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2024年9月20日 (金)

トトロの童画展 始まる

 9月14日 土曜日クラス

いつものCクラスに プラス 別のクラスのミナト君の7人。一人知らない顔が居ても不思議に馴染んでいて座敷童子の話のようだ。

あちら ミクちゃん。こっち アイリちゃん。自分のアートに向かっている。 

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 あちらは ヒビキ君、こっちの頭はタクヒロ君。。はるか彼方に レミちゃんも。

 このクラスは小二から中二までと幅広い。大家族の兄弟みたいなアトリエの風景は どこのクラスもこんな感じ。。

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 半ばまで立ち歩いてから おもむろに筆を進め始めるタクヒロ画伯。自分の流儀があるようだ。

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 ナツメちゃんに水で描いてから色を落とし込む シャボン玉の指導をしてみると。。。綺麗ね。。。描きながらうっとりしている。

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 画伯 完成。。。なんか すごい。

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 後半クラスのヒロト君の世界。イラストレーターのようだ。

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 新人のミユカちゃんと。

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 「夕日がキレイよ。」と トトロ先生の声で みんなで雲の造形を見に外に出た。

 窓に映っているように この日の雲はドラマチックだった。気温はまだまだ高くて蒸し暑いけれど 雲の形は秋だった。

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 9月18日 水曜日 鳥取県立中央病院の院内ギャラリーに いよいよトトロ展 搬入の日。

 BOSSと会社のスタッフの他 この トトロフレンドの熊田っちと 生徒のユズキちゃんママが助っ人に駆けつけて下さった。

 ここは 一階の受付ロビー前。。。みんなで 一階と二階にテキパキと。

 トトロの 人工呼吸器の管理をしてくださる Iさんが駆けつけてくださり みんなにお茶の差し入れを下さった。感謝。

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 ライティングが地味なので 明るい絵を選んだ。この場所と二階のコンビニ手前ロビーとの二箇所に 合計20作品を展示。

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 翌日の19日木曜日。トトロ展初日には 新聞社の取材を受けた。日本海新聞の北野記者とは初対面。

 何を隠そう トトロは初対面が大好き、、新しい出会いは世界が広がる。

 そして トトロ童画を初めてご覧になる記者さんのワクワクも伝わって来るし。。。。

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 この日のネコバス担当は 久々に休みだった アトリエOBのマサヒロ記者だったので 新聞社とのやり取りの中で初日に行くと告げたら 北野記者を取材に向かわせて下さった と いうミラクル。

 この夏 高校野球の取材やらで 甲子園に行ったり 休む間もなかったマサヒロ記者が「トトロ先生の初日に伺います。」とLINEしてくれたおかげによる タイミングの合い方が絶妙で「いつものミラクルが始まっているね。」と話した。

 ↓ マサヒロ記者。。。

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 しばらくここで 取材していただきながら 絵に足を停める人々を眺めていると 「先生。。」と。

それは あのパテシエになった OBカイキ君との4年ぶりの再会だった。  不思議なロビーの現象は続く。。。

彼のおじいさんが この日入院され ここを歩いていたらトトロ先生の絵があったとのこと、、、、4年間の時を縮める二人。

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 新聞用の撮影中をそのまた後ろから 激写してくれたマサヒロ記者。・。・。笑笑

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 ここのロビーに行き交う 車椅子の子どもとお母さんとか トトロを見つけて声をかけてくださるナースの皆さんとか。。足を停めてくださる皆さんが 笑顔になられるのを 北野記者はキャッチされて「みんな お顔が変わる。」と ささやかれた。

 トトロは 30年以上も前の 寝たきり入院中の自分が 何とかベッドでイラストのような絵を描いて 病院の暗い待合室に貼ってもらったことから 全てが始まったことを思った。ただひたすらに 皆さんが喜んでくださることがしたくて 勝手に思い切って勇気を出したのだった。

 そして 今 夢だったホスピタル個展が実現した。

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 搬入中も 癌の患者さんや 点滴をつけた方や たくさんの方が足を停められた。それは昔の自分の姿だった。

 「皆さん トトロは心を込めて 楽しくて明るい絵を描いて来たから みて下さいね。。お元気になりますからね。」

 暑くて 痛くて 苦しい夏だったけど 描き切って 個展は始まって 11月8日まで ずっと この場所で たくさんの方々に微笑みかけ続ける トトロの童画たち。

 チャレンジしてみたら やっぱり たくさんのミラクルに助けられている。

 生きていくには ドクターの手とナースの声と お薬や治療と 本人の意欲と そしてホッとするものが必要だ。

 どんな記事になるのかな❓

 さあ トトロはまた アトリエで 生徒たちと 秋を迎えよう。

 病院は 誰でも入れますので 覗いてみて下さいね。

 

 2024年のトトロ展は まさかの 病院ギャラリーで。頑張って描いて 本当によかった。悔いなし。。。。たくさんの感謝の中で。

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アトリエ日記」カテゴリの記事

コメント

今回も素敵なミラクルがたくさん起こっていますね♪トトロ先生の童画展を準備している時から、多くの方が足をとめて笑顔になる姿を見て、改めて隠れスタッフ兼ファンとして、私も嬉しくなりました。
また、ゆっくりとギャラリーに行こうと思っています。
トトロ先生もアトリエ子ども達も暑さに負けず、でも無理せずお過ごしくださいね。

ゆずの葉 様
ありがとうございます。
まずは 何かの時に 必ずネコバスや隠れスタッフが ちゃんと現れてくれるのが 最大のミラクル。。そこでトトロはいきなり元気になります。
新聞の取材の時「感謝が痛みを上回る」と言いましたが ありがたすぎて
ミラクルなパワーが生まれるから あんなに絵がひらめきます。
患者さんの 絵を見つめる姿に やって良かった、、、、と思いました。
暑さや 痛みにあきらめず またミラクルの起きる 精一杯を これからもよろしくお願いしますね。

9月と思えない連日の猛暑日も、ようやく峠を越したようで、涼しさを感じられる1日でした。とはいえ、真夏日になる日はもうしばらくありそうですが…。そんな中、アトリエの生徒さん達、各々のスタイルでアートに向かっていますね。真剣な眼差しで生き生きと。皆さん画伯‼芸術の秋にまっしぐらですね✨

待ちに待った童画展!落ち着いた色の壁にふわっと浮かび上がるような温かい色を放った童画の数々が、素敵に飾られていますね。引き寄せられるように、皆さんが足を停められ、笑顔になられるのもよく分かります。見る人の心に語りかけ、明るい色を灯してくれる童画展。わくわくが増しています。ゆっくり見てきたいなと思っています。

続くミラクルには、またまたびっくりしました!この日の開催になったことにも、もしかしたら意味があったのでは…と思ってしまうほどのミラクルで…。人の思いが思いを呼び寄せ、数珠のようにミラクルが繋がっているような気がしました。

クローバー 様
ありがとうございます。
おかげさまで 始まりました。
どうぞお出かけ下さい。
今日も 教室の時に 行ってきた というご夫妻がアトリエにお祝いを届けてくださり 感想を語られ 始まった実感が゜湧きました。
人生の達人の方達のさりげなさに 頭が下がります。
アトリエでは 生徒がトトロ展のポスターを描いてくれました。
優しいスタート。ありがたいことです。

まさかの病院ギャラリーだけど、こんなにピッタリのところも無いですね。病を持つ人も、それに寄り添う人も明るく懐かしく愛おしい作品を見て、きっと癒されることでしょう。
働く人のストレスにも何よりのお薬ですね。
コロナで緊張感が高まって、まるで戦場のようになっていた頃を思うと、病院も余裕ができたのですね。そのことにもホッとします。
私ものぞいてみます。

アヤドン 様
ありがとうございます。
ずっと続けて来た アトリエも童画展も この為だったのかと ふと 思ったりしています。
今回は その場にトトロも立たず そこでの購買もないのですが きっとご覧になって 元気の出る方々が最も多いのかなぁ。。。だったらいいな。と思って描きました。
 暑くて長い 夏でしたね。
よく みんながんばりましたよね。
 ホッとしながら 秋を迎えましょうね。感謝の中で。。。

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