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アトリエ日記

2017年9月18日 (月)

見せたい人

 このブログを書いている今、まさに台風が最大級で鳥取を揺さぶっている。

 九州・四国の被害の模様もTVで克明に流れつつ。。。
 自然の猛威を前に人間はちっぽけなものだ。皆様 お気をつけて。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 さて11日の月曜クラスのこと。
 相変わらず活発な5人の少女たち。
 重たいランドセルを背負って学童から二人してやって来たマオちゃんとココナちゃん。アトリエ前で待っていると、ニコニコと駆けて来て「こんにちはーっ!」
 マオちゃんの道連れが出来てよかったね。
 それぞれのやりたいことが違う楽しい面々だ。
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 みんなが面白いことを言うのを書き留めて「アトリエ月曜新聞」を創っているカノンちゃん。
 そういえば、現在新聞記者になったマサヒロ君もこのくらいの時に「トトロ新聞」を創っていたっけ。。。ひょっとしたらカノンちゃんも記者になるのかしら?
  トトロ先生の夢はこんな風にふくらむ。未来よひらけ。
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 いろんな話に花を咲かせて笑って歌って、お互いの作品を見せ合って、それでもみんながちゃんと絵を仕上げていることの不思議。
 アトリエの2時間は本当は何時間なんだろう。。。
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 さて14日の木曜日。
 昨年末に打診があり、いろいろな理由でお断りの方向のトトロにそれはもう熱心に再度 再々度と依頼され、春の個展の時に会場にまでいらしたY先生。
 鳥取の海と山の里「青谷町」というところで児童養護施設長をされている元校長の女性の方で、小学校の副読本の挿絵と表紙を頼まれたのは25年前のことだ。
 全国の児童養護施設のあれこれを考える大会が発足70年目にして初めて鳥取で行われるらしく、それに先がけて全国の施設の子ども達の絵を審査してほしいというご依頼だった。
 トトロは何度もアトリエのみんなに相談をもちかけて、子ども達の意見を聞いた。「トトロ先生は審査や評価で絵の優劣を決めるのが嫌いなんですよね。」子ども達が言った。みんなわかっている。
 「そうなのよ。ましてやオトナの都合で寂しさと格闘している子ども達に絵を描かせることに抵抗があってね。」
 などと真剣に語り合った。
 結論は「だから先生に頼んだのかもよ。」とアトリエのみんなはそう言うのだった。
 「よしっ、全部金賞にしてくるよ。」トトロはついに断りきれぬまま当日を迎え、朝から熊田っちの車で現地へ向かった。事情を聞いて彼女が体力的なところを助けてくれると申し出てくれたのだ。感謝。
 9号線の海辺を抜けると・・・
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 レトロなタバコ屋さんの角を曲がり。。。
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 「青谷こども学園」に隣接する「なりすな交流感」に全国の子ども達の作品がところせましと待っていた。
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 審査員はこの3人。岡山の大学の先生と鳥取大学の先生。
 午前中ですでに足が限界となり施設の車いすをお借りすると、目線が絵に近づいて便利。
 三人の意見は大方一致して、いわゆる技巧じゃなくてハートに届く作品をピックアップ。
 幼児や低学年はアトリエのみんなと同じように描いていたけれど、だんだん大きくなるにつれ、胸に迫るものを感じてトトロは時々涙ぐんだ。
 一次審査を通過していた作品たちはどれも素晴らしく、子ども達の暮らす施設の職員の方々の気持ちも感じられた。
 「全部に記念品を出して下さいよっ!!」などとトトロは理事長にいろいろと提案。
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 大量の作品の中から三回にわたって選ばせていただくとき、とても丁寧に一枚ずつの細部まで子ども達の声を聴こうとする3人に、施設の職員の方が「もっとチャッチャと選ばれるのかと思ってました。。」と感想を仰った。
 「こんなに懸命に描いた子ども達の絵に失礼のないように、いいかげんなことは出来ません。」トトロたちはそう思ったし思わされるような絵ばかりだった。
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 なんと昼食は職員の方たちの心づくしの手づくり豪華ランチ。山海の幸だった。
 お聞きすれば、お二人の先生もトトロのようにいろいろと迷いの中で審査員を引き受けられたとのこと。
 岡山の先生に「サンタが似合いそうですね。」と言うと
「実は週一度地元の幼稚園でお絵描き教室をしているんですよ。」と。
 さらに若いT先生も「大阪に居た時、こども絵画教室をしていました。」と。
 なんだ みんな一緒でしたか。
 またお会いしたいな、きっとまた会えるな・・と思った。何かが通じ合っていた。
 
 胸をつまらせながら絵の審査をさせてもらった一日の仕事。
 子ども達 負けるんじゃないよ。みんなの絵しっかり見せていただきましたよ。
 全国の施設の職員の皆さんも、愛のあるお仕事頑張ってくださいね。
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 また白兎海岸を眺めつつ、「いやー来てよかったね。」と帰ってみると。。。
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 アトリエに巨大な箱が届いていて、中身は神戸のトトロフレンド「ラクヨさん」から。。。比叡山の金平糖やらハロウインのお菓子が売るほど入っていたのでした。汗sweat01 なんでトトロの大仕事の日に届くかなぁ。。感謝
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 16日の土曜日、タカユキ画伯にトトロは言った。
 「市民美術展に応募出来るのは高校生からだよ。出してみては?」
 彼は、さてどうするのか。。。任せます。ミカちゃんにも打診した。
 今までも陸君やあきちゃん、その前にも何人か高校生が出してトトロがもらっていない賞の数々を受賞している。締め切りは11月。トトロもがんばれます。
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 ラクヨさんからのハロゥインお菓子の一部を持って「やらせ」の一枚。^^:
   「ラクヨさんって、どうしていつもお菓子を下さるの?」
 「悔いのないように生きてるんだよ、きっと。応援したいから応援したりね。」
 「トトロ先生みたいだね。」「まあね。友だちだからね。」
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 後半クラスもしっとりと。
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 チャーリーさんは県展を観て来られて感動されたらしく、芸術の秋の雰囲気満載だった。S君はトトロとよく話すようになった。
 この二人、どんなに女の子がおしゃべりしていても静かに集中。あっぱれ!!
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 トトロの10月米子展の作品も大方完成した。
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 雪景色に一部だけカラーにしてみたらいい感じになったので、春の個展用に額装してもらった。いつもチャレンジしてみようと思う。
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 日本中の子ども達のことを考えた週だった。
 いろんな子が様々な暮らしをしている。
 描いた絵を一番に見てもらいたい人の居ない子が全国にたくさんいた。
 絵を描いた一人一人に会いたいと思った。
 子どもはみんな小さな胸の中の画用紙にいろんな絵を描いて成長していく。
 
 見せたい人になろう。見せてもらえるトトロで居よう。
 
 夜半に 台風が過ぎて行った。

2017年9月10日 (日)

不思議な訪問者

 秋のはじまりは、不思議な訪問者が次から次へとやって来た。

 まずは信州の美人の桃ちゃん達。

 トトロのブログフレンドのくまたろうさんからの秋の味覚。
 甘くて柔らかくて。。。そりゃあもう信州信濃の爽やかな風を感じて、あちこちに一個二個とお裾分け。もちろん子ども達ともいただきました。感謝。
 
 どうやら、どこかの道でファー民さんの梨とすれ違ったような素早いタイミングだった。パーキングかどこかで「今からアトリエに・・。」「そうか、こっちは鳥取から信州に向かってんだよ。。」なんてね。
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 6日の水曜クラスは、トトロの家の畑の立派な鶏頭の花を生けていたら・・・
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 ミサキちゃんとソロンゴちゃんが「あ。。せんせい、バッタがいるよ。」
 「こりゃスーイッチョンだよ。」みんなで図鑑を調べたけれど、小さくて
いろいろ候補があがって「虫さんだよ。虫さん。秋の虫さん。」ということに。
 「アトリエに来たかったんだねぇ。」と言いながら、近くにそぉっとトマトを切って置いた。
 「おやつだよ。ゆっくりたべてね。。」
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 ヒメちゃんは小さな虫用のソフトクリームやホットケーキを粘土でこさえた。
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 ミサキちゃん作「秋のカフェ」
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 ソロンゴちゃんの帽子は楽しみながら製作続行中。
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 木曜夜のクラスは、同じ中学の先生と生徒コンビのムッチーさんとしょうま君が日曜の運動会練習の疲れやら仕事やらでお休み。
 珍しくシュウヘイ君も家庭のことでお休み。
 トトロディナーにオムライスを召し上がったマサヒロ記者とカイキ画伯は、トトロ愛読のライフマガジンをこっそり読んでいた。
 
 マサヒロ記者は読み物を、シェフの夢を持つカイキ君は料理のページを。。。^^
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 いつものように、まったりとしたアトリエ夜の時間も終わりに近づいた頃、口数少なめのカナちゃんが「あのぅ、もうすぐ名字が変わるんです。」とカミングアウト。「えーーーーーっheart」とみんなで「おめでとう」の雨あられ。(この夜は雨)
 トトロはすぐに彼女のお気に入りの色紙絵を贈った。
 「こんな絵好きです。」とカナちゃん。
 先に入籍をして、あとでゆっくりと式を挙げるのだとか。
 みんなで祝福の♡マーク。なかよく自然体の人生を送ってね。。
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 9月9日土曜のAクラスは、中学校の運動会でレギュラーがユシンちゃんだけになったので、先日欠席した別のクラスのりょうなちゃんに来てもらった。
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 しばらく絵を描いたり、トトロ先生と3人で小さい動物とフルーツの色を組み合わせて、遊びながらイラストを描いたりしていたら。。。。。。。。
 「あっ!  せんせいっ、、、ワンコですっ!!!!!」ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
 二人の叫び声。
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 開けていたアトリエのドアから、小さなワンコがトコトコと来訪。
 しばらくアトリエのいろいろなところを見学してから、りょうなちゃんの席にチョコンと座って描きかけの絵をジッと見ている。
 唖然として立ち尽くす二人にトトロは言った。
 「イスが低いね。これじゃあ絵が描けません。ワンコのイスを取りかえてあげよう。」
 「ほんとうに・・絵を習いに来たのかなぁ?」「ワン。」(しっぽパタパタ)))))
 「他に何の用事があるの?えんぴつ持てるかしらね。」「せ せんせい。。。」
 やがてBOSSが外の道の向こうで、何かを必死で探している風な女の人を見つけて「ワンコをお探しならアトリエに居ますよ。」と声をかけて一件落着。
  アトリエの20年の歴史の中で、ワンコが席に座ったのははじめてのこと。
欠席の多いクラスがわかったかのように、みんなと遊びに来てくれたこの子も秋の訪問者。
 りょうなちゃんの足にまとわりついていた時
「アトリエのぬいぐるみが動き出したのかと思った。」とのこと。「うん。」とユシンちゃん。
 そんな子に育っていたことがトトロは本当にうれしかった。ワンダフルheart
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 この日後半のBクラスが始まると、いきなり荷物が届いた。
 今度は「カボちゃん」ご一行様。
 箱の中はギッシリとカボチャ。インテリアになる小さいカボちゃんたちだった。
 送り主は盛岡のキャリアウーマン節子さん。トトロの高校時代の吹奏楽部の友人だ。企画会社を経営していて今は農業部門まで手広く、自分でカボチャを栽培してみたらしい。もちろんファー民梨が届いているはず。
 「トトロちゃんそのうち私のカボチャ届くよ。。」とメールが来ていたし。
 
 いくらなんでもこんなにたくさん。。。
 うれしいテンテン君。
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 みんなに少しずつ分けた。
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 実りの秋の子ども達。
 運動会帰りのライア君も稲刈りをして来たモモコちゃんも、みんな休まずやって来た。
 運動会の片付けで来られなかったサローラの分、ユイちゃんスタッフがしっかり働き、それをみんなで手伝っていた。
 有り難くも面白いアトリエの不思議な訪問者。
 花も虫も果物も野菜も・・・そしてワンコも、みんなアトリエに前から居たようにして、絵のモデルになってくれていた。
 「だって地球だからさ。生きてるものはみんなつながってるんだよ。」とトトロ。
 いつもアトリエを心にかけて下さる皆さん、本当にありがとうございます。
 みんなはニコニコすくすく育っています。大きな地球の愛に包まれて。
 
 「せんせい、こんどは誰が遊びに来るかなぁ。ヽ(´▽`)/」
 
     ・・・あんまり大きな動物さんは、ご遠慮願います。
 
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2017年9月 3日 (日)

応援団

 学校が始まった8月28日の月曜日。

 みんなハイテンションでやって来て、いつものようにそれぞれのアートを楽しんでいたら、カノちゃんが自分の白い服に墨をつけてしまった。
 
 「すぐに脱いで。とれなくなるから洗っちゃうからね。」と慌てるトトロ。
 着替えはトトロの大き目のTシャツを手渡して「こんなのしかないけどガマンしてね。」と言うと
 カノンちゃんがサッと立ち上がり、肩のところの布をまとめてモールでしばりウエストはたぐり上げて「先生、ヒモ下さいっ。」と手渡したスカーフをベルトにしてくれている。
 みんなも楽しそうに手伝ったりアドバイスしたりしながら、この際だからとカノちゃんのヘアスタイルまで可愛くしているカノンちゃんの仕事ぶりを感心して見学していた。
 その間トトロはお洗濯。
「わぁー、よかったね。カノカノンコンビはスタイリストとモデルでデビューしましたね。」と言うと、みんなで拍手して笑った。
  一人っ子のカノちゃんは着せてもらいながらうれしそう。
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 平均年齢9・6歳の乙女たち。ちょっぴりオシャレ心が芽生えたところ。
 「みんな可愛いねぇ。デビューしたら?」とトトロ。みんなはポーズを決めた。
 
 さぞステキな女の子に成長していくんだろうな。。。今を楽しんでね。
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 翌日の火曜日に、癌検診の予約を引き受けていただいた病院に書類を持って行くと、待合室の壁にトトロ童画が。。
 10年ほど前に、この医院の小児科の女医先生がご購入下さった作品だった。
 子どものドクターが、並んで受診しにやって来るヌイグルミや動物の子を診察する部屋を描いたのだった。タイトルは「どうしましたか?」
 
 この絵を買って下さった女医先生は数年前に突然お亡くなりになって、もう小児科は閉じられているけれど、内科の患者さんたちが子ども連れで来られたときの絵本コーナーの片隅に、この絵だけがタイトルも添えて大切に架けられていた。
 
 そのときちょうど来ていた小さな孫を連れたお婆さんが、「ほらキリンさんたちがお利口に予防注射に来とるで。」と説明されていて、(私が作者のトトロですよ)とムズムズしながらその光景を見ていた。女医先生のお顔がフッと浮かんだ。
 検査は19日に決まった。
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 9月1日の金曜日、千葉からこちらにご一家で移住されて6年弱。
 未体験の専業としての農業を一から学ばれ、独立。白ネギなどいろいろな作物経営をしつつ、目指す梨の栽培に挑戦されていたファー民ケイタさん。。。ついにその第一号が実ったとの報せが入った。そしてトトロ達に試食してもらいたいからこれから「行きますっ。」とのこと。
 「おめでとうございます。」心から嬉しくてお祝いさせてもらった。
 梨は「新甘泉(しんかんせん)」と「秋栄(あきばえ)」の二種をお持ち下さって
 BOSSやスタッフと試食。
 全員一致で「うん。いける。」
 ジューシーで甘く、ほど良い梨の酸味も。従来の二十世紀梨にも劣らない。
 これから先出荷の箱デザインや諸々のこと、「相談に来ていいですか?」と。
 「もちろんです。何でも言って下さい。」
 トトロは自称応援団長だから。
 
 そして全国あちこちのトトロフレンドの送り先住所をお渡しして、第一便として出荷する事に決まった。さあ 汗と涙のファー民梨がみなさんに届きますよ。。。
 今年の収穫は500個くらいだけれど、来年からは本格的に実らせる予定だとか。
 希望に輝く真っすぐな眼差しで、これからの夢を語るご夫妻を応援させてもらっていて本当によかった。
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 小さな守り神のような女の子Sちゃんは、勝手知ったるアトリエの中でノビノビと遊んでいたし・・。
 トトロの個展やBOSSのコンサートにも必ず来て下さっていて、お互いに自由に生きることの大変さや苦しさや、それにも勝る喜びを分かち合いつつ応援のエールを交換して来た。
 最初の出逢いは、PCのブログだった。ご縁は本当にミラクルで素晴らしい。
 この日、トトロはパワーをいただいて久しぶりに体調が良かった。
 応援する人のいて下さる幸せを思って感謝した。
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 そして9月2日の土曜日のアトリエ。
 ケント君コーセー君のひたむきさ。
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 Aクラスのアヤカ画伯は、先日ファー民さんからたくさんいただいたカラフルなパプリカを描いているし。。。
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 後半Bクラスのエミちゃんは、スタッフのサローラともうクリスマスカードの制作にいそしむ。今年は贈る病院の数が増えたのよね。
 アトリエ天使謹製 入院患者さんへの魔法のカード制作スタート。。
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 一生懸命に。
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 心をこめて。。。
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 非常持ち出し袋の点検ポスターも出来た。S君。
 この日チャーリーさんは夏風邪でお休み。みんなが心配した。
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 「あ スヌーピー雲。」夕焼けに乗っかるグレーの雲がモクモクと形を変えて一日の終わりを告げる。
 まだ少し蒸し暑くて、ちょっとだけクーラーの除湿をつかった。
 全国の天候が不安定な9月のはじまり。。。身体もキモチも疲れているけれど
応援したり心配し合う相手が居ると心がまっすぐによみがえる。
 みんなも頑張っているんだと知ると、ほんの少し頑張るチカラが沸いて来る。
 子ども達とトトロ。ファー民さんファミリー。そして梨を送りたい人々。
 トトロブログの読者の皆さん。絵のファンの皆さん。
 みんなお互いの応援団だ。
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 がんばって 生きて行きましょうね。。。
 アトリエも変わらず 一生懸命につづきます。
 エールを交換し合って生きることって、とってもステキです。

2017年8月27日 (日)

夏休みの終わりに

 2017年の夏休みが終わる。

 先日りょうなちゃんから聞いていた鳥取県東部全域の小学生たちの造型コンクールの入賞作品を日曜日に見せてもらった。

 あのテンテン君こと中朴君の銀河鉄道も発見。鉄道好きの彼らしい夢のある作品。
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 そして、こちらがりょうなちゃんの「佐治民芸資料館」。
 自分の生まれ育った村の風景をノビノビと精巧な描写で表現した見事な作品だった。
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 20日の月曜はアトリエがない日なので、ブラインドを閉めてトトロの作品制作をしていたら、玄関で「こんにちは。。」の声がする。
 スタッフが「あら、まちがえたのね。」と言っていたので出てみれば、カノちゃんが父母の故郷の京都と広島に行って来たお土産を手にポツンと途方に暮れていた。お母さんは彼女を降ろして車はもう居ない。dash
 
 アトリエカードを忘れて帰ったのと 旅行で一回お休みして日にちを間違えて来てしまったことがカノちゃんにこの日の幸運をもたらした。heart
 「よしっ。先生と一緒にお絵描きしましょ。さあ入っておいで。」
 「・・・はいっ!ヽ(´▽`)/」
 
 そして二時間、マンツーマンの贅沢なアトリエタイム。
 広島で生まれ、島根で小学校に上がり2年生のとき転校してここで巡り会った。
 またどこかに転校することがあっても、神様からもらったようなこの日の二時間を思い出せばほっこりうれしくなるだろう・・とトトロは思ったのだ。
 
 夏休み提出用の絵も描き終えて、アトリエの窓辺に人形を飾り、道行く人が笑えるようなイタズラをして遊んだ。そしていっぱい話して、いっぱい笑った。
 「楽しかった?」と聞くと「とっっっっても楽しかったですーーー。」と
 「お土産はみんなの居る来週開けようね。」「はいっ。」
 こんな日もある。全ては良い方へ向かう為のこと。トトロ神社の贈り物かな?
 
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 23日の水曜クラス。
 ヒメちゃんは父方のおばあちゃん家に行っていてお休み。
 さらに下の歯まで抜けていたソロンゴちゃんがニッと笑う。^^:
   月のウサギ家族にきれいな星を一生懸命描いて、これが一年生の夏休み作品。
 ミサキちゃんは「空の窓」。夢いっぱいの作品完成。
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 「大きくなったら何になりたいですか?」と聞くと「帽子やさん。」とソロンゴ。
 それなら帽子の作り方を教えようと、プリンのカップに荷造り用の紙紐をクルクルと貼付けて行くやり方を伝授。
 食い入るように見つめる二人。
 この後、ミサキちゃんに手伝ってもらいながら帽子作りがはじまっていた。
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 月曜に一回休んだカノンちゃんに電話をして「海の作品仕上げにおいで。。」と連絡していたら飛んで来て完成。あぶくにビー玉を貼付けて素敵な海底が出来た。
 ショウコ画伯の「サンルーム」も素晴らしい。
 
 このところ、みんなの作品がステキでトトロ先生はうれしいのだ。
 
 特に描き方やモチーフの手ほどきもしていないから、みんなそれぞれに工夫を凝らし全員の絵が似ていない。
 それって本物のアートだ。子ども達は成長途中だから今の絵は今しか描けない。
 貴重な作品ってこと、自覚していないだろうな。
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 翌24日木曜夜クラスも、とても暑い一日を終えて仕事終わりの青年達の食欲は元気。トトロ特製夏野菜たっぷりキーマカレー大盛り。(ナイショだけど、マサヒロ記者はこれをおかわりしたのです。。。ヾ(.;.;゚Д゚)ノいいな太らなくて。。。。。)
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  25日金曜日は月に一度の通院検査の日。
 ダルいし疲れやすいと思っていたら、肝臓の数値が悪かったのと貧血になっていた。お薬を増やして、胃腸の癌検診もすることになり、カメラを入れて診察する検査は苦手だけれど積極的に覚悟して来週予約することにした。
 
 あんまり暑い毎日に、生身の人間はどこかしら故障してもあたりまえだと思った。とにかく主治医から指摘されたことを有り難いと思わなければバチが当たる。
 治せるものは前向きに治療して、ちゃんと生きて行かないとトトロを目がけてやって来てくれているみんなのアトリエが守れなくなる。よしっガンバロウ。
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 そして、ついに夏休み最後のアトリエ。
 26日土曜日。
 小さな身体に根性を秘めたユシンちゃんはラストスパート。
 この絵もだけど、自由研究の大きな紙も持参して見せてくれて、仕上げのアドバイスを頼まれたので高校生のミカ画伯がいい助っ人をしてくれた。
 見事な自由研究だった。
 アトリエ中から感嘆の声が上がって、みんなはそれぞれ自分の小学生の時の自由研究の話に盛り上がった。
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 高校一年のミカ画伯と二年のモモコ画伯。
 モモコちゃんはプロのイラストレーターを目指している。
 かつてアトリエに居たモモコという名前の先輩もプロになっているし・・・
 実際プロになっている子が3人もいるのだった。なんだかスゴいね。
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 この日の座敷ワラシはユシンちゃんの弟のチュウギ君4歳。時々トトロ先生に自作の絵を持って来てお手紙を交換しているのだ。^^:
「あと一年幼稚園に行ったらボクアトリエに入りマス。。」毎回の申告。
 ま まってるからね。sweat01
 
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 吹奏楽部の部長になり、アトリエを辞めに来たSちゃんは気をとりなおして時間を変えて続けることになった。本音を語り合い彼女は涙を見せた。
 小学校は殆ど不登校だった彼女が部長になるとは・・
 トトロは「とことんやりなさい。人にばかり合わせて曖昧に笑わなくていいから、後輩にも仕事を分けて ありがとう と言うのよ。ガンバってごらん。何でも相談に乗るから。不登校の頑固さがあれば何でも出来るよ。」と言うと
 「アトリエに来たいです。」と。。。
 本音が言えるところがあれば何とかなる。リーダー体験は大変だけどとてもいい。
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 ユイちゃんスタッフとのやりとり
 トトロ「小学校は月曜からですか?」
 ユイちゃん「たぶんそのあたりです。」・・大爆笑。。。。大物だわ。coldsweats02
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 新人テンテン君、工作にチャレンジ。
 機関車制作中。
 なんか ずっと前から居る子みたいだ。集中力がスゴイ。
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 アオイ君とライア君は益々背が伸びた。
 このクラスいい感じです。みんな仲良し。
 それぞれの未来。きっと大丈夫。
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 不思議な夕焼けだった。右下のアトリエ前にサローラとトトロが・・・。
 
 「サローラ学校始まったけど、どお?」
 「いつものルーティンに戻ってホッとしました。」
  暑い暑い夏が、もう少しで終わろうとしている。
  子ども達 よくがんばりました。
  お父さんたち お母さんたち お疲れさまでした。
 
  みんなが元気に秋を迎えられますように。
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2017年8月20日 (日)

祭りの後

 それっ シャンしゃんシャン♪

 鳥取市の夏の風物詩「しゃんしゃん祭り」

 14日の一斉傘踊りは、雨の中からスタートした。
 市長挨拶で「雨乞い踊りの祈りが通じて雨になり云々・。」は想定通り。。。。
 アトリエ群団を撮影しにBOSSは今年も怪しいカメラマンスタイルで出かけた。
 毎年記録を更新している踊り手の数。
 若い人のはじける美しさに、傘が廻り、鈴の音も鳴り響く。
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 発見!
   月曜クラスのナナミちゃん。初参加。
 顔をシャンと上げて懸命に傘を廻す。
 雨は小降りからやがて曇りと変わった。
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 またまた発見!
    少年剣士のような水曜クラスのユミちゃん。
 キリリと力強い傘さばき。。。
 この二人の居た「城北連」は、そのシャキッとしたピュアな懸命さで今年の賞をいただいたそうな。
 「リポビタンなんとか賞」なんかいろんな賞があるらしく、たくさんの協賛スポンサーさんからの元気の出そうな名前の賞だった。
 よくやった。おめでとう。
 他にも何人か「出ますっ。」と言っていたのだけれど、何しろ誰がどこやら多勢の踊り手でそれぞれの揃いの衣装の中から、この二人を見つけただけでも奇跡だ。
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 15日は、しばらく滞在された仏様達をお見送り。
 トトロの家の近くの「六地蔵さま」は天然の岩陰の祠で、はるか昔から子ども達を守っていらっしゃる。
 地域内あちこちに点在されるお地蔵さまのよだれかけは、長年近所のお婆さんが手縫いでアップリケなども施してこさえ続けてくださっていたが、昨年98歳の大往生を遂げられ今年は初盆だった。
 お嫁さんが遺志を引き継がれ、新しいよだれかけがこさえてあった。
 
なんとアトリエの小学生スタッフユイちゃんは、その大往生されたお婆さんのひ孫にあたるということが判明。
 お地蔵様がご縁を繋げて下さったに違いなく、不思議であたたかなミラクルだった。
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 家族で仏様のお供え物を蓮の葉に乗せて、川に送り燃えるものは送り火にしてみんなで「来年もおいで下さい。」と手をあわせた。
 
 その夜は花火大会。
 盆の間降り続いていた雨がようやく上がり、会場の河原にはこんなに人がいたっけ?と思うほどの市民と里帰り中の皆さんが花火の夜空を見上げて酔いしれる。
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1708195 今年は子ども達が応募した「因幡のしろうさぎ」なんていう変わり花火も盛り沢山で、「なかなか良かった。」とBOSS。
 
 傘踊りの会場でバッタリBOSSを見つけたアトリエの生徒のお母さんが「トトロ先生は?」と尋ねたらしいけれど、トトロはもう体力的に人混みを長時間歩くことはNGなのだ。皆さんがアトリエの姿を見て健常な身体だと思われることは有り難いけれども。
 花火もアトリエ裏の公園から座って観ていた。
 それでも写真を撮って来てもらって、満足しながら感謝した。
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 16日の水曜日には、盆の帰省中の陸君がアトリエにやって来た。
 彼の最愛のお祖母さんの初盆があったので、いつもより少し長い帰省だったけれど「明日の夜行バスで帰ります。」と。 
 「誰か呼ぼうか?」と連絡したけど、なかなかみんな行方不明で近所のサローラだけが駆けつけてくれた。
 「何でもつくるよ。」とトトロメニューを言うと、「盆のごちそう食べて来たからトトロサンドが食べたいです。」とリクエスト。
 サローラに教えつつ、トトロ特製「元気の出るサンドイッチ」をつくった。
 ハムとチーズとキュウリとトマト。。そして手製のマヨネーズ入り。
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 今4回生の彼は、あと一年「特別支援教育」の専門を学んで専門の資格を取ってから社会に出るとのこと。アトリエでのソラ君との日々が彼の人生を動かした。
 「特別って言えば、それぞれみんな色々と特別なんだけどね。」とトトロ。
 それから、ついにガマン出来ずみんなで絵を描いた。
 「アトリエに来ると、自然に描けますねぇ。」と陸君。
 
 なんだか3人とも傑作が完成していた。
 「味噌蔵と同じで、絵が描ける菌がひしめいてるんだよ。。きっと。」と言うと
 「先生、ここずっとこのままで居て下さいね。」と、マジ顔の彼。
 「わかりました。またおいで下さい。いつでもアトリエだからね。」と約束。
 
 楽しい4時間がたちまち過ぎて、解散のときサローラの方が泣くので驚くと「陸先輩のキモチが伝わって来てしまって・・。」と。
 感性の高い弟子達ばかりだ。元気でいなくちゃトトロがすたる。
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 そして19日の土曜クラス。盆明け再開のアトリエ。
 みんな早めにやって来て、思い思いの満足アート。またいつものアトリエ。
 
 りょうなちゃんの妹ちゃんが「おねいちゃんが入賞しました。」と言うから聞いてみれば、県東部小学生造型コンクールで賞をいただき、次の水曜まで県民会館のロビーに展示中とのこと。おめでとう。
 本人じゃなくて妹がトトロに報告って。。。いいね。
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 高校生画伯コンピ。いつもの空気。見事な作品になって来ている。
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 後半クラスのときは、このコンビ。
 静かなるアーティスト魂を燃やす二人。チャーリーさんとS君。
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 工作完成のS君と、花火完成のエミちゃん。
 みんなの満足スマイル。宿題が残っていることも忘れそうなアトリエ。^^:
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 コンクールも無事終わり、受験生の日々をアトリエスタッフでまぎらわせつつ
きちんと業務をこなすサローラ。
 
 「少しだけ風が涼しいね。また楽しくやっていこうね。」
 「はい。みんなうれしそうでしたね。」
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 あんなに暑過ぎた夏も、名残り惜しそうにだんだんに秋。
 みんなが元気でまた会えることが本当にありがたいと思えた晩夏のアトリエ。

2017年8月13日 (日)

お盆のアトリエ

 台風が迫って来た8月7日、月曜クラスのアトリエは夕方5時からで、トトロは天気図と窓の外を気にしつつアトリエを休みにするべきか。。。やっちゃうべきか本当に迷っていた。

 この日はお母さんのご実家の広島に行っているカノちゃんがお休みで、あとのみんなとナナミちゃんのお姉ちゃんのアヤカちゃんが代替えで来ることになっていた。この前入ったばかりのココナちゃんも楽しみにしているだろうし・・・でも風雨が激しくなったら人命第一でお休みにするつもりだった。
 ところが、みんなが来る時間のあたりに、ピタリと風が止んだ。
 雨もいきなり小降りになった。
 「こんにちは~~~~~~♪」
 この前のときに旅行でお休みしていたカノンちゃん、ココナちゃんが傘をたたみながらニコニコと飛び込んで来た。
 いつもは歩いて来るマオちゃんも、すぐ近くに住むナナミちゃん姉妹もお母さん達が車で送って下さった。
 「ココナちゃんがアトリエあるかなぁ。。と心配して電話をしてきたんだよ。」とマオちゃん。
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 さっそく続きの海底を創りあげて満足そうなカノンちゃん。
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 ココナちゃんはオヤツの時「カニパン」をザリガニに替えて楽しそうだし。。
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 その向かい側で、台風の気圧の変化の影響でいつもの調子が出にくかったマオちゃんもゆっくりくつろいでいたし。。。
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 みんなの作品は夏休みの宿題に出したいらしく、アドバイスし合いっこしながら一生懸命に取り組んでいる。
 最後まであきらめないココナちゃん。
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 ちゃんと5人のアトリエフレンドを特徴をつかんで描いて、あと一息で時間切れになったナナミちゃんは「家で仕上げます。」と大きなビニール袋に入れて大切そうにお持ち帰り。
 
 みんなが帰る頃には予報通り突風大雨になっていて、ご家族がお迎えに来て下さって車に乗るまでにも傘をひっくりかえされながらキャーキャーと帰って行った。
 
 「せんせい アトリエに来れてよかったよ。」「楽しかったね」「うん」
 台風は夜半まで荒れていて、ゆっくりと東の方へと去って行った。
 みんなは平常心で絵を描いた。ちょっぴりはしゃぎながらね。
 2017年の夏の思い出。アトリエに台風が来た日のこと。
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 10日木曜夜クラス。残暑厳しい一日だった。
 絵を描いていたカイキ君が「あ、セミ。」と天井を指した。
 「はーい、みなさん。今夜のゲストはセミ君です。」とトトロ先生。
 地中で7年、地上で数日の一生のうちの一晩をアトリエに来てくれたかと歓迎した。
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 ロマンあふれる絵を描く二人の中学生。カイキ君はゴムで前髪をしばっていたのよね。。。。
 
 サローラは家族旅行で珍しくお休み。この前の吹奏楽コンクールは金賞だったとのこと。本人は居ないけどみんなで拍手をした。
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 みんなの時間が終了する頃、新聞社の盆前体制で残業のマサヒロ記者が滑り込んでトトロディナーを召し上がった。。
 
 のり子さんとカナちゃんも居たんだけれど、夜10時前の年代バラバライケメン勢揃いを記念にパチり。
 ムッチー先生の勤務する中学にショウマ君が通う面白さ。
 「ここではクラスメイトですからね。」とトトロ。
 
 マサヒロ君とシュウヘイ君は25歳になって、トトロ先生と子ども向けではない人生の話もできるから楽しい。本音本心をお互いに語り合ううちに色々な糸口が見えて来るから何かが解決したりしてありがたい。
 中学生たちはその会話を聴きながら育っている。
 「外側についた知識や背伸びした考えじゃなくて、自分の中心にある考えや発見や感動や疑問を話し合うのは、年齢経験あまり関係なくてね。小さい子は見栄やはったりや卑下や余計なものがないから、内側をちゃんと育てるとブレない人間になると思うんだよ。」とトトロ。
 「だから、先生との関係がずーーーーっと変わらないんですね。」と青年たち。
 トトロは誰とでも、本音で正直に優しく語り合おうと思うからいつもどこでも大体おんなじトトロなのだ。
 
 人によって態度を変えたりはしなくて、基本子ども達にでも敬語のやりとりが多い。言霊は大切だと伝えている。
 絵も描くけれど、アトリエの会話も味わい深いものがある。
 ひとつの場面。一言の会話で、人は元気づけられるものだから。
 他人を自然に元気づける言葉のストックを増やしてね・・と伝えている。
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 12日の土曜日はアトリエの盆休み。替わりの日は7月最後の土曜日にやった。
 アトリエ近くの千代川(せんだいがわ)に、15日の花火大会の準備が進められていた。
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 駅前のアーケードには、13日から3日間繰り広げられる「しゃんしゃん祭り」の大傘が出番を待つ。
 アトリエキッズたちの中にも、「傘踊りに出ますっ!!」と張り切って報告する子が何人も居た。毎晩グループ連ごとに汗だくで練習しているらしい。
 傘踊りの盆が終われば鳥取は秋。
 日照りの猛暑をみんなで乗り越え、夏休みもあと少し。
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 トトロは10月のいつもの「ちいさな童画展in米子」の作品を描き始めている。
 
 夜、福岡の陸君から「12日に帰ります。お会いしたいです。」のメールが来た。
 さて、アトリエに花でも生けておこうかな。
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 皆様、良いお盆をお過し下さい。

2017年8月 6日 (日)

月は東に

 まだまだ 暑中お見舞いシーズンが続いている。

 残暑もジリジリ気配の 熱帯ジャングルの鳥取。

 8月2日の水曜クラスは、それでも元気に全員集合。
 色画用紙にダイナミックな花火を打ち上げるミサキちゃん。ドドーーーン★
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 時々ソロンゴちゃんのフォローをしてくれながら、自分のこともサクサクこなす。なんだか成長を感じる夏休みの子ども達。
 だぁれも「暑い」なんて口に出さないところは見習いたいもんです。
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 窓越しに合図をするので出てみると、一輪車とボードに乗ってナナミちゃんとアヤカちゃん姉妹が通りすがりの「せんせいこんにちは~~~~~。」
 寄るところがあるっていいね。見せたい人が居るっていいね。^^
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 ヒメちゃんは、「うさぎの村」を夏休みの宿題作品にするらしい。
 のどかないい絵です。
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 上の前歯2本がめでたく抜けたソロンゴちゃんは 大きな月の中にウサギの家族が住んでいると信じている。
 「だって影がみえました。」
 「そうよ。餅つきをしているのよね。」とトトロ先生。
 信じていることは全部本当なのだから。
 周りの先輩達もニコニコとうなずいてくれているし。
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 この日はウサギの多いこと。ユミ画伯のデザインもニンジンだらけの元気なアート。「ビタミンいっぱいですっ。」
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 5日の土曜日はさらに気温が上がり、アトリエタイムには36度を記録した。
 夏の花はBOSSが家の畑からいただいて来たお盆用の元気なヒマワリやダリア。
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 健やかなグラジオラスのすき間から、絵本のように素敵な描きかけはアヤカ画伯。前回の自分のクラスは納涼祭でお休みしたので代替えにやって来た。
 スゴイことに夏休みの宿題の殆どを終えたとか。
 コツコツと絵を描くのと同様、何でも真摯に取り組む子だ。
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 前半クラスが終わる頃、気温がどんどん上昇していてクーラーもあまり効かず、みんなで梅干しと麦茶を補給して熱中症に備えていたら、この日にアトリエ校区の小学校で行われていた納涼祭方面に向かうピーポーの救急車が通って行った。
 「誰かが倒れてなきゃいいね。。」と心配しながら撮った一枚。
 「とにかく元気でいましょうね。」「はーい。先生もだよっ。」「わかった。」
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 後半クラスの一番に張り切ってやって来た「テンテン君」こと中朴君。
 お父さんも単身赴任先からいらしていて、ご両親お揃いでお目見え。
 いつも感じることは、中国もモンゴルも日本に住まわれていらっしゃる方々の子育ての哲学に、一本芯が通っていて、何よりご両親の連携と協力体制がしっかりしているということだ。
 幼いうちにしっかりと躾をされ、自己責任と自立の芽を育まれる。
 その点は、いつまでも干渉や指図をしがちな日本の親ごさんたちが見習うべきところだと感じている。
 さっそく目的を持って描き進めるテンテン画伯。
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 高校の演劇部の仲間と海に行っていたユキノちゃんは、自転車で汗みずくで駆けつけた。演劇のコンクールの予選を突破したとか。
 おめでとう。
 前半のスタッフ~~を一人でこなしたユイちゃんは、絵を描いてから「サザエさん」の第一巻に夢中。
 アトリエの本棚にはたくさんお宝の本がある。
 みんなは発見して、借りて行く。本はジャンル問わず老子からサザエさんまで幅広くトトロ先生のコレクションの一部だ。
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 ↑ライア画伯は段ボールアート、お試し中。
 ↓ヒロト画伯はいつものように丁寧で楽しい動物の世界とカッパの物語を。
 「トトロ先生の故郷の岩手には河童が住んでる淵があるのよ。」
 「へぇーーーっ。ボクもホントの河童に会いたいな。」
 そんなことを会話しながら描き上げた作品。
 彼の想像力はピカイチだ。
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 所属する吹奏楽部のコンクールを翌日に控えていても、たんねんに水やりをしてくれたサローラは中学最後のコンクールに向かう。
 「三年生としての決意は?」と聞くと
 「後輩達を安心させるよう、声をかけて挑みます。」との返事。
 「そうね。ゆっくり深呼吸して、手を握ってあげるのよ。」「はい。」
 「自分がパニクっちゃわないように、トトロ トトロと唱えなさいよ。」
 「えへへ。いつもそうしてます。^^」
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 そんな会話をしていると、小さいカエル君がピョコっとお出まししてくれたので
 「ほら、サローラがんばれーって、出て来たんだよ。」とトトロ。
 「先生 ありがとうございます。ガンバって来ます。」
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 月は東に
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 夕日は西に・・・それぞれの青春を包みながら燃えたぎっていた一日が暮れようとしていた。
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 アトリエにみんなが来なかったら、トトロはとっくに目をまわしていたと思える湿度と高温の日々。
 子ども達の方は「どこにも行かない夏やすみだけど、アトリエに来るからいいんだよ。」なんて言う子もいたりするし、お互いに内側の方で支え合っているような厳しい夏だ。
 
 合い言葉は「元気でまた会いましょう。」
 弱音を吐かない子ども達にトトロは伝える。
 「病気やケガをしなければ100点だからね。お水を飲んで梅干しかじってお昼寝しなさいよ。」
 
 「わかった。また来まーす。」
 
 一回ごとに、いつまでも手を振る小さな別れ。
 
 みんなが秋色の絵を描く日が待ち遠しい残暑のアトリエ。
 

2017年7月30日 (日)

夏色のアトリエ

 ほぼ一週間毎に更新しているトトロブログ。

 この暑い夏休みの中、そうそう毎日にドラマチックなことがあるとは限らないと思ったら大マチガイだった。
 
 23日の日曜にマオちゃんのお母さんから「マオのお友達がアトリエに入りたいらしいのですが・・。」と電話がかかって来た。
 ひとまずその子供のお母さんから直接アトリエに連絡されるように伝えていただくことにして、お電話を待っていたら夕方にかかって来た。
 「明日の月曜クラスのときに30分早く親子でいらしてみて下さい。面接をさせていただきます。」と トトロ。
 翌24日の月曜クラスの前にやって来た女の子は、大きな声で「こんにちは。」と挨拶をすると「めんせつって何をするんですか?」と目がキラキラ         
 「絵が好きですか?」「はいっ。大好きです。」「アトリエはどこで知ったの?」
 「友達のマオさんが話していたから、自分も行きたいなと思いました。」
 「違う学校のお友達も居るけど、仲良くなれますか?」
 「はいっ。」
 とにかく嬉しそうで、明るく弾けていて、礼儀正しい子だ。
 好きな動物はウサギだと言うので、アトリエに一番多く住んで(?)いるウサギさんたちを並べて「よろしくって言ってるよ。」と言うと、ニッコリしながら絵を描き始めた。
 「ああ、来てよかった。」とウサギのようなリボンがピョコピョコ揺れた。
 「はい。合格。100点満点。」と、お母さんに伝えて手続きをしていただいた。
 夏色の少女の名前は「ココナ」ちゃん。ココナッツ色の輝きを放つ笑顔が印象的だった。
 こんなに毎日の暑い日射しの中からやって来た夏の精かと思ってしまった。
 
 トトロはさっそく「ココナッツちゃん。今日はおしまいまで描いていいよ。オヤツも一緒に召し上がれ。」と席を決めた。
 「わーい。」3年生の夏。きっと忘れないだろうな、と思った。
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 みんなは新しい仲間が居たので大喜び。
 カノちゃんは、次の教室はお母さんのご実家の広島に行くので、時を惜しんで額縁つきの作品をきれいに仕上げた。
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 ナナミちゃんは、このクラスの4人の仲間を描いていたけれど「よかったぁ、もうひとり描けるスペースがありました。」と、ココナちゃんを描きたしている。
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 この日はあいにくカノンちゃんが家族旅行でお休みだったけれど、新しい仲間を迎えてこの笑顔。
 ますます明るくなった月曜クラス。
 みんなは、ちゃんとそれぞれの作品が出来ているからステキだ。
 
うれしさって広がるのね。
 ココナちゃんは、初めての習い事。
 帰りはおばあちゃんが迎えにいらした。お母さんはお仕事へ。
 「先生、うれしいです。うち、夢みたい。」
 「あのさ、先生はホントはトトロだよ。」と言うと「うん、わかる。」って。
 なるほどね。みんなわかるのね。^^
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   29日土曜日は、今月5回目の土曜日だけど8月のお盆の週の代わりにオープン。
 34度の蒸し暑さの中、前半クラスは全員出席。
 「よく来たね。。」。。。遠い子も自転車の高校生もみんな来た。
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 エリック・カールの「はらぺこ あおむし」を、カール先生のやり方で紙に彩色して切って、貼ることをして見ているりょうな画伯。
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 中高生トリオの熱気。3人とも素晴らしい作品だ。
 完成が楽しみ。
 トトロはタカユキ画伯に廃墟色のパステルを買っておいたのを手渡した。
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 小学生トリオの真剣さ。
 双子の二人は、さっきまで水泳に行っていてシャワーで膨らんだヘアスタイルががんばりの証拠。
 「ここに来たらだんだん元気がもどってきました。」って。。。。スゴイね。
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 この日の健闘はケント画伯。
 梱包材のビニール袋をしばって魚にして、マスキングして目をつけ、箱を海底にした。底の砂はスポンジをちぎった。珊瑚や昆布もゆらめく夏休みの工作完成。
 キリリと。。。こっそり達成のVサイン。やったね。
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 さらに背が伸びたセラ君とトトロ。
「セラ君、アトリエに来始めた頃はトトロ先生のひじくらいだったのにさ。。」
「アハハ。。。」
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 後半クラスは一人だけ納涼祭でお休みだったけど、代替えのユシンちゃんも入れて6人クラス。
 チャーリーさんのお向かいの席で、幸せそうに粘土を創るS君。
 工作が好きだというので、「材料もやり方も自分で考えるのよ。失敗してもいいからね。」とトトロ。
 トトロはあらかじめ創ってあるキットでこさえるのはアートじゃないと思うから、むしろ身近にあるもので工夫するところが面白いと伝えている。
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 このアトリエこんがり大賞の健康少女は岡山から来ているハルカちゃん。
 どうしてこんなにローストカラーかというと、チームで紅一点のソフトボールチームの選手なのだ。日々気合いの声を張り、炎天下での練習に励んでいるそうな。絵はとてもやさしい絵だ。
 この子が居ると。周りも自然に笑顔になる。
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 エミ画伯の「南極ペンギンのかき氷」
 今年の暑さを吹き飛ばす名作完成。「値段はタダですよ。材料はあるから。」って。。。
 いいなぁ南極。・・・みんながそう思った。
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 こちらS君の完成作品。
 かわいいネコたちと、ヘビたち。
 「白蛇は神様なんだよ。」と言うと、大切そうにお持ち帰りした。
 そして、またチャーリーさんと並んで帰って行った。
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 中学最後の吹奏楽コンクールの練習で、少しお疲れのサローラとアトリエ記録を書きながら「いやぁ。。みんな、よくうれしそうに来てくれるよね。」と言うと、「そりゃ来ますよ。つらいときは尚更アトリエに来たいんですよ。」って。
 新しくたて続けに3人も増えて、しかもステキな子ばかりで。。トトロはもちろん、迎えるみんなも活気づいたし、やっぱりアトリエミラクル年中無休。
 きっとみんなが助けてくれるから、もう少しがんばってみようかな。
 会いに来るみんなが居てくれるって、ありがたいことだと思う。
 夏色の子どもたち、宿題はお早めにね。
 まだまだ盛夏。皆様もどうかご自愛下さい。
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     「咲きのぼる グラジオラスに夢ひらく」by トトロ

2017年7月23日 (日)

夏休みの始まり

 19日の水曜クラス。

 外は気温35度。
 午前中にアトリエ応援団の元新聞記者のホンゴーさんが自作のスイカを届けて下さった。
 まん丸じゃない楽しいカタチ。子ども達が喜びそうと思ってのこと。
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 たっぷりと重たい大きな贈り物。
 ミサキちゃんとソロンゴちゃんが抱えてニッコリ。
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 もちろんオヤツのメインはスイカ食べ放題。
 切り口のカタチはミッキーだったので、さっそくアーティストたちは種で目鼻をつけた。
 「これがスイカの皮じゃなくてミッキーに見えるみんなは芸術家なんだよ。」
 とトトロ先生。
 「先生は何に見えるの?」「切る前からミッキーが見えたよ。」^^
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   アトリエ中にスイカの甘い香りが広がって、みんなは見事な作品を仕上げた。
 「ホンゴーさん ありがとう。」ユミちゃんが代表で絵手紙を書いて、トトロはすぐに切手を貼って投函した。
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 パステルアートを進化させて完成し、サインを書き込むソロンゴちゃん。
 一年生らしからぬ傑作だ。
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 彼女にはもう一つステキな贈り物が待っていた。
 
 BOSSの音楽仲間から世界童話文学全集、昭和35年出版の全巻をいただいたのだ。ルビはあるし挿絵はいわさきちひろ先生をはじめ素晴らしい画家の皆さんによる講談社の幻の名作だった。
 サローラとソロンゴ姉妹の家のTVが壊れて久しく、二人はアトリエから本を借りて行ってはものすごい読書量だったので、この全集をもらってほしいと言われた時に二人のお母さんに相談すると「是非読ませて下さい。」とのこと。
 この日届けていただいた全巻を、木曜にお引き渡しすることが出来た。
 トトロも子ども時分に愛読した名作だから、きっと心が豊かになるよとお渡しすると、お礼におっとっとやカルビスウォーターを下さって「サローラがアトリエにはこれと言うものですから・・。」と。何よりのものだ。
 
 こんなに暑い毎日に、重たいスイカや本をアトリエまで持って来て下さる方々が居てくれる有り難さを子ども達に伝えて、「ありがとうだよ。ありがたいんだよ。」と話した。感謝。
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 その木曜夜のクラスは、シュウヘイ君がついにダウンで初めての欠席。
 久しぶりの順子さんは、ご実家のお母様が他界されて、みんなで「御愁傷さまでした。」とお悔やみを言うと、なんとその10日後にご主人のお父様も亡くなられたのだとか。。。ご主人は数年前に亡くなっておられた順子さんは成人した息子さん達や高校生の娘さんとダブルのお葬式に奔走されていらした。
 それなのに、この日猛暑の中アトリエにいらしてこの笑顔。
 トトロをはじめみんなで「順子さんを見習わないとね。」と姿勢を正した。
 
 マサヒロ記者が写してくれたので彼は写っていないけれど、カイキ君の持つニンジンの絵は彼の絵。
 前列のカナちゃんの結婚のプランが決まり、いよいよこうしてアトリエに通う日も残り僅かになった。
 人は巡り会い、それぞれの人生の悲喜こもごもを分かち合い、励まし励まされて生きている。
 お悔やみもお祝いも心から手渡しあって、一人じゃない人生の波を乗り越える。
 「アトリエはいろいろ分け合うところだからね。みんな元気出しましょうね。」と、暑さに弱いトトロは元気そうに言う。そうするうちになんだかチカラが沸いて来る。
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 そんな猛暑の日々の中、先日お問い合わせのあった男の子に連絡して土曜日の後半クラスに来てもらった。
 22日の土曜日は実質夏休みの始まりで、ちょうど中学総体やら部活の特訓でいつものときより忙しい中学生たちがチラホラ欠席して、前半クラスはスタッフユイちゃんも入れて3人だけという涼やかさ。(写真を撮るのも忘れてくつろぎました)
 男の子は後半の時間がつごうがいいということで、お母さんと来てもらい面接も兼ねて実際に体験してもらうことにしようと、みんなに相談して決めた。
 少し話しをしてから入ってもらい、絵を描いてみようということにした。
 本名は「王 中朴(おう ちゅうぼく)君」そうまたもや中国の少年。
 2年生のときに北九州から転校して来て、これからはずっと鳥取に住むとのこと。お母さんもとても感じのいい方で、彼は一人っ子だった。
 「こんにちわーーーーーっ!!」みんなは元気に迎えに出た。
 「こんにちわ。。。」うれしそうな王君。 
 
 「君は何になりたいの?」とトトロがこっそり聞くと
 「恥ずかしいけど、医者になりたいです。」と。
 「恥ずかしくないのよ。夢を叶えましょうね。トトロ先生はたくさんのお医者さまに助けてもらっているんだよ。」「はい。」
 なんてヒソヒソ話しながら絵をチョイと教えると、うれしそうに描き始めた。
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 ユイちゃんは絵のほかに、針と糸で器用にピンチを包む猫を縫った。
 見本を見せたら、ひと針ずつていねいに仕上げて
 「これ夏休みの工作にします。」
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 アオイ君は試合で欠席だったけれど、ライア君とヒロト君が王君とようこそのカンパイ。「よろしくっ。」「よろしくっ。」
 お試しのつもりだったけど、彼の雰囲気がこのクラスに合うと思ったトトロは
 「このクラスに決めますか?」とみんなに聞くと「はいっ。」と全員一致。
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 まるで、ずっと前からアトリエに居たような王君に
 「なんて呼べばいいかしら?」と聞くと「テンテンと呼ばれてました。」と。
 きっと中国では可愛らしい愛称なんだと思い
 「じゃあテンテン君、アトリエの約束を言うよ。みんなも分かってますね。一人残らずハッピーに。。ですよ。」
 「はい。」
 「その為には お互いの思いやりや心配りもつかうからね。」「はい。」
 「ヒロト君は目が不自由だから、ちゃんと気をつけて助けるのよ。」
 「トトロ先生もいろいろ不自由で出来ないこともあるから、みんなで助けてくれているのよ。」
 
 「どう?アトリエ気に入った?」 「はい。すごく。」
 
 みんなは大きな拍手をした。「ようこそ。テンテン君。」
 この日も気温35度。前日は全国二位の37度を記録した。
 
 あたらしい仲間を迎えて、アトリエの熱気はさらにヒートアップ。
 クーラーフル稼働でもジワっと暑い。
 
  また世界が広がった。
 「地球の子ども達がうれしいと、世界は平和になるんだよ。」「はーい。」
 
  夏休みの始まりの日のこと。みんな元気にまたおいで。
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2017年7月16日 (日)

深呼吸

 暑中お見舞い申し上げます。

 北海道まで34度なんて、連日の猛暑は息苦しいほどに日本中をサウナのように包みこんでいる。
 まだ梅雨の明けない鳥取地方も35度超えの毎日の中で時折の土砂降りがアトリエのコニファーをこんなに膨らませてしまった。
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 看板が見えなくなったので、昔手描きした丸い木の天板の看板を玄関前に出してみた。しばらくはこれでみんなを迎えよう。
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 「まるいかんばんあったねぇ。」と喜びながら10日の月曜クラスが全員やって来て、思い切り夏の絵を描いていた。
 「スイカはお母さんが好きなんです。」と親思いのカノちゃん。
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 好奇心旺盛なマオちゃんには、石鹸水で絵の具を融いて水分のある下地の色をパーッと散らして花火を描く方法を手ほどきすると、たちまちステキな作品完成。 
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 この前描いたパステルアートもお菓子の箱を額縁に仕立てて、リボンはカノンちゃんが創ってくれて、はい出来上がり。
 
 みんなの帰る夕方7時過ぎでも、まだ気温は30度超え。
 そんな中をものともせず持参の麦茶を飲み干しながら、アリンコにも気をつけながら、みんなはいさましくニッコリとする。
 
 ガンバレ子ども達。
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 13日の木曜日に、ようやく時間の空いた友人のクマだっちと市場へ行って、あちこちのトトロフレンドや実家や親戚にお魚を発送して、アトリエのオヤツも物色していたら、鳥取名産スイカコーナーに巨大スイカ発見。
 クマだっちが小さくなったんじゃなくて。。。。スイカがデカいの。
 今年も甘くて美味しいらしい。
 これは鳥取県中部の砂地の名品です。
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 15日土曜日、前半クラスのタカユキ画伯はまたもや新作に取りかかる。
 「いっぱい描いておくのよ。あなたの絵はスゴイからね。いつか個展するんだからね。」トトロは彼の背中にエールを送り続ける。彼は背中で答えている。
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 こちらもプロのようなアヤカ画伯。
 「とりたててデッサンの勉強をしなくても、始めからバランスをつかめる人はいるのよね。アヤカちゃんもそうだよ。その感覚は大事にしましょうね。」
 「はいっ。」
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 満足するまで粘土のアートをして、さわやかに手を振るりょうなちゃん。
 片道40分の親子のドライブ。何を話して帰るのかな。。
 先日、りょうなちゃんが新聞にデカデカと書道パフォーマンスの記事に写真付きで載っていたから「見ましたよ。」と言うと。うれしそうだった。
 みんなは時々それぞれの活躍で新聞に載っていて、トトロは全部の記事を大切にしている。「読みましたよ。」と言うためにね。
 本人達は決して自慢をしないから。
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 後半クラスはレギュラーメンバーの欠席が多くて、この二人だけがレギュラーコンビ。
 優しい水彩のタッチが少し似ているな、と思った。
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 ミカちゃんは姉の元生徒ハルカちゃんの誕生祝いのイラストを描いたので額を手渡した。「いつももらうばっかりだから。。。」と姉の為に一生懸命描いていた。
 ユシンちゃんはイスタンブールのモスクを描いている途中。
 教室の途中に入会希望のお電話があって、また後日面接をすることにした。
 男の子のお母さんからだったので、みんなと相談してこのクラスにしようと思った。
 暑いさなかなのに・・・なんだかアトリエは生きているね。
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 みんなそれぞれ思い思いに楽しんで、ちょっと駐車場まで歩くチャーリーさんとS君の後ろ姿は、やっぱり仲間。
 人が見たら、この二人が今しがたまで同じアトリエで絵を描く仲間ってわからないだろな。。。^^>
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 この日はその後に、ミラクルなことが待っていた。
 5月1日に終了したトトロ展のときに、ご注文を受けていた作品がこのほど完成して額装が出来たので、お客様と連絡をとり配達に出向いたのだ。
 あのとき会場にあった「光の弓」という作品をご覧になって「どこかに木漏れ日を描いて下さい。」と。さらに別な絵から子ども達が枝に腰掛けて歌うような雰囲気もご希望だった。
 トトロは個展後、約一ヶ月で期限のあった絵から順番に描いて、小さめの絵などは郵送して、受け取りに来られた方にもお渡しし終えてから、この作品にとりかかっていた。
 土曜日クラスのみんなにだけは、これを観ていただくことが出来たのでよかったと思った。
 「よろこんでいただけるかしらね。」「大丈夫ですよ。いい絵です。」
 みんなの言葉を信じる事にしてアトリエ終了後の7時過ぎに配達に向かった。
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 なんと到着したお宅は「鍼灸・療術 はる治療院」という全身と気持ちを安らぎに導く新しい治療院で、若いご夫婦がいろいろな自然の治癒力を促しつつ、動きにくい方には出張治療もしておられる優しいコンセプトに満ちた場所だった。
 さらに案内されて中へ入ってみると、そこここにトトロ童画がニコニコと治療のお手伝いをしていたではないか。
 
 ↓この子は 不妊治療のお手伝いにがんばっていたし、この他にも絵はがきも入れると3カ所に・・・。
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 そして、この日この絵が玄関に架けられた。
 一年前に新築をされ、奥様のご両親と小さな坊やが一緒のあたたかいファミリーだった。また絵の中に、その坊やそっくりの子が一人居た。
 数年前に、まだ旧姓だったこの奥様がトトロ個展に来られて涙を流してずっと絵を見つめておられたのを思い出した。
 「なにか人の苦痛を受けておられるのですか?」と感じたままにお聞きした記憶がある。それからトトロはこの人の手をずっと握っていた。
 配達に出向いてトトロ童画と再会し、絵の中のこびと達がどんな役目をしているのか実際に見ることが出来たおかげで、こんなに暑い毎日でも描き続けようと思うことが出来た。
 題名は「緑の深呼吸」
 絵は「本当に想像通りです。緑っぽいものにして下さいとお電話しようと思ったんです。」とのこと。・・・・よかった。
 ありがとうございました。
 
 きっと、この治療院でたくさんの方がお元気になられることだろう。
 このお届けで、トトロの春の個展の全てが終了。
 やっぱり最後まで、ご縁のミラクルは続いていた。
 感謝が暑さを上回って、また元気をいただきました。
 (↓この写真・・・☆額縁と時計の色 ☆絵のまわりのマットと壁の色 ☆三人の服の色・・・・全てが一致していました。)
 (☆絵を下げるレールとライトが新築の時に設置されていました。)
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 数日前に、5月で卒業したシュンアキ君から暑中見舞いが届いた。
 時間をかけた丁寧な文字だった。
 
 読んでいるうちに夏バテの気持ちに元気が戻って、すぐに絵手紙を返信した。
 本当に人は心の深呼吸で生きている。
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