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2017年4月
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アトリエ日記

2017年4月30日 (日)

コラボ展初日

 アトリエの一大イベント。トトロ先生と小さな仲間たちとの同時開催展は 26日にみんなの作品を一日がかりでロビーに展示。

 全員の力作と、今回初めて展示する粘土作品のコラボBOXがすばらしい展覧になった。

 ここはいち早く27日から開始。
 ちらほらと市民のみなさんが観ておられる。
 「いい絵ばかりだなぁ。。」「どこの子ども達だ?」
 
・・・・アトリエの小さな巨匠たちですよ。。。。。
 本当に今回はどの作品も素晴らしくて、観て下さる方々はグルグルと何回もまわりながら微笑んでおられた。
( みんな、やったよ。知らない人たちが微笑んでるよ。)
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 28日はいよいよトトロ展の搬入が。
 BOSSと事務所のスタッフが、配置をトトロと決めながら丁寧に広い展示室に作品を架けていく。
 夜になり、仕事終わりのマサヒロ記者も駆けつけてタイトルを貼り付け終了は夜の10時。作品数は90点を上回り、トトロのミラクルなラストスパートが広い会場にすき間のない展覧を成し遂げた。
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 4月29日当日。天気快晴。
 まだ始まりの時間前に、コッソリと入り口が小さく開いて。。。どなただろうと見ると、そこには10年以上必ず遠方からはるばるトッブバッターでお見えになるKさん親子が発砲スチロールの箱を抱えてお顔を出された。えっ??お刺身???
 「これ、始まる前にお見せしたくて地元のケーキ屋さんに特注して創ってもらいました。」
 ??????緊張感の中でスタンバっていたスタッフみんなで箱を開けてみると。。。
 そこには案内状のトトロ童画が忠実にお菓子の色粉ゼリーで再現された「童画ケーキ」が。
 サインまでおんなじようにチョコレートで描いてある。
 「えーーーーーーーーーーーーーっ!!!!モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!」
     「トトロ先生、20周年おめでとうございます。」
 「・・・・・ありがとうございます。涙」最初のミラクル。
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 さあ、トトロ展のはじまり。
 微笑みの受付はお申し出下さった熊田っちとアヤヤさん。
 自分のお子さんがアトリエを卒業していても、お母さん達は手伝いを申し出て下さるありがたさ。皆さん童画展のおなじみとなって下さっている。
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 いよいよオープン。
 列が出来て待っていて下さった皆さんが次々とご入場。
 入り口外に「おかげさまで20年・・・」のご挨拶のメッセージを貼っておいたので当初からのファンの皆様からいろいろなお言葉をいただいた。
 「ありがとうございます。」
 心底有り難くて、お一人お一人と握手のトトロ。
 「よくいらっしゃいました。どうぞごゆっくり。」
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 生徒一番乗りは新人のカノンちゃん。
 その後 同じクラスのマオちゃん。
 みんな立派な生徒カードを下げてニコニコと胸をはる。
 「皆さん、この絵のモデルはこの子ですよ。」とトトロ。
 周りを取り囲み、お客様がニコニコして写真を撮られても臆することなくマオちゃんはお辞儀をした。
 (わたしたちアトリエの生徒だもん。この絵描くとこ見てたんだよ。)
  なんだかみんなが立派に見えた。
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車椅子の方も、耳の不自由な方達も、いいお天気に助けられてどんどん人垣が増えて行く。トトロは皆さんとお話をする。
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 こちら岩手県の好きなご一家。あの風花ちゃんたちだ。
 宮沢賢治の帽子を展示しているところに釘付けで、ついにお父さんは帽子を被ってしまった。
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 チャーリーさん。自作の前でみんながパチり。
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 スタッフ。。。ユイちゃん。ニッコリ。
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 エミちゃん。
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 ミサキちゃん。今日はみんながオシャレ。
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 カイキ君はまたお祖父さんお祖母さんもご一緒に、大家族で来てくれた。
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 カノちゃん。
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 そして「廃墟」を描き切ったタカユキ君の絵は今年のウエルカムスペースで注目を集めた。
 トトロは彼に言った。「タカユキ君。画家になるといい。」
 帰り際タカユキ君は「搬出手伝いに来ます。」と言ってくれた。
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 セラ君の「earth」
 「背がまた伸びたね。何部に入ったの?」「バスケットです。」
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 デビューがうれしくてたまらないソロンゴちゃん。
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「おめでとう。がんばって描いたもんね。」「はいっ。^^」
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 入り口から入ると受付向かいはこんな感じ。
 ポピーの大作も今回描いた。
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 少し奥に行くとこんな感じ。
 真ん中に小品コーナー。
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 倉吉のとも子ちゃんはアトリエを卒業したけれど、作品は展示したのでお父さんとやって来てくれた。
 「あなたいつまでも生徒だと思ってるから。」とトトロ。
 「絵を入れて日々のことFAXします。」と とも子ちゃん。
 楽しみが出来た。
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 閉館間際まで、ご両親とじっくり居てくれたアヤカちゃんとデビューのナナミちゃん。
 初日は150人ほどの方がいらして下さった。
 さあ 2日目も休日。まだ生徒は3分の1だけ。
 
 どんなことが起こるのだろう。。。。。何だか夏日になるらしい。
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2017年4月24日 (月)

20周年のアトリエ

 今月は、4月17日の月曜クラスをもってアトリエの中で絵を描くのはおしまい。

 その代わりみんなとトトロ先生の展覧会があるから、それぞれ都合のいい日に会場に来るようにしている。
 ついこの前月曜クラスに入ったナナミちゃんは、下書き済みの作品の仕上げに夢中だ。土曜クラスのコータ君で終わったと思いきや、新しく仲間入りしたから展覧会に参加しようとばかりにがんばった。
 「今日はナナミちゃんにみんなでエールを送るよっ。」「はいっ。」
 みんなはドレミの歌を歌って彼女を励ました。
 「せんせい、アトリエの歌もつくろう。」
 ♪あー は アトリエのあ。 とーは友達よー。 りー は りっぱな絵だね えーは えーは みんなの絵。。。。なんてあとの三人とトトロが歌う中で、ナナミちゃんは描き続けた。
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 生まれたての仲良しのクラスは、たちまち「アトリエ合唱団」になった。
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 オヤツの準備も「いいよナナミちゃんは描いてて。」「うん、ありがとう。」
 そして8割がた出来上がったので、土曜日までにお家で仕上げてアトリエに持ってくることになり、ようやくみんなで遅いオヤツをいただいた。
 どこのクラスも、みんな展覧会を本当に楽しみにしていることが伝わり、米子展から僅か一ヶ月で計画したことの不安は吹き飛び、(よしっ やってみようじゃないの。。)と勇気が沸いて来た。
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 18日の火曜日、後から提出した子ども達の絵とトトロの新作を額装しに行くとそこで友達の日本画家のアケミさんにバッタリ。
 
 この一年でご主人のご両親と自分のお母様を立て続けに亡くされたのでトトロは前の晩案内状をどうしようかと彼女のことを考えていたところだった。
 「行く行く。」と画材屋さん用に持って来ていた案内状を受け取って下さった。
 また少しずつミラクルのはじまりかな?
 「不思議だねぇ。」と言うと「トトロさんが呼んだでしょ。」と。
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  19日の水曜日、アトリエ近くのイタリアンレストランの一番遅咲きの桜が精一杯咲ききってチラホラ散り始めていた日。
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 ナナミちゃんが完成させた作品を持って走って来た。
 アトリエでサインを入れてもらい完成。
 「よくがんばりましたね。可愛い絵ですよ。」「はいっ。」
 達成感が小さな身体にあふれていた。
 これでホントにホントの全員参加。・・・子ども達おめでとう。
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 土曜日はアトリエを閉め切ってトトロの小品を一日中描いたり、額装された新作にタイトルをつけたり・・・。個展はこの時期が一番忙しい。
 23日の日曜日は生徒作品展示準備の手伝いにサローラとマサヒロ記者が来てくれる予定だったのだが、マサヒロ記者から体調を崩したのとのメール。
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 いろいろな細かい仕事をサローラ一人じゃ大変かも・・と思いきや。。。。
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 ここで大きなミラクル発生。
 滋賀の大学と大学院で学芸員を目指していたシュウヘイ君が6年振りに帰って来ているコンタクトがあり、「今、何してるの?」と聞くと今月から高校の非常勤講師をしつつ学芸員を目指しているとか・・。
 数年前、家庭的にも個人的にも様々な苦難がありボロボロになってアトリエを訪ねて来た時
 「自分の夢を不幸のせいにしてあきらめるんじゃないよ。」とハッパをかけたトトロに「帰って来ました。」との報告だった。夢はつなげていた。
 アトリエの多忙を伝えると駆けつけて来てくれて、サローラと学芸員の手際でみんなの作品にネームを貼付けてくれた。
 「この絵たちは国宝級だからねっ。」トトロはとても助かった。
 シュウヘイ君は18年前小学一年生の時から高校三年までアトリエに居た子。
 今24歳になっていた。
 マサヒロ君にはこのことを伝えて安心してもらった。
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 生徒名簿の中にマサヒロ君の名前を見つけて驚いていたから、「また習いに来てるのよ。」と言うと
 「僕も来ます。」と即申し込んだ。「お月謝いるのよ。」「給料で払います。」
 よく考えたら、1997年から個展を始めてアトリエの教室も創ったのだから。
 「ねえ、シュウヘイ・・・今年20周年なのよね。気づかなかったよ。前しか見てないからさ。」とトトロ。
 「わぁ。アトリエは僕の居た頃と全然変わってませんよ。」とシュウヘイ君。
 
 サローラの妹のソロンゴちゃんが今一年生で入って来たから・・・っと、ああ、あと何年続ければいいんだろ・・。トトロは何歳になるんだろう。。。
 とにかく、生きられる限りやれるとこまでやってみよう。
 シュウヘイ君よく帰って来てくれました。おかえりなさい。ありがとう。
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 トトロ作品は、米子展が終わってから35点完成していた。。。
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 トトロの小さなソウルメイトたちの絵とのコラボ展。
 まもなく始まります。
 きっと元気の出る絵たちですよ。
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 アトリエ20周年記念展となったことに、今頃気づいたトトロです。
 全てはおかげさまの歳月に、続けられた感謝をかみしめつつお待ちしています。
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2017年4月16日 (日)

あきらめない

 桜土手の満開桜が春雨に霞んで、道に桜色の影のような花びらを敷き詰める。

 4月11日の午後、残りの生徒作品とトトロ作品を額屋さんへお届け。
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 4月12日水曜クラス。トトロ先生の誕生日。
 みんなからお祝いカードをいただいた。
 新入りのソロンゴちゃんはもうすっかり仲間入りしていて、昔 先輩が修学旅行のおみやげに買って来てくれた巨大鉛筆でふざけているし。
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 散り際の桜とお別れをしに、ちょっとだけいつものアトリエ神社へ。
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 ヒメちゃんがお休みだったけど、雨上がりの薄い日射しが淡くみんなを包んでくれて、はいピース。
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 子ども達と鳥居はよく似合う。
 子どもはみんな神様と仲良し。
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 アトリエから持って来たクッキーを一つお供えして、「いいてんらんかいになりますように。パチパチ。」
 みんなで交代で真剣に祈った。
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 みんなの創ったバースデーカード。トトロはまた寿命が伸びたよ。ありがとう。
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 4月15日土曜日。
 Aクラスのコータ君がわき目もふらずに描いている。
 トトロ先生は何度も声をかける。
 「コータ、ガンバレッ!!もう少し。大丈夫。」
 「はいっ。」
 
 実はコータ君、去年のクリスマス前からお母さんの病気やら、お家の都合やら、いろんなコトが続いて、長くアトリエに来られなかった。展覧会の作品も一枚も完成しておらず、トトロは一度直接電話で確かめた。
 「みんなと参加したいでしょ?」「・・・・はい。」
 「じゃあお休みの替わりの日にいつでもいらっしゃい。」「はい。」
 彼はそのことをお家の方にすぐ言わず、結局替わりの日にも来なかった。
 
 何度もお母さんのケータイにかけるけれど繋がらなかった。
 トトロはコータ君が何故アトリエを辞めずにいるのか不思議だった。
 そして、この日ついに彼はやって来た。
 「アトリエ辞めたくありません。」もう時間に余裕はなかった。
 みんなが応援した。
 
 そして、ついに一面の花を描ききった。いつもの戦争の絵ではなかった。
 「よしっ。よくがんばりました。いい絵です。サインして下さい。」「はい。」
 練習してから、サインペンで力強く「こう太」と書いているところ。
 既に額装を終えているみんなは一斉に拍手した。
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 オヤツの時間を後回しにして、彼の描き終えるのを待っていたみんな。
 美味しい揚げドーナツとたくさんの焼き菓子をみんなのお皿にテンコ盛りにしてトトロは言った。
 「一人でも絵を出せない子が居たら、みんなと先生の展覧会は0点なんだよ。全員が同じくらいハッピーにならないとアトリエに集まる意味がないのよ。」
 「うん。」みんなはうなづいた。
 「絵は全員ちがっているからステキだけど、みんなの展覧会は全員そろって喜びたいのよね。」
 スタッフのサローラが部活で居ないから、ユイちゃんスタッフが初めて一人で手伝っていて「それがアトリエのモットーだもんね。」と言った。
 
 絵本を読むと、明るく笑う声が一層楽しくて、みんなはとてもホッとしていたことが伝わった。コータ君にもわかったことだろう。あきらめないでよかったね。
 
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 粘土のお菓子を追加していたりょうなちゃん。「これも展示しましょう。」
 後ろはトトロ先生の作品たち。新作は最後まで描き続けますよ。
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 後半のクラスに、お休みの代替えでやって来たユシンちゃんは、完成した絵が気に入らず、また描き始めた絵の仕上げにかかっている。
 妥協をしない姿勢が見事だ。
 ていねいにこだわって描き終えて「これを展覧会に出します。」
 こちらもみんなで拍手した。新三年生のファイトに感心したトトロ。
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 ユイちゃんスタッフは取り置きしておいた額のガラスを丁寧に拭いて、コータ君の絵を入れてくれた。
 みんなの絵のタイトル一覧表も、きれいに清書して難しい漢字を時々聞きに来てちゃんとトトロの仕事を手助けしてくれた。もう一人前のスタッフに成長してくれた。
 みんなはユイちゃんにも拍手で感謝した。
 この日はいろんな拍手がアトリエに満ちあふれた。
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久しぶりに来たシュンアキ君は中国でたっぷりお父さんと過したことがうれしそうで、なんだかとても落ち着いていた。絵本に見入っているところ。
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 「あれっ、背が伸びたね。」エミちゃんが彼より年上なのにシュンアキ君の背が超していたから、みんなで並んで背比べ。やっぱり大きくなっていたね。
 チャーリーさんはそんな子ども達の空気感を楽しんでいた。
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 桜もだんだんに散って、この日はとても暖かかった。
 街が新緑に変わる頃、次のアトリエは展覧会の会場でトトロ先生と待ち合わせだ。
 
 米子個展の始まりから丸一ヶ月。
 トトロの新作には新緑の色が増えている。
 子ども達を見習って、精一杯描き続けよう。
 
 昨日、たくさんのファンの皆様に案内状を投函した。
 アトリエの合い言葉「あきらめないで、みんなでハッピー。。。」
 桜前線北上中。
 
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2017年4月 9日 (日)

満開のスタート

 七分咲きの川沿いを通って、生徒のみんなの絵を画材屋さんに届けた日。

 いよいよ生徒展とトトロ展の夢のコラボの準備スタートだ。今年は一段とみんなの絵の見応えがある。

  4月4日はまだこんな感じの今年の桜。

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 4月6日の木曜夜クラスも、始業式を翌日に控えたみんなとオトナの生徒さんたちで小雨の中の花冷えのアトリエ。
 
 4月7日からグングン気温が上がって満開も近くなった日、新聞社のマサヒロ記者がちょいとアトリエに顔を出したので、仕事中の姿をパチり。
 取材や営業で爽やかに懸命にやっている彼。
 他のアトリエOB達が大学を終えて県外に就職したり、こちらに戻って来たりの情報もチラホラ聴こえては来るけれど、つまづいたっていいんだよ・・人間だもの。by相田みつを・・。また いつでも会いにおいで。
 
 みんな元気に一生懸命やっていることを祈るトトロなのでした。
 全てが始まる桜の季節。
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 さてさて4月8日の土曜日クラス。鳥取の満開宣言がついに発表されて、恒例のアトリエ神社の桜と再会する為にみんなでイソイソと公園を横切って行く。
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 満開の桜は今年もみんなを迎えてくれた。
 「大きくなったね。」と言ってくれたような気がしたよ。
 手をつないでパチり。
 右から二人目のホノミちゃんは、アトリエで絵を描くのはこの日限り。
 一番上のお姉ちゃんのナルミちゃんが習いに来出した頃、ホノミちゃんはまだ生まれていなかった。兄ちゃんのダイスケ君が来て、少の間3人が被って、お母さんはなんと通算18年間も誰かをアトリエに送り迎えしたことになる。
 
 お疲れさまでした。ありがとうございました。
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 お姉ちゃんもお兄ちゃんも、満開のときにここで写真を撮ったね。
 「桜さん、ありがとう。また来年咲いて下さいねー。」
 「みんなも元気にがんばれよーーー。」
 
 いつものように桜と話をする。
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 アトリエ神社の満開桜。ホノミちゃんと見られて良かった。
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 この日のBクラスも全員出席。
 みんなの絵が額屋さんに旅出ったことを報告するトトロ。
 悔いなく描き切ってワクワクの笑顔。
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 しばらく絵を描いてから、桜と会いにみんなで出発。
 花びらを拾うヒロト君とユイ画伯。
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 夕方の公園でワイワイしながら今年の記念に。
 新高校生になったユキノちゃんも、一つずつ学年が上がったみんなも変わらぬアトリエスマイルでパチり。
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 この日は前半も後半もトトロ先生がケーキを焼いていた。
 「新スタートのお祝いだよ。」
 クリームを上手に乗せるのはクリスマスのときの腕前を見込まれたアオイ君。
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 「ほら、見えますか?」「モグモグ はい、見えるよ。ありがとうモグ。」
 受験 卒業 合格 進学 進級 入学と、おめでとうが嵐のようにアトリエを吹き抜けた一ヶ月だった。
 その間にトトロ先生は米子で一週間もの個展をして帰って来て、またどんどん絵を描いて、まもなくこちらの展覧会。
 前代未聞のチャレンジは続く。
 みんなの四月は穏やかに和やかに、桜の満開とともに始まったばかり。
 さあ、みんなで行くよっ。桜色の希望の未来へ。
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 案内ハガキはこちらの絵に代えました。
 なんだかとってもアートでしょ。
 油絵みたいだけれど、ホントはクレヨンです。
 帽子の上には青い鳥。
 希望の明日を夢見て、アトリエの新学期・・満開のスタートです。
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2017年4月 3日 (月)

おめでとうの春

  3月27日 月曜クラス。いつの間にか学年がかわる春休みの不思議な期間だ。

  難しい構図に挑むマオちゃんも、まもなく3年生になる。
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 この若草物語のような4人の姿は、この日で最後。
 アヤカちゃんが中学生になるので、土曜日クラスに移るからだ。
 楽しかったね。みんなのお姉さん役ありがとう。
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 後輩たちはありがとうカードをこっそり描いて、アヤカちゃんは見ないふりをしてくれている。
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 ちゃんと別れのセレモニーの挨拶を交わして、みんなが帰るのとすれ違いの夜7時より面接をしているのは、新しくこのクラスに入るナナミちゃん。
 ちょっと水彩で描いてみているところ。
 絵が好きな気持ちがトトロにジンジン伝わって、即合格。
 よろしくね。新4年生。
 
 ちなみに、この日はトトロたちの結婚記念日だった。
 とりたてて何もしないけれど、「これからもよろしく。」の挨拶を交換した。
 トトロがこちらに来て40年も経ったとは。感慨深い日だった。感謝。
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 さてさて29日の水曜クラスにも新入りさんが登場した。
 こちら、いつものように真剣に描くベテランのユミ画伯。
 
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 オヤツのときにあらためて紹介をする。
 「今度一年生になるソロンゴちゃんです。面接は米子の個展会場でやりました。」・・・カチカチに固まったソロンゴ。みんな笑いをこらえている。
 「どうぞよろしく。お おねがいします。」拍手 そしてカンパイ。
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 それから絵本で、ちょっとだけキンチョーがほぐれて・・。
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 みんなでパチリ。ソロンゴはモンゴルの草原と馬を描いた。
 保護者としてついて来たお姉ちゃんのサローラもニッコリ一安心。
 また新鮮なクラスのはじまりだ。
 みんなはいつの間にか「ようこそ ソロンゴちゃん♡」のカードを描いて手渡していた。
 もうカードはアトリエの伝統なんだね。アーティストたちのカードはいつも胸をあたためる。
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 4月1日は、さっそく土曜日Aクラスにアヤカちゃん登場。
 彼女の雰囲気に、みんなはソワソワとよろこんだ。
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 オフィスのテーブルではスタッフ~~~の二人が、アトリエ必須アイテムの「ポンちゃん」を創っている。
 スポンジを固くガーゼでくるんで、小さなテルテル坊主みたいにこさえる。
 元々はトトロがあちこちの公民館に頼まれて絵手紙を教えていた時代に、ある公民館でお身体の不自由なお年寄りたちに出逢い、マヒした手でも描けるように大量に創って持って行ったのがはじまり。
 ポンちゃんに絵の具をつけてポンポンするだけで、ブドウや苺や、空の雲やシャボン玉が描けて、皆さん大喜びだった。
 絵の具はヘルパーさんたちが創ってつけて・・トトロの手を添えてポンポンと。
 皆さん頑張って描いて下さって、泣きながら喜ばれたっけ。
 アトリエではパステルの粉やチョークの粉でもポンポンして思い思いにつかっている。何で描いてもいいんだよ。。というのがトトロの教え方。
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 コーセー君はペンキ用の刷毛で風を描いているし。
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 後ろのノッポのセラ君の高校合格報告をもらって、今年のアトリエはOBたちも含めて全員志望校へ合格するという快挙を成し遂げた。
 しかもあんまり塾へはいかず、みんなアトリエでひたすら絵を描いていながらの自然体の結果。
 一人一人からどんどん報告が来て、トトロはその度に大喜びした。ヽ(´▽`)/
 どこの学校か聞くのさえ忘れて、ひたすらにおめでとうの季節になった。
 
 別にどこの学校でもいい。自分が行きたいところならばね。
 小さい後輩達にトトロは言った。
 「自分で目標を決めて、自分に一番合ったところに向かうのよ。絵とおんなじなんだよ。何を描きたいか、何を使ったら描きやすいか、教わるのを待たずにまず自分と相談すると、心が答えてくれるからね。トトロ先生もちょっとヒントを出すけどね。」「はーい。」
 この日はタカユキ君とコータ君が欠席だったけど、とも子ちゃんの居なくなったアトリエに アヤカちゃんが来てくれてみんな嬉しそうに迎えた。
 
 「このクラスにしますか?」と確認すると「はい。」とニッコリ。
 新中学生の新スタートおめでとう。
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 後半Bクラスにも、ていねいな別れのシーンが待っていた。
 いい味をかもし出すチャーリーさんは、楽しく描きながら子ども達の人間模様を見ていてくれる。
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 新6年生になる こちらもあやかちゃん。
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 卒業はこのユウマ君。
 この日は仲良くしていたシュンアキ君がお父さんに遭うため中国に行っているので 残念ながら会えなかったけれど彼は泣きそうなので、それでよかったのかも。
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 岡山からよく通いつづけました。
 一年生から6年間、おばあちゃんとお母さんのローテーションでいい笑顔の彼がやって来るとアトリエがほっこりとした空気になって嬉しかったよ。
 終わるギリギリまで、トトロに動物のデッサンを教わろうと懸命な姿。
 後ろでエミちゃんがありがとうカードを渡そうと待っていた。
 妹のハルカちゃんは、まだアトリエに来たいとのことなのでおばあちゃんファイトッ!! 道中くれぐれもお気をつけて。。。rvcar
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 別れと出逢いとおめでとうのアトリエの春まだ浅き早春賦。
 いつもより遅く蕾みのふくらむ桜の花も、みんなの旅立ちを見ていてくれる。
 
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 さあ いよいよトトロとみんなのコラボ展。
 今年は生徒たちの作品がとても素晴らしくて、見応えが満載ですよ。
 トトロも新作たくさん描いています。
 米子の一週間が夢のようだけど、こちらの個展も気持ちをチェンジして皆さんに初夏の風をお届けしたいと思います。
 うれし涙やら、感謝感動の涙の季節の水彩画。
 子ども達も新しい春をワクワク踏み出しますように。
       みんなおめでとう。
2017

2017年3月28日 (火)

最終日・・そしてアトリエ

 米子の童画展ラストの日。3月21日火曜日。久しぶりの小雨。

 初日の16日にトトロを電話で5分間も生出演させて下さった、朝8時5分からのラジオ番組のときの岩田アナウンサーがいらした。(紅いスカート)ここで初めてお互いの顔と初対面となったわけで。「えーと、初めましてでいいのかな・・」
 そこに居合わせた◎△さんは、偶然にも同じ局の先輩で、社内でも時間帯が違うから滅多に会えないのに、と二人は嬉しそうだった。
 
 
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 ひっきりなしにお客様の耐えない最終日。トトロの横に再びお地蔵さん作家のさっちゃん。
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 あの小さな童画展のカフェの常連さん達も会いに来て下さり、大きな絵に喜んで下さった。
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 また、この絵の前で「花は咲く」を口ずさむ方が。
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 もうトトロは立ち尽くす。あんまり有り難くてただ立ち続けお礼の言葉を繰り返していた。「米子の皆さんありがとうございます。」
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 最終日は16時までなので、皆さん息を切らせて駆けつけられた。
 「もう一度見たくて・・」と、走って来られた方も。
 終わり頃に、「わぁ、ミモザ。」と仰って「ミモザ」というタイトルのこの絵を買われた方は、ご自分の車に戻って小さなミモザのブーケを手渡して下さった。
 庭にミモザを栽培されておられるとか。。。
 小さな奇跡、大きな奇跡、出逢うべくして出逢った皆さん。
 スッポリと困った時の穴を埋めて下さった現地スタッフの皆さん。
 最後の最後まで会場に居てくれたお地蔵さん作家のさっちゃん。小梅さん。
 そしてトトロにオフアーして下さった百花堂のうさこさん。
 新聞社の頼もしくも温かい記事とフォロー。記者さんたちとの絆。
 トトロはまた描き続けます。
 全てのことに感謝しつつ初めての米子でのトトロ展が閉幕した。
 奇跡の一週間を ありがとうございました。
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 21日に荷物を撤収して帰り、絵を発送する準備をして22日から発送開始。
 22日だけゆっくりと休ませてもらった。気がつくと心地よい疲れの中に居た。
 
 23日の木曜夜クラスからアトリエ通常運転開始。
 小さな風船を果てしなく描くサローラの絵。ヒロ ヤマガタの世界のようだ。
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 百花堂の長谷川さんこと、うさこさんが帰り際に手渡して下さったものはこれだった。ちりめん細工の彼女のライフワークのお人形でトトロ童画のこびとが再現されていた。「中にいっぱいの感謝の心を詰めました。」というお手紙とともに生徒の皆さんに披露した。
 持っているのはカナちゃん。うさこさんありがとうございます。
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 翌24日金曜日に、あのマサト君登場。お祝いを手渡すことが出来た。
 「広島に行っても楽しく頑張るのよ。」「はい。先生もお元気で。」
 
 旅立ちの春。トトロに出来る事は精一杯の姿を見せることだけ。
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 24日土曜クラス。
 ホノミちゃんは展覧会の絵を仕上げている。
 実はこの日、アトリエ卒業の決意を言うつもりだったのに、お別れのシーンが相次いで言いそびれたらしい。4月の展覧会までは来るみたいなので大丈夫。
 悔いのないように描こうね。
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 むっしり取り組むアイ子ちゃん。
 間に合うかどうか微妙。。。。。きっと間に合うよ。
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 とも子ちゃんは このクラスではないけれどAクラスのときは来られないとここでのお別れラストアトリエの日。
 いつもと変わらず自分の世界に没頭している。
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 とも子ちゃんとお兄ちゃんがみんなと最後の写真におさまった。
 ユイちゃんスタッフはギリギリまで ありがとうカードを描いて手渡せた。
 8年間のアトリエタイム。楽しかったね。またいつでも来てね。
 送り迎えのお父さんとの往復2時間のデートもこれが最後。
 一番さみしいのはお父さんかも知れない。
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 スタッフ二人との記念。「アトリエはまかせて下さい。」
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 そして後半クラスに、京都の第一志望大学に合格して旅立つ夢ちゃん先輩がやって来た。「おめでとーーーーーー。」そしてカンパイ。
 その直前にもいきなり、志望高校に合格したアイカちゃんがやって来てトトロに報告するもんだから、ユイちゃんママに頼んで多めに用意していた花の鉢がたちまちなくなった。なんとなく予感がして電話で頼んでいたのだ。
 アトリエは合格と旅立ちラッシュのおめでとうだらけだ。
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 しっとりと女子大生らしくなった夢ちゃんがスタッフをしてくれていたとき、ライア君もヒロト君も親切にしてもらったことを憶えていた。
 ユキノちゃんも志望高校に合格したことを米子にいたトトロに電話して来るほど喜んだ。搬入の会場で「おめでとーーーー!!よかったねー。」と叫ぶトトロ。
 みんなの頑張りに元気をもらった。みんなありがとう。そしておめでとう。
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 26日、日曜日は鳥取市少年少女合唱団のコンサート。
 BOSSたちのバンドも出演し、BOSSはいろいろな舞台裏やら照明プランニングやら、音楽劇のアドバイスやらでこの演奏会を影で支える大役なのだ。
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 トトロはサローラと聴きに出かけて、オペラに大臣役で出演したアトリエOBの耕平君に「よかったよ。」と挨拶。
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 姉の亮子ちゃんは数日前に公立大学の合格がわかり、11年間の合唱団ライフにさよならのステージをソロやMCで見事に果たした。アトリエOG。
 お祝いを渡すことが出来た。
 「先生も米子でいっぱいお祝いしてもらって来たから、みんなに渡す番だよ。」
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 おめでとうとありがとうの代わりばんこで もうすぐ桜も咲きそうだ。
 この世は毎日が奇跡なのかも知れない。
 疲れなかったと言えば嘘になるけれど、米子で一週間立っていられたのはトトロの新記録だ。感謝が足の不自由さを上回った。
 ありがとうが呼吸の苦しさも超えていた。
 人は見えないものに支えられて、素直に感謝出来るときにさらなる奇跡を呼ぶのかも知れない。
 さあ、4月の個展と生徒展に向けて新しい絵を描き始めよう。

2017年3月25日 (土)

米子の童画展・・その3

 3月19日 日曜日 童画展4日目。

 米子のお祖母ちゃん家に泊まりがけでお墓参りにおいでのご一家。
 
 おばあちゃんに絵を一枚買ってもらえるということで、会場を何周もして迷いながら楽しそうに探していらっしゃる。
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 やがてマサヒロ記者が、初めての遠出運転のマイカーに妹さんとお母さんを乗せてやって来てくれた。「ご無事でなにより。。。」
 妹のAちゃんが高校を卒業し神戸の専門学校に合格したので、お祝いの旅だ。
 一番小さいのがお母さん。よく育てられました。
 
 トトロの前の少年は、小学生の時に米子からアトリエに通っていたヒロユキ君。
 前の晩、宿泊中のホテルのトトロのケータイに連絡があり
 「先生、ヒロユキです。明日一日中手伝いますっ。」と。
 BOSSが鳥取から来る時間まで、一人だと心細かったのでとても助かる。
 「ありがとうございます。キチンとして来て下さい。」
 「はいっ。制服はネクタイですから。」
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 彼は5年振りにアトリエ生徒として一日だけの嬉しい復活。
 テキパキとにこやかに、トトロの為に誠心誠意働いてくれた。
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 指差してこびとを探しながら「花は咲く」を歌っていた男の子。
 この日のご来場者は、とても多くてつぎから次へと皆さんなんとなくお線香の香りをまとわれて、お彼岸のお墓参り帰りの方がいっぱい。
 お天気は初日から晴天がずっと続いて、トトロは時々外に出て空にお礼をした。
 天からもいろんな応援を感じた。
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 ブログ仲間の福岡のmikomikoさんがはるばるとご来訪。
 ご当地のお菓子をアトリエにとドッサリいただいた。
 昨年の鳥取展に来て下さった時には、あまりのサプライズにたまげたけれど今回はお顔を見てすぐに「いらっしゃーい!!」と言えることの不思議。
 
 そこにサローラがお母さんと妹のソロンゴちゃんと辿り着いて、今度一年生になるソロンゴちゃんがアトリエに入りたいので、この会場で面接をした。^^
 何を描いてもらっているかというと、「ありがとう」のカード。イラストも。
 もちろんmikomikoさんに手渡すまでが「面接試験」ということに。
 アトリエでは何をさておき「ありがとう」の心を一番に教える。
 だって、ありがたいことばかりなんだものね。
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 「はい、合格です。四月から来てね。」「よ よろしくおねがいします。」
 ソロンゴもmikomikoさんも、笑いをこらえて見守っていた先輩たちもみんながうれしいシーンだった。
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 この絵の前で、ずっと語らう親子。
 小さな女の子がお母さんに説明していた。
 「ランドセル。おじぞうしゃん。。おやま。」「そうだねぇ。いい気持ちね。」
 トトロは胸がいっぱいになった。
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 そして、この日何故お線香の匂いをまとった方々が多勢いらしたかといえば、この方のおかげさまだったという事が判明。
 BOSSのバンドのメンバーの中にお寺の奥さんが居て何気に米子のお寺にもDMを送ってくれていたら、このIさんというお寺の奥様が口伝えに広げて下さったとのこと。お彼岸でご多忙中のすき間を飛んで来て下さった。
 さらにその時一緒にいらした高校を卒業されたばかりのご長男君が受付のヒロユキ君と「おぉ~~~~~~っ。なんで?なんで?」と絶叫。
 ヒロユキ君の所属する体操部の一番好きな先輩だったとか。
 ご縁の繋がりだらけの名場面を、見せていただいていたのはトトロの方だった。
 個展のつもりが、逆に壮大な名画を鑑賞しているかのようで感動ばかり。
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 ヒロユキ君とアトリエクラスが一緒だった倉吉のアオイ君も来てくれた。
 二人とも大きくなったね。。。ここで会えてよかったね。
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 6時をまわり、それでも入って来られた一人のお客様に「いいですよ。どうぞご覧下さい。」と言うと。。。ゆっくりまわられてから、ついにこの看板娘をご購入。
 「つい買い物ついでに。あ トトロさんの個展だわ、と思い寄りました。」と。
 まったく知らない方だった。
 
 トトロはこちらで少し知られているらしかった。感謝。感謝。
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 そして5日目。この日も快晴。3月20日春分の日。
 なんと、この日のスタッフは3日目に来られたあの二人。
 元、鳥取のTVキャスターさんたちで今はこちらにお住まいなのだ。
 BOSSがまったく来られない日なのでどうしようと困っていて、あの日に頼んでみると「二人で午前と午後と交代でお手伝いします。」との嬉しいお言葉。
 
 午前はユキミさん。急ぎスタッフカードはトトロの手描き。
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 新聞社の澤田デスクが仕事休みの日に、昔トトロがプレゼントしたネクタイをして来て下さった。ピ ピ ピンクです。お似合いです。
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 もう残すところ、あと一日となり初めの日にいらした方が誰かを連れてまたいらっしゃる現象多数。
 画家のトーサキさんがまたいらしたので、デスクにご紹介した。
 「なんかされるときは、是非情報を・・」とデスク。
 繋がる人々。繋げるトトロ。
 絵を真ん中にしてどれだけの奇跡が起こっただろう。
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 トトロの個展とBOSSのコンサートを20年前からずっと支えて下さっているSさんが鳥取からご来訪。
 何食わぬ顔でいつも手伝って下さり、初めはトトロデビューの小さな個展が出逢いだった。横浜出身の奥様と共に鳥取に帰られたばかりの頃。
 それから年二度ごとの強力スタッフになって下さって人生を重ねながら過して来た。今回は「勝手に米子でやりますから。」と連絡したら出張先の大阪から帰られてすぐに来て下さった。
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 午後の担当はサトミさん。
 さすがキャスターさんたちだ。見事なスタッフ姿でお客様とも会話して下さった。
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 そこにアトリエ生徒のとも子ちゃんご一家が倉吉からご来場。
 兄ちゃんは九州大学に合格。とも子ちゃんも志望高校に合格。
 二人ともコンサートスタッフなどでよく手伝ってくれていた。おめでとう。
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 アトリエを卒業していくとも子ちゃん。
 長い間、よく倉吉からお父さんの運転で通い続けてくれました。
 ありがとうね。また会おうね。
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 いろいろな質問に答える。
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 お話し中に、何気なくストレッチするトトロ。失礼しました。
 立ちづけて、もう足がパンパンになっていた。
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 そこに17年前にトトロが鳥取大学で絵本の授業をしていた時の教え子の(ペンネーム)ヒミト君が登場。「36歳になりました。」って。
  またタイムスリップ。。。。。いろんな話をした。
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 入り口近くの「流氷の夢」という作品で「お父さん、家のあれ連れてくれば良かったがん(米子弁)」と奥さん。
「えっ? あれって? シロクマかペンギンでもいるんですか?」と聞くと
「いえいえ アハハ。。流氷の下に住むクリオネを飼っているんです。」
 「へーーーへーーーーへーーー・・・」びっくり。
 さらに、昔北海道の釧路に住んでおられたとか。
 
 話は弾んだ。新聞を読んで来られたご一家だった。
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 この方も新聞で知ってのご来訪。本にサインを頼んで下さった。
 いろいろうかがって、お好きなイラストも入れて。。。楽しそうなひととき。
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 終わったらタクシーでホテルへと思っていたら、ついに小さな童画展を毎年させて下さるカフェの谷山さんとそこへの道筋をつけてくれたZuさまことトトロのアーティストの中で一番の友達の和美さんがいらして「帰りは送ってあげる。」と。
 このお二人は高校の同級生で、カフェが出来た時にみんなで支えたとか。
 おかげでトトロはここに居る。ご縁は異なもの味なもの。
 感謝の花びらが心に降り積もる。残すところあと一日。。。。。
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2017年3月23日 (木)

米子の童画展・・その2

 3月17日。天気快晴。童画展2日目。

 西へ向かう車窓から大山(だいせん)の美しいお迎えをいただく。
 BOSSの都合がつかなくて、友人の熊田っちが運転して下さることに。ありがたいことに熊田っちは米子の出身なので「米子ならまかせてっ!!」と引き受けてくれた。
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 会場に着くと既にお客様たちが絵と対話されていた。
 ここで、ミラクル発生。
 この「さっちゃん」という方とお話していたら、彼女はお地蔵さん作家で粘土で感謝の想いの詰まった小さなお地蔵様をこさえておられるとか。
 トトロ童画にもよくお地蔵様が登場するから百花堂のうさ子さんが連絡して下さって安来からお出でになり、感動しつつ観て下さっていたとのこと。
 そして、「これこれ。」とうさ子さんの持っておられた小さなお地蔵様を見せていただいた。
 (あれれ・・・このお地蔵様って。。。)トトロの身体がゾクッとした。
 アトリエの入り口カウンターのお地蔵さんだった。
 以前友人がどこかで手に入れてお土産に下さったものだ。
 以来アトリエの守り神として、入口で子ども達を迎えてくれる小さなお地蔵さん。生徒たちはそれを真似してこさえたりしていた。
 あんまり量産されていなくて、時々頼まれてワークショップなどに出されるという。その中の一体がアトリエにやって来られて子ども達を守ってくれたのだった。
 さっちゃんとトトロはお彼岸にお地蔵様で繋がった。
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 繋げたのはビンクの服の一青窈に似ている自称「うさ子」さん。後ろは倉吉の百花堂のMさん。
 なんとMさんは百花堂に勤める前にBOSS達の関わる音楽企画のステージ仕事でトトロと会い、トトロの本もお読みだったというこれまたご縁の不思議。
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 熊田っちには運転をお願いしたにも関わらず、スタッフとして助けて下さろうとして、キリリとスーツで決めて来てくれた。持つべきものは良いともだち。
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 この日澤田デスクの粋なはからいでデカデカとステキな記事になっていたトトロの米子展の写真を持って、「ラテアートして見たけども・・◎△×???」と米子弁でまくしたてるおじさん登場。
 「???ラテ。・。アート?」戸惑うトトロ。
 よく見ると、コーヒーカップの泡の中にトトロがいるではないか。ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
 パソコンで新聞の写真をラテのようにに加工して、本人に届けるのがご趣味とか。
 このときは驚いて「あ ありがとうございます。」と言ったけれど、あんまり大声で自分の趣味を話されるので、他のお客様に挨拶しそこなってヘトヘトになった。「また来るけん。」と上機嫌のおじさん。
 
 いろんな方がいらっしゃる。・。・。・
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 そして、またまたミラクル。
 
 一枚の絵に釘付けの方がいらした。
 芳名録にお名前を促す熊田っちに「いいです。」とお名前は記帳されず、「また来ます。」と一度帰られて、やがてまたいらした。
 なんとなく涙ぐんでおられるようで、トトロは近くに行って話しかけてみた。
 「それ、フイに浮かんで描いた絵なんです。地球の毛糸で編み物をしたら春夏秋冬の模様が編めた絵です。タイトルは地球の毛糸です。」
 この女性はポツリポツリと話された。
 「実は、最近可愛がってくれた姑が亡くなって、編み物が得意だったんです。色々編んでもらいました。そして主人は地球科学の研究をしているんです。。。」
「・・・・・・・・。」トトロ驚き過ぎて無言。
「あのう。。。この絵を買わせて下さい。」
「ありがとうございます。」
 
 手続きにはお名前も必要だったので、「ほらね、ちゃんと芳名録にも書いてくださいね。」「はい。」
 いらしたときはニコリともされなかったのに、いい笑顔で帰って行かれた。
 時はお彼岸。きっとお姑さんも会場にいらしたことだろうと感じた。
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 ヒョイと現れたのは、15年前に鳥取本社で記者だった酒井さん。いろいろな取材でトトロを紹介して下さった恩人。今は米子本社で健筆をふるっておられる。トトロと同い歳で一度退職されて尚、署名入りの記事を名文で書かれている。
 とりわけ、15年前のその記事はアトリエの理念を一面を使う大きな特集記事にして下さり「根っこの力はぐくみたい。」という大見出しで子ども達へのインタビューも交えて一日中取材され、「取材は格闘技」と仰りトトロカレーで休憩して、トトロ自身も気づかなかったトトロの全てを解明して下さった。
 そのときインタビューに答え、大きく写真に載った子ども達は現在25歳。
 みんなあちこちで頑張っている。
 今でもその大きな記事をアトリエに置いて、時々読んでは初心に帰る。
 「感じるチカラと表現の喜びを子ども達の中に育てたい」と語っていたトトロ。
 今でもその信念は変わらない。
 合掌作りの絵の前で合掌しているところ。
 いつも思い出す方なので、お会い出来て作品も久々に観ていただけて本当に嬉しかった。
 あの心臓手術の前日に速達で励まして下さった。「みんなが待ってます。」と。
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 その後、鳥取からのご夫婦ご来場。
 「長男が生まれた時、頼んで絵を描いていただきました。」と。
 「何歳になられましたか?」と聞くと「高校生です。」とのこと。
 ガーーーーーーン。。。時の流れの速さについていけない。
 ついこの前のことのような気がしていたのに。。
  こうしてミラクルな二日目が終了。不思議な一日だった。
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 18日はBOSSの車で向かう。童画展3日目。
 お天気はいいけれど少し霞んだ風景にお城が見える。
 これは米子への途中にある「寿城」お菓子屋さんなのだ。^^
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  片道2時間の往復が続き、初対面のミラクルばかりの中トトロの疲れがピークに達してしまい、後半は連泊なので今日一日はがんばろう・・と思っていると、トトロの大好きな油絵を描かれる画家のトーサキ氏登場。10年以上振りの再会だ。
 色彩もお人柄も好きで、お会いしたのは鳥取市のギャラリーの彼の個展で。米子市在住。
 「いい画家だから。」と紹介してくれたデザイナーのギっちゃんは10年前に他界してしまった。トトロを応援してくれて仕事も一緒にした。
 トーサキ氏とトトロはギっちゃんを偲んで語り合った。
 絵の話もたくさんして、トトロの疲れが癒された。・・・やっぱり時はお彼岸。。。
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 それからは元気になって、本にサインをしたりお客様と笑い合ったり。
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 アトリエのユイちゃんご一家登場。慣れた手つきで芳名録に記帳するユイちゃん。
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 合掌造りの手つきをする妹のSちゃん。
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 はるばる来てくれてありがとうね。
 こうするとトトロ先生が元気になることを知るソウルメイトだ。
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 このお二人は、元TVのキャスターさんたち。
 彼女たちには、この後スリリングな運命がやって来る。
 
 後のブログでそれがわかります。。。
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 ものすごくはるばる来て下さったアトリエ生徒のチャーリーさんと。
 お天気もいいので、カメラマンの彼はこちらの花回廊で撮影して来られたとか。
 
 最終目的があると、遠くても道中ワクワクで楽しいのよね。
 「今行きます。」のメールをいただいて待つ気持ちもワクワクでしたよ。
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 この日最後のお客様の少女は、初めて童画を観るとのことで一枚ずつに長い時間をかけてとても幸せになりました・・と言ってくれた。
 トトロの疲れは、もう残っていなかった。
 こうして3日目も無事に終わった。・・・・・・つづく
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2017年3月17日 (金)

米子の童画展・・その1

 13日の月曜クラスのときに、米子からホワイトデーのどじょうすくい饅頭やらチョコやらいろいろなものが届いて、みんなで分けていただいてお礼状を書いた。

 いよいよ15日の水曜日。
 小雪や雨や突風吹きすさぶ怒濤の日本海沿いを、たくさんの絵を積んだBOSSとスタッフの2台の車がトトロも乗せて雨しぶきをものともせず一路米子へ。。。
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 2時間後ドラマの始まる予感に武者震いしつつ到着。
 午前11時より搬入開始。
 天井のステキに高いギャラリーにレイアウトを考えながら作業を始める。
 デカい絵の場所を決めて・・・。
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 だんだんに 物語りを創って行く。
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 手づくりして来た看板を設置。
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 照明や音楽もあしらい、どうやら形になったのが閉店間際の午後6時。
 お客さん気分でいろいろなところから眺めて見るフリをして一休み中のトトロ。
 いいギャラリーだった。
 65点がおさまるところを知っていたいたかのように、ストーリーある展覧になった。
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 スタッフのTさんは会社の用事があるので絵の空き箱を積み込んで日帰り。
 トトロとBOSSは初日に備えて米子泊まり。
 16日木曜日。初めての米子でのギャラリー童画展初日。
 まず、朝8時に地元FMラジオ局の生出演でトトロとキャスターさんの電話でのやり取りを楽しく繰り広げて、
「お身体がご不自由とのことでいろいろと不便ではありませんか?」の質問には
「大丈夫ですよ。出来ない事以外は何でも出来ますから。アハハ。」と迷回答をすると「わぁーーーー出ました。トトロさんの名言。」と言われて、明るい番組になった。リクエストの曲をかけて下さるというので、「早春賦」を頼んだ。
 
 その後個展会場に一番に飛んでいらした新聞社のSデスクが、渾身の取材をして下さり、その最中もお客様が次々と。。。
 皆さん知らないお顔ばかりだけれど、トトロ童画の前で口々に「懐かしい。」を連発。涙ぐんでご覧になっていらっしゃる。
 「ここはタイムマシンの駅ですから。」とトトロが言うと、Sデスクの目がキラリンと光り「それだっ!!」と。
 明日の見出しが楽しみだ。
 新聞社の心からの応援に、いつもトトロは感謝感動で心が震える。
 がんばろう・・・と心に誓う。
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 このコーナーには父の遺品の中にあった祖父の大正時代の帽子。
 なんと祖父は宮沢賢治とほぼ同期で、共に教師時代会話をしていたというから
おそらく賢治の帽子もこれだったと思い、賢治をイメージして描いたコーナーに陳列したのだった。
 時はお彼岸をまたぐ童画展。父も祖父も「よっしゃ!」と悦んでくれる気がする。
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 三歳の小さなお客様も何やら話しかけながら、一点ずつの絵に指差しつつ見入っていらっしゃる。この光景そのものが「童画」だ。
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 まるで絵の中に入って行きそうな会話が聴こえる。
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 発想の説明を求められて、「ポンと浮かぶんです。」なんて言ってるトトロ。。17031611 
 92歳の俳句の先生が、これを書いて下さった。
 ペンネームは悠々と飛ぶトンボの意味だと仰るから、そんなイラストを描いてお渡ししたら、「ときめきますなぁ。」と喜んで下さった。
 ダンディなおじさまだった。
 こうして初日は初対面の連続。
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 そこにトトロが20代のときに入院した二人部屋におられたK子さんが約40年近く振りにいらして下さった。米子にお住まいでお孫さんもたくさん。
 二人で「変わらないね。」と笑う。
 やっぱり生きていればまた会えるのね。
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 宮沢賢治先生が来られたと思ってビビったら、画家の方だった。
 いい絵だ、いい絵だと褒めて下さり「欲のないヘタさが上手い。」と仰るから
 「それって最高の褒め言葉ですよね。」と言うと「そうだよ。」と笑い、たくさん話した。
 そしてずっと、じっと観て下さって、絵描き同士のエールを交換した。
 なんだかとても楽しかった。
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 三連作。はるちゃん、なっちゃん、あきちゃん。
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 外は日射しが戻り、すっかりお天気が回復。
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 先日広島大学に合格報告のメールをくれたマサト君が列車でやって来てくれた。
 お母さんの焼いたパンとおばあちゃんのこさえた桜餅を大量に抱えて。
 アトリエの子とひっつくと元気になるトトロ。
 ていねいに全部の作品を観てくれて、ガッチリ握手をして帰って行った。
 月末には広島に旅立つという。
 「迷ったら、めんどうな方から行動するのよ。今日のように悔いのないように行きたいとこには行くんだよ。」トトロからのはなむけ。
 「はいっ。」
 マサト君ありがとう。会えてとても元気が出ましたよ。
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 最後までお客様は続き、
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 購入されたトトロ本に、サインとイラストを頼まれて描いたら
 「お礼です。」と首と肩のマッサージをして下さった。
 もちろん初対面の方だった。
 こうして、米子童画展。初日の日が暮れて行った。
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 あと5日。。。どんなことが起こるのだろう。
 アトリエのみんなからは高校合格の報せが次々と届いている。
 みんなおめでとう。そしてありがとう。トトロも毎日がんばりますね。

2017年3月13日 (月)

花は咲く

 3月8日の水曜日クラスの日のこと。

 教室時間の前に、「広島大学 合格しました!!」の吉報がマサト君から届いた。
 彼は一年間の再チャレンジ修行を完遂。
 トトロが病気したとき陸上部の足で神社参りをしてくれてお守りをアトリエのポストに入れてくれた少年だ。
 
 水曜メンバーのミサキちゃんがちょっと体調不良で欠席との連絡をいただいたので、返信がてらに花の配達を注文してこの日のうちに届けていただいた。
 ミサキちゃんの叔父さんやお祖母ちゃんのやっておられる花屋さんがアトリエの近くにある。(あのとき仔猫を助けた花屋さん)
  ミサキちゃんのお母さんが届けて下さった。彼からすぐにありがとうメール着信。
 
 みんなはマサト先輩を知らないけれど、「おめでとうございます。」とカンパイ。
 「先輩たちもみんなのように小さい手でここで描いていたんだよ。」とトトロ。
 
 おめでとうって気持ちのいい言葉だ。なんだか元気になれる。
 
 ショウコちゃんの新作は深海の物語。海底の美しい世界を模索している。
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 ヒメちゃんは一面の星空をクマちゃんたちがウットリ見上げる絵。
 星にキラキラを塗っている。☆shine
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 チカちゃんは上手にウサパンちゃんのデッサン。
 子ども達が描くと生きているようになる。話しかけながら描いていた。
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 ユミ画伯もアトリエにあるいろんな瓶をデッサンした。4年生でこの画力。
 少し残った時間で、「とても創りたい」とトムとジェリーに出て来るチーズを粘土で創った。
 みんなの発想はいつもステキ。
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 9日の木曜夜クラス。トトロ特製「春を呼ぶチラシ寿司」。
 「鰹のたたき」ものっけて見ました。
 サローラはお家ではモンゴル料理なので、チラシ寿司を食べたことがなかったというので、小さい一皿を可愛く盛りつけると「美味しいです~~~。」と。
 もちろんマサヒロ記者と順子さんも。
 この日も寒くて何かしら降っていて冬が足踏みする中、皆さん仕事終わりによくいらっしゃると感心する。
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 こちらサローラの修学旅行のお土産をカイキ画伯とショウマ画伯がジャンケンで分けていた。^^・・・サローラはお小遣い全部をアトリエのみんなの為に使ったんだね。
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 みんなの帰った深夜に、3月個展最後の作品が完成した。
 11日は東日本大震災の日なので、トトロは故郷の東北に向けて花を描いた。
 タイトルは「花は咲く」。ちょっと大き目の作品。
 
 疲れたり、手が痺れてしまった日もあったけれど、一月半ばくらいから二月の教室のない日に発想を満開にさせて描き続けた作品65点が生まれてくれた。
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 11日の土曜日クラスの中で2時46分が来たので、全員で黙祷。
 小さい子は赤ちゃんだったということが6年の歳月を物語る。
 みんなでいろいろと話し合った。
 「自分たちの幸せにもっと感謝したい。」と言った子もいた。
 とにかく一生懸命生きて行こう・・とトトロ先生からのメッセージ。
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 黙祷の最中に「こんにちはー。」と訪ねてくれたのは山口の大学に行っているナツミ先輩だった。
 みんなに山口銘菓のお土産と大学の報告。
 ナツミちゃんは、となりのユシンちゃんよりも小さいときから高3までずーーっとアトリエに居た子。
 「お帰りぃ~~~~。今黙祷してたんだよ。」
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 それから、みんな先輩達がそうなるようにアトリエの席に座って自然に絵を描いて、オヤツを共にして、みんなのお皿やコップを洗ってから帰って行った。
 
 なんだかみんなと会話している姿は、いつもここに居るようで大学生活で独りで暮らしていてもアトリエのこと思い出しているらしいことが伝わった。
 
 女の子クラスのCクラスの花が咲いた日。
 
 みんなで将来の夢を話してみると、薬剤師やナース。管理栄養士、幼稚園教諭などなど もう随分明確な進路を考えていることに感心した。
 「みんなで病院が出来るねぇ。」「アトリエホスピタルつくりましょう。」
 
 とにかく自分の出来る事でみんなをハッピーにし合うのがそれぞれの仕事というものだ・・と常々トトロは伝えていて、トトロには絵しか出来ないし、見事にシンプルな人生だと我ながら天職に感謝の日々だ。
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  後半クラスにも残り描き続けるヤチルちゃん。欠席の代替え。
 「飽きない?」「ぜーんぜん。」5時間連続のお絵描きタイム。幸せそうだ。
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 ヒロト君もすごい集中力で物語を創って絵にしている。
 目が弱くてこれだけくっつけば何とか見えるのだけど、心のスクリーンにはいつも鮮明にくっきりと絵が浮かぶらしい。
 
 トトロとおんなじだよ。どこにも行かなくてもたくさんのシーンが浮かぶのよね。
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 モモコ画伯はプロ並みの画材を持参して、見事なイラストを描き続ける。
 きっとこの子もプロになれる。
 何故かアトリエ歴代の「モモコちゃん」という名前の子はプロになっているのだ。しかもみんな性格穏やか。
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 今日は生徒のユイ画伯。
 展覧会の作品が出来ても勢いは止まらず、また楽しい発想の作品に着手。
 トトロに説明しながらケラケラと自分が先に笑っちゃう。^^;
    米子にも来てくれるとか。。。ありがたいことだ。
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 いよいよ近づく米子個展。
 はじめは行ったり来たりするけれど最後の4日間はトトロは米子に泊まりがけで結局毎日会場に居る事にした。
 ギャラリーからの依頼で大きな絵も含める個展は初めてのこと。よくぞ頼んで下さった。
 
 3月は始まりの季節でもある。
 天気予報では個展が終わってから、暖かくなりそうだ。
 精一杯のことをしていれば、出来る事が少なくても誰かが微笑むパワーになるだろう。
 
 10日の金曜に診察に行った時、主治医から呼吸器を必ずつけることとバタバタしなければ大丈夫と安心をいただき、売店で思いがけず手術をして下さったイケメンドクターと再会。
 「いつか個展に行ってみたいと思います。」とエールをいただいた。
 おかげさまのトトロの命。あらためてありがたく感謝しつつ、描けるだけ描き続けよう。
 
 まっすぐに、子ども達と正直に。。。ほほえみながら花は咲く。
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