、チラリホラリと皆さんが順番に話しかけて来られた。
 だんだんに分かったのだけれど、まるでどっきりサプライズの番組みたいに実はここの全員がトトロ待ちのファンの方々だったのだ。
 春の百花堂個展にもいらした方やら、鳥取の童画展にいつもいらしていた方とか。
 そして皆さんお互いは初対面だったりして、それぞれも驚いていらした。
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 「えーーーーっ。」と、いちいちお礼を言っていたら、オーナーの谷山さんの電話が鳴って「はい。そうです。個展しています。ちょ ちょっと待って下さい。」と外へ飛んで出て行かれた。
 やがて、この二人がご来店。鳥取市から初めて来られて道に迷い、カフェの近くを車でグルグルまわって電話したら、谷山さんが飛び出して行ったというわけ。
 
 左のMさんは10年ほど前くらいまで童画展でいつもお見かけしていた方で、先日トトロの通院日に病院でバッタリ。そのとき一枚だけ持っていた案内ハガキをお渡ししたら。。。ホントに訪ねて来て下さった。
 どの方も、この日この時間トトロが来るなんて知らずに。。ましてやカフェでの個展が最後になるなんてだぁれも知らなくて。。。み ミラクル。
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 春にアトリエを卒業した倉吉のとも子ちゃんも、部活を終えて急いで到着。
 なつかしさのニッコリ。甘い白玉グリーンティーを幸せそうにパクパク。
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 春の百花堂で受付嬢現地調達に協力いただいたユキミちゃんとダンナ様の岡野さん。岡野さんは新聞社の東京支局で活躍中なので単身赴任だけれど、今回の選挙のために一時帰られていて、久しぶりの2ショット。
 トトロはお二人それぞれの独身時代からのふるーい知り合いなのだ。
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 とも子ちゃんは久しぶりのアトリエオーラ満載のカフェで、トトロと一緒にメニューの表紙を創った。
 あと一ヶ月半の営業だけど、最後まで何か協力出来てうれしかった。
 とも子ちゃんが小さいとき、この時期にアトリエに入りたいと連絡して来たのでここで待ち合わせて面接をしたという思い出のカフェなのだ。
 「おぼえてる?」と聞くと「はい。うれしかったです。」と。
 その彼女も高校に入りテニス部でクタクタの毎日らしい。
 想像力豊かなステキな絵を描く子だった。
 きっとまた会えると思った。
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 谷山さんにトトロはこの新しいエプロンをプレゼントした。
 「最後まで可愛くしててね。」
 常連さんたちはとても寂しそうだったけれど「また米子でトトロ展あるときにそこで待ち合わせしましょう。。」なんて仰っていた。
 このカフェがトトロとみなさんの待ち合わせ場所だったのに、いつの間にかトトロ展が移動待ち合わせ場所になっていた。
 またどこかでしなくちゃ。。と思った。
 
 ここで9年間たくさんの見知らぬ方達と出逢い、あちこちの皆さんのところへトトロ童画が旅出って行った。
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 帰りの寄り道は皆生(かいけ)海岸。シャーベット色の夕日。
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 トトロは流木の小枝を少しいただいてアトリエのペンを創ろうと思った。
 米子の海の思い出の絵を描くために。
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 時間も日にちも決めていない待ち合わせの不思議な一日が、たくさんの笑顔の思い出となって海の夕日と一緒にゆっくりと暮れて行った。
 
◆10月13日の日本海新聞記事「ちいさな童画展」

「プチがいな」など展示 鳥取のたなかさん童画展 | 日本海新聞 Net Nihonkai

www.nnn.co.jp/news/171013/20171013038.html
 
 

2017年10月 8日 (日)

コスモス色のアトリエ

 10月4日 水曜クラス。

 トトロが米子で個展を始めていることなんか遠い世界のおはなしのように、みんながアトリエめざしてウキウキと全員集合。
 折しもアトリエには野生のコスモスが生けてあって、秋の風情がみんなの芸術欲をかきたてる。
 
 コスモスをジッとみつめて、おもむろに勢い良く描きはじめているのはヒメ画伯。
 いちど取りかかれば、筆を休めずイメージが沸いてくるのが彼女流。
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 前回に少し指導したパステルやクレヨンを塗りながら混ぜていく方法を思い出してオリジナルのハロゥインの夜を描くミサキ画伯。いい色。
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 静かなので何を創っているのかと思いきや「アトリエには小さなりんごや梨がないからつくりました。」とユミ画伯。
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「みんな、今日はなんて素晴らしいの!!」と驚くトトロに
「だって先生も個展してるんでしょ?」・・・・と。
 なんだ知ってるんだ。・・「どこだっけ?」「よなごだよ。」「とおくだね。」
 とにかく先生もガンバっていることは伝わっていた。。。。ホッdash
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 5日木曜夜クラス。
 トトロディナーのおかわりをして味わっていた「withB」のふたり。
 大役を果たした満足感で、なんか晴れ晴れとしているし。
 あさりご飯とトトロ風おでんのようなポトフのような鍋。美味でしたとのこと。
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 もう彼と籍を入れて、彼のお母さんとも同居しているカナちゃんは10月一杯で
寿卒業とのこと。みんなして「お・め・で・と・う・ございます。」
 「さよならは、はじまりの意味だよ。」とトトロ。「はい。」とウルウルする彼女。・・・頑張れ!!!
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  そして10月7日の土曜日Aクラス。
 双子君のひいばあちゃんが他界されて、二人は欠席。
 タカユキ画伯は「ねえ どうする?」と念を押すトトロ先生に、ついに「じゃあ出す。」と、ボソッとつぶやいた。
 「はい。自分で仕上げのスプレーかけて来て。」とトトロ。
 ついに市展に初チャレンジすることにしたもよう。・・・よしっ。
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 コスモス一色のアトリエ。
 それぞれが真剣にやりたいことに取り組む。
 チビアーティストたちはいつも時間を忘れて「もうこんな時間。。」と気がつき、「なんでアトリエは2時間が5分で過ぎるんだろ。。」って、みんなが昔から言うセリフをつぶやくのだった。
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 後半クラスのアヤカ画伯。真剣。
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 ヤチル画伯。集中。
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 ペン画の達人ミカ画伯は、この日「読書感想文コンクール」の見事な賞をいただき表彰式に参加して来たので、彼女がアトリエに少し遅れて登場したとき、みんなで一斉に大きな拍手で迎えた。
 頬を紅らめて「あ ありがとう。。」と入り口で一礼する高校生の先輩を小学生諸君は「すごいですね。」と敬語で祝う姿が可愛かった。
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 「どうして壁にひびが入ってるの?」「古い神社だからです。」
 「このデカい箱は何?」「賽銭箱です。」
 自分の絵をトトロに説明してくれるとき、みんなはとても楽しそうだ。
 可愛い巫女さんが描いてあるので「これあなたでしょ?」と聞くと「はい。」
 そっか 夢は巫女さんでしたか。似合うかも。
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 米子や病院の検査と診察だらけでバタバタの月末を過していたトトロは、いつもと変わらないみんなの空気になんだかとてもホッとくつろいだ。
 米子のカフェは終わるけれど、この子たちにとってそんなことは関係なくアトリエに季節の花があって、トトロ先生がニコニコして自分たちの絵を見ていてくれたら幸せなのだ。
 
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 「おめでとう。」と「ありがとう」が行き交うところ。
 だから頑張るチカラの沸いて来るところ。
 「今日も幸せでしたね。」
 スタッフのサローラのひとことがコスモス色のアトリエにとけていった。

2017年10月 1日 (日)

終わりの始まり

 
 9月24日の日曜日。
 たまには外の空気を吸おうと秋晴れの中を美術展めぐり。
 ユイちゃんが家族と行ってとても良かったとの報告もあり、絵本作家の林明子さんの原画展に出かけた。
 木曜の教室で約束したマサヒロしゅうへいコンビとサローラと。
 林明子さんは母方のお祖母さんの家が鳥取なので、名作「こんとあき」やいろいろな絵本の場面に子どもの頃お祖母さんの家にあった懐かしいものたちが出て来る。もちろん砂丘の場面は圧巻だ。
 何より「こんとあき」の行き先「さきゅうまち」が鳥取なのだ。
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 しばし堪能して、いつものように古い知り合いと「トトロさん!」といきなり数年ぶりの再会があったりしても、みんなはとっくにミラクルには慣れっこ。
 とてもいい原画展で色々な刺激をいただいた。
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この会場は歴史博物館。
鳥取市には美術館がないので、いろいろな展示をあちこちで催す。
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 それから、その日「お城まつり」が催されていたお城山の麓にある博物館で「県展」を観て、そこのオシャレなレストランでケーキとドリンクを楽しみ、アトリエのあれこれを語り合った。
 この日の運転はシュウヘイ君で、初めて乗せてもらったけど乗り心地が良かった。ついにトトロも生徒の車でいろいろ連れて行ってもらえる時代に突入したかと思うとアトリエ20年の歳月に感謝した。
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 アトリエに帰り、マサヒロ記者とシュウヘイ先生は30日に搬入するトトロ童画のタイトルやら番号付けやらを手伝って、そのときにBOSSの替わりに二人でトトロを米子に連れて行って搬入してくれることが決まった。
 このところ多忙なBOSSを見ていて、「僕たち行きますよ。大丈夫。」と。
 ほ ホントに? まるで「ブルゾントトロとwithB」ではないか。、。、。、笑
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 25日の月曜クラスは、いつものようにあれこれアートの実験中。
 ココナちゃんマオちゃんペアは発明が大好き。何やら創っているし。
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 カノちゃんナナミちゃんテーブルはおっとりまったり集中アート。
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 体調を崩したカノンちゃんが欠席したので、4人は心配しつつもにぎやかにお互いの発明を見せ合いっこして楽しんでいた。
 この子たちの服装の通り、この日までは暑い夏日だった。
 帰る時間の夜7時頃、「その頃夜空に宇宙ステーションの、きぼうが見えるぞ。」とBOSSからおしえてもらい、みんなで夜空を探していたら、ゆっくりの流れ星のように輝きながら動いて行く光がハッキリ見えて、みんなで夜空に拍手をした。「わぁ。。見えた みえた。」と叫ぶみんな。
 希望の夜空をみんなは忘れないことだろう。
 ナナミちゃんがカノンちゃんのように記事を書き残していた。
 「こくさいうちゅうステーション希望をみんなでみた。・・・・ナナミ」
 この子たちの希望も光り輝きますように。。。
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 9月30日土曜日。
 ついに「トトロとwithB」の搬入の旅のはじまり。
 「おぉーホントにwithBだがな。」とBOSSは楽しそうに写真撮りまくり。
 トトロ達も調子に乗ってボーズを決めた。^^:
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   素晴らしい秋晴れの中、西に行くにつれて大山がくっきりと歓迎してくれた。
 「ねぇ。夢みたいだよ。あなた達に連れて来てもらう日が来ようとは。」と言うと「僕たちもです。」と。
 あの頃、みんな子どもだった。
 今のチビッコ生徒たちのように、うれしそうに走ってアトリエに入って来て「こんにちはーーーー。」とかん高い声で歌うようにあいさつすると、いろんな絵を描いていた。そして二人とも高校三年までアトリエに居てそれぞれの旅に巣立って行った。
 たまに大学の休みに顔を出してくれたけれど大学院やインターシップでなかなか帰らず、まさか社会人になってまたアトリエに戻って来るなんて考えた事もなかった。
 きっと心はずっとアトリエ生徒のつもりだったのだろう。
 トトロも生徒みんなのことを決して忘れず、いつも元気を祈り続けている。
 悠久の時を越えてそびえ立つ大山に比べたら20年なんてほんの一瞬かも知れないけれど、トトロには懸命な20年だった。大病も乗り越えて心配してエールをくれた生徒たちの待つアトリエに必死で帰り一生懸命に今がある。
 続けて来て良かったと思いながら秋の車窓から風を受けていた。
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 米子の「カフェ・パナデリーア」に到着するなり、オーナーの谷山さんから重大な報告があった。
「実は11月一杯で店を終わることにしました。」・・・・。
トトロに電話で言おうとしたけれど迷って言えず、ついにこの日に話されたとのこと。
「もしお聞きしていたら、絵が自然な気持ちで描けなかったかもしれないから今日で良かったです。」とトトロ。
 「長い間個展をさせていただいてありがとうございました。」胸がつまった。
 二人は中高生のときにそれぞれトトロに連れられてここのカフェに来たことがあり、谷山さんに「もう社会人なんですねぇ。」としみじみされていた。
 
 ラスト個展になると知り、一生懸命仕事をする二人。
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 そこに取材に駆けつけたのは、日本海新聞の酒井記者。
 毎年取材して下さっていた澤田デスクは鳥取市本社に転勤されたので酒井さんに頼んで下さったのだ。
 酒井記者は15年前、トトロのアトリエを取材され子ども達にもインタビューされて丸々一面全部を使う特集記事を書いて下さった方。
 その時子ども達を代表してハキハキとインタビューに答えたのが9歳だったシュウヘイ君だった。
 彼はこの日ついにここで15年振りの再会を果たせた。
 トトロは何度も酒井記者の取材でお世話になり、ぶれない記事に感銘を受けて
くじけそうなときは記事を読み直し気持ちを立ち直らせて来た。 
 一番はじめの出逢いの時、年齢を聞かれたトトロは「まず ご自分から言うもんですよっ。」なんて言っちゃって・・・聞いたら同い年だったというオマケつき。
 それからずっとお互いの仕事を通じてエールを交換するかけがえのない方だ。
 この日も個展に対する気持ちを質問されて本音を引き出していただいた。
 何気にジンジャーエールをすすりながらそのやり取りから学ぼうとする新米マサヒロ記者。大先輩酒井さんから握手とオーラをもらっていた。
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 「美人にたのみます。」と無理を言うトトロ。
 「わかりました。」と答える酒井記者。^^:
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かつてインタビューに答えた子と毎年新聞に載るトトロの記事に影響を受け自ら記者になった子。そして大きな影響を下さった敏腕記者の酒井さん。
 あんまり感動して緊張し、withBは思い通りに話せなかったらしい。
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 最後になるここのカフェでの童画展。
 とても多くの方達と知り合い、トトロ童画が米子に広まった。
 ここがきっかけで 今年は大きなギャラリーで展開した米子の春だった。
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 友だちの個展を観に来た時に「ここでされませんか?」と声をかけられ、即答して2ヶ月後に童画展をした9年前からはじまった米子。
 何でも始まりがあればいつかは終わりが来る。
 オーナーの谷山さんと米子の皆さんに深く感謝して、トトロは最後の米子展を始めよう。
 またきっと何かが始まるための終わりにちがいないから。
 若い二人は人との出逢いとご縁と、そのことを一番の糧にして生きているトトロの姿を目の当たりにして多くを受け止めたことだろう。
 奇しくも最後の道中の道連れがこの二人で良かったと思った。
 オトナのこんな姿からは学べるんだな、と帰路の車中でシュウヘイ君が言った。
 何かの始まりを感じた。
 
 トトロはもう少しアトリエを続けて行こうと思った。
 パナデリーアの灯りは今年もあたたかい色だった。
17100116 ☆日曜はお休み。10月2日から31日までです。トトロは9日に行きます。
  32点の小さな絵中心のささやかな展示ですが、ご来店下さい。byトトロ

2017年9月24日 (日)

彼岸のころ

 天高く秋の青空。台風も過ぎて、もう秋彼岸。

 19日の火曜日。トトロは予約の癌検診に、朝からアトリエのお向かいの医院に行って胃カメラやらレントゲンやら、診察と説明を受けて来た。

 ずっと前、入院中の日赤での胃カメラ体験がとても大変だったので覚悟してまな板の上のトトロになると、とても進歩していた機器がスムーズに検査を進めてくれて自分で大きな画面を見ながら説明を受けることが出来た。十二指腸の多発ポリープや昔の潰瘍出血の跡などつぶさに判明してお薬を出していただいた。

 腸の結果は検査機関に出すので、まだ先になるらしい。

 皆さんも怖くないし痛くないので、まだでしたら是非公共の癌検診を受けて下さい。トトロからのおすすめ。。。自分の中を知る事は大切だと痛感した。

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 20日の水曜クラスのアーティストたち。全員元気。
 外で色落ち防止スプレーをかけていたら、帽子を完成させたソロンゴちゃんも出て来てしまった。達成の喜びピース!!ミサキちゃんとヒメちゃんニッコリ。
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   みんなに見せてピースをしている。お姉さんのようなユミちゃんと。
 誰かがとっても嬉しいと、みんなもうれしくなってくる。
 アトリエの秋の窓辺。
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 21日の木曜夜クラスが終わり、皆さんが帰った夜10時前。
 新聞社が多忙で、終わり頃になると言っていたマサヒロ記者が来ないので
 「いくらなんでも こんなに遅くなってたらアトリエディナーだけの為に来るかしらねぇ。」と言うと、みんなは「来たいと思います。アトリエに顔出して帰るだけでも。。。元気が出ます。」との意見。
 ・。・。そんなもんですか。じゃああなた達も少し付き合ってよ。。。と言っているときに「こんばんは。。」
 そして、トトロカレーおかわり二回。一日中働いて気持ちもお腹もハングリーのボロボロになっていた新米記者は、みんなが見守る中無言で完食。
「美味しかったです。」そりゃよかった。
「お疲れさま。頑張って来たのね。」とトトロ。
 この後、中学生のサローラを帰宅させてトトロと青年達はしばらく人生を語り合った。とても濃い内容で、なんだか学生時代のようだった。
 小学生時代から来ていた二人はトトロに全部心を開いて何でも話す。
 トトロも小さい子ども達にはまだ言えない体験談を打ち明ける。
 そんな時間と場所ってあんまり無くなっているから、ラインやツイッターじゃなくてコトバで語り合うことの素敵さを感じ合った。
 この子達の未来の中にトトロはどのくらい居る事が出来るのだろう。
 とりあえず「いつも見ているからね。がんばりなさい。」とエールを送る。
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 23日の秋分の日。土曜日前半クラス。
 カボチャのお料理のあれこれを描きながら、スプーンやフォークの形を確かめてデッサンしているユシンちゃん。
 トトロはこの子の絵を仕舞って、また出すときいつも中学生の作品かな・・と思うくらいの画力なのだ。この子はまだ小3。先がとても楽しみだけど本人には言わないようにしている。お父さんにはこっそりと伝えているけどね。
 だってお父さん2メートルくらい飛び上がりそうに喜ばれるから。。中国から家族みんなで日本に来て、大変なことも多いだろうに。
 我が子がステキに育つ事はこの上ない活力源になると思うから、トトロは懸命な方達を応援したいと思っている。
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 こちらは先週バスケの試合で欠席したセラ画伯。替わりの日にやって来た。
 動物の十二支や海底の世界を彼流にアレンジして表現。
 「タカユキ君は市展に出すかもしれないよ。」とちょっぴり刺激を与えておいた。みんな素晴らしい才能が開きはじめている。
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 後半クラス。
 スタッフユイちゃんがユイ画伯に変身して、秋の風景を描いていたので日本画の描き方を伝授しているところ。
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 こちらテンテン君こと中朴君。
 わき目もふらずに一心集中。
 どうも丹田に気力を集めて描いているような感じだ。
 「どお?アトリエに慣れましたか?」とトトロ。
 「はい。毎日でも来たいですっ。」。。。。みんなはニコッとした。
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 こちら女子高生のデスク。
 秋になると女の子たちが心なしか綺麗になる。
 スッピンなのに美しい時代。
 もったいないことに自分たちには自覚はないらしい。
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 久しぶりのアオイ君も楽し気に絵本タイム。
 いい絵本はいくつになっても楽しめるものだ。
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 トトロ先生が一冊読んでから、ユキノちゃんと交代。
 高校の演劇部で大活躍をしているらしい。ますます読み聞かせが上手くなった。
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 また一年が巡り、トトロの10月米子展のお知らせ。
 三月の米子の大きな個展でたくさんの初対面があったので、案内ハガキを多めに出せそうだ。
 いつものトトロ童画。不思議なことにいつのまにか40点が完成していた。
 いつの間に誰が描いたのかなぁ。。。。
 これがはじまると色とりどりの秋も深まって行く。
 お彼岸の日のアトリエも、ほのぼのと暮れて行った。
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2017年9月18日 (月)

見せたい人

 このブログを書いている今、まさに台風が最大級で鳥取を揺さぶっている。

 九州・四国の被害の模様もTVで克明に流れつつ。。。
 自然の猛威を前に人間はちっぽけなものだ。皆様 お気をつけて。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 さて11日の月曜クラスのこと。
 相変わらず活発な5人の少女たち。
 重たいランドセルを背負って学童から二人してやって来たマオちゃんとココナちゃん。アトリエ前で待っていると、ニコニコと駆けて来て「こんにちはーっ!」
 マオちゃんの道連れが出来てよかったね。
 それぞれのやりたいことが違う楽しい面々だ。
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 みんなが面白いことを言うのを書き留めて「アトリエ月曜新聞」を創っているカノンちゃん。
 そういえば、現在新聞記者になったマサヒロ君もこのくらいの時に「トトロ新聞」を創っていたっけ。。。ひょっとしたらカノンちゃんも記者になるのかしら?
  トトロ先生の夢はこんな風にふくらむ。未来よひらけ。
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 いろんな話に花を咲かせて笑って歌って、お互いの作品を見せ合って、それでもみんながちゃんと絵を仕上げていることの不思議。
 アトリエの2時間は本当は何時間なんだろう。。。
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 さて14日の木曜日。
 昨年末に打診があり、いろいろな理由でお断りの方向のトトロにそれはもう熱心に再度 再々度と依頼され、春の個展の時に会場にまでいらしたY先生。
 鳥取の海と山の里「青谷町」というところで児童養護施設長をされている元校長の女性の方で、小学校の副読本の挿絵と表紙を頼まれたのは25年前のことだ。
 全国の児童養護施設のあれこれを考える大会が発足70年目にして初めて鳥取で行われるらしく、それに先がけて全国の施設の子ども達の絵を審査してほしいというご依頼だった。
 トトロは何度もアトリエのみんなに相談をもちかけて、子ども達の意見を聞いた。「トトロ先生は審査や評価で絵の優劣を決めるのが嫌いなんですよね。」子ども達が言った。みんなわかっている。
 「そうなのよ。ましてやオトナの都合で寂しさと格闘している子ども達に絵を描かせることに抵抗があってね。」
 などと真剣に語り合った。
 結論は「だから先生に頼んだのかもよ。」とアトリエのみんなはそう言うのだった。
 「よしっ、全部金賞にしてくるよ。」トトロはついに断りきれぬまま当日を迎え、朝から熊田っちの車で現地へ向かった。事情を聞いて彼女が体力的なところを助けてくれると申し出てくれたのだ。感謝。
 9号線の海辺を抜けると・・・
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 レトロなタバコ屋さんの角を曲がり。。。
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 「青谷こども学園」に隣接する「なりすな交流感」に全国の子ども達の作品がところせましと待っていた。
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 審査員はこの3人。岡山の大学の先生と鳥取大学の先生。
 午前中ですでに足が限界となり施設の車いすをお借りすると、目線が絵に近づいて便利。
 三人の意見は大方一致して、いわゆる技巧じゃなくてハートに届く作品をピックアップ。
 幼児や低学年はアトリエのみんなと同じように描いていたけれど、だんだん大きくなるにつれ、胸に迫るものを感じてトトロは時々涙ぐんだ。
 一次審査を通過していた作品たちはどれも素晴らしく、子ども達の暮らす施設の職員の方々の気持ちも感じられた。
 「全部に記念品を出して下さいよっ!!」などとトトロは理事長にいろいろと提案。
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 大量の作品の中から三回にわたって選ばせていただくとき、とても丁寧に一枚ずつの細部まで子ども達の声を聴こうとする3人に、施設の職員の方が「もっとチャッチャと選ばれるのかと思ってました。。」と感想を仰った。
 「こんなに懸命に描いた子ども達の絵に失礼のないように、いいかげんなことは出来ません。」トトロたちはそう思ったし思わされるような絵ばかりだった。
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 なんと昼食は職員の方たちの心づくしの手づくり豪華ランチ。山海の幸だった。
 お聞きすれば、お二人の先生もトトロのようにいろいろと迷いの中で審査員を引き受けられたとのこと。
 岡山の先生に「サンタが似合いそうですね。」と言うと
「実は週一度地元の幼稚園でお絵描き教室をしているんですよ。」と。
 さらに若いT先生も「大阪に居た時、こども絵画教室をしていました。」と。
 なんだ みんな一緒でしたか。
 またお会いしたいな、きっとまた会えるな・・と思った。何かが通じ合っていた。
 
 胸をつまらせながら絵の審査をさせてもらった一日の仕事。
 子ども達 負けるんじゃないよ。みんなの絵しっかり見せていただきましたよ。
 全国の施設の職員の皆さんも、愛のあるお仕事頑張ってくださいね。
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 また白兎海岸を眺めつつ、「いやー来てよかったね。」と帰ってみると。。。
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 アトリエに巨大な箱が届いていて、中身は神戸のトトロフレンド「ラクヨさん」から。。。比叡山の金平糖やらハロウインのお菓子が売るほど入っていたのでした。汗sweat01 なんでトトロの大仕事の日に届くかなぁ。。感謝
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 16日の土曜日、タカユキ画伯にトトロは言った。
 「市民美術展に応募出来るのは高校生からだよ。出してみては?」
 彼は、さてどうするのか。。。任せます。ミカちゃんにも打診した。
 今までも陸君やあきちゃん、その前にも何人か高校生が出してトトロがもらっていない賞の数々を受賞している。締め切りは11月。トトロもがんばれます。
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 ラクヨさんからのハロゥインお菓子の一部を持って「やらせ」の一枚。^^:
   「ラクヨさんって、どうしていつもお菓子を下さるの?」
 「悔いのないように生きてるんだよ、きっと。応援したいから応援したりね。」
 「トトロ先生みたいだね。」「まあね。友だちだからね。」
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 後半クラスもしっとりと。
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 チャーリーさんは県展を観て来られて感動されたらしく、芸術の秋の雰囲気満載だった。S君はトトロとよく話すようになった。
 この二人、どんなに女の子がおしゃべりしていても静かに集中。あっぱれ!!
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 トトロの10月米子展の作品も大方完成した。
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 雪景色に一部だけカラーにしてみたらいい感じになったので、春の個展用に額装してもらった。いつもチャレンジしてみようと思う。
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 日本中の子ども達のことを考えた週だった。
 いろんな子が様々な暮らしをしている。
 描いた絵を一番に見てもらいたい人の居ない子が全国にたくさんいた。
 絵を描いた一人一人に会いたいと思った。
 子どもはみんな小さな胸の中の画用紙にいろんな絵を描いて成長していく。
 
 見せたい人になろう。見せてもらえるトトロで居よう。
 
 夜半に 台風が過ぎて行った。

2017年9月10日 (日)

不思議な訪問者

 秋のはじまりは、不思議な訪問者が次から次へとやって来た。

 まずは信州の美人の桃ちゃん達。

 トトロのブログフレンドのくまたろうさんからの秋の味覚。
 甘くて柔らかくて。。。そりゃあもう信州信濃の爽やかな風を感じて、あちこちに一個二個とお裾分け。もちろん子ども達ともいただきました。感謝。
 
 どうやら、どこかの道でファー民さんの梨とすれ違ったような素早いタイミングだった。パーキングかどこかで「今からアトリエに・・。」「そうか、こっちは鳥取から信州に向かってんだよ。。」なんてね。
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 6日の水曜クラスは、トトロの家の畑の立派な鶏頭の花を生けていたら・・・
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 ミサキちゃんとソロンゴちゃんが「あ。。せんせい、バッタがいるよ。」
 「こりゃスーイッチョンだよ。」みんなで図鑑を調べたけれど、小さくて
いろいろ候補があがって「虫さんだよ。虫さん。秋の虫さん。」ということに。
 「アトリエに来たかったんだねぇ。」と言いながら、近くにそぉっとトマトを切って置いた。
 「おやつだよ。ゆっくりたべてね。。」
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 ヒメちゃんは小さな虫用のソフトクリームやホットケーキを粘土でこさえた。
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 ミサキちゃん作「秋のカフェ」
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 ソロンゴちゃんの帽子は楽しみながら製作続行中。
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 木曜夜のクラスは、同じ中学の先生と生徒コンビのムッチーさんとしょうま君が日曜の運動会練習の疲れやら仕事やらでお休み。
 珍しくシュウヘイ君も家庭のことでお休み。
 トトロディナーにオムライスを召し上がったマサヒロ記者とカイキ画伯は、トトロ愛読のライフマガジンをこっそり読んでいた。
 
 マサヒロ記者は読み物を、シェフの夢を持つカイキ君は料理のページを。。。^^
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 いつものように、まったりとしたアトリエ夜の時間も終わりに近づいた頃、口数少なめのカナちゃんが「あのぅ、もうすぐ名字が変わるんです。」とカミングアウト。「えーーーーーっheart」とみんなで「おめでとう」の雨あられ。(この夜は雨)
 トトロはすぐに彼女のお気に入りの色紙絵を贈った。
 「こんな絵好きです。」とカナちゃん。
 先に入籍をして、あとでゆっくりと式を挙げるのだとか。
 みんなで祝福の♡マーク。なかよく自然体の人生を送ってね。。
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 9月9日土曜のAクラスは、中学校の運動会でレギュラーがユシンちゃんだけになったので、先日欠席した別のクラスのりょうなちゃんに来てもらった。
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 しばらく絵を描いたり、トトロ先生と3人で小さい動物とフルーツの色を組み合わせて、遊びながらイラストを描いたりしていたら。。。。。。。。
 「あっ!  せんせいっ、、、ワンコですっ!!!!!」ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
 二人の叫び声。
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 開けていたアトリエのドアから、小さなワンコがトコトコと来訪。
 しばらくアトリエのいろいろなところを見学してから、りょうなちゃんの席にチョコンと座って描きかけの絵をジッと見ている。
 唖然として立ち尽くす二人にトトロは言った。
 「イスが低いね。これじゃあ絵が描けません。ワンコのイスを取りかえてあげよう。」
 「ほんとうに・・絵を習いに来たのかなぁ?」「ワン。」(しっぽパタパタ)))))
 「他に何の用事があるの?えんぴつ持てるかしらね。」「せ せんせい。。。」
 やがてBOSSが外の道の向こうで、何かを必死で探している風な女の人を見つけて「ワンコをお探しならアトリエに居ますよ。」と声をかけて一件落着。
  アトリエの20年の歴史の中で、ワンコが席に座ったのははじめてのこと。
欠席の多いクラスがわかったかのように、みんなと遊びに来てくれたこの子も秋の訪問者。
 りょうなちゃんの足にまとわりついていた時
「アトリエのぬいぐるみが動き出したのかと思った。」とのこと。「うん。」とユシンちゃん。
 そんな子に育っていたことがトトロは本当にうれしかった。ワンダフルheart
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 この日後半のBクラスが始まると、いきなり荷物が届いた。
 今度は「カボちゃん」ご一行様。
 箱の中はギッシリとカボチャ。インテリアになる小さいカボちゃんたちだった。
 送り主は盛岡のキャリアウーマン節子さん。トトロの高校時代の吹奏楽部の友人だ。企画会社を経営していて今は農業部門まで手広く、自分でカボチャを栽培してみたらしい。もちろんファー民梨が届いているはず。
 「トトロちゃんそのうち私のカボチャ届くよ。。」とメールが来ていたし。
 
 いくらなんでもこんなにたくさん。。。
 うれしいテンテン君。
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 みんなに少しずつ分けた。
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 実りの秋の子ども達。
 運動会帰りのライア君も稲刈りをして来たモモコちゃんも、みんな休まずやって来た。
 運動会の片付けで来られなかったサローラの分、ユイちゃんスタッフがしっかり働き、それをみんなで手伝っていた。
 有り難くも面白いアトリエの不思議な訪問者。
 花も虫も果物も野菜も・・・そしてワンコも、みんなアトリエに前から居たようにして、絵のモデルになってくれていた。
 「だって地球だからさ。生きてるものはみんなつながってるんだよ。」とトトロ。
 いつもアトリエを心にかけて下さる皆さん、本当にありがとうございます。
 みんなはニコニコすくすく育っています。大きな地球の愛に包まれて。
 
 「せんせい、こんどは誰が遊びに来るかなぁ。ヽ(´▽`)/」
 
     ・・・あんまり大きな動物さんは、ご遠慮願います。
 
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2017年9月 3日 (日)

応援団

 学校が始まった8月28日の月曜日。

 みんなハイテンションでやって来て、いつものようにそれぞれのアートを楽しんでいたら、カノちゃんが自分の白い服に墨をつけてしまった。
 
 「すぐに脱いで。とれなくなるから洗っちゃうからね。」と慌てるトトロ。
 着替えはトトロの大き目のTシャツを手渡して「こんなのしかないけどガマンしてね。」と言うと
 カノンちゃんがサッと立ち上がり、肩のところの布をまとめてモールでしばりウエストはたぐり上げて「先生、ヒモ下さいっ。」と手渡したスカーフをベルトにしてくれている。
 みんなも楽しそうに手伝ったりアドバイスしたりしながら、この際だからとカノちゃんのヘアスタイルまで可愛くしているカノンちゃんの仕事ぶりを感心して見学していた。
 その間トトロはお洗濯。
「わぁー、よかったね。カノカノンコンビはスタイリストとモデルでデビューしましたね。」と言うと、みんなで拍手して笑った。
  一人っ子のカノちゃんは着せてもらいながらうれしそう。
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 平均年齢9・6歳の乙女たち。ちょっぴりオシャレ心が芽生えたところ。
 「みんな可愛いねぇ。デビューしたら?」とトトロ。みんなはポーズを決めた。
 
 さぞステキな女の子に成長していくんだろうな。。。今を楽しんでね。
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 翌日の火曜日に、癌検診の予約を引き受けていただいた病院に書類を持って行くと、待合室の壁にトトロ童画が。。
 10年ほど前に、この医院の小児科の女医先生がご購入下さった作品だった。
 子どものドクターが、並んで受診しにやって来るヌイグルミや動物の子を診察する部屋を描いたのだった。タイトルは「どうしましたか?」
 
 この絵を買って下さった女医先生は数年前に突然お亡くなりになって、もう小児科は閉じられているけれど、内科の患者さんたちが子ども連れで来られたときの絵本コーナーの片隅に、この絵だけがタイトルも添えて大切に架けられていた。
 
 そのときちょうど来ていた小さな孫を連れたお婆さんが、「ほらキリンさんたちがお利口に予防注射に来とるで。」と説明されていて、(私が作者のトトロですよ)とムズムズしながらその光景を見ていた。女医先生のお顔がフッと浮かんだ。
 検査は19日に決まった。
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 9月1日の金曜日、千葉からこちらにご一家で移住されて6年弱。
 未体験の専業としての農業を一から学ばれ、独立。白ネギなどいろいろな作物経営をしつつ、目指す梨の栽培に挑戦されていたファー民ケイタさん。。。ついにその第一号が実ったとの報せが入った。そしてトトロ達に試食してもらいたいからこれから「行きますっ。」とのこと。
 「おめでとうございます。」心から嬉しくてお祝いさせてもらった。
 梨は「新甘泉(しんかんせん)」と「秋栄(あきばえ)」の二種をお持ち下さって
 BOSSやスタッフと試食。
 全員一致で「うん。いける。」
 ジューシーで甘く、ほど良い梨の酸味も。従来の二十世紀梨にも劣らない。
 これから先出荷の箱デザインや諸々のこと、「相談に来ていいですか?」と。
 「もちろんです。何でも言って下さい。」
 トトロは自称応援団長だから。
 
 そして全国あちこちのトトロフレンドの送り先住所をお渡しして、第一便として出荷する事に決まった。さあ 汗と涙のファー民梨がみなさんに届きますよ。。。
 今年の収穫は500個くらいだけれど、来年からは本格的に実らせる予定だとか。
 希望に輝く真っすぐな眼差しで、これからの夢を語るご夫妻を応援させてもらっていて本当によかった。
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 小さな守り神のような女の子Sちゃんは、勝手知ったるアトリエの中でノビノビと遊んでいたし・・。
 トトロの個展やBOSSのコンサートにも必ず来て下さっていて、お互いに自由に生きることの大変さや苦しさや、それにも勝る喜びを分かち合いつつ応援のエールを交換して来た。
 最初の出逢いは、PCのブログだった。ご縁は本当にミラクルで素晴らしい。
 この日、トトロはパワーをいただいて久しぶりに体調が良かった。
 応援する人のいて下さる幸せを思って感謝した。
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 そして9月2日の土曜日のアトリエ。
 ケント君コーセー君のひたむきさ。
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 Aクラスのアヤカ画伯は、先日ファー民さんからたくさんいただいたカラフルなパプリカを描いているし。。。
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 後半Bクラスのエミちゃんは、スタッフのサローラともうクリスマスカードの制作にいそしむ。今年は贈る病院の数が増えたのよね。
 アトリエ天使謹製 入院患者さんへの魔法のカード制作スタート。。
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 一生懸命に。
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 心をこめて。。。
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 非常持ち出し袋の点検ポスターも出来た。S君。
 この日チャーリーさんは夏風邪でお休み。みんなが心配した。
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 「あ スヌーピー雲。」夕焼けに乗っかるグレーの雲がモクモクと形を変えて一日の終わりを告げる。
 まだ少し蒸し暑くて、ちょっとだけクーラーの除湿をつかった。
 全国の天候が不安定な9月のはじまり。。。身体もキモチも疲れているけれど
応援したり心配し合う相手が居ると心がまっすぐによみがえる。
 みんなも頑張っているんだと知ると、ほんの少し頑張るチカラが沸いて来る。
 子ども達とトトロ。ファー民さんファミリー。そして梨を送りたい人々。
 トトロブログの読者の皆さん。絵のファンの皆さん。
 みんなお互いの応援団だ。
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 がんばって 生きて行きましょうね。。。
 アトリエも変わらず 一生懸命につづきます。
 エールを交換し合って生きることって、とってもステキです。

2017年8月27日 (日)

夏休みの終わりに

 2017年の夏休みが終わる。

 先日りょうなちゃんから聞いていた鳥取県東部全域の小学生たちの造型コンクールの入賞作品を日曜日に見せてもらった。

 あのテンテン君こと中朴君の銀河鉄道も発見。鉄道好きの彼らしい夢のある作品。
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 そして、こちらがりょうなちゃんの「佐治民芸資料館」。
 自分の生まれ育った村の風景をノビノビと精巧な描写で表現した見事な作品だった。
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 20日の月曜はアトリエがない日なので、ブラインドを閉めてトトロの作品制作をしていたら、玄関で「こんにちは。。」の声がする。
 スタッフが「あら、まちがえたのね。」と言っていたので出てみれば、カノちゃんが父母の故郷の京都と広島に行って来たお土産を手にポツンと途方に暮れていた。お母さんは彼女を降ろして車はもう居ない。dash
 
 アトリエカードを忘れて帰ったのと 旅行で一回お休みして日にちを間違えて来てしまったことがカノちゃんにこの日の幸運をもたらした。heart
 「よしっ。先生と一緒にお絵描きしましょ。さあ入っておいで。」
 「・・・はいっ!ヽ(´▽`)/」
 
 そして二時間、マンツーマンの贅沢なアトリエタイム。
 広島で生まれ、島根で小学校に上がり2年生のとき転校してここで巡り会った。
 またどこかに転校することがあっても、神様からもらったようなこの日の二時間を思い出せばほっこりうれしくなるだろう・・とトトロは思ったのだ。
 
 夏休み提出用の絵も描き終えて、アトリエの窓辺に人形を飾り、道行く人が笑えるようなイタズラをして遊んだ。そしていっぱい話して、いっぱい笑った。
 「楽しかった?」と聞くと「とっっっっても楽しかったですーーー。」と
 「お土産はみんなの居る来週開けようね。」「はいっ。」
 こんな日もある。全ては良い方へ向かう為のこと。トトロ神社の贈り物かな?
 
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 23日の水曜クラス。
 ヒメちゃんは父方のおばあちゃん家に行っていてお休み。
 さらに下の歯まで抜けていたソロンゴちゃんがニッと笑う。^^:
   月のウサギ家族にきれいな星を一生懸命描いて、これが一年生の夏休み作品。
 ミサキちゃんは「空の窓」。夢いっぱいの作品完成。
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 「大きくなったら何になりたいですか?」と聞くと「帽子やさん。」とソロンゴ。
 それなら帽子の作り方を教えようと、プリンのカップに荷造り用の紙紐をクルクルと貼付けて行くやり方を伝授。
 食い入るように見つめる二人。
 この後、ミサキちゃんに手伝ってもらいながら帽子作りがはじまっていた。
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 月曜に一回休んだカノンちゃんに電話をして「海の作品仕上げにおいで。。」と連絡していたら飛んで来て完成。あぶくにビー玉を貼付けて素敵な海底が出来た。
 ショウコ画伯の「サンルーム」も素晴らしい。
 
 このところ、みんなの作品がステキでトトロ先生はうれしいのだ。
 
 特に描き方やモチーフの手ほどきもしていないから、みんなそれぞれに工夫を凝らし全員の絵が似ていない。
 それって本物のアートだ。子ども達は成長途中だから今の絵は今しか描けない。
 貴重な作品ってこと、自覚していないだろうな。
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 翌24日木曜夜クラスも、とても暑い一日を終えて仕事終わりの青年達の食欲は元気。トトロ特製夏野菜たっぷりキーマカレー大盛り。(ナイショだけど、マサヒロ記者はこれをおかわりしたのです。。。ヾ(.;.;゚Д゚)ノいいな太らなくて。。。。。)
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  25日金曜日は月に一度の通院検査の日。
 ダルいし疲れやすいと思っていたら、肝臓の数値が悪かったのと貧血になっていた。お薬を増やして、胃腸の癌検診もすることになり、カメラを入れて診察する検査は苦手だけれど積極的に覚悟して来週予約することにした。
 
 あんまり暑い毎日に、生身の人間はどこかしら故障してもあたりまえだと思った。とにかく主治医から指摘されたことを有り難いと思わなければバチが当たる。
 治せるものは前向きに治療して、ちゃんと生きて行かないとトトロを目がけてやって来てくれているみんなのアトリエが守れなくなる。よしっガンバロウ。
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 そして、ついに夏休み最後のアトリエ。
 26日土曜日。
 小さな身体に根性を秘めたユシンちゃんはラストスパート。
 この絵もだけど、自由研究の大きな紙も持参して見せてくれて、仕上げのアドバイスを頼まれたので高校生のミカ画伯がいい助っ人をしてくれた。
 見事な自由研究だった。
 アトリエ中から感嘆の声が上がって、みんなはそれぞれ自分の小学生の時の自由研究の話に盛り上がった。
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 高校一年のミカ画伯と二年のモモコ画伯。
 モモコちゃんはプロのイラストレーターを目指している。
 かつてアトリエに居たモモコという名前の先輩もプロになっているし・・・
 実際プロになっている子が3人もいるのだった。なんだかスゴいね。
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 この日の座敷ワラシはユシンちゃんの弟のチュウギ君4歳。時々トトロ先生に自作の絵を持って来てお手紙を交換しているのだ。^^:
「あと一年幼稚園に行ったらボクアトリエに入りマス。。」毎回の申告。
 ま まってるからね。sweat01
 
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 吹奏楽部の部長になり、アトリエを辞めに来たSちゃんは気をとりなおして時間を変えて続けることになった。本音を語り合い彼女は涙を見せた。
 小学校は殆ど不登校だった彼女が部長になるとは・・
 トトロは「とことんやりなさい。人にばかり合わせて曖昧に笑わなくていいから、後輩にも仕事を分けて ありがとう と言うのよ。ガンバってごらん。何でも相談に乗るから。不登校の頑固さがあれば何でも出来るよ。」と言うと
 「アトリエに来たいです。」と。。。
 本音が言えるところがあれば何とかなる。リーダー体験は大変だけどとてもいい。
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 ユイちゃんスタッフとのやりとり
 トトロ「小学校は月曜からですか?」
 ユイちゃん「たぶんそのあたりです。」・・大爆笑。。。。大物だわ。coldsweats02
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 新人テンテン君、工作にチャレンジ。
 機関車制作中。
 なんか ずっと前から居る子みたいだ。集中力がスゴイ。
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 アオイ君とライア君は益々背が伸びた。
 このクラスいい感じです。みんな仲良し。
 それぞれの未来。きっと大丈夫。
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 不思議な夕焼けだった。右下のアトリエ前にサローラとトトロが・・・。
 
 「サローラ学校始まったけど、どお?」
 「いつものルーティンに戻ってホッとしました。」
  暑い暑い夏が、もう少しで終わろうとしている。
  子ども達 よくがんばりました。
  お父さんたち お母さんたち お疲れさまでした。
 
  みんなが元気に秋を迎えられますように。
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2017年8月20日 (日)

祭りの後

 それっ シャンしゃんシャン♪

 鳥取市の夏の風物詩「しゃんしゃん祭り」

 14日の一斉傘踊りは、雨の中からスタートした。
 市長挨拶で「雨乞い踊りの祈りが通じて雨になり云々・。」は想定通り。。。。
 アトリエ群団を撮影しにBOSSは今年も怪しいカメラマンスタイルで出かけた。
 毎年記録を更新している踊り手の数。
 若い人のはじける美しさに、傘が廻り、鈴の音も鳴り響く。
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 発見!
   月曜クラスのナナミちゃん。初参加。
 顔をシャンと上げて懸命に傘を廻す。
 雨は小降りからやがて曇りと変わった。
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 またまた発見!
    少年剣士のような水曜クラスのユミちゃん。
 キリリと力強い傘さばき。。。
 この二人の居た「城北連」は、そのシャキッとしたピュアな懸命さで今年の賞をいただいたそうな。
 「リポビタンなんとか賞」なんかいろんな賞があるらしく、たくさんの協賛スポンサーさんからの元気の出そうな名前の賞だった。
 よくやった。おめでとう。
 他にも何人か「出ますっ。」と言っていたのだけれど、何しろ誰がどこやら多勢の踊り手でそれぞれの揃いの衣装の中から、この二人を見つけただけでも奇跡だ。
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 15日は、しばらく滞在された仏様達をお見送り。
 トトロの家の近くの「六地蔵さま」は天然の岩陰の祠で、はるか昔から子ども達を守っていらっしゃる。
 地域内あちこちに点在されるお地蔵さまのよだれかけは、長年近所のお婆さんが手縫いでアップリケなども施してこさえ続けてくださっていたが、昨年98歳の大往生を遂げられ今年は初盆だった。
 お嫁さんが遺志を引き継がれ、新しいよだれかけがこさえてあった。
 
なんとアトリエの小学生スタッフユイちゃんは、その大往生されたお婆さんのひ孫にあたるということが判明。
 お地蔵様がご縁を繋げて下さったに違いなく、不思議であたたかなミラクルだった。
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 家族で仏様のお供え物を蓮の葉に乗せて、川に送り燃えるものは送り火にしてみんなで「来年もおいで下さい。」と手をあわせた。
 
 その夜は花火大会。
 盆の間降り続いていた雨がようやく上がり、会場の河原にはこんなに人がいたっけ?と思うほどの市民と里帰り中の皆さんが花火の夜空を見上げて酔いしれる。
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1708195 今年は子ども達が応募した「因幡のしろうさぎ」なんていう変わり花火も盛り沢山で、「なかなか良かった。」とBOSS。
 
 傘踊りの会場でバッタリBOSSを見つけたアトリエの生徒のお母さんが「トトロ先生は?」と尋ねたらしいけれど、トトロはもう体力的に人混みを長時間歩くことはNGなのだ。皆さんがアトリエの姿を見て健常な身体だと思われることは有り難いけれども。
 花火もアトリエ裏の公園から座って観ていた。
 それでも写真を撮って来てもらって、満足しながら感謝した。
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 16日の水曜日には、盆の帰省中の陸君がアトリエにやって来た。
 彼の最愛のお祖母さんの初盆があったので、いつもより少し長い帰省だったけれど「明日の夜行バスで帰ります。」と。 
 「誰か呼ぼうか?」と連絡したけど、なかなかみんな行方不明で近所のサローラだけが駆けつけてくれた。
 「何でもつくるよ。」とトトロメニューを言うと、「盆のごちそう食べて来たからトトロサンドが食べたいです。」とリクエスト。
 サローラに教えつつ、トトロ特製「元気の出るサンドイッチ」をつくった。
 ハムとチーズとキュウリとトマト。。そして手製のマヨネーズ入り。
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 今4回生の彼は、あと一年「特別支援教育」の専門を学んで専門の資格を取ってから社会に出るとのこと。アトリエでのソラ君との日々が彼の人生を動かした。
 「特別って言えば、それぞれみんな色々と特別なんだけどね。」とトトロ。
 それから、ついにガマン出来ずみんなで絵を描いた。
 「アトリエに来ると、自然に描けますねぇ。」と陸君。
 
 なんだか3人とも傑作が完成していた。
 「味噌蔵と同じで、絵が描ける菌がひしめいてるんだよ。。きっと。」と言うと
 「先生、ここずっとこのままで居て下さいね。」と、マジ顔の彼。
 「わかりました。またおいで下さい。いつでもアトリエだからね。」と約束。
 
 楽しい4時間がたちまち過ぎて、解散のときサローラの方が泣くので驚くと「陸先輩のキモチが伝わって来てしまって・・。」と。
 感性の高い弟子達ばかりだ。元気でいなくちゃトトロがすたる。
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 そして19日の土曜クラス。盆明け再開のアトリエ。
 みんな早めにやって来て、思い思いの満足アート。またいつものアトリエ。
 
 りょうなちゃんの妹ちゃんが「おねいちゃんが入賞しました。」と言うから聞いてみれば、県東部小学生造型コンクールで賞をいただき、次の水曜まで県民会館のロビーに展示中とのこと。おめでとう。
 本人じゃなくて妹がトトロに報告って。。。いいね。
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 高校生画伯コンピ。いつもの空気。見事な作品になって来ている。
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 後半クラスのときは、このコンビ。
 静かなるアーティスト魂を燃やす二人。チャーリーさんとS君。
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 工作完成のS君と、花火完成のエミちゃん。
 みんなの満足スマイル。宿題が残っていることも忘れそうなアトリエ。^^:
17081912 
 コンクールも無事終わり、受験生の日々をアトリエスタッフでまぎらわせつつ
きちんと業務をこなすサローラ。
 
 「少しだけ風が涼しいね。また楽しくやっていこうね。」
 「はい。みんなうれしそうでしたね。」
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 あんなに暑過ぎた夏も、名残り惜しそうにだんだんに秋。
 みんなが元気でまた会えることが本当にありがたいと思えた晩夏のアトリエ。

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