心のケジメ
この日は 市立小学校の卒業式。
3月18日 水曜日。アトリエの日と重なり、みんなは式を終えてからやってきた。
少し小雨模様だったけれど このところの寒さは少し和らいでアトリエの始まる頃には 青空も顔を出していた。
自分のお兄ちゃんも卒業したミナミちゃん。
卒業生のキイちゃん。おめでとう。
ようやく元気になったナナちゃん。。
久しぶりに全員揃ったので キイちゃんにおめでとうのレセプションをして 拍手でお祝いしてから並んだみんな。
いつも 終わる頃の15分くらいしか来れていないのに 見事な虎を描き切ったノリトラ 君。魂が強いね。よく頑張りました。
トトロ先生からのお祝いと花籠。。。興味津々のぞいているミナミちゃん。「わたしも 3年後にはもらえるんだね。。」笑
ささやかだけど 手製の花籠と 中学から使うらしいシャーペンと芯など入れているよ。
キイちゃんは どうにかしてアトリエ を続けたい意向だ。ソージン君やノリトラ 君が中学になっていても ここに来る姿を見ているからね。
まあ 無理はしないで・・・・春休み中と生徒展はひとまずよろしくね。あとは天の采配にお任せということで。。
21日の土曜日にも おめでとうレセプションがあった。
ノノカちゃんには ユイカちゃんがプレゼンティターを名乗り出て、「おめでとうございます」「ありがとうございます」微笑ましい。。
ユズキちゃんにはモモカちゃんからお祝いが手渡されて みんなは筆を置いて盛大な拍手をした。おめでとう。。
T君が「先生 僕の仕事は?」と言うから「拍手だよ。本物の大きい拍手を頼むね。」と答えたら 手が痛くなるまで拍手をしていた。。
どんな時でも 一人一役。それは全部大切な役目。。
役目を果たして 満足そうなユイカちゃん。。でっかい虹を描いていた。トトロはみんなにお祝いのアメちゃんを配った。
この日に仕上げるように告げているユウタ君。必死。。あとは全員余裕で好きなことをして、ユズキちゃんとトトロは看板作りをちょっと。
ニューフェイスのナギサちゃんは いつもワクワクとアトリエに来て ワクワクとアメを選ぶ。楽しいだろうね。アトリエ。
看板に向かうユズキちゃんが ちょっと寂しそうなのは 4月いっぱいでアトリエを卒業することを言えずにいたから。。
帰りにお母さんからいろんなご事情で・・とうかがった。手伝いだけは来たいと言うのをトトロは「手伝いを送り迎えしてもらううちはダメです。自分でバスとかで来れるならお願いね。」と言った。
生徒のうちは送ってもらって手伝う子もいるけど アトリエを卒業したら自力でおいで。。と言う愛のムチ。けじめを付けないとね。
本当は 今までもスタッフの仕事よくやってくれたから とても有難いのだけど お母さん時間に余裕がなさそうだからね。。。
また新しい菜の花が みんなを励ましていた。
春めいて アトリエガーデンには去年植えたパンジーが咲いた。黄色は元気の色だね。
後半クラスは 自分たちの日が都合が悪くて この日に来ていたミユカちゃんとアヤカちゃん姉妹も混ざって みんなに玉手箱の駄菓子を配ってくれた。。選んでいるオウタ君。。
ここのクラスでは カエデ君が小学校を卒業した。
オトナちゃんが 自分が渡すと プレゼンティーターをして みんなで拍手。
オトナちゃん自身も この日が最後だというのに「いつものように ニコニコやろうね。」と言うトトロに「ハイ。。」と いつものように ふるまった。
オウタ君が「さみしいのとめでたいのと 混ざったアトリエだねー」と言った。「絵の具と一緒。いろいろ混ざると美しいのよ」とトトロ。
さみしいのを我慢してニコニコするオトナちゃん。
オトナちゃんにはトトロ先生から特大のお花のプレートと絵本が贈られた。
仲良しのミオリちゃんも泣かずに笑った。この日 ミナト君はお母さんのご実家の名古屋に行っていてお休みだったけど 人数はいっぱい。
みんなの帰ったあと オトナちゃんの机に 折り紙でトトロが作ってあり 裏に「さん年かん ありがとうございました。オトナ」と書いてあった。。。。じゃんけんで負けただけで涙ぐんでいた子が 強く成長して けじめのお手紙も書いてくれたことに心がジーンとした。
自分でちゃんと挨拶したり メッセージを書いてくれたりして 去っていった子は なんだかこの後の人生でも大丈夫な気がする。
今までのOB達も 自分の意思できちんと挨拶やお礼を言って 未来に向かって行った生徒達は その後もたまに会えたり繋がったりしている。
本人が顔も出さずに辞めたり いつの間にか来なくなった子は ついに会えずに終わっているし、あるいは「あの時は失礼な辞め方をしました。」と何年か後に来た子もいて 立派な大人になってから気がついたらしいと言うこともあった。
トトロ自身も長い人生 失礼だらけで挨拶が出来ていない方も多いから 子ども達の立派な姿に学ばされる。。
出会いは自然に起こるけれど 別れのケジメは本人の深い意思だから ありがとうだけでも伝え合いたい。生きてるうちにね。
子ども達の様々な心もようが垣間見えてくる三月。感情を鎮めて平等にみんなに 同じように年度末のケジメを示したい。


















晴れやかだけれど、少し寂しい春特有の空気感の中、心のケジメという言葉が心に響きます。
寂しさをこらえつつ、ちゃんとお礼を言って旅立つ強さ。折り紙のメッセージが胸をうちました。出会いと同じか、それ以上に大切にしなければならない、別れのケジメ…。ケジメをつけて旅立つ子ども達も、笑って送り出した子ども達もそれぞれの思いをこらえながら、立派でしたね。
菜の花とパンジーの黄色が、未来が明るいものであるようにと、子ども達の背中を押しているようです。
投稿: クローバー | 2026年3月26日 (木) 23時44分
クローバー様
ありがとうございます。
いやーーーーー 色々なことが一気に起こりますが 一人ずつの心模様を丁寧に感じていくことを常に大事にしていこうと 自分で高く理想に向かうトトロです。絶対に結果になってくれるから、。。。
頑張りどころで 涙をこらえる姿はいじらしいですよね。立派。。
そんな時に お花や音楽はありがたいです。
平坦ではない日々に気付いて、手を差し伸べられる大人でありたいものです。
投稿: アトリエトトロ | 2026年3月27日 (金) 14時58分