夏至の太陽
6月20日は 最高気温35度超えの真夏日で 今にも蒸発しそうになりながら 例の授業の打ち合わせに向かった。
鳥取コナン空港の方面で カステラみたいな建物の学校だった。一回 間違えて違う学校に行ってしまい連絡しつつたどり着いた。
15時 鳥大附属特別支援学校の高等部と専攻科の生徒さん達が 帰り支度をして席で待っていてくれた。。。。担当の先生がトトロを上手く紹介出来ずにいたので トトロチックに自分で挨拶し「私は 絵描きさんなんですよ。ほらねー」と 持参した絵葉書を見ていただいたり ホワイトボードにトトロやみんなの似顔を描きながら それぞれのお名前を教えてもらった。自ら手伝ってくださる女の子もいて とても助かった。生徒さん達とはすぐに打ち解けた。。
⬇️この3人の先生が高等部の担当。お話を伺ううちに 実はまだ トトロに何をして欲しいのかがはっきりしておらず 思わずプランニングまで参加しそうな気持ちを抑えて 陸君からのアドバイスを思い出していた。「アトリエチック。アトリエチック。。」
2時間くらいの一度きりで あれもこれも出来る筈もなく、子ども達の心のエンジンの調子次第で 不可能も可能になったり その逆も想像できた。ましてや トトロの絵描きとしての あり方やそれまでの経緯 実際の描き方の実演などなど 口では説明は無理。。とお伝えした。
出逢いの実りは時間の長さとは関係もないので チャレンジしてみるかと思いはすれど 実はまだ体調最悪のトトロ。。。この日が絶不調。。数日 梅干しと白湯しかたべていなかった。。。だから頭は冴え渡り 毒舌ジョークもポンポンと・。・。・笑笑 不調には慣れてるからね。
天はいつも七難八苦を与えて下さるもんだ。。。簡単にはいかないことを「有り難し」というのよねーーー。人間ならギブアップしそうなところだけれど 私はトトロ。。。。よしっ。やるか。全ては 生徒と先生達が ハッピーになるために。。。。同行してくれた熊田っちが いつもの事です という顔をしていた。。笑 あくまでも優しく先生達に色々とざっくばらんに 愛のアドバイスをしていたら 少し元気が出た。
40代って 色々と中々のお年頃。。。。トトロは40歳でデビューしたので そりゃたくさんのことを体験しましたよ。修行の40代。。。
先生達にも 社会の辛酸と 引き締まったプランニングのアドバイスをさせてもらえたらいいのになぁ。。。役に立ちたいトトロです。
コナン空港へ続く道。。。
翌日の21日は「夏至」。昼の一番長ーい日。まだまだ猛暑は続いているし。。。
かぶっていたネコも取れて すっかりヤンチャになったユイカちゃんに 色々手助けをするノノカ先輩。
一年生と六年生って こんなに違うんです。。。
シュウゴ君はいつも トコトコと近くに来て 自分の作品経過を見せてくれる。運動神経抜群でアトリエの後サッカーに行くそうな・。・。
今度はユズキ先輩から折り紙を教わるユイカちゃん。うれしいね。楽しいね。
ユウタ先輩は こちらでT君担当。
自然に役割が出来ていて みんなは昔 じぶんたちが上の先輩にしてもらったように 引き継いでいる。
だから トトロはやって行けてる。ありがとね。みんな。。この日 大きい子達にはトトロ 不調をコッソリ伝えて助けてもらった。
おかげで 後半クラスの時は 少し立って絵本で遊んだり出来て はらぺこ青虫の音楽と絵で遊んでから BOSS畑のレタスをちぎって食べたりした・。・。笑
カエデ君もミナト君も楽しそうにアトリエタイムを満喫しているし。、。、
高校生達も静かにマイペースで。何も教えなくてゴメンねー。なんか困ったら行くよ。自由にしていてください。これ トトロ流。
6月23日 月曜クラスの日。
トトロ先生 試行錯誤の上 奇しくもここに集まったメンバーは この日なんとなく まとまって 座敷童子風のコンビは気が合うみたい。
タイセイ君とツムギちゃん。6歳と7歳、、わらしの雰囲気あるんだわー。。。感性鋭い二人。。
今年初めて アトリエ名物 スイカ メロンバーをだして見た。チョコの種に感動するタイセイ君。。
「これを撒くと スイカバーが実るかもねー。。」とまじ顔で遊ぶトトロ先生。「ボク 撒いて見よーっと。。」
退職されたジュンコさんは 月曜クラスに来ていただくことにして。。。
ショウタ君とメイちゃんだけが元から居るメンバーという 新しいクラスが誕生した。みんな シックリハマったらしい。
ツムギちゃんの絵に即興でお話をつけて語るトトロ先生。自分の絵なのに引き込まれているし。。。
夏至も過ぎたので そろそろ七夕の準備開始。。
畑にはグラジオラスも咲き上ってきた。
みんな 切実な願いもあるんだね。。。「先生 一人一個?」「いくつお願いしてもいいよ。」「やったー。。」
子ども達が 一生懸命 短冊に書く姿を見るのがトトロは好きだ。
天とみんなが 繋がっているようで、とても純粋なことに思える。
一年の歳時記は 地球が壊れそうでも 暑過ぎても 頑固に 真摯に ちゃんとやっていこうと思う。
子ども達は やっぱり信じて願いを書くのだから。。。。
夏至の太陽はいつにも増して ジリジリと照っていた。
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