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2024年2月

2024年2月25日 (日)

創立記念日

 2月21日 水曜クラス。

 この日は BOSSとやって来た会社「ドリームプロジェクト」の創立記念日で BOSSの母の94歳の誕生日でもある。

 トトロが40歳の誕生日の時に「一つだけ欲しいものがあるんだけど。。」と 初めてBOSSに頼んだのは「会社が欲しい」だった。

 物が欲しいと一度も言ったことがなくて それは子供の時から 親にも何も買って欲しいと言わない子だったようだ。

 色々と長い闘病後に 社会復帰してコピーライターや脚本を書く仕事をしていたトトロと 音楽やイベントの企画制作の仕事をするBOSSが 大きな夢を企画したくてドリームプロジェクトを誕生させ その後少ししてからアトリエの教室が出来た。もう約三十年にもなる。おかげさまの歳月に感謝しかない。

 と いう おめでたい日とは知らずに みんなはルンルンと来たけれど 体調不良やその他の理由で 男子二人 ノリトラ 君ソージン君 並んで欠席。

 画用紙に広い空だか海だか 伸び伸びと表現するのは ナナちゃん。ペンキ用の刷毛を渡してみた。

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 男の子が居なくても静かとは限らなくて 色々と試したり 描いたり 作ったり 楽しくアートに夢中のみんな。

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 久しぶりに センサーで喋るクマが出て来たから大変。もちろん使いこなすのは この若手 二人。笑笑

 ミナミちゃんとナナちゃんの名コンビ。

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 大騒ぎをモノともせず 上手な和紙使いでお雛様を作るキイちゃん。あっち側で サヤちゃんも素敵なのを創っていたし ヨシノちゃんも器用に色々創っていた。

 お雛様やら お内裏様やら みんなでワイワイと創り、ラクヨさんからいただいた 節句の綿菓子とオヤツをお土産にして 珍しい女子会はなんとなく華やかだった。

 明るい創立記念日にありがとうだよ。アトリエはこれから これから。トトロはまだまだ修行中。まだやりたいことだらけ。。。

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 2月24日 土曜日クラス。

 雪は降らないけれど このところ冷たい雨が続いて 肌寒い日。それでも つくしんぼのように 子どもたちは元気だ。

 あの元気モノの ミクちゃん インフルで まさかの欠席。。。いつもの明るい笑い声が聞こえない。居なくてわかる存在感。。

 アトリエ文庫の本を物色中の二人。ヒビキ君とタクヒロ君。好奇心旺盛な二人。

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 色画用紙に チョークで描き進めるアイリちゃん。それぞれ らしい 絵を一生懸命に楽しんでいる。

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 ついに 見つけた。苦節四年目。自分の表現。嬉しそうなアイリちゃん。

 みんなは「わー いいね。。」と言った。

 ひたむきに続けていると ある日ヒョイと出会う「自分の描きたい絵」。これは大事。本人もトトロもみんなも嬉しかった。

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 隣のカンナちゃんも 写真では見えにくいけど ていねいで可愛い カンナ劇場が完成。6年生の記念作品になった。

 みんな描き方も 画材も違うのがアトリエ流。心地良い描き方を見つけて楽しもうね。

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 やっぱり男の子は図鑑にハマりがち。トトロも参入して楽しんだ。先輩たちの置き土産の図鑑が沢山あって 調べ放題。

 ノートパソコンとはまた違う パラパラとページをめくって発見するときめきが ドキドキしてとても楽しそう。

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 こちら レミちゃんの物語のような素敵な作品。まるでディズニーの中の一コマのようだ。会話しているような花たち。

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 そして 後半クラス。

 安定のヒロト画伯とキラ画伯。しっかりと絵と向き合う。

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 ジュンコさんも参入して 総勢7人。ここも定員になった。

 ジュンコさんには 貝雛を勧めてみて 大きな貝に金を塗り お雛様を描いてもらっている。楽しそう。

 ソロンゴも カホちゃんも 黙々と筆をすすめるアートな時間。

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 こちら 一年生のチサちゃん。描いたり 創ったり 笑ったり 歌ったり。。大きなヒロト兄さんやキラ兄さんたちが相手をしてくれる。

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 ユリナちゃんは特別支援級から高校に進んで ただいまお試し訓練で毎日学校へ行っている。

 「疲れると思うけど メモして 少しずつおぼえるんだよ。」と言うと「はい、がんばります。」と。いい絵を描いている。ガンバだよ。

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 キラ君は初めて 日本画にチャレンジ。トトロの日本画の絵の具を渡してみた。

 今日はみんなが 果敢に挑戦する日だね。スゴイよみんな。「おなか ちょっと空いたね。」と言うと みんなうなづいたから チョコとクッキーを マスクを取って 素早く投入してあげた。笑笑

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 あのトトロ作品が額装されて帰って来たから 久しぶりにみんなで観賞。

 二年生のタクヒロ君が この絵を見て「きっと 森のクマさんの曲を弾いてるんだね。」と言った。そしてみんなで歌った。

 こんな会話があるアトリエは大好きだ。二月の疲れが吹き飛ぶ瞬間。

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 穏やかで 平和で 地震や事故や病気のない 普通の日常って 他に何もいらないほどありがたい。

 無理をせず人と比べず 周りと仲良く 声をかけ合って 立派なことをしなくてもいいから 人の絵に「わぁーいいね。」と言える素敵な心を育てていこうと 奇跡の創立記念日に トトロが出来ることを そんな風に思った。それを子どもたちが示してくれた。

2024年2月18日 (日)

二月のアトリエ

 2月12日 月曜クラスは振替の休日で いつも学校から来るみんなは それぞれのお家から一人ずつ到着するという レアなパターン。

そして 8人が 集まった。

 2月はなんだか不思議な月だ。季節の扉のように 三寒四温の空気の中で 節分 立春 バレンタインに 卒業の準備や受験の波もある。

 冬から春への うごめく大地のエネルギーに 何かと左右されがちな体調や心。

 そんな中 いつもの顔ぶれが揃って 絵を描き始めると アトリエの落ち着いた風景が完成して トトロもみんなも ホッとする。

 ヒナちゃんが最後に到着して 待っていたサツキちゃんもメイちゃんも安心していた。 いつもは3人で来るからね。

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 こちら レジェンドテーブル。このクラスになくてはならない男子二人は このところ女子軍団が増えて なんとなく落ち着かない様子。笑

 「ちゃんとするときは ちゃんとしなさいよ。」「はーい。」ショウタ くん アラタくん。面白くて実はとてもシャイで優しい。

 こちら側には 5・6年生のワカコちゃんとマナサちゃんがエレガントにアートしているし。

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 メイちゃんはフルーツに取り掛かって 水彩の妙味を教えたら グンと上手くなった。教えてみるもんですね。

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 タイタニックにはまっていたアラタ君はレスキュー船を作って見せてくれた。生意気盛りの4年生も やっぱりまだまだ可愛い。

 見せる人がいるって いいね。その人から「ホォー。」と言われることの喜び。ね。わかりますよ。その気持ち。

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 さてさて  いよいよ年に一度のトトロ的 大感謝デーの2月14日。バレンタインデー。💕

 まず 熊田っちと同時予約していたヘアカットと白髪染めに行ってモシャモシャだった頭を整えてから 新聞社へ。

 いつものデスク達はみんな米子に転勤されたので そちら方面にはまとめて送り この日は 名論説委員の寺谷氏にチョコの袋をお渡し。

 受付で失礼するつもりが 応接室に通されちゃって 社会のあれこれを楽しくお話し。バックの絵は酒本先生の名画 茅葺きの風景。

 寺谷氏も この絵のモデルの智頭のご出身だ。長い間米子勤務で トトロ個展にも行かれたとか。氏のコラムはとても血が通っていてファンだったので文章のお話も弾んだ。

 学芸部の皆さんの分もことづけて 新聞社訪問 大成功。お世話になっていることへのチョコに混ぜたお礼は 重くなくてとても助かります。

 会社に戻ると 境港や米子から チョコ達到着のメールが 楽しく舞い込んでいて 皆さんとても喜んでくださったことに感謝の日。

 新聞社の帰路にいつもの画材屋さんにも顔を出して チョコとワインをお届け。坂尾先生ご夫妻は 今年は お二人揃ってもう天国だけど ご子息のヒロシさんとスタッフのOさんへお渡しした。お店の奥から亡き坂尾先生がニコニコと出て来そうな気がした。先生 トトロは 相変わらず楽しく頑張り中ですよ。

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 16日の金曜に トトロフレンドの神戸のラクヨさんから アトリエキッズの人数分の綿菓子が 大きな箱でふんわりと届いた。

 ラクヨさんのご主人が昨年の2月7日に他界されてから ちょうど一年が経つので ご夫婦で大好きだった砂丘ラッキョを送らせてもらったら 予約発送の為いつ頃届くか不明なのに お命日にドンピシャ届いたらしく ミラクルに喜んでいたところだった。

 悲しい一年だったはずなのに いつもアトリエに心を向けてくれて すごい友達だと思う。ラクヨさんガンバだよー。ありがとねー。

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 ピアノ教室のD V Dの表紙用の絵が完成して 額装屋さんへお渡しした。いきなりひらめいて 3日3晩で描いた童画。森のピアニスト。

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 2月17日。快晴。💥

 午前中 BOSSの舞台仕事のスクリーン映像の打ち合わせに 切り絵作家の 紙原四郎先生 ご来訪。

 20年前にトトロの個展で 絵もご購入いただいたり トトロも先生の作品のファンだったりなので 久しぶりの再会が嬉しかった。

 「教室の準備で 少し遅れてすみません。」とおっしゃるから「私も 午後から教室なんです。」と 絵画教室アルアル話で楽しかった。

 あの「モチモチの木」や「花さき山」の 切り絵の滝平二郎先生のお弟子さんで 全国に知られる作家でいらっしゃる。

 大病され 復活されたところまで 似ていたので「お互い もう 死なないように 頑張りましょう。」と握手した。

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 雲ひとつない 二月にしては珍しい 青空。

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 前半クラスに 新しい子が体験に登場。

 ナツメちゃん 一年生。目がキラキラしていて 少し緊張していたけれど お母さんと定時に到着されて みんなの中に混ざった。

 トトロは 心も新たに また最初からていねいに教えていたら 背中で耳を澄ましていた ノノカちゃんとユズキちゃんが代わりばんこに振り向いては フォローしてくれた。

 見学されていたお母さんに「実は この子達 スタッフなんですよ。」と耳打ち。笑笑

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 この日は 盲腸の手術から退院して 元気になった米子のユリちゃんも参入。

 1回目の試験を終えて ひとまず一校合格したユウタ君も 復活。

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 ノノカちゃんとユズキちゃんは ナツメちゃんにアトリエの案内をしたり 水を汲むところへ連れて行ったり 絵を見ては「いいね。と言ったり、それでいて 自分の絵はちゃんと描いていて ステキな先輩に成長していた。ありがとね。

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 生まれて初めて 絵の具で描いた ナツメちゃんの大傑作「ウサギさんの森」。そして歓迎する仲間達。

 リョウスケ君に後輩が出来た瞬間です。みんな よろしくね。

 子ども達って すごい。ためらいなく 新しいクラスが出来上がる。

 ここは 土曜日Aクラス。

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 後半は なんということでしょう。

 あの ミナト君がまたもや 別のインフルにかかってしまい 二回続けておやすみとのこと。

 「えーっ。」とカエデ君。 さみしくないように寄り添うトトロ先生。 難しいデッサンを教えているところ。

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 おまけに 一年生のミオリちゃんまで 色々症状があってお休みで 4人だけになったので この日は中学生のカコちゃんにも 指導出来た。

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 こんな アングルで映してくれたのは 後半クラスに来てくれた センパイのマサヒロ記者。

 BOSSは今年 地区の区長で 土曜日がなかなか多忙になり 途中抜けしちゃいがちなので ミラクルな助っ人登場は天の助け。

 オトナちゃんにも ていねいにアドバイス中。

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 高校生のカノちゃんが 部活の諸々の悩みを吐露するのを聞くトトロの姿を マサヒロ記者はちゃんと見ていた。

 後からLINEで「アトリエは必要です。」と。

 トトロとしては 解決には至らなくても ちゃんと聞いて寄り添うことは出来るから 今も 今までも これからも 悩みを真剣に受け止めて一緒に考えていこうと姿勢を正している。相談されることに 感謝の極み。また青春をしているような 真っ直ぐな気持ちになる。

 みんなは 高校生のお姉さんの悩みを聴きながら なんとなく意味は分からなくても 静かに 自分のアートを楽しんでいた。

 困ったら トトロ先生に言えばいいんだ。。。。なんて 思いつつ。きっとね。

 みんなで 今の社会を 精一杯生きていこうね。心配し合って 励まし合って。喜び合えば それはとても元気になるから。

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 不安定な二月だけれど 悔いなく行動して お互いを元気にして モゾモゾと土の中から動き始める 植物や小さな生き物の生命力を感じながら いろんなことから目を逸らさずに 生きていきたいトトロです。

 また寒くなりそうだけど、それは春になる前の試練だから、みんな 負けないで また元気にアトリエで。

 大地の生命力を絵に描いていきたい 二月のアトリエ。

2024年2月11日 (日)

バレンタインの日々

 2月7日水曜クラス。玄関前の歩道の豆はスズメ達が毎日ついばんでくれて少しずつ減っている。お掃除ありがとね。スズメさん。

 延期の日が先週にあったので 一週間経ってまたもや顔の揃ったみんな。ソージン君は風邪っぽくて インフルやコロナが蔓延している為大事をとっておやすみとのこと。

あれから骨折のところが随分治ったミナミちゃん。子供の骨ははやくひっつくのね。。。。成長中の新しい骨だもんね。。。

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 こちら サヤちゃん。キイちゃんのところで何やら物色中。

 ヨシノちゃんと この二人は 学童から卒業して少し早めに学校から来る。

 三人で固まったりしないから いい感じのお友達だ。トトロは女子が固まって コッソリ行動するのは好きではないからね。

 向こうのテーブルには ヨシノちゃんとノリトラ 君が 熱心に自分のアートを楽しんでいるし。。。

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 独立独歩のミナミちゃんは 粘土に色糊を絞って カラフルなお菓子を研究中。好奇心旺盛な子だ。

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 ナナちゃんも ニャンコの写真を参考にはしたけど オリジナルの可愛いのを仕上げた。

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 二人でいろんな手法を試す。サヤちゃんとキイちゃん。真剣な眼差し。

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 この日 ミナミちゃんがお母さんと チョコレートマフィンをみんなの分 焼いて持って来てくれた。ありがとうございます。

 一人一人の袋に みんなの名前とイラストが描いてあった。トトロ先生のはでかいの。あとでいただいたけど とても美味しかった。

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 ナナちゃんのニャンコの目は地球のような色だった。ミナミちゃんが「世の中を見てるんだね。」と スゴイことを言った。

 トトロは「この子の名前は ヨノナカちゃんだねー。」と言って みんなはこの目の色に感心した。

 「みんなも世の中をよく見てくださいね。」と言うと ノリトラ 君が「それ 大切だなぁ。」と言った。

 なんだか みんな すごかった。地球色の目をしたニャンコのこと語り合うのは 7歳 8歳 9歳たち。。。素晴らしいと思った。

 みんなでミナミちゃんに マフィンのお礼を言って この日のオヤツはバレンタインになった。温かい気持ちが春を呼ぶのね。

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 2月10日 土曜日クラス。

 あの元気なタクヒロ君が 体調不良でおやすみ。少しさみしそうに ヒビキ君は絵に集中して またも大作に挑んでいるから トトロは遠近法の基本を教えている。チャレンジャーには惜しみなく教えるよ。

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 モフモフのミクちゃんも とても楽しんで描く子だ。いろんな技法でやってみている。みている方も楽しくなる。

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 カンナちゃんにも 少しアドバイスしてみたらとてもいい絵を描いた。咳の出るアイリちゃんとトトロは蜂蜜黒糖のアメちゃんを、みんなには好きな飴ちゃんを、ホッペに入れつつ 絵本を読んだ。

やなせたかし先生が 一番先に描かれた 元祖「あんぱんまん」。最初はひらがなだったのですよ。先生の思いの詰まった処女作だ。

古い貴重な本が時々アトリエ にあるのよね。トトロが家庭文庫をしていた30年前頃に集めたお宝の絵本を今 アトリエで読みつなげることの素敵な喜び。いつの時代の子ども達も 同じ場面で 感動する。絵本はスゴイ。

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 後半クラス。木目込み人形を見て 千代紙で着物を貼ったソロンゴ の傑作。満足作品の完成。

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 高校から 土曜日にも授業のある学校とかで Aクラスの2時から こちらのクラスの後半に移ったユリナちゃん。

 初めて参入してみたけど とても和気あいあいとしたクラスなので楽しそうに溶け込んだ。

 知的障害があって特別支援級から 頑張って高校に進んだ。もう試験も終えて合格して 土曜日の前半時間は高校に行って色々とお試しをしているのだとか。トトロも気のついた時にマナーなど教えて来た。小一からアトリエ に来ていて みんなの鉛筆を削ってくれる時もある。

 誰でも可能性は無限にある。純粋に人として親切だったら それはとても良い。何しろアトリエを続けたいと向かう姿勢にありがとう。

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 相変わらず 小学生離れしたイラストを描くカホちゃん。

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 妹のチサちゃんは 折り紙でペン立てを作ってくれた。「先生 アトリエでつかってね。」ありがとね。

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 深海の世界を描くキラ君に色の乗せ方を伝授。

 向こうのヒロト君とは落ち着いていろんな会話が楽しめるから 楽しい。スマートな会話は大事。無言からは何も生まれない。

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 ひとまず このクラスはこれで行こうと メンバーが揃った記念の一枚。小一から 中学生 高校生と 年代バラバラ。アトリエ仲間。

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トトロは 最近のオヤツ袋にチョコを少しずつ入れている。「みんな アイラブユー❤️だよー。」

また 今年もゴソゴソとバレンタインの荷物を送る準備を楽しんでいるトトロ。。。お世話になった記者さん達を中心に ここぞとばかり また自己満足のトトロ流。

 先日の通院の折に 心臓の主治医の先生にチョコを渡して来た と 一人暮らしの盛岡の93歳になる母に電話したら「お母さんも ヘルバーさんや 各科のドクター達に ドッサリ バレンタインして来たよ。💕笑笑」とのこと。恐るべし DNA。😵

やっぱり この世は明るい遊び心が必要なのですよ。だから子ども達や 記者さんと話すのは楽しくて明るく笑えて若返る気がするのかも。

世の中を地球の瞳で真面目に見つめつつ 楽しい遊び心も交換しながら 柔らかく生きていきたいトトロでした。

 ⤴さあ もう少しで春ですよ。

2024年2月 5日 (月)

立春大吉

1月31日 水曜日。先回の大雪で一週間延期になっていたクラス。

全員 間違えずちゃんと到着。

自分の家の二階からアトリエが見えるほど近いミナミちゃんが 車で来たからビックリしてたら なんと足の親指を骨折とのこと。😵
こんな時 子ども達は ちょっと得意そうにするのよね。ギブスではなくて テーピングだけだったけど その経緯を説明して親指を見せてくれた。。。「痛い❓」と心配そうに聞くトトロ。「ぜーんぜん。。」と 胸を張る。「無理して動き回らないでね。」と 優しくするみんな。

過去にもセンパイ達が足や腕にギブスをしたり杖をついたりした時ほど 休まず来て胸を張って絵を描いていたっけ。見せたいのよね。きっと。

そんなら かた時も離さず持つトトロ先生の松葉杖なんて どんなにカッコ良く思うんだろう。。。そっと触ったりしてるしね。。
 

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 と いうわけで 座ったままのミナミちゃんを囲む女の子たち。

 ミナミちゃんは なんか満足そう。

 こんな時の「大丈夫❓」って 沁みるのよね。。。

 

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 この二人は 一ヶ月ぶりの再会。

 足が伸びて 背が高くなっていたソージン君と 重役のようなノリトラ 君。笑笑

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 相変わらず トトロ先生を占領している二人。。。

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 ナナちゃんは 粘土でチョコを作った。リアルだから 置くところに気をつけないと BOSSがつまみそう・。・。

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 ノリトラ 君にデッサンの手ほどきをしてみたら マイセンのオルゴールを見つめて ここまで描いた。

 成長しているなぁ。。。色々と 手ほどきしてみよう。

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ナナちゃんがピカチュウの形に困っていたら ソージン君が見本のカードを描いてくれて それを見て スキー場のピカチュウが出来ていた。

みんなは それぞれの絵を楽しみ「来週も続けてあるから 途中でも忘れないよ。また続きを描きましょう。」と言うと「いつも毎週あるといいのにな。。。」と。

この二週に一度というペースはちょうどいいし 集中して時間を惜しむから アトリエは昔からこのペースでやっている。

待ち遠しいくらいでいいんだよ。待つ間って ワクワクするからね。

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2月3日。土曜日。節分。

今年は一月が長かった。お風呂に入るにも 料理をするにも 石川の方達のことが思われて 普通に水道から水の出ることさえ あらためて有り難いと感じた。

ましてや アトリエ にみんなが元気に来る事なんて 当たり前ではないんだなぁ。。。と 感謝したトトロ。

この日 前半のクラスは 元々受験の為に欠席予告のユウタ君と進む高校のあれこれで 今だけクラスを変わったユリナちゃんが居なくて その上ユズキちゃんまで 突如インフル欠席の連絡ありで 二人だけになった。

とりあえず 鬼のお面を作ろうと 二人で色々とやってみた。

ノノカちゃんはペーパー皿に大きく赤鬼を。

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 リョウスケ君は わりと小さめな青鬼。どちらが鬼をするか 相談すると ノノカちゃんが「やります。」と。

 リョウスケ君は「やりたくない。」と。笑 これは想定内。。。

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 二人きりだけど アトリエの豆まき 一回め。

 小さい声なので 「大きな声で。」とトトロ先生。痛くないようにポイっと 投げているリョウスケ君。。。優しいんだね。

 自作のお面をつけて どんどん近づいて来る 果敢なノノカちゃん。。。二人して 上品な豆まき一応終了。

 あとは中で歳の数ほど みんなでいただいた。トトロはお腹のことを考えて10分の1の七個だけ食べた。笑笑 数え年で古希。。

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 後半クラスのミナト君は 先回「鬼になる」と言っていたのに インフルになった。まあ鬼のようなもんだけどね。

ミナト君不在で 相棒のカエデ君はさみしげに 鬼の面を作っているし。。。

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 この一年生コンビは 声は相変わらず小さいけれど どんどん自分で描くようになった。

 試しに 二人で あっちむいてホイをやってもらったら「あっちむいてホイっ❣️」と 声が出ていて みんなで笑った。

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 カエデ君と高校生のカノちゃんが 迷わず鬼をしてくれて、みんなで思い切り「鬼ハーーーーーソトーーーーー」声は出ていたよ。

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 今度は 中に立つトトロ先生に「ふくはーーーーーーうちーーーーーーーーーー」イテテ・。・。・命中。真剣な一年生たち。。笑笑

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 つながるような二人の途中までの絵。

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 みんなで 幸せを願いつつ 歳の数だけ豆をいただいて ジュースを飲んだ。

 ミナト君のお母さんが 途中でお月謝の袋を取りに来られた時 カエデ君が大きく「ミナト ガンバ」と描いてことづけた。

 豆やらオヤツやらも 届けてもらった。「ミナトは泣くかも。。」とお母さん。インフルはー外ーーーーー。みんながんばれ。

 

 昔 センパイの耕平君が 卒業の時 置き土産にアトリエ に贈ってくれた「鬼たち」に みんなはアメちゃんや豆を供えていた。

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月日は目まぐるしく もう立春。

毎年 子どもたちと豆まきをしていると 自分の歳を忘れているトトロ。

養老孟司先生が いいことを仰っていた。「好きなことをして生きる為には たくさんのしなくてはならないことがあって それは好きではないこともたくさんあるけれど しなければならないことを好きになれば 好きなことをして生きられる。」と。

トトロは本当にそうだと思った。取り巻く世間の様々な あまり好きではないことでも 例えば病気を抱えていたとしても 人間関係の中にいても それさえ好きになりながら 目的の好きなことを目指せば 好きな生き方ができる。

嬉しそうな子どもたちの姿を見ていると どんなことでも 楽しさに変えられる気がする。

よしっ。今年も立春大吉。豆をちゃんと撒きましたよ。福はーーーーーーうちーーーーーーーーーー❤️

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