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アトリエ日記

2018年11月14日 (水)

幸福の黄色いTシャツ

 11月の7・8とアトリエの教室が続き(7日の分は前回掲載)、8日の木曜夜クラスの時に、一度アトリエを卒業したてのクンちゃんが何やら人生の大切な相談があるからと訪ねて来た。
 「あのさ 6日に個展終わったばかりで疲れちゃってて しかも コンサート前だから重たい話は 軽く明るくしてね。」と言うと 声のトーンをわざと高くして色々話し出す彼。
 サローラとカイキ君は プププと笑いそうになるのをこらえて絵を描いていた。
 クンちゃんとサローラは腹ペコだったので トトロ特製カレーを大盛りに。。。

 満腹になると、なんだか落ち着いたみたいで「クンちゃん 土曜のリハと日曜のコンサートスタッフにならない?」と持ちかけてみたら。。。「やります。」と。

 こう来ますか。トトロのミラクル。何よりありがたいことだった。

 で 10日の土曜日も普通にアトリエをして、
 相変わらず ユイちゃんスタッフとりょうなちゃんに手ほどきを受けて上達著しいユウキちゃん。

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 まるでカフェのマスターみたいに 手際よく氷を入れるユウタ君。
 みんなの為に動くことが増えて来た。
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 ユウキちゃんのタヌキとユイちゃんのリス。
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 宇宙はユウタ君。色彩のデザインは ハルカちゃん。

 
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 後半クラスもみんなが来て いつものアトリエ。
 コンサートに行く子と行かない子が居るから、翌日のコンサートの話はあんまりしない。
 ホントは全員に聴かせたいのだけれど、親御さんのチケットは買っていただかなくちゃいけなくて。。。そこが個人企業の泣き所だ。
 トトロがお金持ちなら みんなの分買います。。って言えるんだけどな。
 絵描きにお金持ちはいないのよね。
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 でも トトロは「仲間もち」。
 11月11日。コンサート当日。集合したアトリエ軍団。
 右端のクンちゃんはおとなだから、このスタイルで会場係を任命。
 トトロの背が一番低いこと 新発見。笑
 みんな小さかったのにな。りっぱになってくれて泣きそうだった。
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 地元イベントの和太鼓演奏をしてから駆けつけたりょうなちゃんも揃って、全員でよその団体のチラシ入れをしているところ。
1811137  会場のあちこちにポスターを貼っちゃえと 動き回るみんな。
 自動販売機に貼ったのはOKだったけど 壁はダメと言われてあとでちがうところに貼りなおした。
 指示したトトロは「あらぁー。、。、子ども達が貼っちゃいましたか」としらばっくれて みんなに睨まれた。エヘへ。
1811138 まだ受付していないのに長蛇の列。
 黄色軍団はそれぞれの持ち場についてスタンバイ。
 「あなたたちの最大の役目はね。さわやかな姿で皆さんを元気にすることよ。」 「はいっ!」
1811139  お母さんと来てくれたケントクンとコーセー君たち。
 「先生 中学になったらあのTシャツで手伝えるんですよね。」
 「そうよ。頼みますよ。」
 「はいっ。」
18111310 アトリエの子ども達は一回目の「夢街コンサート」のときからスタッフをしている。マサヒロ先輩やシュウヘイ先輩が高校一年くらいで5人の男子が集まり「アトリエファイブ」という名前で 重要文化財の建物の前での野外コンサートを手伝った。スモークを出したり ステージを運んだり、壁を押さえたり。
 そのとき黄色いTシャツをこさえた。
それからBOSSは毎年、鳥取の名所や自然豊かなロケーションで多数のゲストを招き、ひたすら鳥取の素晴らしさの再確認と 音楽が伝える感動で 鳥取のおとなしい皆さんが起立して拍手をされるようなひとときを と 隅々まで演出し、スクリーン映像を初め 色々な工夫を凝らして 続けて来た。
 助成金もなく、商売だと言われ、格安の2000円でも高いと言われ、そんな中で確実にファンを増やして続けることがミラクルだった。

 トトロの個展とBOSSのコンサートは、あまり利益にはならないけれど、たくさんの皆さんにハッピーと元気を、と。それが共通の魂だ。
 そのことを黄色い軍団は100%理解して名乗り出てくれている。
 礼儀正しく 爽やかで可愛く、受付もいつの間にかコンサートの名物になった。
 遅れていらっしゃった方は ちゃんと席までご案内している。
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 いよいよ幕開け。
 幕開け前のMCはアトリエのユキノちゃんが立派につとめた。
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 ソプラノのプロ歌手寺内智子さんが 朗々と「蝶々夫人」を歌い上げると会場は静まり返った。
 去年は出来なくて、2年ぶりとなる今回の夢街コンサート。
 
 今年他界したBOSSの父は大ファンだった。「すごい。素晴らしい。」といつも言ってくれていた。
 今年BOSSは田んぼもコンサートもやり遂げましたよ。
 トトロだって 倉吉の個展やって来ましたよ。
 見ていてくれたでしょう。一番いい席でニコニコと。
18111318 休憩なしの2時間の夢街の旅。
 アトリエのカノちゃん親子の後ろから スタッフ予備軍のケント君コーセー君。

 トトロが春に個展していた大山の方の南部町のNさんご夫妻も あちこちで知り合った新しいお知り合いも。
 次第にお客様の顔ぶれも変わり、時の流れも感じつつ。
18111312 達成感と連帯感で感極まったアトリエ軍団2018。
 同じお弁当をいただき、リハーサルにはBOSSと握手して若いパワーを差し入れし、大きな声で「ありがとうございましたっ。」とお客様をお見送りしていた。
 「みんな よくやりました。100点でしたよ。」とトトロ。「ヤッター」
 大学の決まった子二人、高校受験生のアオイ君。デビューしたユイちゃんりょうなちゃん。サローラとカイキ君は2回目。そして立派に役目を果たしたミラクルクンちゃん。
 全員を6歳当時から知るトトロ。
 信頼関係は何より大事。みんなはそのことをまた学んだ。
 この日 アオイ君はマサヒロ先輩が一回目で身につけていたTシャツを着た。
 背丈は当時の先輩と同じになっていた。

 やがて離ればなれになるけれど みんなはこの日を忘れないだろう。
 「先生 何だろう このホワホワしたキモチ。」
 「それはね。感動だよ。」
 みんなは離れ難いようで お迎えのいらした順番に帰るのを 残る子がいつまでも見送っていた。
 アトリエサイドからのコンサート。満員御礼。接客100点。みんなよくやりました。
 プロのようなMCをつとめたユキノちゃんが言った。
 「あーぁ。明日は学校かぁーー。」みんなもウンとうなづいた。ガンバレ。
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 翌12日は月曜日のアトリエ。
 コンサートに行ったカノちゃんとカコちゃんは こっそりとBOSSと握手した。
 マオちゃんも行ってくれたけど 友だちのココナちゃんたちに合わせて平成に絵を描いた。
 相変わらずドタバタといろんな事の起こるクラスだけれど、最後は締めのゲーム「いつ どこで・・」をして楽しんで帰った。
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 トトロが倉吉の個展でいただいた「デコパージュ」の作品を見せると、「してみたい。」と みんながコンサートのチラシのトトロ画を重ねて貼ってたちまち創った。
 「立体のカードもいいねぇ。。」
 また アトリエにはクリスマスが近づいている。
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2018年11月 8日 (木)

 トトロ展終了。。明日へ

 2日目はアトリエ教室のため 会場を杉川さんにお願いしていたら、やっぱりたくさんの方がトトロに会おうといらしたそうで、また最終日迄に来て下さるとの伝言に恐縮してしまった。有り難くも申し訳ないことだ。トトロが二人ほしい。

 トトロ展の3日目は 11月4日の日曜日。
 列車とタクシーで到着すると、今帰ろうとしている生徒のニューフェイス「カコちゃん」とお母さんが鳥取から見えていて入り口にいた。
 もう一度中に入ってもらって 写真だけパチリ。

 よかった。。。まにあって。。。
 カコちゃん親子はトトロ展を観るのも初めてという新鮮さ。
 ありがとう。。。元気が出ましたよ。

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 そのあとすぐに お父さんと小さな女の子が登場。
 倉吉の保育園児「こころちゃん」だった。

 そして この子のお母さんが トトロの取材をしてくれたK記者で、K記者は20年前のトトロのアトリエの生徒で。。。と ご縁は果てしないのだけれど。
 ともかく ココロちゃんとは「はじめまして。トトロ先生ですよ。大きくなったら何になりたいの?」「あのね、えかきさん。」
 お名前を記入するノートには 所狭しとココロちゃんの大作が書き込まれていた。この子が個展をするときまで トトロは居なくちゃいけなくなった。
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 それからは 次から次へとお客様の流れが絶えず、作品もだんだんにご予約の赤丸が貼られて行った。
 写真の左下に見える入り口から向こうがカフェで、ギャラリーは小さな階段5段ほどせりあがった所の特設コーナーだから、皆さん人の多いときは 下でコーヒータイムをされつつ待っておられた。
1811073 初めての場所 初めての人々。
 ずーっと手伝って下さる ここの個展をうながして下さった杉川さんのお知り合いも多数ご来場。
 鳥取のファンの方も 米子でのファンの方も新聞を見てかけつけて下さった。
 どちらからも おんなじような距離の県の真ん中の倉吉市。
  
 いくら狭い県といえども 皆さん一時間のドライブでわざわざいらして下さることに トトロはただ感動していた。
 人がまた人を誘い、初日の皆さんから聴いて来たと どんどんお客様達はトトロ童画の前に増えて行き、絵の世界の中で戯れておられる。

 そこに倉吉からアトリエに来ているアオイ君登場。
 お父さんとひとしきりトトロの絵を見てくれてから カフェでマスター特製のシフォンケーキをごちそうした。マスターはメニューにはないアイスココアをこさえて下さった。
 「このブログをみんなが見たら いいなーって言うよね。」「フフッ。ですね。」。。。寡黙な彼はケーキを一口ほおばると「おぉーーーっ。」と歓声を上げた。ここのシフォンは本当にフワフワで美味しくて、トトロの中でも今迄で一番だった。
 アオイ君といろんな話をして、また少し元気が回復した。
 この日のご来場者はものすごくて、皆さんトトロに会いに来て下さり、「本物のトトロさんと会えた。」と、いろんなサインも頼まれて。。夢のような一日だった。
 
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 トトロ展4日目。連日晴天。
 熊田っちが 車で迎えに来てくれて一日つきあってくれた。
 到着したとたん ギャラリーはギッシリとお客様であふれ、「可愛い。なつかしい。」の声。皆さん童心に帰ってニコニコの表情で。。。
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 あんまりすごくて、時々カフェに降りて深呼吸。
 奥様手づくりのステンドグラスの灯がきれいで癒された。
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 ちょっと人の途切れた時間に、マスターからコーヒーの差し入れ。
 碾きたての豆で入れたての美味しさが 頭をシャキッとさせてくれる。
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 もう 何人の方と出会い話しただろう。ここで初めての方多数。
 小さなお客様がトトロの絵はがきを買ってくれたので、袋にリクエストのニャンコを描いた。「わーーーーっ♪」と喜んでVサイン。
 小さなファンからご年輩の皆さんまで おんなじ笑顔になってゆく。
 これがトトロの目的だった。それがトトロの仕事だった。
 とてもうれしいことだった。
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 この日の最後に元アトリエの生徒で倉吉の高校生 トモ子ちゃんが息を切らせて自転車でかけつけた。
 「先生ーーーーっ。」
 間に合いましたね。会いたかったよ。
 もちろんアオイ君と同じメニューをマスターは特製で出して下さった。
 それをトモ子画伯は絵に描いた。
 ここがなつかしのアトリエになった。

 高校二年生になっていたけれど、顔はおんなじ。キモチもおんなじ。
 「また倉吉でするからね。」「はいっ。待ってます。」
 こんなに遠くからアトリエに8年も通ってくれていたんだね。また会おうね。
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 11月6日 最終日。
 列車の窓から日本海。山陰の赤瓦。黒瓦。
 目立つところからはブルーシートは見えなくなったけれど、倉吉の街のあちこちには まだまだブルーシートの建物が見えた。
 震災はちょうど2年前だった。
 トトロが贈る事の出来る支援は「笑顔復活」。そう思って絵を描いた。

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 根強いファンの方が鳥取からいらして待っていて下さった。
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 キリンやワンコたちの乗る「観覧車」を丁寧に ニコニコとご覧になる方。
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  カフェには 前日トトロ弟子のトモ子画伯の描いたシフォンケーキとステンドグラスの絵が飾られていて、いきさつを聞いたお客様もニコニコ。

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 トトロの定番「Happyスマイル」シリーズも売り切れた。
 クレパスやチョークで描いた 隣の作品も。。。。バイバイ。
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 「今日で最後ねー。」と 皆さん看板の前で写真を撮って下さっているし。。。

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 待ちきれずに 終わり時間の4時前に 受け取りにいらした方達も。

 4時になりトトロは おるすばん灯のマスターと奥様、杉川さん、片付けの手伝いに来て下さったBさん 最後迄居て下さったテコパージュの師匠たちに
「おかげさまで 素晴らしい個展が出来ました。皆様の心からの助けに感謝します。ありがとうございました。」と いつまでも頭を下げた。
 BOSSが車で搬出に駆けつけ、居並ぶご売約済みと ノートに記されたお名前とメッセージの多さに 本当にビックリ。。。頑張ってよかった。

 倉吉に少しは笑顔の増えた5日間だったのなら うれしいけれど。
 皆さん どうかお元気で。またお会いしましょう。
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 7日の水曜日は、ふんばってアトリエをしたけれど 実はヨレヨレのトトロ。
 みんなは 何かを察しておりこうにしてくれた。

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 でも やっぱり騒ぎつつ。。。粘土の火山を噴火させてイヒヒとソージン君。

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 夢色のアリスちゃん。
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 日時計をこさえたアレン君。アレン君はソージン君に名言を言った。
 「ちゃんと絵を描こうよ。大きくなってから思い出の宝になるよ。」

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 ウサギのニンジン畑を描いたユリちゃん。

 ユミちゃんとミサキちゃんとソロンゴちゃんは 何から何まで手伝って、トトロを助けてくれていた。ありがとうね。
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 うれしい余韻の中で 11日はBOSSの夢街コンサート。仕上がりはバッチリ。
 アトリエ群団 スタッフの黄色いTシャツで集まります。

 人は人を助け 人に感謝し 人に寄り添い お互いのパワーを分け合って
 そしてそれぞれの出来る事で 人を喜ばせ そうして生きる。
 また あらためてトトロは実感しているところです。

 精一杯やっていれば、不思議なご縁に満ちているから さあ 明日へ。。。

2018年11月 3日 (土)

トトロ展 倉吉・・その1

 トトロ個展に向けて最後に描いたのは この色紙だった。

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 11月1日、晴天。海と空が青くて、白い雲と波が美しい。
 一路鳥取県の真ん中の倉吉へ。車で約一時間。
 ちょうど一年前に震災に見舞われ、まだ復興中の白壁の街だ。
 トトロの童画で元気になって欲しいと祈りを込めて描いた。
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 カフェ「おるすばん灯」に着くと、特設コーナーが綺麗に片付けられていてトトロ個展の為に場所を探して下さった 熱烈なファンの杉川さんと、カフェのご近所のBさんという方とオーナーの山田さんたちが絵の設置を手伝おうと待ち構えていて下さった。
 ギャラリーには展示用の色々な工夫が施されていて、それは全部オーナーの手づくりで。。。その道のBOSSも「これはすごい。」と感心。
 杉川さんは毎日スタッフをして下さる決意で、ご自分の色々なご都合を調整していて下さった。有り難いにもほどがある。
 この搬入の日にも 新聞取材や、お客様たちが次々に来られて初めての童画にニコニコされながらご売約済みの赤丸シールを貼ってしまったではないか。。。
 
 ちなみに この日のカフェは定休日なのに。。。トトロもびっくり。
 もうミラクルは始まった。
 
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 11月2日。トトロ展「ちいさな童画展 イン倉吉」の初日。
 この日も晴天。ここが初めてのような気がしない。
 
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 金曜日の平日なので、お客様はトトロより少し年上の皆さんが多い。

 その中で、「私は秋田県のルーツで 幼少の時分まで秋田にいました。」と話しかけて来られた方はYさんというご婦人だった。
 さらに 嫁いでから岡山の倉敷に居た頃は家庭文庫で絵本の読み聞かせをされていて、ご主人は牧師さんだったとか。さらに会話が進み トトロが15年前に講演を頼まれてうかがった埼玉の教会の三浦牧師とは深く交流がおありで、たくさんのご縁だらけでしばらくお話を交わした。共通の知人も多数。
 一枚の絵を買って下さり、固く手を握り合って再会を約束した。

 初日は 時間を隔ててお客様がゆっくりと鑑賞された。
 
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 とても洒落たカフェで、こんな感じのあしらいが至る所に。

 
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 時間をかけて絵はがきを選ばれていらしたのは、デコパージュの先生で、以前来た時お店に進呈した小さなトトロ絵を デコパージュにしてプレゼントして下さった。
 もちろんお会いしたことのない方で、それでもこの日はずーっとカフェにおられてランチやスィーツも楽しまれながら、時々ギャラリーコーナーに戻っては何度も童画をご覧になって下さった。
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 右の小さな深い額がデコパージュ作品。
 
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 カフェで皆さんが召し上がるので、あんまり美味しそうでガマン出来ずトトロもマスター特製のシフォンケーキセットをいただいた。
 なんと オーナーご夫妻は、この日が45回目の結婚記念日だった。

 トトロはカウンター越しにそのことをお客様に話されるのが聴こえたので、こっそりお二人のイラストを描いていたのは言うまでもない。

 お仕事を退職されてからお二人で始められたカフェ。
 奥様のステンドグラスとマスターの手づくりグッズとケーキ。

 東京から嫁がれた奥様とは、トトロも共通の心が多々あった。

 
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 あの米子のギャラリー百花堂のウサコさんも、倉吉の百花堂のMさんと連れ立っていらした。
 今回のトトロ展の発起人の杉川さんとパチリ。

 倉吉百花堂のMさんはピアニストでもあり、かつてBOSSと舞台仕事をされたというミラクル。。。。
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 初日はJRの快速で束の間のトトロ一人旅。
 なんだか ホントに倉吉の個展が実現したのが夢のように思えた。
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 11月3日の土曜日は、散々迷っていたけれどアトリエに居て教室をした。
 「せんせーー。倉吉に行って来ましたーーー。」とユリナちゃん。
 「えーーーーーーっ!」とみんな。
 「会場に先生が居なかったよー。」。。。。。。。。
 「うん。今日はこっちにいるのよね。」
 「トトロだから飛んで帰ってきたの?」
 「そだよ。」
 前半クラスは全員出席。やっぱりやってよかった。。。アトリエ。

 前日までの疲れが だんだん消えて行くのを感じていた。
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 後半クラスもうれしく集合。
 物語を創りながらドラえもんの世界に入るミライちゃん。
 
18110315 岡山のハルカちゃんも来た。
 月に一度の都合をつけて来るから、つくづく休みにしなくてよかったと思うトトロだった。
 仕事の都合でアトリエを休むのは本末転倒。アトリエあってのトトロなのだ。
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 ほら この笑顔。
 雲の上の人が持つ看板には鉛筆で「アトリエありがとう」と書いてあった。
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 トトロはチカラをふりしぼって絵本も読んだ。
 みんなは「アーーーー。元気になる。」と言った。

 
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 サローラ先生の カード創り講座。
 生徒はミライちゃん。
 今年のクリスマスカードのなんと素晴らしいこと。

 天使達の強力なオーラで トトロはこっそり癒されていた。

 この日新聞に載ったから、明日はお客様多いかも。
 精一杯のトトロをして、子ども達に恥ずかしくない個展にしようと密かに思うのだった。
 新聞には「5年もかけて展示場所を探したファンの杉川さんと 有り難いと個展を開いたトトロさん・・」のことが記事にしてあった。
 滅多にないから「有る事が難しい・・」と書いて「有り難い」なんだね。


 さあ あと3日。行って来ます。ありがたい ありがたい。。。。
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2018年10月28日 (日)

晩秋のアトリエ

 22日は あの月曜クラス。
 一年生のミライちゃんが土曜日のクラスに移ったので、そこの席に新人のカコちゃんが ワクワクと着席。
 5年生二人と3年生のテーブル。

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 そしてこちらは 何故かひっついてしまう4年生三人組。
 いつものように とっ散らかしつつ工作をしている。ハロウインのお城らしい。
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 まるで、前からそこに居たように 融け込んでいるカコちゃん。
 これは 新人はみんながそうなるアトリエミラクル。
 きっと ここで絵を描く運命だったのね。ご縁というものでしょう。
 
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 にぎやかでパワフル。
 当分 この6人で落ち着くことだろう。
 ミライちゃんに動いてもらったのは、学年が近いほうが過しやすいクラスだと思ったから。案の定 この日は「いつ どこで。。」のゲームも楽しかった。
 ものおじしないカコちゃんが ちょうどよく空気を和ませて 一つ下の年齢の子が来てくれたから 4年生トリオもお姉さんぽくなって一件落着。
 アカネちゃんやカコちゃんが初めてのクリスマスを迎えることを 楽しみにしているのは先輩たちのほうだった。
 「あのね 本物のクリスマスなんだよ。。。」「えーっ!」

 驚いて喜ぶ新人たちの顔ぶれをサンタさんに伝えておきましょうかね。。。
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 涙が出そうになるほどに このクラスでもカードが増えている。
 「寝ている人にも 見やすくね。」「うん。」なんて会話も聴こえたし。

 今年で5年目となる天使のカード。何の気負いもなく一生懸命に創る子ども達の姿がとてもまぶしい。
 子ども達は「。・。・してあげる」という恩着せがましさが微塵もない。
 
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 木曜の夜は満月。
 いろんな願いが届きますように。みんな元気でいられますように。
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 27日土曜日クラス。
 天才ちびっこユウキちゃんに粘土を教えるリョウナ先輩。
 上手な先輩がやってみせると たちまち腕を上げる子ども達。
 お手本ってだいじです。そのことが繋がって行く頼もしさ。。。
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 前回 オヤツ係デビューを誉めたら、この日はカルピスをコップについでいるユウタ君。それを手伝うユウキちゃん。いい光景だ。
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 「先生 ユウタ君 成長しましたね。」とケント君たち。
 「そうよ。あなたたちもね。」「テヘッ。。」

 リョウナちゃんはBOSSコンサートの受付けをやってくれることになった。
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 顔を近づけて熱心に絵を描くヒロト画伯。
 トトロは影の付け方を教えた。「あなたは盲学校初の画家になるんだからね。」
 「えーーーっ。。。。はいっ。」

 
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 テンテン君が拾って保護していた仔猫の里親が見つかったと、彼のお母さんから連絡をいただいていたので「よかったね。」と言っても浮かない顔。
 一ヶ月ほど ペット禁止のマンションの大家さんの許可をもらって育てていたので、一人っ子の彼は寂しくて泣いたという。
 しかも引き取り手は 遠く米子の方の方で、すぐに会いにも行けなくなった。
 トトロは岩合さんの猫の写真集を出して見せると、ずっと見入っていて猫の絵を一枚描いた。
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 気分直しに「マジックやってよ。」と、みんなで参加。
 新しいマジックを仕込んで来ていたので、トトロも参加してみんなで感心した。
 テンテン君は少し元気になった。
 「さみしくても アトリエがあるよ。」ユイちゃんが言った。
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 モモコ画伯は、先日受験した大阪のアニメーションの専門学校に合格。
 おめでとうコールにVサイン。
 なにせ小さい頃から とても上手くて、最近はプロのような彼女のイラストが後輩達のあこがれだった。
 トトロはみんなに伝え続けている。
 「自分の一番得意なことで 世の中をHappyにするのよ。」と。
 アトリエには以前 先輩の「桃子」という子が、やっぱりイラストレーターのプロになり、漫画の本も出版した。
 トトロフレンドのくまたろうさんの上のお嬢さんも、プロのイラストレーターで、やっぱり「モモコさん」。
 この名前はイラストレーターに向いてるのかな?ミラクルなことです。
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 そして、ユイちゃんスタッフと共にBOSSコンサートのスタッフをすることになった。アトリエ伝統の黄色いユニフォームを試着した二人。
 初代スタッフはマサヒロ先輩やシュウヘイ先輩 アキちゃん先輩達だった。
 裏方は一番大事な仕事。みんなは今から張り切っている。感謝。
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 コンサートの10日前から5日間、倉吉のトトロ展。
 絵は殆ど完成している。
 中くらいの絵も額装した。30点ほどいつの間にか出来ていた。
 毎日のいろんなことの中で、浮かんだ発想を溜めていて一気に描くのがトトロ流。
 教室のある日は くたびれて描けず、何か心にモヤモヤあっても描けず。。
 「よしっ。今描く。」と決めて、朝まで描いての繰り返し。
 そして こうして並べて置くと、子ども達が「わぁーーーっ。」と見てくれて、それが何よりの心の支えになる。描きかけの絵にアドバイスもくれたりする。笑
 (師匠はあなた達よ。)トトロはそう思っている。
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 トトロ家の畑の菊とダリアを生けて、アトリエの秋も深まっている。
 
 案内状を手書きしながら、絵も描きながらコンサートのチケットもお配りしているミラクルな日々。
 勢い良くやって来る子ども達のキラキラの瞳に助けられつつ、トトロの出来ることで みんなにハッピーをお届けしようと不思議に絵が浮かぶ真夜中のアトリエ。
 最後まで 描きますよ。
 待ってて下さる皆さんにありがとうの思いを込めて。。
          アート満開 晩秋のアトリエ。
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2018年10月21日 (日)

先輩たち

 10月も半ばを過ぎて、トトロ展の準備もようやく進み始めた。

 17日の水曜クラス。

 少しハイテンションのソロンゴが早めに顔を出してはしゃいでいた。
 ソロンゴは来年には末っ子から おねえちゃんに昇格する予定なのだ。
 サローラと8つ違いで やはり同じく8つ離れた弟妹が登場する予定とのこと。
 心なしか 少ししっかりもしつつ 少しだけストレスもありそうな8歳の秋。
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 アレン君とソージン君のコンビは いつもくっついて語り合いつつアートを楽しむ。イカだのタコだのと言ってるから 海の話かと思いきや二人ともはまっているらしいゲームの話題だった。もちろんアトリエには持って来ていないけれど。
 トトロが「それ 何のこと?」と聞くと、二人で口々に説明してくれた。絵まで描いてトトロでもわかるように親切に。。。ありがとねー。少し分かったよ。
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 カードを創り 粘土も創り、工夫して 口をとがらして夢中のみんな。
 子ども達が 一生懸命に考えて創作する姿からは いつも強いエネルギーを感じて アトリエの中が熱気でポカポカしてくる。
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 もうすぐお迎えの時間だからと 初めて集合写真を撮った日。
 ユミちゃんは年長さんの時からだから もう7年目。ミサキちゃんもベテランの5年生だ。あとは1・2・3年生たち。三か国連合の国際クラス誕生だ。
 みんなとても仲がいい。なんか地球を感じてうれしくなる。
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 木曜夜は ナースのジュンコさんとサローラにトトロ特製弁当で一息入れてもらった。独りでも二人でも 誰かがホッとしに来てくれる間は教室の灯りをともす。
 ゆったりとお腹とキモチがくつろぐと 疲れていても絵が進むみたい。
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 20日の土曜日クラスの前半に、コウヘイ先輩が早々と大学合格の報告に来てくれた。後輩達は一斉に拍手した。
 京都の芸術系の大学で演劇を学ぶとか。
 今年の春にミュージカルで美女と野獣の野獣役を果たし 絶賛を博した彼。
 凛々しい青年に成長しつつある。
 「お祝い何がいい?」と聞くと、「一人暮らしの部屋にトトロ先生の絵が欲しいです。」とのこと。しかも動物がたくさん描かれた絵がいいそうで。描きますよ。
 11月のBOSSのコンサートでも裏方を手伝ってくれるそうだ。
 「マサヒロ先輩の替わりにリーダーを頼みます。」とトトロ。
 「はいっ。」とうれしそうな顔になってから 後輩たちに「じゃあ帰るからね。みんなもがんばれよ。」と 帰った。
 「いい先輩ですね。。」とユイちゃん。小さい子たちもすぐになついた。
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 レイカちゃんに何やら指導してくれているミカ先輩。
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 あちこちの後輩から いろいろと聞かれて教えて歩き あんまり自分の絵に向かえないようで心配するトトロに「教えるのって難しいですね。」とミカちゃん。
 なんか それは自分の為にもなっているようだ。
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 土曜日の後半クラスに異動したミライちゃんに 初めてのクリスマスカードを教えているサローラ先輩。
 なんか 教育実習のようで ここではたくさんの指導者も生まれているのかも。
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 人懐っこいミライちゃんは お姉さんたちにいろいろなことを話しかけて歩き回ると みんな笑顔になっていた。天使力の強い子だ。
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 自分のクラスに来られないから 替わりに来ていたハルカちゃんの夕日とススキと柿の木の風景。
 みんなの達成感あふれる笑顔が好きだ。
 絵はどんなふうに描いてもいいし、何を使ってもいい。
 トトロはハルカちゃんを連れて外の水道で 画用紙の両面を濡らしてから夕焼け色を垂らし込み、少し濡れている間に ひっかいてススキを描く方法を教えた。
 新しいやり方を知る時の子ども達は 目が輝き好奇心と喜びに満ちている。
 トトロの知る限りのことをやってみて伝えようと思う。
18102011 
 さてさて トトロ倉吉個展まであと10日。まだまだ描きますよ。
18102012 
 BOSSのコンサートまであと20日。
 チケット まだありますよーーー。
 今年も感動のステージになりそうだ。
 受付スタッフに名乗りを上げて デビューするのははユイちゃん。ユキノちゃん。ユキノちゃんにBOSSは影アナも頼んだ。
 リーダーはコウヘイ君。サブはカイキ君。まだ都合と相談してる子もいるし。
 みんな 頼もしく育ってくれていてありがとう。。。
 先輩たちから後輩へ受け継がれていく大切な魂。
2018hp 

2018年10月14日 (日)

秋のはじまり

 ようやくクーラーも暖房もいらない季節になりましたね。

 10月は ゆっくりと過ぎてほしいトトロです。

 10月8日の月曜クラスは またもや休日で、ナナミちゃんのお姉ちゃんの中学生のアヤカ先輩と高校生のサローラが助っ人に来てくれた。
 夏の間中国に行っていたミライちゃんも久々に復活の日。欠席はアカネちゃん。
 その一年生のミライちゃんの誕生日が5日だったと 本人が言うので、手際よくカードを創ってくれていたアヤカ先輩。こっそりとね。。。
1810131 
 いつものマオちゃんココナちゃんコンビ。
 ココナちゃんもお祝いのカードを創ってくれているし。。。
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 粘土の魔女をこさえているマオちゃんは 洗面所のところでトトロにこっそり言った。「ココナちゃんと仲良ししてても いいんでしょ?」
 トトロは「いいよ。もちろん。でもね 他のお友達ともね。」「はい。」
 つるんで いろいろやったことなど 彼女なりに気にしていたらしく、確かめた気持ちがいじらしかった。
 ちびっ子ギャングの出来事のことを いろいろ考えたりしていたようだった。
 子ども達は 考えていないようで 実は色々深く考えている。
 この日マオちゃんは「少しおなかが痛い」と言った。
 次のときからは 元気ないつものマオちゃんになると思う。
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 オヤツのとき、お誕生日のお祝いをして 二人からカードをもらったミライちゃん。いつまでも 何回も じーーーっと見つめては、また しまって また 出して。。。「私も 誰かの お誕生日のときつくりたい。」と。
 7歳のミライに夢が咲いた。もらった愛だけ 人に注ぐことが出来るからね。
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 そして この日 少し早くからお母さんと来ていて、面接をして みんなと体験アトリエをしたニューフェイス「カコちゃん」。。。しばらく 様子を見ていたトトロは聞いた。
 「どお?このクラスで お絵描きしたいですか?」「はいっ。」
 「みんなも カコちゃん仲間入り よろしいですか?」
 「はーーい。」拍手 パチパチパチ これでカコとミライが揃った。アハハ
 「じゃあ次からここへ来てね。」「よ よろしく おねがいします。」
 ところで 何か動物飼っていますか。。と 聞いてみると、「はい。ハリネズミを飼っています。」と。「えーーーーーーーーっ!」とみんな。
 どうりで ハリネズミを描いていた。しかも アトリエには タワシのようなハリネズミのフィギュアや陶器のハリネズミや いろんなモデルもあって、
 迷う事なく それらを置いて描き始めたカコちゃん。よかったね。
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 マオちゃんの魔女。
 ほうきの先には雪ダルマがついていた。
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 翌日 梨を送った元アトリエ生徒の姉弟の住む仙台から 初めて家族で米づくりに挑戦して実ったというお米と 手づくりのホウキと ハロウインのお菓子が届いた。二人からのイラストとお手紙がとても上手でびっくりしたトトロ。
 小学生のときに 転勤族でアトリエに来ていて、3年間の濃密な時間を過し、今は二人とも高校生になっていたのだ。
 お母さんは 当時アトリエのお手伝いをして下さり、トトロとは東北弁で会話が出来た 数少ない「んだ。んだ。」フレンドだった。
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 13日の土曜日クラスは 一年生の小さいユウキちゃんにカードの作り方を教えるりょうな先輩とユイちゃん先輩。
 インストラクターが多くて みんなはすぐにマスターするのよね。ありがたい。
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 オヤツの準備をするコーセー君たち。
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 ユウタ君もみんなのコップに氷を入れて、そういえばユウタ君は初めてオヤツのお手伝いをしたわけで それはごく自然で、トトロとユイちゃんは「ありゃ。初めてだねぇ・・」とささやき合った。素敵なことだと思った。
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 仙台から届いたハロウインのお菓子をみんなで分けてミニパーティー。
 子ども達はいつでもカンパイのアトリエバーティーが大好きだ。
 あちこちに転校していった仲間たちからの便りには、絵の教室を探したけれどカンパイをしていなくて寂しかった。。なんて書いてあるから、「ふつうはカンパイしないから、何か考えておめでとうのことを 先生に伝えて カンパイを提案してみたら?」と 返事を書くこともあった。
 
 アトリエのカンパイと、おめでとうカードと おっとっと と カルピスはたくさんの先輩達の思い出の中で今でもキラキラとしたシーンに残っているらしい。
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 カードをつくりはじめたユウキちゃん。いろんな病院へ贈ることが伝わったようだ。アトリエ天使 続々とおしごと開始中。
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 後半クラスも全員集合。
 竹の子みたいにヒュルリと背が伸び続けているライア君とアオイ君の中三コンビ。
 ヒロト君とテンテン君はまだ声変わり前の6年生。
 マスク女子のモモコちゃん 大学の合否待ちの高3。とユイちゃん。中一。
 みんなで描いて 絵本にも笑って、オヤツもたっぷり楽しんで、こうしているうちにまた 進級 進学で顔ブレが変わって行くから、こうしてみんなと居る時間を大事にしようと声をかけたいトトロだけれど、子ども達はいつも また会えると思って帰って行くのだった。
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 今年は ていねいなクリスマスカードが いつの間にか増えている。
 押しつけや。・。・してあげる目線にならないで、自然にプレゼントする姿勢を大事にしたいという意味をいつも伝えていたら、自然に自分たちで創り始めたみんなのことを トトロはホントに尊敬してしまう。
 世の中には さみしく病む人もたくさん居て、どこからか届けられたクリスマスカードが少し誰かの心を温めたら、名もない天使たちの小さな大仕事が何かの役に立つだろう。
18101314 11月の初めからのトトロ個展と11月11日のBOSSコンサートまで あと少しとなった。
 これもまた 知らない誰かの心にお届け出来たらとてもうれしい。
 精一杯の準備をして、出来る限りの気持ちをふりしぼろうと 秋の深夜に筆をとっているのだった。
 みんなのカードの中に「せんせい ガンバレ」というメモが混じっていた。
 アトリエの秋のはじまり。

2018年10月 7日 (日)

みつけましたね。

 みんなが来る前は ただのテーブルとイスなのに、それぞれが自分の席についてエリアに好きなものを置くと たちまちアトリエの空気が創られて行くから不思議で面白い。

 二週間前の絵の続きを 昨日も描いていたかのようにスイスイと描き始めるタイムワープ。
  ソロンゴちゃんの好きなオバケ絵本のアレンジは ハロゥインらしく楽しそうにお話をつぶやきながら進めている。
 10月3日 水曜日クラス。
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 アリスちゃんは すぐに新しい絵にとりかかる。
 「考えて来たの?」と聞くと「ここに来たら思い浮かぶんです。」と。
 むこうでミサキちゃんが そうそうとばかりにうなづいている。
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 アレン君は 海賊船の近くを泳ぐダイオウイカを描いていた。
 「僕たち 冬はオーストラリアに行くの。」って。
 向こうは夏。トトロはみんなに北半球と南半球の話をした。
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 器用にちっちゃいカタツムリを創っているソージン君。とても真剣に。
 アレン君と二人で すばしっこく机の下に隠れたり、いろんな探検をして楽しそうなので
 「人の心や身体を傷つけたりしなければ クスっと笑わせるようなイタズラなら 考えてやっていいのよ。」とトトロ。
 目がキラッと輝いて 二人は小さな声で相談していたから、みんなとトトロは聞かないようにして 森のクマさんを歌っていた。
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 小さなソフトクリームを創っているユリちゃん。どうしたら立つようなスタンドが創れるか考えているところ。
 ユミ画伯は ハロゥインの立体カードを製作中。
 本当にみんなちがってみんないい。
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 大好きなニャンコとウサギと小鳥を描き終えたミサキちゃん。
 「いいですねぇ。生きてるね。」とトトロ先生。
 満足そうな表情がとてもいい。
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 みんながワイワイと帰ってから、消しカスやらおっとっとの破片やらが落ちまくっているアトリエを ドッコイショと掃除していたら、小さなキッチンの棚の下に白い二枚折りの画用紙発見。「あけるな」と書いてある。
 さらにアトリエの色画用紙置き場のチェストの下には緑の小さな袋。こちらには「みないで」と筆文字。
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 もちろんトトロはすぐに開けてみた。笑
 画用紙にはさまれていたのは小さなカタツムリ。そして「みつけましたね。」の文字と「ソージン」というサイン。
 緑の折り紙の中には さらに小さく折り畳んだ「あたり」と「はずれ」のミニ折り紙。この筆文字はアレン君の筆跡だ。
 ソージン君のママにケータイで「みつけました。とお伝え下さい。」と連絡した。ママは笑っていたので 帰り道に告白したのだろう。
 不思議な元気が沸いて来た。なんだかとてもいい気分だった。
 
 トトロ先生はすぐに見つけて開けるだろうという期待感と、ワクワクしながら隠した気持ちが伝わって 想像すると胸があたたかくなって可愛かった。
 
 大きくなったとき キュンとして思い出せるアトリエがあって良かったなと思った。
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 木曜夜はカイキ君とサローラに、BOSSの初収穫のお米の試食をしてもらった。
 「ミルキープリンセス」という 新しい品種で 初穂を大部スズメにふるまってしまったけれど もっちりと美味しく二人は味わって「おいしーい。」と感動してくれた。
 あんなに満員だった木曜クラスは いつも独りや二人 多くて三人。
 でも続けていれば また受験後にショウマ君は戻って来るし、ムッチーもいつかは会えるだろう。ナースのジュンコさんも辞めずに来るし。。。
 withBの二人もクンちゃんも いつかまた会えるかもしれない。待ちましょうね。
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 6日の土曜日は台風予報では アトリエ時間に突風らしかったけれど、みんなの集まった頃はまだ ピュー程度。大事をとって自転車男子達は家の人の車で到着。
 タカユキ画伯と少し相談して いろいろ話して、この前のお礼を言った。
 「また 何かのときには頼みますね。」「あ はい。」
 そして 「みつけましたね」のカードを見せた。
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 三年生のレイカちゃんのフルーツは 素直に上達。
 お迎えのお父さんに見せて うれしそうにお持ち帰り。
 送り迎えの道中は どんな会話をしてるのかな。。。。楽しそうな親子に少し風が強く吹いていた。
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 後半クラスのアイ子ちゃんとスタッフサローラは突風をものともせずに自転車で。岡山のハルカちゃんも平気そうに到着。
 兵庫県からチャーリーさん、、、みなさん台風に乗って来た。
 この日の気温は32度。もちろんクーラー活躍中。
 そんな中 クリスマスカードを創り始めたサローラ。
 ステンドグラス風の絵を描いたハルカちゃん。
 ありゃ。。。あと二ヶ月でクリスマス?
 
 ずーーーーーーっと夏だったから、暑苦しくて生きるのが大変でしたね。
 
 サンタさんお元気ですか? 心の準備はよろしいですか?
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 みんな あのワンパクたちの可愛いイタズラに癒された。
 「いいですねーーー♡」って。
 
 世の中は四角四面じゃ生きづらい。
 笑顔になるだけで 元気なホルモンが出るらしい。
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 辛いことや悲しいことや 不安なこともあるけれど、開かずの扉はこじ開けて
にっこりしながら生きて行こう。「みつけましたね。」の敬語で書かれた平仮名は7歳のワンパク男子の傑作だ。オーストラリアのナイスボーイの筆文字も お宝にしてしまっておこう。
 イタズラしたけどオヤツもあげよう。10月はハロゥインだからね。
18100614 
 トトロの個展もがんばりましょう。
 まだまだ たくさん描かなくちゃ、みんながニッコリするような秋の童画を浮かべつつ 新しい出会いに向かいましょう。
 地球のあちこちでたくさんの災害がおこって 平常心が難しいけれど、心に届く穏やかなことは 世界共通の元気の素。
 
 天才揃いのアトリエから てんこ盛りの可愛い出来事お届けしました。
 まもなく本当の秋です。
2018hp 

2018年9月29日 (土)

相談

 さてさて あの「ちびっ子ギャング」の月曜日は その後。。。。

 24日の学校はお休みの祝日なので どんな顔で来るかな。。とワクワクしながら待っていると あの「強力助っ人先輩」のタカユキ画伯が いち早く登場。
 同級生女の子群団の陥りやすい「みんなに合わせちゃう」部分のことなど ひとしきり伝えて「ホントは一人ずつは絵も魅力的だし 集中すればきっともっとちゃんと出来るのよね。」と まるで同僚のようにトトロ的な悩みを相談した。
 「女の子に限らず 学校でも群れると判断力があいまいになりますよ。俺も昔イジメたりイジメられたり 独自の行動ではなかった経験がある。」と語る彼。
 かくて 時間通りにみんな集まって、いきなり座っていた先輩を紹介し それぞれちゃんとはじまった。この日はココナちゃんは旅行で欠席。
1809281 
 オヤツの支度も手分けしてサクサクと。みんなの心のどこかに この前のことが少しあるらしいようだった。チラチラと先輩のことも気にしつつ・。・。・
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 算数の師匠カノちゃんの隣で粘土を楽しむアカネちゃん。
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 健さんのように寡黙に上手い絵を描くタカユキ先輩の近くに行っては感心し 自分たちもちゃんと描いたみんな。笑
 
 なんだか 大成功。。。なのかも。
 照れつつもトトロの思いを汲んで ゲームも一緒にしてくれたタカユキ君。感謝
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 最後にトトロは♪チャンチャカ ちゃんチャンチャン♪と口三味線で伴奏を歌いながら 真ん中の「お嫁さん」の切り絵をしてみせたら。。。
 「うちもやりたい。」「私も。。わたしもー」と みんなでチャンチャカ♪
 たちまちたくさんのオリジナル紙切り絵が完成。楽しかった。
 トトロは学生時代に東京の「末広亭」で 落語家の切り絵を見て(出来るかも)と やってみたら「お嫁さん」が出来て それ以来特技になったのでしたよ。笑
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 夜7時のお迎えは 休日らしく全員お父さんたちで「今日は大丈夫でしたよ。」と報告すると「よかった。」と 居並ぶイケメンお父さん達。笑
 トトロは「ねえ皆さん 面白いこと聴いてください。」と
「あなた達は 反抗期なの?」とみんなに問うと「ハンコ置き?」と言われた話をした。
 アハハと笑いつつ「それはジョークじゃなくマジなのですよきっと。」とNちゃんパパ。パパたちは笑っていた。そそ みんな天然。まだ反抗期ではないらしい。
 夜の空には円満の月。やっぱりたくさん考えて助っ人まで頼んで 小さなことでも悩んでいると ちゃんとみんなには伝わるのね。ひとまずよかった。
 ちびっ子ギャングは天使に戻ったらしい。
 
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 27日の木曜日に あの移住農業チャレンジャー ファー民さんの奥様とSちゃんが 美味しく実って初出荷を成し遂げた 各種の梨を届けて下さった。
 苦節6年。草ぼうぼうの耕作放棄地を借りて 一から始めた梨作りが 今年初めて甘く実り トトロもあちこちに送らせていただいた。
 トトロはよそから来た方の気持ちがわかるので 勝手に応援団をしているけれど
元気をたっぷりいただいた。あの酷暑の日々の作業。よくぞ頑張られました。
 届けに来たSちゃんのうれしそうな顔が 全てを語る。
 
 いろんな人生 それぞれ頑張って お互いに応援出来ればいいな と トトロはいつも思っている。
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 実はその日 梨の来る直前に いきなりアトリエの生徒が飛び込んで来て「先生
近くの公園の遊具から 友だちが落ちて擦りむいて いっぱい血が出ているのでティッシュを下さい。」と。
 トトロの救急袋とケータイを持って公園に行くと 6人ほどの女の子たちがケガをした子を囲んでいたので 軽く拭いて 絆創膏で止血をし 呼びに来た子のおばあちゃんに電話をして 家まで送り届けていただいた。
 痛みと怖さで震える子に 「大丈夫。」と言い、杖を見せて「トトロ先生は足を4回も手術したし 心臓も停めて手術したけど 大丈夫だったよ。」と言うと、子ども達はびっくりした。こんなときスゴイ体験談は使えるのね。
 子ども達は「ありがとーございましたー。」と解散し、アトリエ生徒のKちゃんはトトロが誰なのかをみんなに必死に説明していた。
 その後 ファー民さんの奥様とアトリエに居ると ニラと梨を袋に入れて 見知らぬおばあさんが登場され「今日は孫がお世話になりましてなぁ。」と。
 ケガをした子のおばあちゃんだった。
 トトロの救急袋が役に立ちました。やっぱり助け合いだね。世の中は。
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 翌、金曜日。春の個展で ご注文されていた絵がようやく完成し 受け取りに来ていただいた。個展終了の翌日に義父が亡くなり それからの法事や初盆まで酷暑の中のあれこれで 心がソワソワして なかなか筆を持てなかった。
 「いつまでも待ちます。」と仰って下さったので このたびようやく完成のはこびとなった。
 トトロも小さい頃から知っている依頼主の長女さんと次女さんは 共にバレエをされていて それぞれの子ども達も習っているので 母子のバレエの世界を。。というご注文。しかも「必ず黒猫も入れてね。」と。お家に居るのよね。ニャンコ。
 で それが この二作品。どうやらまたトトロマジックで 似ていたらしくとても喜んで下さった。
 これでトトロの長い個展が終わった。
1809289 
18092810 
 11月のはじめに 倉吉のカフェで短い個展をするので、いよいよ制作に本腰を入れ始めた。秋の気配が助けてくれて、ようやくクーラーの停まる季節到来。
 いろんなことがあるけれど トトロに出来る事はたったこれだけ。
 絵を描く事と アトリエの楽しくも難しい世界と いつも誰かを応援しつつ たくさんの出会いに向かうこと。あとは身体の調子に合わせてチンタラと。。。
 この絵の途中をファー民さん家のSちゃんに見せて「何か動物が描きたいんだけど。」と相談すると「うさぎさん。うさぎさんが月の仲間を見てるの。」と。
 で 描いてみた。絵にストーリーが生まれた。ありがとうSちゃん。
18092811 そうだ。トトロに出来る事が もうひとつあった。
 それは いつも子ども達に相談したり されたりしながら 前に進むこと。
 さあ 一緒に大きな画用紙の中で 秋の世界の旅をしよう。

2018年9月23日 (日)

お彼岸のころ

 18日の火曜日に友人の熊田っちと アトリエOGのヒロ子ちゃんが職員として勤務する 障害と共に暮らす人々の支援施設の利用者さんたちの作品展に出かけた。

 大きな会場をグルリと周り トトロも熊田っちも言葉にならない静かな感動を味わっていた。
 「シアワセな思いで作品を創作しておられるんだね。」とトトロ。頷く彼女。
 職員の皆さんの並々ならぬバックアップと展示のご苦労は察せられたが、大部年齢の高い方達の作品も ピュアでパワーが伝わって来る。
 いわゆる 普通に社会参加してあたりまえに暮らす多くの健常者は こんなにうれしく堂々と自己表現出来ているのかな と 思った。
 じゃあトトロは?と考えた時 むしろ ここの皆さんにも近いハングリーさと幸福な創作力があるのかもしれないと思った。
 他に出来る事が無い 幸せ。不自由な身体を持つシアワセ。
 ヒロ子ちゃんは居なくて、当番の先生にドリンクやチョコをお渡しして メッセージを書いて会場を後にした。
 秋口はいろいろな展示会が多いけれど 県展やらオシャレな作家の創作展には失礼をして ここへ来てよかった。山の湧き水をいただいたようなキモチだった。
1809221 
 日頃は多忙な熊田っちと久々のランチをして 街角の金木犀の香りにに癒されてから ようやく完成した個展のときのご注文の作品を二点 額装屋さんに頼んで 満ち足りたような気持ちで長い長い酷暑が終わったことを感じていた。
 35度超えの暑い日々は 全く外出せず、呼吸も苦しくなったりして 病院とアトリエと法事で精一杯だったから、やっと外の空気で深呼吸のシアワセに感謝した。
1809222 
 翌19日 アトリエ水曜クラス。にぎやかな声で一番にソロンゴちゃん。
 そそくさと みんなの準備を手伝ってくれて うれしいだらけの2年生。
1809223 
 外は秋晴れ。雲が秋のカタチ。「見てごらん。。」と みんなで見上げた。
1809224 
 靴のようなデザイン靴下のソージン君と裸足のアレン君は このまま外へ出た。
 「あなた達はワンコですかっ?」とトトロ。みんなで爆笑。
 犬好きの二人はうれしそうに「ワン ワン」と笑っているし。。。。笑
1809225 
 お花屋さんのミサキちゃんのお母さんに頼んで お花を持って来ていただくと早速描いたユリちゃん。一年生。
 みんな上達していることに 本人達は無自覚なのがとてもいい。
 空も風も花も みんなのキモチに届くと絵になる。
1809226 
 毎回 一心に描き切るアリスちゃん。バムとケロの物語を描いた。
 ソー君と遊びつつ ハリネズミと虹を描いたアレン君。
 まだ三年生の二人。
 このクラスには4年生をのぞいて 1年から6年までそろったね。
 アトリエは、山の小さな分校のようだ。
1809227 
 6年生のユミちゃんは とてもオトナっぽくなった。
 小さな粘土の動物を毎回こさえて カウンターを飾ってくれる。
1809228 
 木曜夜は カイキ君がサプライズの幸福を味わった。
 他の皆さんが全員 それぞれの都合でいきなりの欠席で トトロとマンツーマンの楽しい二時間を過したのだ。ケーキも二個ずつ。飲み物もお好みで。
 本当に絵が好きな彼に 色々な描き方を手ほどきすると「初めてかも。」と。
 もうアトリエ11年目にして 初めて「絵を教わりました。。」と彼。爆笑。
 いつもは 少しアドバイスするだけで  みんな思い思いに描いているからね。
 高校生活の話もたっぷりしてくれて、「楽しかったーー。」と満足そうだった。
 こんな日もある。
 「マサヒロ先輩やシュウヘイ先輩に会いたいですね。。」 元気かしらね。
1809229 
  22日の土曜日クラスのとき あの展覧会を見せて下さった施設に勤めるヒロ子先輩が おっとっと と カルピスを差し入れに来てくれた。
 「トトロ先生 観に来て下さってありがとうございました。」って。
 ユイちゃんスタッフが「あ ヒロ子先輩だ。」って 見つけて喜んだ。
 みんなには 施設の利用者の方達の作品のステキさを話したところだったので「ほら さっきの話のところで 指導したりしている先輩だよ。」と紹介。
 ひとしきり みんなの絵を見てくれて オヤツも乾杯も一緒にしてから
 「トトロ先生 アトリエ続けてくださいね。」と またもや 先輩達がみんな言うプレッシャーをトトロに与えてくれて 帰って行った。トホホ・。・。・
18092210 
 後輩たちは 楽しそうに全員学校も年齢もちがうのに はずむような会話と集中した創作と。。。アトリエの空気は気持ちよさそうだった。
 ユウタ君は 佐治アストロパークという天文台のあるところで「月の祭り」があるというので早帰りをした。
 りょうなちゃんの住まいは その佐治町だ。
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 陶器のオルゴールをステキに描いた3年生のハルカちゃんと お迎えについて来た小さな妹たち。「おねえちゃん スゴーい。」
 残したオヤツをていねいに包んで 妹たちに渡す光景も アトリエ名物の伝統シーンだ。
 誇らし気な「お姉ちゃん」
18092212 
 前半 後半 4時間続けて欠席した替わりの時間を埋めているりょうなちゃんは、後半のテンテンマジックを見るのは初めて。
 拍手しながらみんなして見物。腕が上がっているし。
 「将来はドクターになっても マジックが出来ると小児科なんかで役に立ちそうだね。」とみんな。。。本当にそうなるような気のするトトロだ。
 未来はたっぷりとある。夢は叶います。
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 みんなの未来が満月のように輝きますように。
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 夜空にはお月様が 中秋の名月のリハーサルをしていたよ。
 
 だんだんに秋。夜が長くなって来た。
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2018年9月16日 (日)

ちびっ子ギャング

 少し秋めいたと思ったのも束の間、まだまだ暑かった一週間は月曜クラスの小さな大事件から始まった。

 5年生のカノちゃんとナナミちゃんが4年生のアカネちゃんに教えているのは、アトリエに不似合いな「算数」の宿題。
 カノちゃんの教え方が上手くて因数分解の初歩みたいな数式を分かりやすく説明してくれて 理解の出来たアカネちゃんは 以後彼女を「カノ先生」と呼んでいた。
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 でも この5年生コンビは少し釈然としないことがあったのだった。
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 マオちゃんを中心とする4年生3人組が な な なんと一時間以上も早くアトリエに来ていて「こんにちはーーーっ。」と笑っていたのだ。
 何かで学校がいつもより早く終わり 遊んでいたらしい3人はどういう相談をしたのか 一緒に行けばダイジョブとでも思ったのか トトロが自分の仕事をしつつアトリエの準備にとりかかろうとしていたときに 少し様子をうかがうような顔で登場。
 「どうしてこんなに早く来たの?」とトトロ。
 「ダメならどこかで遊んで来ます。」とみんな。この答え方はとてもズルい。
 「ダメに決まっているけども 雨が降っているから ともかく入って準備を手伝いなさい。」と、外の雨を見て言ってしまった。ここで 一旦 帰宅させればよかったのかどうかは悩むところで、とても早く来たことがあるのが3度目のマオちゃん。。いろいろと言い訳がその都度ちがったけれど 今回は道連れつきの行動に出た。心の中でトトロ先生の判断を試しているようだった。
 小悪魔的 小4女子の時代。成長しつつ甘えつつ。、。、やや難しい年齢だ。
 ただ一つ本当なのは アトリエに来たかったということ。家は誰も居ないということ。三人とも共働きのご家庭のお留守番部隊なのだ。
 お迎えのお母さん達にすっかり報告すると「あらーーーっ!」と恐縮至極。
 帰ってから叱られたことは想像出来た。
 トトロは一番何をいけないと伝えたかというと 他の子は時間通りに来るということの不平等さだ。
 さて 大きくなるまでにわかるかな?そのうち ハッと気づいてほしいな。
 この日の三人 うれしそうに絵も粘土も工作もして、おまけに宿題まで教わり
とても満足そうだったけれども。。。。
 規則は規則。破りたいときは申告するか全員で破るかして下さい。
 そのときは 大きな雷をドカンと落としてから中へ入れてあげよう。 
 ↓トトロ先生に叱られてからも この笑顔。ちびっこギャングのようだ。
1809153 
 水曜に美容院でベリーショートにしてもらい、キモチを立て直して絵を描いた。
 砂丘の夕日と秋のフルーツ。
 あるところへの応募の依頼があり まもなく締め切りなのだ。
 それを木曜に取りに来ていただく約束をしてから 仕上げた。
 引き取りの約束をしてしまうと、必ず描けるという自分の性分を知っているのでなかなか出来ない時にこのやり方をよく使うトトロ。
 酷暑は知らないうちに身体の不具合を生じていて、先週の診察・検査で腎臓 肝臓が弱りぎみだったので マグネシウムのお薬を新たに増やして下さり、朝晩二錠ずつデカい錠剤をゴックンと服用し出したら だんだんにシャンとした。
 トトロは診察のときに「絵がなかなか描けません。」と言うと、それは一番大変な事だと 丁寧に対処して下さり助けていただいた。
 疲れて絵が描けないのは 初めてのことだったから。。。
 で おかげさまで完成した次第。よかったよかった。
   タイトル「また あした」A3サイズ
1809154 
 さて15日の土曜日はムシムシする天候の中、タカユキ画伯がトップで来てジブリ顔負けのステキな世界にとりかかる。
 トトロは彼に お世話になっていたユウタ君がだいぶ自分で描け出したこと、おまけにみんなの使う木製オモチャの修理もしていたことなど報告し、月曜の出来事もついでに相談した。
 そして ナイショだけれど アトリエ近くの高校へ自転車通学の彼はこっそり月曜クラスに来てくれることになった。
 寡黙な健さんのような高校生の先輩が居たら さてみんなはどんな反応をするのでしょう。。。ウヒヒ 楽しみ。
 なにしろ あのクラスに男子が居たことはなかったし あの三人は同じ小学校のクラスメイトなので 少し外部の風を入れてみたいトトロなのでした。
1809155 
 レイカちゃんはたくさんの果物を描いてから 小さくリンゴのフィギュアをこさえていた。
 相変わらず 向こうの方ではユリナちゃんが先輩達に甘えているし。
 いつものアトリエ。二時間がとても早く終わっちゃうことにみんなは不満そう。
1809156 
 後半クラスには先回の自分のときの欠席リベンジで来たコーセー君とケント君。
 描き上げたペン画が見事で うれしくピース。
1809157 
 絵本好きのみんなに読むトトロ。
 毎回読んでいるから 絵本に見入る二人がもう6年生だということに あまり気づいていなかったけれど。。「京阪神への修学旅行がこの前の台風で11月に延期になりました。」との報告でいつの間にか春には中学生になることを知る。
1809158 
 定番オヤツの「おっとっと」にレアもののピカチューが入っていたので こっそり写していたユイちゃんスタッフ。
1809159 
 先回の代替えから二週続けて はるばる兵庫県からのチヤーリーさん。
 他はレギュラーのヤチルちゃんとアイ子ちゃんなので アトリエで一番静かなクラスだ。
 トトロとユイちゃんが時々面白い話をしてみんなを笑わせちゃうけどね。
18091510 
 この日多忙で手伝えないと連絡をして来たサローラに月曜クラスのことを話すと「自分も4年生だったら 迷惑も気づかず早く行っちゃう方かも知れません。」と笑っていた。
 トトロは何かあると必ずみんなに相談する。
 そして どうしたら子ども達が自分で気づくか模索し 何かの方法を考える。
 サローラが言った
 「先生は アトリエの20年間いつもそうやって考えてくれていたんですね。アキ先輩の赤ちゃんが一年生になってアトリエに来るんですから 元気で続けて下さいよ。」
 ユイちゃんスタッフは 中一とは思えない気ばたらきでサッサと片付けてから「明日テニスの試合なんです。今日もお手伝いしたからトトロ神様が勝たせてくれるかも。。エヘッ。」と小麦色の笑顔。
 すごいね 子ども達。
 トトロは思っている。少しくらい悪だくみをしても、親や学校から言われた通りよりは自分の意志で行動してから叱られていたほうが 色々と魅力的な人になるんだよ。。。って
 叱ったり注意したり教えてくれる人が居るうちに ちゃんと失敗して育って欲しいと願うのだった。
 オトナになると 愛を込めて叱ってくれる人がだんだん居なくなるのだから。
 さて 絵を描こう。秋の虫の声が大きい夜だ。
 あ 「敬老の日」にプレゼントとか 絶対いらないからね。っていうかイヤだよ。
 まだまだ 現役。。。つづけます。チビッコギャング大歓迎♡受けて立ちます。
18091511 

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