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2022年3月

2022年3月29日 (火)

春一番

 春一番の吹き荒れた3月26日 土曜日クラス。

 アトリエガーデンの小さい花たちは 突風にびくともせずに新しい花を咲かせている。

 冬を乗り越えた花は 強いんだね。

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 一番平均年齢の若いクラスの女子組は 滅多なことでは休まないけれど この日はノノカちゃんだけお熱で欠席。

 そして サプライズの連続に みんなで立ち向かった日となった。

 先回にお話を受けていた ユウキちゃんは、アシスタントを密かに希望しつつ サンタ工場の手伝いもしてくれていたけれど 卓球に目覚めて土曜日が被るため この日で卒業となっていて トトロは彼女とのお別れをみんなとさりげなくしようと 心づもりをしていた。

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 ところが 始まる直前 アカリちゃんとミノリちゃんのお母さんから おばあちゃんの入院で 手が回らなくなり、本日を持って一旦サヨナラとのご報告があった。

 クリスマス前に入ったばかりで それはそれはアトリエ愛に満ち溢れ 毎回真剣に楽しそうに描いていた姉妹。

 トトロはあまりのことに 頭と心をフル回転させて みんなと相談。

 ユウキちゃんには「小学校一年からずっと来ていたものね。悔いはないね❓」と聞くと「はい。」と。

 急遽 この日は 姉妹とのお別れにみんなで気持ちを使うことに決めた。みんなは二人のキモチを考えていた。「やめたくないだろな。。」

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 想像してアトリエの春夏秋冬を描いた 妹のミノリちゃん。二人はまだ冬と今しか経験していないのだけど。。

 とりあえず サンタさんが一度来てくれて本当によかった。。。

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 記念にと色紙に絵を描くトトロ先生に寄り添う。

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 「おばあちゃんが退院して元気になったら また来れるかもしれないから。。」と 二人には笑顔があった。少しだけ涙が光る。

 ユウキちゃんと二人には みんなから丁寧なカードや折り紙が進呈されて トトロ先生からは絵も渡せた。

 「ここで会えたから きっとまた会えるよ。それをご縁って言うのよ。」とトトロ。それはトトロの体験で実証済みだから。

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 お迎えを待つ間 姉のアカリちゃんが いつまでも花壇のお世話をしてくれていた。

 いい子たちだった。

 4人姉妹を育てつつ お姑さんの看病もしてきたお母さんは大阪から嫁がれた方。お父さんは県外単身赴任中。。。

 トトロは県外から来た人の気持ちがわかるから「いつでも連絡したり相談したりしてくださいね。。応援してますからね。」と言うと「ありがとうございます。個展には行きます。」とキッパリ。

 一度出会えば 親戚のようなもんだから。。。と 東北風にエールを送った。

 どのお母さんたちも よく頑張っていらっしゃると思う。

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 みんなを見送って フッと気が抜けそうだったけど 後半にはカホちゃんも元気にやって来た。

 22日に3度目のワクチンをして 高熱と痛みの副反応で数日寝込んだ後のトトロは この日すっかり平熱になり、こんな日に熱が下がっていてよかったと日にちのミラクルに感謝した。

 すぐに絵に向かうヒロト君に 卒業おめでとうを言いそうになると「先生 僕まだ今度 中三になるんですよ。」と。笑笑

 しっかりしているので 間違えそうよ。だって トトロといつも世間話やら 戦争のことなど対等に話せるんだもの。。。

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 小学校を卒業したキラ君に用意していたお祝いは あの姉妹に渡してしまったから 入学の時にリベンジしますね。

 おめでとーの 言葉と拍手だけ先に渡したトトロ。「ありがとうございます。」と キラ君はリモートの卒業式の様子など話してくれた。

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 小さい頃からいつも一緒のトリオは 今度中二になり、アカネちゃんだけ4月一杯で卒業すると 帰りの時お父さんから告げられた。

 夢に向かって行く為の準備に取り掛かるらしい。

 「とにかく 自分で決めて 親御さんにしてもらえることは きちんとお願いするんだよ・」とトトロ。

 「はい。そうしています。」と。

 自分で決めたことは 失敗しても誰のせいにもしなくて済むから。人の言うなりは絶対にダメだよ。。。と いつも伝えている。

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 すっかり風も止んで 晴天の月曜日クラス。

 春休みの解放感で ずっとはしゃぐショウタ君に 時々トトロ先生がツッコミを入れる。

 歌も歌いながら それでも絵を描く器用さ。、。、

 みんなは彼のお笑いをBGMのように聴いて描く。笑

 レン君もリュウセイ君も「うるさいよ」とも言わずに笑いながら描いている。頼もしいお兄ちゃんたちだ。

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 フフフとたまに笑いながら またもやしっかりデッサンから始めるコウノスケ君。

 初めてハムスター以外のモチーフを描いた。可愛い小鳥の絵はキレイだった。

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 安定のアラタ君。麒麟獅子は決して飽きないらしい。

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 こちら コウノスケ君の「小鳥」。「またお父さんに持って帰ります。」

 彼のお父さんはいつも「わぁ上手くなってるなー。」と感心される。それが子供たちにとって一番嬉しいことなんです。

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 トトロの個展の案内状ができた。

 智頭には列車でも行くつもりなので 小さな旅の日々になりそう。

 三期に分けて 絵の入れ替えもあるので まだまだ懸命に描いているところ。

 たくさんの方に ほっこりとしていただきたいなぁ。。。。

 春一番の風は また新しいページを開いて 飛んで行った。

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2022年3月20日 (日)

おめでとうの春

 3月16日 水曜日クラス。

 前回は休止だったので みんな久しぶり。

 到着してのぞく時「今日 あるよね❓」という顔をして トトロが「いらっしゃい❤️」とうなずくと 安心したように入ってくる様子がかわいい。ソロンゴとヨシノちゃん ちょっと行き違いがあって なんとか別々に到着した。

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 この日はソロンゴの誕生日だったので お祝いのカードに立派なトトロを描いたノリトラ君。ナイショで描くけど バレているし。。。笑

 隣でソージン君もコッソリカードを描く。

 アトリエに根付いている 手作りのお祝い。いいね。あくまでも自主的だからね。トトロはそこが好き。

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 カエデ君は 大きな桜を伸び伸びと描く。気持ちよさそうに塗っている。

 まだ2年生の大画伯だ。

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 ソロンゴはいつも難しい構図にチャレンジしている。傑作がたくさん溜まっている。

 「いつ生徒展してもいいですよー」。。。。すごいね みんな。トトロも頑張らないと。

 この日11歳になったソロンゴは 4月から6年生だ。「わたし お姉ちゃんみたいに高校生までアトリエに来たいです。。」

 6年前にキンチョーして面接に来たのは 米子のトトロ展の会場だった。月日の流れを子ども達の成長で知る。

 久しぶりの水曜クラスには 何枚もの絵が生まれていた。

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 19日の土曜日クラス。

 水曜から土曜日の間に 小学校の卒業式やら高校の合格発表やら おめでとうがはさまっていたから、故郷の東北で続いた地震や雨降りの冷え込みで なんだか心身疲れていたのが 嬉しい報告の度に復活して トトロは持ちこたえていた。

 こちらは前半クラスのユリナちゃん。また新しい下書きに取り掛かっている。

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 タカユキ画伯は 今後のことを話してくれて 4月いっぱいまでで 卒業するとのこと。ついにアトリエ新記録達成。通算14年間。。。⭐️

 この日もユウタ君は学校のコロナ関係で欠席だったけれど お母さんがタカユキ先輩にと彼の書いたお手紙とおせんべつにと ユウタ君の選んだお菓子を届けに来てくださった。

 ユウタ君がなかなかスムーズに絵に向かえない時期に タカユキ先輩がとなりで さりげなく見ていてくれて そのことへの感謝のお手紙だった。それを読んだタカユキ先輩は 感無量の様子。。「オレ 何かしたっけ。。」なんて 照れながら。

 側にいてくれるだけで とても安心するんだよ。トトロもとても助かりました。

 また 今度来たとき会えるかも。。。挨拶ができたらいいね。

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 突然のセレモニーは 前日に小学校を卒業したレイカちゃんに 後輩のユズキちゃんから 花束贈呈。。みんなで「おめでとーーーー🌷」

 パチパチパチ・。・。・。

 「中学校の部活を決めてから 続けられるようだったらアトリエ続けます。」とのこと。。ありがとうね。無理せずにね。

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 後半クラスには高校が決まった双子君が久しぶりに登場。

 明日は我が身のカノちゃん「わぁ 私来年だーーー。。」って。

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 米子のユリちゃんも来て 双子君最後のアトリエ。変わらず絵にアドバイスするトトロ先生。

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 絵を急がず描き続けるケント君とコーセー君。「続きはいつか描きに来ます。。。」って。

みんな 最後の日にそう言って 絵を置いていくのよねー。。。そして いつの日かまた来るんだよね。

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 アオノちゃんは小学校の卒業式を終えて 家族旅行のため欠席。でも久しぶりの5人超えで 前半後半 アトリエらしくなった。

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 カコちゃんの小学校卒業おめでとう の お花贈呈。トトロ先生からね。

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 ケント君とコーセー君たちには プレゼンテーターはゆりちゃん。みんな立ち上がって拍手。。。

 お祝いって みんなで元気になるもんね。おめでとうございます。ありがとうございます。そのやり取りがとてもいい。

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 生まれた時から ずっと一緒の二人は 初めて道が別れて 別々の高校へ進む。

 「隣に 居なくても大丈夫❓」と トトロ。「まあ いずれ別々になるんですから。」と二人。

 トトロにも二人がお小遣いを出し合って選んだという ブーケをいただいた。

 アトリエを卒業しても BOSSのコンサートや アトリエのクリスマスなど 手伝いに来てくれるそうな。ありがとうね。

 特にケント君がアトリエに来た小一のとき トトロと同じ心臓の手術で運動が禁止だった。だからお母さんはトトロも同じと知り とても安心されたそうな。誰よりも分かり合えたから。

 そのケント君をコーセー君が守り かばう姿を見て 双子君で良かったな。。と思ったものだった。

 ケント君は無理をしなければ今は元気。トトロも同じく。。。「とにかく生きて行こうね。」と グータッチ❤️

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 後で お花の袋からお手紙を発見した。

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 地震やコロナ 戦争。。。と 世界は揺れ動いているけれど おめでとうの春が来た。

 この二人の他にも アトリエ関係は全員志望校に合格したらしい。おめでとうね。。。

 みんな がんばって それぞれの報告が明るく元気で その始まりの春に また新しいおめでとうを重ねて トトロもいい個展をしようと思った。それしか出来ないトトロだから なんだかとてもありがたい。

2022年3月15日 (火)

全員出席

 3月12日の土曜日クラス。

 春らしい晴天が みんなを祝うかのように、久しぶりに前半 後半 全員出席。

 これは春のタンポポ野原に 折り紙のお花を仲間入りさせたアイリちゃんのステキなアート。折り紙大好きな彼女の真骨頂だ。

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 やり方も描きたい絵も 全員違ってみんないい。

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 トトロに見せるアカリちゃんの作品を覗き込むみんな。

 「いいねー。」と トトロが言うと みんなも  ウンウンと感心しているし。。

 このクラスかしましかったけど 少し落ち着いて来つつある。ひたすら成長を待ってみるトトロ。。。

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 そこに 境港のエベレストさんから ホワイトデーの贈り物が届いた。(エペレストさんというのは ご本人公認のあだ名です)

 鬼太郎クッキーや妖怪のお団子・。・。スプーンおばさんの本やアメちゃん。。

 長年のソウルメイトのボーイフレンドの彼は 元新聞記者さんで初期のアトリエを大きな特集で取材してくださった方。

 感謝のつながりは途絶えない。ありがとうございます。みんなのオヤツ袋に入れましたよ。

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 アトリエのお花が元気なのは こうして絵の具のバケツの水をみんなが注いでいるからです。

 一年生のミノリちゃんが お迎えを待ちながら姉のアカリちゃんと みんなのバケツの水をお花にプレゼントしてくれた。

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 後半も穏やかに全員揃った。

 前回は中止だったので 席にみんなが座っただけで ハァーッと息をつぐみんな。ニコニコしている。

 コロナは感謝を教えてくれたのかも。。。ちょっとはいい事しないとね。。。コロナさん。

 いつものように  当たり前ということの何とありがたいことか。

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 キラ君に至っては 小学校が休校続きで なんと一ヶ月半ぶりのアトリエ。

 せっかく復活しても 今度は他の子の学校が休校で 一人だけになりそうなので中止だったりね。

 寒い冬だったのが春らしく季節も変わり まもなく小学校を卒業するキラ君。

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 誰も愚痴をこぼさず ちゃんと揃ったアトリエに 平和な空気が満ちていた。

 「戦争してるとこ 子供たち怖いだろうなぁ。。」3年生のカホちゃんが言った。。。。本当にね。

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 トトロがいつも感心するのは ストンと座ってすぐにペンを走らせること。それはほぼ全員だ。

 アトリエにはそうさせる魔法のパワーがあるのかしら。

 いつもの お香を焚き込めて 優しい音楽を流して お花を生けていると、みんなのペンはスイスイ走る。

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 中学生の多いクラスは落ち着いていて トトロも空いた席に座って 作品の仕上げをした。

 「菜の花畑の帰り道」

 誰もマスクをしていない。絵の中にはコロナは無いからね。早くこうなりますように。

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 翌日の13日の日曜日。OBの修平学芸員の初の企画で催されている 鳥取県にルーツを持つ日本画家 小早川秋聲画伯の展覧会に出向いた。

 アトリエのポストに「初めて僕の企画した展覧会です。是非お越しください」という手紙と招待券が入っていたから、友人の熊田っちと高校受験の終わったテンテン君を誘って到着すると ちょうど彼のギャラリートークが始まった。

 そのことをOBのマサヒロ記者がLINEで教えてくれたので お土産をコッソリ忍ばせて向ったトトロ。

 一時間に渡るトークは 盛況の会場内のお客様たちの大拍手で終わり ヘトヘトの彼に会えた。

 こうして だんだん学芸員が育って行くのね。見事な絵ばかりで 圧倒され、京都やあちこちからお借りした歴史的大作も多く いい企画をした修平君に お疲れ様のありがとう。。チカラの入った若いトークに感無量のトトロ師匠でしたよ。

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 14日の月曜日。ホントのホワイトデーに 米子の S記者からワクワクが届いた。✌️ これぞバレンタインデーの醍醐味。。。笑

 丁寧なお手紙も。。ブログもお読み下さって 4月の個展にエールをいただいた。

 皆さん 子ども達に分けやすいようなものをチョイスして下さるので 本当にありがたい。

 

 アトリエの支度をしていたら ユズキちゃん親子がクッキーを焼いて来て 窓からのぞいたので おまんじゅうを2つ持って外で交換❤️

 明るいホワイトデーは 春の暖かさ。皆さん ホントにありがとうございます❣️

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 この日のクラスはオトコ組。

 このショウタ君からは ホワイトデーのお手紙をいただいた。絵と一生懸命な文章と。。。

 「ボク 高校生になっても 100歳になっても アトリエにきます。」と言った。。トトロは何百歳まで出来るのかな❓

 熱いラブコールにお応えして 頑張るしかない。こりゃギネスにチャレンジよ。歳を取らないことにする。。。。どっこいしょ。。と。

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 コウノスケ君もグングン大きく絵の具で描くようになった。一貫して 可愛い絵だ。

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 ホワイトデーのオトコ組。レン君からは みんなが分けられる和菓子をいただいた。

 もうすぐ2年生達は3年生になるのねー。入学して以来 ずっとマスクの仲間たち。

 レン君は6年生に リュウセイ君は5年生になる。

 この面々は子どもにしておくのは惜しい人間力で 助け合い励まし合う子たちだ。いい人生を創って行くんだよ。見ているからね。

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 土曜日も月曜日も 本当に久しぶりの賑わいで、沈みかけたココロが元気になった。

 何事もなかったように ニコニコとやって来る子供達。

 世界中の子供たちが 幸せにならないと この世は幸せにならないから、どこかの子どもが飢えたり 寂しかったりしていたら 世界は平和じゃないから。。。オトナたち ちゃんとしなくちゃいけませんよ。争っている場合じゃありませんよ。

 みんなの絵には青空と緑が増えて来た。

 全員出席にありがとう。

2022年3月 7日 (月)

雲間の光

 しかし 未だおさまらないコロナはアトリエにも大きな影響を及ぼしている。

 学校を次々と休校にしてしまい、5日の土曜日も前半は3人。

 後半は 無事なのはカノちゃんだけなので休止にさせてもらった。とりあえず3人確保したらやろうと思っているんだけどね。

 レイカちゃんは メンバーが減ろうが増えようが 安定のメンタルでいつも絵に向かう姿勢は変わらない子。

 ペン画風の風景に着色して 陰影を工夫しているところ。。。安定のメンタルって大事なのよね。。。

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 この日相棒のユズカちゃんが来ると思っていたユズキちゃん。

 ユズカちゃんは 今度は溶連菌に罹っちゃったらしく お父さんがいらして 3月もお休みとのこと。不安定な学校から来てもトトロ先生にうつしたりしたらダメだからと お菓子を差し入れてくださった。

 また ユズカちゃんにお手紙を書いてから 春色のカードをたくさん作るユズキちゃん。楽しそうだけど少し寂しそう。

 

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 ユリナちゃんも自分の席から見えるアトリエの風景を 細かく描いていて、それまでの女の子だらけの絵から脱皮した。

 特別支援学級でがんばる子。ゆっくりでも確実に進歩しているところを見せてくれるから、トトロは応援する。

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 初めての風景画。とてもうれしそう。飽きずに諦めずに描くこと二ヶ月の大作。よくがんばりました。

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 三人のアトリエ記念。はやく みんなが揃うといいねー。

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 翌日の6日 日曜日に、4月からのトトロ個展の会場 石谷家住宅に向かって 智頭町に出向いた。

 古い消防の建物や 旧街道沿いに 参勤交代時代からの町並みが歴史を感じさせて ワープしたような心地になった。

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 ここが 智頭の大庄屋の石谷家。江戸時代からの建物が保存されつつ 今は重要文化財だ。

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 蔵はたくさんあって トトロはこの3号館で個展をさせていただく。

 今は 写真展が開催されていた。

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 持参したミニ絵などを出すと 館長さんたちが その展示台を運んできてくださって 並べてみた。

 天井も高く ライトも完璧で いい個展ができそうだ。

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 担当の米井さんが 何かと心遣いをして下さって 色々な相談が出来た。

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 重厚な蔵の入り口。

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 素敵な米井さんと、館内のカフェで。

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 こちらは 智頭ファンクラブ代表の小林さん。

 この日も雪の中 トトロとBOSSが到着するのを外で待っていて下さって 駐車の手配まで準備して下さっていた。

 本当に 人と人とのご縁と繋がりの不思議。トトロはいつも何処でも それに助けていただいている。ありがたいことだ。

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 中座敷からの庭園風景。まるで金沢の兼六園みたいだった。

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 畳に座り 漆のテーブルに置かれたガラスを写真に映すと このように逆さ庭園が現れる。

 肉眼では見えないのに カメラのレンズのミラクル現象なのだとか。。。

 折しも 昔の雛人形展が繰り広げられていた館内には 古くてゆったりとした時間が流れていた。

 近畿 京阪神からのご来客も多いのだとか。

 江戸時代の大きな屋敷が コロナをシャットアウトしているかのようで しばし時代の大変さを忘れていた。

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 小林さんや館長さん 米井さん達としばしの別れを告げ帰路につきながら あの建物の近くに亡きナンシーの本家とお墓があるのよね。。。と感慨にふけった。ナンシーというのはトトロがつけたあだ名で 米原さんというアトリエ生徒姉妹のお母さん。トトロの個展には必ず受付を引き受けてくれたり 講演会や読み聞かせなど どこにでもフォローしに同行してくれた方だ。

 あんまり完璧なニューヨークの秘書のようだったので トトロは「ナンシー」と呼んだ。

 乳がんで亡くなられる年も 最後まで受付に座ってくださった。もう 居なくなって10年が経つかな。。。

 今回の 智頭の個展を喜んでいるのかな。。。

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 そんなことを話していたら 不意に雲が切れて青空が現れ 雲間から天使の梯子の光が降りてきた。

 「ナンシーだね。」と 急いで写真を撮った。見ててね。。。と 思った。

 こんなに 毎年何らかのご縁がつながって 25年間も個展を続けていると いつの間にかいつからか居なくなる方もいらっしゃる。

 そうして みんな雲間の光になって 見ていてくれると思えば せっかくのご縁で実現できることに 精一杯お応えして描かなければいけないと思うのだった。

 この世は不思議な巡り合わせに満ちていて 誰かにしていただいたことを 次の誰かに還元しつつ グルグルと感謝の渦を繋いで行くのが人の道だと感じている。

 石谷家でスタッフの米井さんがおっしゃった。「社会がこんな時期だからこそ トトロ童画の個展をしたかったんです。」

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 よしっ トトロ描きます。

 みんなが ニッコリする絵。

 子ども達に 途中経過をあけっ広げて見てもらいつつ 一生懸命 描かせていただくことにします。

 個展は4月21日から な な なんと 6月5日の長丁場。。。。春から初夏まで季節をまたぎます。

 

 明るい平和を描きましょう。。。。。

2022年3月 1日 (火)

アトリエの雛祭り

 久しぶりに晴天が続いて 屋根の雪も少しずつ消えている。

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 26日の土曜日は 後半クラスのみんなの中学校がコロナ休校の為 残りの面々に連絡して休止にした。

 前半はユウキちゃんだけが コロナ休校延期でお休み。

 あとは 全員それぞれ違う小学校なので なんとか集まった女子クラス。

 さっそく 道具を出して描き始めるいつものミラクルタイム。

 きっと 来るまでに心の中には描きたい絵が浮かんでいるのだろう。

 みんな 下書きなしで筆を進める。。。

 2年生のミクちゃん、昼と夜を表現。迷いなく筆を運ぶ姿は8歳とは思えないアーティストだ。

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 ひとしきり絵を描いてから、「お雛様 創りたいひとには教えるよー。」と トトロ先生の一声。

 一人ずつに アトリエ伝来 粘土と和紙のお雛様を教えた。

 アカリちゃんとミノリちゃん姉妹のお家は4人姉妹だ。二人は一生懸命つくって「これ持って帰っていいですか❓」と。

 「もちろん。おうちに飾ってね。」とトトロ。

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 教え方はおんなじなのに それぞれ違う表情と姿の作品が生まれて しかもみんなどことなく作者に似ているし。。。

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 「あーっ。」とビーズをこぼして アカリちゃんとノノカちゃんが 器用に拾ってくれていた。ありがとうね。

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 恥ずかしがり屋のカンナちゃんも可愛いのを作った。

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 お内裏様も作ったノノカちゃんと 終わる頃に急ピッチで完成させたアイリちゃん。

 こぼしたビーズはお目目に使ったのよね。

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 アイリちゃん雛。何かのキャラクターらしきお雛さま、、

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 カンナちゃん雛。みんな笑ってる。

 帰りには みんなに雛あられのお菓子も渡して、アトリエ唯一の女の子組は 今年も賑やかに雛祭りが出来た。。。

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 28日 月曜クラスは 久しぶりに全員揃ったオトコ組。

 はりきって やって来て 集中して取り組む姿が凛々しい。もちろん アラタ君は新たに麒麟獅子。

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 花鳥風月を愛でる レン君は果物にとりかかっている。

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 コウノスケ君は 小さく描いていたハムスターやモルモットを大きく絵の具で描き始めていたし。。

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 アトリエ秘蔵の カップやお皿のフィギィアを出すと 集まって食品を盛り付けて それを描いたりしている。

 レン君のおうちは和食屋さんなので 盛り付け方に詳しくて みんなに教えてくれている。「そのザルにはウニだよ。」・・・

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 リュウセイ君はメキシコの鳩の焼きものを描く。なんか本格的。

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 ナンのプレート、ピザ、デザートとコーヒー。。。ショウタ君の力作は どこかのカフェのメニューのイラストのようだった。

 

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 それぞれの小学校が かわりばんこにコロナ休校だったので「あ 全員いる❣️」と 顔を見合わせてニッコリする子どもたち。

 オトコ組の時 戦争のことを聞かれたので なるべくわかりやすく説明していたら 4年生のリュウセイ君が2年生たちにさらに 詳しく教えてくれて「子供たちもシェルターに逃げて、死にたくない。。って言ってたよ。」と。

 みんな神妙に聞いていて「はやく終わらせればいいのに。」と言った。「せっかくオリンピックしたのになぁ。」と。

 軽くゲームのようなコトを言うわけでもなく、本当に考えている姿に安心した。トトロは一言「戦争はダメです。」と言った。

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 暖かくなり始めた三月の始まり。雨が水たまりをつくって 空を映していた。

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 雪の下に生きていた花たちが 首をもたげて 綺麗に咲いていた。

 女の子組 男の子組 それぞれに 少し成長しながら雪どけの春を待つ健気なマスク姿は 段飾りのお雛様みたいだった。

 男雛も女雛も 可愛くビュアで 平和ってありがたいと思う早春の候。

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