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アトリエ日記

2018年1月21日 (日)

大寒のころ

 
 寒中にしては珍しく、暖かい陽射しが気持ちの深呼吸をさせてくれた一週間。
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 15日の月曜クラスで「明けまして」の初アトリエは全部のクラスを巡った。
 あのクリスマス以来、今年初めてのみんなにも「生徒展とトトロ展、去年と同じにやることになったよ。」と伝えた。
 
 冬休みの間中くらいしか日にちが開いていないのに、いきなり絵が力強くてステキになっていた。
 「お家で描いてましたか?」とトトロ。
 「いろいろと想像してました。」と みんな。
 大きな刷毛でノビノビと描くナナミちゃん。
 
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 顔よりメガネが大きく見えるココナちゃんと。
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 カノちゃんは粘土マンションにハリネズミをこさえて入れた。
 マオちゃんは静かなので額に手を当てると少々熱っぽい。
 いつも元気な子が静かなとき、必ず体調が悪いから分かりやすくてお迎えのお父さんに告げた。マオちゃんお大事にね。
 
 他の三人が心配していた姿が可愛かった。心配ってよく効くお薬なんだよ。
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 火曜日から金曜日まではトトロの作品制作。
 県西部の南部町でのロング個展の詳しい日程が決まり、手元にある大きな絵が少ないので、持ち主さん達に依頼して数点お借りする事に・・。皆さん快く貸して下さることになった。2月17日から4月23日までという超ロングランだ。
 さらに新作にも取りかかり、その合間を縫って今年初めての美容院へ。
 帰りに花屋さんや本屋さんでリフレッシュした。
 
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 トトロ定番の色紙「Happy スマイル」も何点か制作。
 南部町では売買はなくて、受付で絵はがきは取り扱って下さるのだけれど・・それでも春の生徒展と同時のトトロ展の時の為に今から制作しておくのにこしたことはないから。
 ありがたい気持ちで、ていねいに生み出すばかりだ。
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 1月20日の大寒の土曜日も、まだなんとなく底冷えはせず自転車で一番先にやって来たのはタカユキ君だった。なんだか背筋が伸びていい顔をしていた。
 りょうなちゃんは、胸に迫るようなクマの親子の絵。
 「いい色ですね。」「はいっ。」
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 高校生たちもそれぞれの世界に没頭。
 アトリエのあちこちに完成したトトロ作品が置いてあるので、「先生もがんばってますねー。」とみんな。
 「また一緒にやろうね。」「はいっ。」
 
 お互い刺激をもらい合いっこしつつ、画家の意識が燃える大寒の日。
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 後半クラスも全員集合。
 トトロの絵本タイムはチャーリーさんに写してもらった。
 ユイちゃんスタッフは倉吉に行っていて、この日はみんなが手伝った。
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 正月明けに風邪でお休みしたふたり。チャーリーさんとS君。
 ようやく「明けまして」の再会。
 絵を楽しむ空間に、年齢差はない。
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 次回にユシンちゃんの弟のチュウちゃんが、お試しでやってみることになった。
 ずっと前からアトリエに入りたくて、トトロに自作の絵やお手紙を持って来ていたチュウちゃん。実はまだ今年年長さんになる若手で・・・トトロはお父さんに
「一番大切なのは、周りとの兼ね合いなのでコミュニケーションが取りにくい幼い子は少し待っていてもらいます。」と言い続けていたのだけれど・・。
 ユシンちゃんの気持ちも確認したら「席を離してもらったらダイジョウブです。」笑・・とのこと。
18012012 さて、まずやってみましょうか。
 案外、年齢・国籍・関係なく、いつものように不思議なミラクルが起こるのかも知れず。
 
 今年もなんだか、深く面白いことがたくさん待っている気のする大寒のころ。

2018年1月14日 (日)

雪の日のドラマ

 寒中お見舞い 申し上げます。

 さすがに寒に入ったとたんに こちらも氷点下になったり、積雪注意報が出たりして、気持ちをシャンとさせていないと少しだけよろけそうな寒さ到来。
 倉吉から来ているアオイ君の兄の元生徒、駿君からFAXが来て「1月8日に花園でラグビーの東西試合があり、西軍の選手に選ばれたので見て下さい。」と。
 あいにくアトリエのTVではチャンネル契約をしておらず、YouTubeを探すと
「もうひとつの花園」という試合の様子を観る事が出来て彼は西日本から選ばれたその日限りのチームメイトとスクラムを組み駆け回っていた。夢中で観たトトロ。
 すぐに彼に手紙を書いた。「花園の応援をさせてくれてありがとう。心も身体もたくましく優しいラガーマンの夢を追いかけて。」と。
  既にラグビー名門大学への進学も決まりトトロは正月からいいものを観させていただいた。
 fuji箱根駅伝も山梨学院のダイスケ君を探しつつTVで応援させてもらったし、(みんな絵も上手かったなぁ)と小さい頃に思いを重ねて、アトリエ男子達はついに日本中で翼を広げはじめたことに心からエールを送り続けようと思った。
 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 そして明けましての水曜クラス。全員出席。
 体調危うい中、優しい花を見事に描き切ったショウコ画伯。
 
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 展覧会の話をすると、やっぱりみんなは一段と張り切った。ヽ(´▽`)/
 ていねいに真剣なミサキちゃん。
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 「マティスの絵みたいだね。」と言うと「まちすってだれ?」とフユちゃん。
  いつものキャラクターソロンゴちゃんは一生懸命一粒ずつ雪の結晶を描いた。
     その日の外は降りしきる雪。
 ヒメちゃんは写ってないけど、「ヒメちゃんらしいのを描いてね。」と言うと「はいっ。」と張り切った。
 後ろのユミ画伯は、雪の中を一人で歩いてお家からお母さんのご実家の静岡みかんの重たい袋を「せんせーい。みかんたべてー。」とドッコイショと持って来た。
 
  ニコニコ水曜クラスの明けましてのアトリエはみかんの香りで清々しく始まった。
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 翌11日の木曜夜クラス。
 restaurantトトロカレーをおかわりしつつ黙々と味わうwithBの姿はこれが最後。
 マサヒロ記者は引き継ぎで多忙なのに、「アトリエ行きます。」とメールをくれたので「今夜のカレーを煮込んでいます。」と返信したトトロ。
 この二年間 マサヒロ記者が戻って来てくれて本当に嬉しく、一年遅れでシュウヘイ君が復帰しwithBの最強助っ人のおかげでどんなに助かったことか。
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 この日トトロはケーキも焼いた。
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 前日に一回目の私立高校受験を終えたサローラとカイキ君、クリスマスの頃母方のおじいさんが他界されてトトロが預かっていたサンタさんの袋をようやく渡せたショウマ君もみんなでマサヒロ先輩の壮行会をした。
 
 「いってらっしゃい。ここで待ってます。」涙目のサローラ。
 「大丈夫。きっとまた会えるから。」とトトロ。
 巡り会い紡いでそれぞれの道。
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 いゃー・・・お正月からドラマ満載のアトリエ。
 13日の土曜日クラスは、先週の試合欠席の代替えで来たセラ君にユウタ君がひっついて見事な絵を観ているから、「みせてください。と言うのよ。」と言うと「みせて ください。。」と。「いいよ。」と優しいセラ君。
 コーセー君はきれいな色を創っていたし。
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 絵の合間に絵本に夢中のケント君。
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 じっとしているのが苦手なのか、あれこれたくさんしたいことだらけなのか、中々座っていないユウタ君。
 助っ人に来てくれるはずのタカユキ君は何故か来ないし、ユイちゃんスタッフが辛抱強くとなりに座って付き合ってくれていた。
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 この二人は読みたい本がたくさんあって、アトリエの本をいつも借りて行く。
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 後半クラスの準備をするユイちゃんは、6年生とは思えぬスタッフぶり。
 「サローラさんの受験 いつおわるんですか?」と聞くから「3月よ。」と答えると「よしっ、頑張ります。」と。頼もしい成長ぶりに感心する。
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 それからみんなが来てたっぷりと絵を描いて、沖縄スィーツをいただき明けましてのカンパイ、てんてん君のマジックの種明かしを教えてもらってやってみたりした。ユキノちゃんからは「雪で行けません。」の電話。
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 みんなが「今年もよろしく。」と帰った後、ユイちゃんと片付けをしていたら
 雪の道を二時間かけて歩いて来た子が。。。。。
 snowsnow
 タカユキ君だった。「先生 すみませんでした。連絡もせず来なくて。」と。
 「信頼してたから哀しかったよ。よく来ましたね。また頼みますよ。」とトトロ。どんな気持ちで歩いて来たのか、早く着いてアトリエのみんなが帰るまで外で待っていたらしい。
 
 新しい年のはじめに、みんなそれぞれがちょっと成長するドラマがあった。

2018年1月 7日 (日)

アトリエ開き・・2018

 明けましておめでとうございます。

 
 と ご挨拶が出来るのも本日、七草まで。
 アトリエはおかげさまで6日の土曜日に今年の扉を開けました。
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 和やかにゆったりと過していたら、写真を撮り忘れていて帰る頃にミカ画伯とタカユキ画伯をパチり。
 いろいろと積もる話に花を咲かせて、なんとタカユキ画伯は来週から毎週来てトトロの助っ人を引き受けてくれた。ありがたい年初めに感謝。
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 生徒展とトトロ展の春の会場は、去年とまったく同じ場所。。同じ日程に決まり、年明け早々BOSSが申し込んでくれたことをみんなに報告。
 「先生、私この絵を出します。」とヤチルちゃん。
 前半のときも早速みんなは意欲満々で新しい作品に取りかかり、楽しみに向かう元気をもらったトトロ。
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 四月には中学生になるアヤカちゃんに「中学になってもアトリエに来ますか?」と打診したら「はいっ。」とニッコリしてくれた。
 いつものように一生懸命自分の世界を描き始める姿から、何よりも絵を描くことが好きなのがジンジン伝わって来る。
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 チャーリーさんとS君は二人とも風邪で欠席だったので、静かにいろんな話をしながら女子会に花が咲いた。
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 子ども達は嬉しいとき、色をたくさん使う。
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 年末サンタのときに肺炎一歩手前でダウンしてしまったユイちゃんスタッフは、晴れやかに回復して伝統のエプロン姿でずっと手伝ってくれていた。
 「まず元気が一番よ。あらためて明けましてのカンパイ。」
 「カンパーーーーイ☆」
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 トトロはみんなにあちこちの病院へクリスマスカードを届けたこと、沖縄の病院へも送ったら、年末に院長先生から珍しい沖縄のオヤツが送られて来たことを伝えた。CMのようにお菓子を手に記念の一枚。
 「沖縄ってあったかいんだろーなー。」「ストーブあるのかなー。」
 また子ども達の空想の旅のスペースが広がった。
 アトリエには日本地図が貼ってあって、トトロ先生の生まれた岩手県やくまたろうさんの信州、クッキーを下さる横浜やラクヨさんの神戸。ミコミコさんと陸先輩の福岡。。あちこちから転校して来たお友達の住んでいたところや先輩の大学のあるところなど、みんなで確認しつつ心で旅をしている。
 今年は世界地図も貼った。モンゴルや中国の仲間はもちろん、オリンピックで応援するときどこの国かもわかるように。
 小さい鳥取から世界中に仲間を広げようと、トトロはいつもみんなに言う。
 「宇宙人の子が来ても、友だちになって一緒に絵を描こうね。」
。。。。って、地球だって宇宙の中のひとつの星。
 そしてみんなも宇宙人。笑
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 陸先輩が描いてくれたワンコの迎春。
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 BOSSの家でついた餅米100%のカガミモチはパッカリ洞窟が出来ていたから、みんなでワイワイとアヒルの家にした。爆笑
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 トトロ先生作の年賀状の原画とお正月の生け花。
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 みんなからいただいた手描きのアナログ年賀状。
 一生懸命書いている姿が浮かぶ傑作ばかり。
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 「上手い絵じゃなくて、わぁーっ。。。って心に届くいい絵を描こうね。手で描くんじゃなくて気持ちで描こうね。そうすると観て下さる人たちがとっても元気になるからね。」「はーい。」
  ・・・これはいつもトトロがみんなに言うことば。
 小さなアーティストたちは、絵で世の中を明るく照らして元気をもたらすチカラがある。それは意識してつくることではなくて、幸福感の中で描きたい気持ちが生み出す子ども達の持つ魔法のパワーだ。
 オトナは余計な手出し口出しをせずに、絵の生まれる背景をわかろうとして欲しいと思う。
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 お飾りは今夜はずして神社に奉納返し。
 2018年、どんなドラマが繰り広げられるのだろう。
 皆様 今年もよろしくアトリエを見守ってください。
 
 みんな元気で、たっぷりとした一年になりますように。
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2017年12月30日 (土)

アトリエの大掃除・・そして未来へ

 12月29日 金曜日。

 この朝、九州福岡から夜行バスで帰省した陸君が駆けつけてアトリエのクリスマス飾りを撤去してくれた。
「先生、今年も盛大にサンタの跡が残ってますねぇ。」
「そうなんだよね。いつものように本物のサンタが来てくれたのよね。」 
「僕も信じていましたよ。」
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 「このピンチはマサヒロ先輩がやったから、はい。。物差し。」
 「うーん・・なかなかですね。」
 そうして彼は奮闘し、サンタ関係のグッズを全て取り払ってくれた。
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 大学でのあれこれを話し、特別支援教育の深い内容を語り合い、今お父さんが勤務されているインドネシアにお正月明けまでお母さんも行っておられるから、陸君と高校生の弟と中学生の妹が、デイサービスから戻るおじいさんと共に年末年始を過すことなど語ってくれた。
 お父さんは単身赴任で大阪勤務だったのが、インドネシア支店に替わっておられていることを知ったトトロは、「実はね。。。」と話しはじめた。
 「マサヒロ記者がクリスマス明けにいきなり東京支局に転勤が決まったのよ。それも突然でね。お正月が明けたら出発なんだって。」「へぇーーー。」
 なので23日の土曜のアトリエサンタの後、withBをねぎらうつもりでシュウヘイ君の好きな餃子の美味しい中華店に誘った時すぐに来てくれたマサヒロ君は、神妙な顔でそのこと私達に打ち明けたのだった。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーっw(゚o゚)w」
 トトロとシュウヘイ君は、あまりに早い別れに一瞬言葉を失い、それから
 「それはスゴく早い栄転です。あのSデスクもトトロやBOSSと親しいO記者もみんな東京勤務の経験者なんだから、国会議事堂やオリンピックの取材で腕を磨いておいで。。」と、さみしいのをこらえてエールを送った。
 「はいっ。行って来ます。」
 一人になるwithBのシュウヘイ君は涙ぐみつつ三人前の餃子を平らげていた。
 
 と まあそんな報告をすると、陸君は
 「東京か。。。近くていいな。」
 ・・・・そりゃそうだ。お父さんはインドネシアだものね。世界は広い。
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 それからトトロ特製美味しいネギそばを振る舞い、今夜の夕食も少し持たせて
 いつものように干支を描いてもらった。
 人生は果てしのない旅。彼も卒業ののちは福岡に居る可能性が高いとか。
 「アトリエには年に何度か絶対帰って来ますから。」「ありがとうね。」
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 30日。アトリエのお正月準備をしていたら沖縄の病院の院長先生から子ども達の喜びそうな沖縄スィーツが届いた。
 今年はブログでお知り合いになった沖縄の病院へも子ども達のクリスマスカードを送ったら、とてもとても患者さんが喜んで下さったのだとか。
 アトリエの弟子達に伝えたい。
 小さなチカラでも人を元気に出来るんだってことを。
 
 絵が上手とか下手とか、ましてや人に比べて上とか下とか、そんなことはどうでもいいこと。お互いのできることでお互いを幸せにするのが人の生きる道なのだ。
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 今年は、何から何までトトロを助けようと動いてくれたアトリエ復活withBの二人は、アトリエに帰って来て絵を習い、これからもトトロの役に立とうと思っていたことだろう。
 でも若いチカラを必要とする大きな社会で、もっともっと学び、経験を積んでゆるぎないプロフェッショナルに成長して欲しいと思う。
 後輩たちもあとに続いてくれるから、トトロはいつまでもみんなの活躍を応援しているから。
 素晴らしいクリスマスの余韻を徹夜のバスで帰って来て片付けてくれた陸君や、小さな手で一生懸命クリスマスカードをこさえていた子ども達。そしてサンタになっていたOBOGの数はことしが一番多かった。
 みんなの未来に明るい朝日が昇りますように。
 今年もこのブログをお読みいただいた全国の皆様、サンタ同盟の皆様、本当にありがとうございました。アトリエより感謝を申し上げます。
 
  来年もよろしくお願い致します。・・・よいお年を。
 
   byアトリエトトロ  2017年晦日
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2017年12月26日 (火)

2017年・・アトリエラストクリスマス

 12月23日・・祝日。

 土曜日クラスにはwithBシュウヘイ君が助っ人に来てくれていた。
 
 みんなが揃ってまもなく、玄関にOGのヒロ子先輩が。。。
 「先生、Xmasしとると思って、これジュースです。」「わぁ、ありがとうございます。助かります。」
 今年福祉施設の職員として就職し、一度アトリエに来て絵の指導のあれこれを学びたいと実習体験ののち
 「そっか 無理に何かを指導するんじゃなくて自然にやりたいままに描いてもらって、話しかければいいんですね。」と気がついて行った子。
 「がんばって。ヒロ子ちゃんなら寄り添えるよ。」とエールを送った。
 
 ただ一度のことを忘れず、駆けつけて来てくれた。立派な人になったと思った。
 ほぼ同期だったシュウヘイ君が感動しつつ受け取った。彼女もサンタになっていたのね。胸があたたかくなった。
 「ヒロ子ちゃん、トナカイ走ってなかった?」とトトロ。
 「走ってましたよ。こっちに向かって。。」と大きな声で。ナイスアンサー。
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 アトリエの中では前半に絵を描いて、だんだんXmasのムードが高まり、みんなでケーキを飾りつけ・・そして「メリーXmasheart」威勢のいいクラッカーが鳴った。
 この前入ったばかりのユータ君は「サンタはいないよ。」と言っているけれど、そこにまた来客が。
 この日インフルになって後のクラスを欠席するモモコちゃんのお母さんが お月謝を届けにいらしたのだ。またトトロは聞いた。「トナカイ見ましたか?」
 
「はい もうすぐここに着きそうですよ。」・・・・・感謝。
 
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 すると、ユウタ君が窓のところへへばりつくようにして、一生懸命に空を見ている。となりにカエルとパンダも一緒に見ている。
「ユウタ君、そんなに探さなくても見えたらパンダたちが教えてくれるからさ、ケーキでも食べてね。」とトトロ。
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と そのときシュウヘイ君が「来ました。今届きました。」と箱を届けてくれた。
 自分の名前が読まれると、すっ飛んで来て受け取り上に向かって
 「ありがとー。」と小さい声で言った。
 「よかったなぁ。」とニコニコしているみんな。
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 この三人には微妙に種類の違うカブトムシのおもちゃが入っていて、ネジを回すと動き出して、そのことに一番びっくりしたのはトトロだった。
 「えーっ、動くの?」とたまげたら中学生たちがクスクス笑っていた。
 「三人とも家に帰ったらエサをあげてね。」「・・・は はーい。」
 
 実は買う時には動くと思わなかったもんで。。。あーびっくりした。汗
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 高一のセラ君もサンタ帽を被り、みんなそれぞれの袋を抱えて何よりユウタ君がうれしそうなことに安心してくれた。
 トトロのサンタはただのモノを手渡しているわけではないことを、みんなはとても良く知っている。
 これから育って行く後輩たちが、夢と感謝を知りやがては生きててよかったと思える感動に気づくために、どうしてもこの手づくり満載のステキが一杯入った、不格好な大きな袋を抱えるシーンが必要なのだった。
 全国サンタ同盟の皆さんやOB・OGたちのお心づくしの宝物と、一人ずつの性格に合った何かが入っている不思議なサンタ袋なのだ。
 繰り広げられる色々なシーンと会話でシュウヘイ君は時々涙腺が危うくなっていた。
 少し早めにお迎えにいらして外に待たれていたユウタ君のお父さんにトトロは伝えた。「窓でサンタを待ってましたよ。」そして握手した。
 彼はどうしてもサンタの本体を見たくて「居なかったよ。」なんて言ったけれど
心の中では「僕が見なかっただけかも。。」と思った風だった。
 「見えなくても居るものや有るものはたくさんあるんだよ。」トトロは今に感じるといいなぁ・・と願っている。
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 後半クラスは前代未聞の大変なことから始まった。
 まず 前半から居るはずのスタッフユイちゃんが溶連菌てダウン。
 先に書いたモモコ画伯 インフル。
 そしてユキノちゃん都合で欠席・・と女子全滅の危機。はじめてのコトだ。
 で 前半生徒のミカちゃんに急遽スタッフを頼んだ。
 「やりますっ。」感謝。
 まずはクラッカーから。「メリーXmas。」
 一番手前は倉吉のアオイ君。ものすごく背が伸びていた。
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 こちらのノッポ君はライア君。デッカい袋にはセーターも入っていた。
トトロはお母さんにこっそり伝えた。「マサヒロ記者がお古を持って来てくれたんです。ライア君このごろ背中が出ているから。大きくなるのが早いですよねー。」
「助かります。」とお母さん。
 ミカちゃんはスタッフエプロンとサンタ帽で大活躍してくれていた。
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 男の子たちの何と上手な飾り付け。
 ローソク風なのはポテロング。
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 この日の為に仕込んで来たテンテン君のマジック。
 みんなで感心。テンテン君得意満喫。
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 デカくなっても、うれしいアトリエのサンタ袋。
 手渡す子の居てくれる有り難さにトトロは感謝している。ありがとうね。
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 お疲れさまの最強コンビ。
 ミカちゃんが言った「うち アトリエに就職します。。」
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 12月25日。本当のXmasの日。
 月曜クラスがアトリエのラストクリスマスとなった。
 ベテランのマオちゃんから順番にケーキ創り。
 トトロのスポンジは今迄で一番ふんわりと焼けた。
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 ココナちゃんとナナミちゃんが初めて体験するアトリエクリスマス。
 「一年の最後のアトリエにメリーXmas☆パーーーン」
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 この日は鈴の音がだんだん近づいてアトリエの前で止まった。
 みんなが玄関に行こうとするのと同時にBOSSが大きな袋を持って「これ置いて行ったで。」と。
 「わぁーーーーーーーーーっ。」と本気なココナちゃんの声に、みんなも拍手。
 そして全員で集まり、名前を読まれる度に拍手と歓声と「ありがとーっ」の声。
 精一杯上に向かってお礼を叫んでいた。
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 ときめきながら袋をゴソゴソ。
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 お揃いのピンチを発見して「やっぱり仲間だねぇ。」とみんなで。
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 こうしてどこのクラスも心一杯のクリスマスを過して、今年のアトリエが全て終わった。
 色白のカノちゃんには、あつらえたようなウサギの耳。みんなにもそれぞれに。
 応援して下さった全ての皆さんに・・・今年もアトリエより愛と感謝を込めて、
    「メリー☆クリスマスheart
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2017年12月22日 (金)

アトリエクリスマス2017 その2

12月20日水曜クラス。

いつもは雨やら雪やらのお天気が一番多いクラスなのに、この日は一日青空が顔を出していた。
みんなはすぐに絵を描きはじめた。
「今年最後の作品になります。楽しく描いてね。」「はーい。」 
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 一時間経過。「さあケーキを作ってください。」とトトロ。
 アトリエクリスマスは初めてのソロンゴちゃんと、この前仲間入りしたばかりの冬に生まれた「フユちゃん」が、ワクワクと立ち上がるとみんながクリームの絞り方を教えてくれていた。
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 その様子を見たショウコちゃんは、ソロンゴにコック帽をこさえてくれた。
 みんなは新人二人にクリームのところをやらせてくれようとしていた。
 自分たちが新人のときにそうされたように。
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 そして仕上げは手慣れたユミちゃんに渡す。
 フユちゃんは、アトリエサンタの存在を知らない。
 みんなは言った「いるよ。きょう来てくれるんだよ。」「・・・・・。」
 トトロは「さあ、あと5分でケーキを仕上げて席に着かないとサンタさん忙しいからスルーしちゃうよ。」と慌てたように言う。
 みんなは、ジュースやお皿を並べて「はやくはやく。。」とユミちゃんの手元を見ている。
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 ローソクをつけると「お誕生日じゃないのにみんなにローソクつけるんだ。」とフユちゃん。目がキラキラとうれしそうだ。
 ソロンゴはずーーーっと笑っている。うれしすぎて身の置き所がないみたいに。
 「いい?いくよっ。メリーXmas☆☆パーーーーーン☆」
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 全員にサンタさんが来て、ソロンゴの袋がない。フユちゃんはソロンゴが呼ばれるまで自分の袋を開けなかった。
 大きな箱の底をゴソゴソしているトトロ先生。「あ あった。。」
 小さくローマ字でソロンゴと書いてある。
 みんなは拍手をした。ソロンゴは上に向かって何度もお礼を言った。
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 手づくりのトトロクッキーをみつけてフユちゃんが言った。
 「こんなの初めて見た。お店で売ってないからサンタさんだ。」「きっとそうね。」
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 みんなは少しのことでも大笑いして、お互いに拍手して中身を見せ合いっこして中にあったヘンテコメガネをかけた。
 
「ことしもみんな元気でよくがんばりました。全員いい子だよ。来年もよろしくね。」とトトロ。「はーーーーい。」とみんな。
 とても大事そうに中身を入れなおしてから、「せんせいのは?」とソロンゴ。
 「先生はサンタのお手伝いがお仕事だからね。あとから流れ星でもいただくのよ。」と言うと、フユちゃんが「さわっても熱くない?」と。
 「流れて来るうちに冷えるからダイジョブだよ。またアトリエに飾るからね。」
 みんなはお迎えの親御さんたちにも渡さず、袋を大切に抱いて振り向きながら帰って行った。お母さんやお父さんたちはトトロに目で合図をしてピーチクパーチクの報告を聴きながら笑っておられた。サンタは居ましたよ。ほんとうに。
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 翌21日木曜日、みんなのカードをまずは市立病院へ。
 「そろそろかなぁ。。と思ってました。」と看護師長さん。
 猫バスはwithBシュウヘイ君。
 ここは癌病棟、トトロが一時入院していたところ。
 天使のカードはすごく効き目があるらしい。
 本気で待っておられた師長さんとトトロの会話を聴いていたシュウヘイ君が涙をこらえきれずにいたので、「まだまだね。人生は経験値。いろいろ見せてあげるから手伝ってください。」とトトロ。
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 それから心臓のメンテをし続けて下さっている中央病院へ。
 こちらは入院と手術でお世話になった3階と6階へ。
 ナースの皆さんはとてもお忙しそうで、「これを見るとホッとします。」と。
 金曜は診察日なので、「また来ます。」とおいとまをした。
 病棟で主治医に出逢い「今年もカード持って来ました。」と手を振ると、ニッコリされた。
 本当にトトロは生きていられることが有り難いとあらためて思うXmas。
 
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 そして急いでアトリエに帰って、夜のクラスがはじまった。
 手際良くケーキ係のカイキ君。
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 久々に全員そろって「メリーXmas☆」パーーーーン☆
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 生徒&スタッフのサローラとシュウヘイ画伯が「宅急便が来てます。」と入場。
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 感謝のことばを添えて全員にデカい袋をお渡しする。
 ムッチー20回目。生徒歴20年。この日57歳のお誕生日だった。
 「生きてて下さいよ。」とトトロ「先生も。」とムッチー。
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 マサヒロ記者の袋にも変なモノギッシリ。「これ欲しかったんです。」
 ナイショだけど準備のときに欲しそうにしてたもんね。見逃しませんよ。
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 社会人や受験生や。。。みんなヘトヘトに頑張っていたらサンタさんが来ましたよ。夜なのにアトリエは楽しい熱気で明るかった。
 こんなことはオトナにこそ必要なのかも。。。と病院やアトリエのオトナの方達のうれしそうな笑顔にトトロは思ったりしたのだった。
 サンタさんに感謝しつつ・・・残すクラスあと3つ。
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 みんなで生きて笑い合うところのある幸せ。
 ささやかでも、分け合う時間の素敵さを痛感しているトトロはなんだか両手一杯のプレゼントをいただいたような気がした。

2017年12月17日 (日)

アトリエクリスマス2017 その1

 12 月16日土曜日。天気曇りのち雨のち雪・。・。****

 あの小学校のM先生が天使のこさえたカードを持って駆けつけて下さり、有り難く受け取るトトロ。はじめることは簡単でも続けることはとてもパワーと心がないと不可能だ。そんな関係を続けられる仲間のことを「友だち」というのかも。感謝。

 前半Aクラスから、いよいよ今年のクリスマスが静かにはじまった。

 いつものように絵を描いて、一時間が過ぎてそろそろケーキを作り出す。

 このアバウトで美味しそうな第一号のケーキはりょうなちゃんとユイスタッフの傑作だ。

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 背中ですべての出来事を聴いているタカユキ画伯。笑
 今年最後のアトリエの思い出が甘く仲良く完成した。
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 先日このクラスの高校生セラ君から「バスケの試合で行けれません。。」と電話があり「えーっ。。タカユキ君一人になるよー。」とトトロが言うと、セラ君本気の声で「えっ。。」と絶句。
 「あ、いやいや女子は来るけどさ。」と、いつも話も交わさないタカユキ君のことを一瞬案じてくれたセラ君に慌てて訂正した。
 そのことをこの日タカユキ君に伝えた。
 どこかで誰かが案じてくれていることを知るのはいいことだ。孤独じゃなくなるからね。・・・セラ君は来週に変更してと・・。
 そんなこんなで、いつものクラッカー。「メリークリスマス☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆」
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 ちょうどサンタのソリが到着して、いつものセレモニー。
 上に向かって心から「サンタさんありがとうございます。」
 りょうなちゃんアトリエ6回目のクリスマス。
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 真剣に一つずつ袋から出して並べるアヤカ画伯。
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 「先生 今年も欲しいものが全部入ってたよ。」
 くまたろうさん手づくりの小豆カイロとずっかちゃんのトトロクッキーも大切そうに見せてくれた。りょうなちゃんの住む山の方はアトリエよりさらに雪深く春が一番遅く来る地域だ。
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 毎回送り迎えについて来る妹Aちゃんにも、サンタさんはヌイグルミを下さって上に向かって聴いたことのない大きな声で「サンタさーん。ありがトーーー☆」と叫んでいた。
 みんなは袋を持って「よいおとしをーーーっ」と言いながら帰って行った。
 タカユキ君も手を振りながらね。
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 この日からBクラスに移ったユシンちゃんは、いつもと変わらぬテンションで絵を描く。今年は「サンタなんていない。」とは言わなくなった。
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 岡山から来たハルカちゃんとケーキを創るS君。上手。
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 人数が多いので、このクラスはケーキを二つ用意した。
 この日が一旦最後のアトリエになるエミちゃんにみんなはクリームを渡していた。
 エミちゃんは明るく振る舞っている。
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 てんこ盛りの豪華なケーキになった。
 
 実はこの日はチャーリーさんのお誕生日だったので、こちらはバースデーケーキということにした。
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 怖がるユシンちゃんに「うちも怖かったけど、大丈夫だから。」とユイちゃんが寄り添い「メリークリスマス☆ハッピーバースデーチャーリーさん♡」とクラッカー炸裂。
 この日はwithBのマサヒロ記者がはやくから来て助っ人をしてくれて、撮影も彼。
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 マサヒロ記者が「これ 今届きました。。」と不器用なセリフを言いつつ運んで来ると「わーーーーーーっ♡拍手」とみんなの方が一枚上手。笑
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 チャーリーさんステキな誕生日になりましたね。
 贈り物はなあに?
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 去年はあの四国へ行ったMちゃんがサンタ帽を被ってサローラとスタッフをしたクラスに、今年は弟のS君が居て、マサヒロ先輩とユイちゃんスタッフが同じ帽子を引き継いだ。
 人数はまったく変わっていないのに顔ぶれと背丈が変わっている。
 トトロ先生はいつもおんなじ。。。。つもり。
 いつまで続くかわからないけれど、助っ人がこうしてあらわれるうちはアトリエがあってクリスマスも温かく続けられるのだと・・なんとなく思います。
 だってみんなが本当に幸せな笑顔を見せてくれるから。
 サンタもトトロもそれは何よりうれしいことだから。
 
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 今日の最強スタッフコンビのおかげでアトリエクリスマスが無事にスタートを切りました。
 マサヒロ君も小さな頃はここでサンタさんからステキな時間をもらい、信じてよろこび、袋を持って帰って行ったし。。。ユイちゃんはアトリエの外で夜空に向かって「ありがとーーーーっ」と叫びながら帰って行ったっけ。
 そしてスタッフになると、全国のお届けものの箱を見て「やっぱりサンタさんっているんだ。」と、もっともっと感謝出来るようになるのでした。
 トトロ先生は、絶え間なく続くスタッフたちが途切れずあらわれて同士になって行くことのほうが、これは本当の奇跡の贈り物だと思わずにはいられないのでした。
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 外には雪。
 こうしてアトリエクリスマスが迎えられた事に深く感謝しながら一回目のご報告と致します。。。。xmasおかげさまのメリークリスマス(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

2017年12月13日 (水)

まもなくです♡

 
 12月6日の水曜クラス。
  冬らしい天候の中 元気な6人がやって来て、すっかり慣れたふゆちゃんも楽しく自分の作品を描く。
 xmasxmas他の面々はラストスパートでカードを創る。
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 いつもはおっとりのヒメちゃんも、文字のないカードに「しあわせ」と書いて完成。
 3回目ともなると、みんなは病院へ贈ることの意味を深く理解している。
 トトロは「オトナの絵や文字ではだめなの。みんなの創るのがとてもいいのよ。」と言っている。どうしてもオトナは「・・・してあげる」感が出ちゃうのだ。
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 翌7日の木曜夜クラスではケーキの試作をこさえた。りんごを煮てフルーツケーキにして、カイキ君がクリームをのせた。ケーキ台はいつもの炊飯器で。。
 試食係はあとの全員。「いけます。いけます。」
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 生徒の日にはやって来るサローラが、アトリエの玄関でしゃがみ込み悲鳴をあげるので驚いて振り向くみんな。
 「あーーーーっ、落ち着きます。アトリエーっ。」って泣いていた。
 「まだスタッフ一回来なかっただけだよ。100年ぶりくらいに見えるよ。」って言うと、「だってとても来たかったから。」と。うなづくwithB。
 
 この夜はwithBたちと中学生たちだけで、今月の後半の日に全員そろうことになった。
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 9日の土曜日前半クラス。
 あれもしたい これもしたいと立ち歩くユウタ君にユイちゃんスタッフが気長に付き合い、粘土の相手をしていてくれた。
 だんだんに座っている時間が長くなりつつあり、長い目で見守ることにしようとトトロはみんなに話した。
 いつか一人で集中して絵を描く日はきっと来る。ユイちゃんは優しく強く、りっぱなスタッフ魂を見せた。
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 向こうの席の高校生のミカちゃんも、時々振り向いて「コラコラ風船の空気入れで人の顔を吹いちゃいけないよ。」なんて サラっと注意していてくれたしね。
 子ども達同士だと、「しつけ」とか「教育」などという仰々しい意図がないからユウタ君も何度目かには「うん。」と言う。
 
 トトロはみんなに「ありがと。」とささやく。「まかしといて。」という顔でみんなはうなづく。育ち育てられ・・・そして育ち合う。いい光景だ。
 そこはオトナには真似の出来ないところだと思う。
 オトナ同士で注意するなんて、よほど親しい関係でなければ避けて通るから。
 みんなは平然と自分のことをしているのもステキだ。
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 楽しそうだったユウタ君を見送ってホッとしたユイちゃんは、後半クラスの生徒に変身。いろんなことでケラケラ笑う面白いクラスだ。
 ここも小学生から高校生までの兄弟姉妹みたいな心地いい温もりのあるクラスだ。一人っ子が3人も居て、みんなと何かすることがとても楽しそうだ。
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 「さあ、あと一回だよ。今年もありがとうね。カンパイ☆」モモコ画伯と。
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 テンテン君はついに「先生 ちょっと。」とトトロを呼び、マジックの種を教えてくれた。横からなんとなく見ているヒロト君。
 「なーるほど。テンテン先生ありがとうございます。」と言うと「僕が先生?」と言うから「何かを教えてくれる人はみんな先生なのよ。」とトトロ。
 世の中は先生だらけ。学ぼうと思えばいつでも先生は見つかる。
 トトロが子ども達から学ぶことはたくさんある。ありがたいことだ。
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 一回ごとに飾り付けが増えているアトリエ。
 みんなは今年の最後のアトリエにサンタが来るのかも知れないと思っている。
 「来ないかも知れないよ。」・・・トトロは言ってみたりする。
 でも 毎年来ていたのをしっかりおぼえているみんな。
 テンテン君ユウタ君。。。ふゆちゃん、ココナちゃん、ナナミちゃん。ソロンゴちゃんは、はじめてのアトリエクリスマス。シュウヘイ画伯も7年振りになるのね。
 さて、新人たちにもサンタさん来てくれるかしら?
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 11日の月曜クラスは急な冷え込みで雪が舞った。
 ランドセルに雪をつけてマオちゃんとココナちゃんが走って来た。
 絵をくまごろうに持たせている二人。笑
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 アトリエクリスマスを絵にしているカノちゃん。
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 この日4人はカードをお届けする病院のカウンターに置く天使を創った。
 かじかむ手で一生懸命つくっていた。
 天使たちのつくる粘土の天使は、きっと今年も患者さんやドクターやナースの皆さんを癒すことだろう。
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 さぁ、今週の土曜日から順番にアトリエクリスマスがはじまろうとしている。
 トナカイが走りやすいような雪景色になった。
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 トトロは一枚ずつ創った袋に、全員ちがうプレゼントを入れはじめた。
 サンタ仕事の中でも、このときが一番心をつかう。
 
 一年間の一人一人のつぶやきを思い出して、みんながニッコリと喜ぶものを不公平のないように、開けて比べても楽しいように。。。子どもだましのモノじゃなく、しかもアートに少しは役立つものも。。。
 横浜サンタのずっかちゃんから「トトロクッキー送りました。」のメールが届いたので それはそれぞれ当日にそぉーっと入れよう。
   heartxmasheartxmas★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
 全国のあたたかなサンタ同盟の皆さんと、かつて子どもだったアトリエOBの皆さん。日曜日にトトロの秘密の用事の猫バスをして下さったミカちゃんのお母さん、
 自分たちは生徒とOBのはざまで助っ人をしてくれたwithB。。。
 このブログでいつも子ども達を見守って下さる皆さん。
 たくさんのサンタさんたちに心よりお礼を申し上げます。
 本当にありがとうございました。
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 今年も夢にあふれた、そして決してお金では買えないアトリエクリスマスを繰り広げようと思います。
 
 子ども達が大きくなってもホッコリ思い出して、自分の周りに愛を分けられる人になることを祈りつつ。。。
 皆様にもステキなクリスマスが降り注ぎますように。

2017年12月 6日 (水)

スーパームーンの奇跡

 すっかり冬になった。

 寒くなっても駆けて来る子ども達の熱気は、アトリエの冬のヒートアップの源。

 山間部から遠いアトリエまで通い続けるりょうなちゃんは、何をしたいか明確に決めて来ているからとてもいい。
「今日は絵を描いてから粘土をしたいですっ。」
「はい。わかりました。楽しんでね。」「はいっ。」
 まるでファンシーショップの製品のような完成度の高いものを何も見ないでコツコツ造り上げる。
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 こちらのアヤカ画伯も器用で、その辺にあるものを工夫してどんどんクリスマスカードを創りあげていたし。パラリと金の粉をかけているところ。
 魔法のカードの完成だ。
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 「先生、うち来年の市展に出す絵の構想が浮かびました。」とミカ画伯。
 「何枚も試行錯誤していいからね。来年は五月だからデビューしましょう。」
 今年の市展の出来事はみんなのアーティスト魂にエンジンをかけたようだ。
 
 またトトロも頑張ってみよう。
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 こちら、りょうなちゃんの作品。右は本物。トトロの故郷のおせんべい。
 み 見事だ。BOSSも出て来て「ほぉーーーーーっΣ(゚д゚;)」と感心した。
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 こうして前半のアトリエが穏やかに流れて、後半クラスの面々が揃った頃にたくさんのサプライズがこちらに向かっていることなど予想もしていなかった。
 
 5年生とは思えぬエレガントさで、やちるちゃんがきれいなクレパスアートに熱中していたとき玄関でゴソゴソ音がするので出てみると、赤いジャージにマスク姿の青年が「先生、ブログ見てます。」と小声でささやき段ボール箱をカウンターに置いた。
 みんなはザワザワして「サンタさんかも。。。」とチラ見している。
 それは15年前、小6でいきなり去って行ったY君だった。家庭の事情だった。
 国外に出て働き、今年帰って来たらしくすっかり凛々しくなっていたけど小さい頃の面影がマスク越しに見えてすぐにわかった。
 「ついにアトリエサンタになったのね。それは最高の人生。100点だよ。ありがとうございます。」と言うと
 「先生変わってないな。元気でよかった。んじゃまた。」とすぐにバイクで立ち去った。
 トトロは自分のコートのポケットから手袋を出して「これ サンタにあげる。お古でごめんね。」と手にはめさせた。寒かったから。100均のだけど。。。。
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 コソコソ話していたので、すっかりサンタと思っているみんなはとても一生懸命に描いていた。
 
 体調も戻って懸命に描くS君を見ていたら、さっきの彼はこれくらいの時に去って行ったんだったなぁ・・・。淋しかったろうな。。。と思った。
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 サローラがしばらくスタッフに来られないことをユイちゃんに伝えると、
「がんばりますっ。」と決心したようにサローラのエプロンを身につけた。
 それから、今までは破裂するのが怖くて風船を膨らますことが出来なかったのに
チャレンジして「勇気を出したらはまっちゃいました。」とたくさんの飾り付け用の風船をつくってくれた。助手はエミちゃん。
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 このエミちゃんのお母さんからトトロは電話を受けていて、まだ5年生だというのに私立の中学を受験させたいから塾を増やすため、アトリエを12月で一旦辞めると言うお話だった。
 エミちゃんの夢は「アトリエのスタッフ。」だったので、泣きじゃくる彼女をしばらく抱きしめてからユイちゃんのしていたエプロンをさせた。
 「さあ、今日とあと一回、スタッフを頼みますよ。中学に上がったらまたおいで。」というと「はい。絶対来ます。そして手伝います。」と。
 一人っ子で泣き虫の彼女はアトリエに入ってからの三年間、ほぼ毎回トトロに手紙やカードを描いて来て、「せんせい大好き、アトリエ大好き。」と必ず書いてあった。その度にトトロは「エミちゃん好きだよ。」と言った。
 みんなはエミちゃんの様子を見ていて一緒にオヤツの準備に立ち上がった。
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 この日の二番目のサプライズは、この左に居るM先生。
 トトロが三年前授業しに出向いた小学校の先生で、あれ以来病院へ贈るクリスマスカードを担任クラスの子ども達に呼びかけて届け続けていて下さるのだ。
 カードを持って来られたのかと思ったら、なんと市展賞のお祝いとサンタさんからの、、、こちらもお菓子の大きな袋を持って登場。
 トトロはみんなに言った「やっぱりサンタさんは居るのよ。今日はその集合の日なんだよ。きっと。」と。
 
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 そんな内容の絵本も読みきかせ、届けてくれる人はサンタの使いだと説明していたら
「こんばんはーーー。」とこちらもアトリエOGで大阪で働いているめぐみ先輩。
 サンタの届け物を運んで来て下さった。
 「ユイちゃーん、またサンタさんよ。」と言うと「えーっ・。・。」とユイスタッフの目が輝き、めぐみ先輩は「かわいイーーー☆」と笑った。
 昨年は宅急便で送ってくれたけれど、今回は実家に送って自分も帰省しアトリエに届けてくれたというわけ。
 サンタの使者の皆さん、本当に ほんとうにありがとうございます。
 トトロは心からサンタを信じます。heart
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 そんなことのあった翌日、12月3日の日曜日、あのwithBがやって来て小分け作業開始。
 足りないものの買い物に付き合うつもりの二人に「もう買い物はしなくてよくなったよ。」と事の次第を説明すると「す すごい。」「やっばりなぁーーー。」と。
 トトロが一年かけて集めたグッズと混ぜてみんなの顔を思い浮かべつつの作業。
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 アトリエの天井から背の高いマサヒロ記者に飾り付けをしてもらい、コマゴマとしたことを手伝ってもらってからの夕方、トトロは二人に相談。
 「さあ サンタ第一便届けに行くよっ。」「はいっ。」bell
 行き先はあのチャレンジャー移住ファミリーのファー民さんのお宅。
 子ども達に 奥様に そして昼夜問わず年中無休で頑張るファー民さんにトトロサンタのトナカイは向かった。
 そしたら お礼にネギをいただいてしまって恐縮のwithB。。。。ありゃ。
 帰り道シュウヘイ君が「僕、初めての人には緊張するのにあのお宅ではとても気持ちよかったです。」と。
 「そだよ。ポジティブに生きる人達とおつきあいすることにしてるんだもの。応援したくなるでしょ?」とトトロ。「はい。わかります。」と青年たち。
 まだまだ新しい出逢いのご縁を楽しみたいトトロ、二人の未来にも素晴らしい出逢いがありますように。
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 この夜は見事なスーパームーン。
 
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 準備の整ったアトリエ。
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 福岡サンタのミコミコさんから。
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 信州サンタのくまたろうさんから。
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 神戸サンタのラクヨさんの箱にあった「英検2級」の参考書はファー民さんの息子君がよろこんでくれましたよ。
 不思議であたたかいサンタ同盟の皆さんが、みんな同じような日にアトリエめがけてトナカイを走らせた奇跡。
 トトロは一人では上手く歩く事も息をすることも不自由なのに、まるでこの季節には本物のサンタのように猫バスに乗って飛び回り、トナカイと待ち合わせたかのように毎年アトリエのクリスマスが愛に満たされて、それが20年も続く奇跡。
xmasxmasxmasxmasxmas
 
 やっぱりサンタクロースは居ます。世界中にいつまでも。
 準備の合図はきっとスーパームーンの光です。fullmoon
 5日は初雪。ソリの鈴の音はまもなく聴こえて来るでしょう。
 感謝の星を散りばめてbellnotes★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

2017年11月30日 (木)

やさしい時間

 11月24日の雨上がり。

 アトリエの向こう正面に虹が架かった。
 大きなすべり台をみんなが滑って来る絵が浮かんだ。
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 晴れ間の光に照らされて、サザンカがたくさんの蕾を見せてくれた。
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 この24日から3日間「ポケモンGo鳥取砂丘」のイベントに、こんな感じの皆さんが全国からいらっしゃって、砂丘にほど近いアトリエ近辺も徒歩でテクテクの方々がこうして向かってテクテクと。
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 なんと上空からはヘリコプターが砂丘のマスコミ撮影中。
 あの広い砂丘が人でいっぱいになったらしい。
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 翌25日の土曜日に、正式に一回目のユウタ君。
 かたわらに積まれているのは各種図鑑。
 「僕 図鑑があれば何でも描けるんだけど。」と前回話してくれたので、OBたちに事情を連絡するとシュウヘイ君が持って来てくれたのだった。感謝。
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 さらに、体験の時に仲良く遊んでくれていた双子君たちが卓球の試合で欠席するので、この日の後半クラスのライア君ヒロト君兄弟に
 「前半からずーっと来てくれませんか?」と電話したら来てくれることになり、二人は使命感に燃えてやって来た。
 レギュラーのミカちゃんは風邪でお休み。
 それを補うように、りょうなちゃんが代替えで登場。ミラクル人事の連続。
 みんなそれぞれの作品を描いているけれど、ユウタ君が何かを始めると寄り添ってくれていた。そして話しかけて楽しそうに会話しているし。。
 トトロが話していたときユウタ君が笑いながら「アホ」と言ったときのこと。
 ライア君もヒロト君も「その言葉は使っちゃダメだで。」と注意した。
 ユウタ君は「う うん。」と言った。
 するとりょうなちゃんが「自分が言われたら嫌な言葉は人に使わんようにしよう。」と言った。
 トトロが言うよりも、みんなは優しい語り口で温かみがあって何より小さい仲間に教えようとしているのが伝わった。それから絵を少し描いて「剣玉したい」という彼に全員で参加。
 笑い声があがって、みんな本気でやっていた。スポッと入れば「おぉー。」と拍手しつつ。
 盲学校のヒロト君は勘で剣玉にチャレンジしていて、いつもはやらないのにスゴイと思った。
 実は、この日から受験までスタッフとしてのサローラがお休みすることになり、みんなにそれを伝えたとき「えーーーーっ。いつ試験がおわるの?」と叫んだのはユウタ君だった。
 「このまえ優しくしてくれたもんね。」と言うと、「うん。」と。
 トトロは一回ずつのアトリエがこんなにも強く心に残っていたことに感動した。
 サローラに知らせなければ・・と思った。
 そういえばライア君も入ったばかりのとき「あのお姉さんは?」と当時のスタッフの夢ちゃんのことを探した事があった。ヒロト君もライア君もそれぞれいろんな先輩のお世話になって今日がある。
 そして、この日は二人とも優しいスタッフになってくれたのだった。
 繋がる優しさを信じていこうと思った。
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 独自の世界を描くヒロト画伯。動物みんなで一枚の絵を描いている絵だ。
 「なんだかアトリエみたいね。」と言うと「あっ そうみたい。」と言った。
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 後半クラスの面々に、前半で起きた優しい出来事を話すと
「感動的。」とゆきのちゃん。
 アオイ君と2ショット。
 
 後半も「先生手伝います。」とライア君。とても有り難かった。
 「助けてくれてありがとう。」トトロは二人にお礼を言っていたら、テンテン君が「僕にも何か頼んでください。」と。
 「また何かあればみんなに頼みますよ。」とトトロ。
 とても口ではあらわせない何か尊い時の流れを感じて、まだはっきりとは分からないけれど、これからも懸命に不器用にやっていこうと思うのだった。
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 27日月曜クラスの時間が来る前に、ついにサンタ同盟の神戸支部長「ラクヨさん」からの重たい箱が届いた。感謝。。。
 掘っても掘っても何か出て来るので、ひとまず仕舞ってアトリエの準備。
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 少し早いけれどもクリスマスソングのゆっくりした曲をかけていたら、みんな静かに制作に入った。
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 こっそり書き残してあったサンタさんへのお手紙発見。
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 マオちゃんを中心に、ワイワイとくまごろうにみんなでドレスを着せていた。
 「何してんの?」と聞くと
 「クリスマスが来る前に裸じゃかわいそうだから・・・。」とのこと。
 みんなの心にはトナカイの鈴の音が聴こえはじめたようだ。
17112912 
 こんなやさしい時間を創ってくれている子ども達のことを、サンタさんは今年も見ていてくれたに違いなく。。。トトロも少しでもサンタさんの手伝いをさせてもらおうと身震いするような11月の終わりのこと。

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