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2024年10月24日 (木)

秋の空

 10月は 速いスピードで過ぎている。。。。。。そんな感じがするのはトトロだけかしら・。・。・

 もう19日の土曜日クラス。 雨のち曇り。

 T君とトトロ先生。素早く描く彼に 一度立ち止まってじっくり見ることを勧めている。すると 自分の絵から色々わかって面白い。 

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 新人のシュウゴ君は 待ちきれない様子でアトリエに飛び込んで来た。

 後から お母さんにうかがったら 前の晩からワクワクを抑えきれなかったそう。

 みんなも そうなのかなぁ。。。入ったばかりの時、、そんなら とてもハッピーですね。なんか嬉しく安心した。

 こちら側 落ち着いているノノカちゃん。アトリエ歴 5年目。隠れスタッフ。。。

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 シュウゴ君に席を譲った ユズキちゃんも アトリエは5年目。お母さんも含めて隠れスタッフ〜。

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 新聞に ぐりとぐら の作者 なかがわ りえこ先生の 訃報が載っていて 元アトリエ生徒姉妹の母で 長年「おやこ劇場」の活動を通して子ども達に 良質の絵本や人形劇や たくさんの感性の育つ贈り物を続けておられたアヤドン からも ラインがきて ぐりとぐら 達のことをやり取りしたトトロ。

 この日は みんなにぐりとぐら を読んだ。絵を描きながらでも 向こうを向いていても 高校生のユウタ君さえも もちろん新人シュウゴ君はかぶりつきで。。。。。絵本作家も絵描きも 遺す愛は古びない。人は死して愛を遺すことが出来たなら素敵なことだ。合掌

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 後半クラス

 オトナちゃんはこの日 ステキなリボンがお似合い。

 あの チーバ君を試食中。・。・。妹が生まれてから めっきりお姉さんらしくなって来た。

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 勢いのある絵を描くミオリちゃん。

 話し方はゆっくりなんだけど 絵の進みは早くて 一回に二枚くらいは完成させる。

 きっと心の中はワクワクと賑やかなんでしょう。子ども達の個性色々。トトロもそれに合わせてみんな違う教え方をする。

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 この日 ずっと練習して来た 「ねんりんピック」の開会式での吹奏楽演奏が雨のために 急遽中止になり 朝からLINEでやり取りして「そんならアトリエに来る❓」と聞くと「行きたいです」と高校生のカノちゃん。練習と重なりアトリエさえもずっと欠席だったからね。

 元気な高齢者のスポーツの祭典「ねんりんピック」が今年鳥取で催され その様々な役割で子ども達は参加することになっていた。

 山陰らしく 雨の開会式となり 運営側もさぞ大変だったらしいから 出番が消えた子ども達にも そんな裏方の苦労も説明した。

 暑い時に 一生懸命練習したことは 決して無駄にはならないはずだ。人生ですよ。中止もあれば変更もある。ドンマイドンマイ。

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 この日 都合でミナト君が欠席したので そこに やっぱり開会式参加予定だったモモカちゃんが来て描いた。

 開会式関係の子ども達は 欠席予定を変更してみんな来て それはそれでアトリエがキモチの癒しになったようだ。お疲れさん・。・。

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 モモカちゃんは すっかり慣れた新人で もういろんなクラスに顔を出している。

 いつも下の妹とまだ赤ちゃんの弟を描いていて いいファミリーなんだろうなと想像できる。

 本も大好きでアトリエ文庫から借りていく。

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 22日の火曜日に お仕事休みのユズキママに手伝っていただき 個展の絵を数枚入れ替えた。

 毎日見ていただく 病院スタッフの皆さんが飽きないように 新作を描いた。

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 二階の展示を替えるつもりで行くと ずっと観ている方がおられて ついご挨拶してみたら 30年前にトトロが関わって会社のパンフを作ったり 新工場オープンの時のイベントで 司会をしたりした時の 社員の方だった。

「トトロ先生ですよね。」と。気づいたけれど声がかけられず トトロから挨拶されて どんどん昔の話をされ出した。。。30年。。。

 当時 コピーライターだったトトロは デビューしたてで あちこちで仕事をしていたし BOSSも企画の仕事で 新しい会社のオープンなどに関わっていた。

 しかし スゴイ歳月の流れと その都度懸命に トトロ業をして 杖をつくトトロを いろんな方が記憶に残してくださっていたんだなぁ と 奇妙な感覚になった。。。。「変わっておられませんね。」と言われ、またビックリ。。。30年変わらないって やっぱりトトロかも。

 この日もいろんな方から声をかけられる中 無事に入れ替えも終えて ちょっと売店のスィーツとココアでユズキママとくつろいだ。

 そんなことも トトロには滅多になくて いつもアトリエにいるので 新鮮だった。個展も半分以上が過ぎた。11月8日までですよ。

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 10月23日 水曜クラス。

 寒くはならず 日中は暑い程だけど みんなの服はちょっと秋。ソージン君が久々で クラスがストンと落ち着いた。

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 絵の仕上げを楽しむソージン君。みんなは この中学生の゜お兄ちゃんがいると安心するらしい。。。イタチが来ても大丈夫・。・。・

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 まるで チビニャンコのように可愛い二人。ななちゃんとミナミちゃんは面白語録をつぶやきながら どんどん描いたり作ったりしている。

 C Dで日本の歌を流して 「ふるさと」の曲がクラシック歌手の声でゆったり流れた時 ミナミちゃんが「あ 君が代だ。」と言って みんなは爆笑。。。そうだね 表彰式の時 ふるさとが流れたら とてもいいね。ねんりんピックに提案すれば良かった。。。

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 夕方の空に 一直線の雲が見えたので 全員外に出て 雲を観賞。

 BOSSが「温度があそこで変わっているんだ。」と説明してくれたけど トトロとみんなは 空の道だねー。と うっとりしていた。

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 茜色に変わって 雲の穴から天使の梯子も降りていて ちょっと寒いけど みんなで色々な物語を作って眺めていた。

 今日のキャンパスは夕方の あかね色の大きな空。みんなで見るのはとても楽しい。

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 下を向かずに 高くて美しい 秋の空を見上げよう。

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コメント

人は死して愛を遺すことが出来たなら素敵なことだ・・・ステキな言葉ですね。中川李枝子さんは「子どもは笑顔のお母さんが一番好きだ」ということを大事にしておられたそうです。
先生の個展も長いと思っていたのにもう2週間ほどになったのですね。私の子どもと個展に行くと、向こうがたなかかおるの専門家なので、いろいろ説明してくれます。教えてくれます。私はそれをとても楽しく聞きました。この子にはなんて語る言葉がいっぱいあるんだろうと驚いたこともあります。なにより、私が楽しく鑑賞しているのを見て子どもたちの嬉しそうだったこと。ちょっと得意そうでもありました。

また、県立中央病院は私たちの税金を使って建てられたステキな病院です。足元はフカフカ絨毯。ぜひお子さんを連れて行ってあげてください。病気になったり、お見舞いで行くより、楽しく見学できると思います。
秋の空の写真、ステキですね。秋の空はどうしてこんなに美しいんでしょう。空を見上げてそこにいる人たちを思うと、又さらに美しいですね。

アヤドン 様
ありがとうございます。
自分には この世に遺すものがあるのか と思っていたら この言葉が浮かびました。
せっせと 自分を磨いて 子ども達に心の遺産を置いて行きたいな。
30年経っても お変わりないようなので あと30年経つと100なので ギネスのアトリエにチャレンジ中。
病院の個展もいいもんですね。初めてのことばかりで どなたにも案内状もお出ししていないし 毎日本人も立たないし。。。自然体で楽です。
キレイな秋空の中に たくさんの知り合いが住んでますね。
見上げて手を振れば きっと気づくはず。

ねんりんピックの開会式イベントに関わった子どもたち、たくさんいたようですね。一生懸命であるがゆえに中止は残念だったことと思います。でも、みんなで心を1つに向かっていった過程は何よりも大きな宝。目に見えない宝をたくさん持って次を、前を向いて進んでほしいですね。

「ぐりとぐら」の絵本。子どもたちが小さいときに市立図書館でよく借りていました。一度読んでいるはずなのに、何度でも読みたくなるようで、貸し出し冊数10冊の中に、毎回シリーズ本が一冊は入っていたのを思い出します。お布団の中で何度も読んだなあとしみじみ…。世界中の子どもたちに絵本を通して幸せを遺してくださった中川さん。となりのトトロのオープニング曲の「さんぽ」の作詞者でもあるんですよね。絵を通して幸せを届けられているトトロ先生とのトトロ繋がりを感じた日でした。

長かった夏の後の待望の秋、美しい秋、人を想う秋…。心豊かに秋を味わいたいです。

クローバー 様
ありがとうございます。
あるこ あるこ わたしは元気 歩くの大好き・・・どんどん行こう。
トトロの さんぽ の歌がラジオから流れていた時 わたしはリハビリで日赤の長い廊下を毎日歩行訓練していました。
車椅子から ようやく松葉杖になり もう一度歩きたい と 必死の訓練も カセットに録音して 歩こ 歩こ と 自分を励ましました。
そして トトロになりました。
なかがわ先生の作詞に救われて 今があります。
トトロ繋がりに気づいてくださって ありがとうございます。
ずっと 歩き続けたい トトロの秋です。

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