準備完了
前回にも書いたけれど 残る二作品のうち 社会人の二年目 タカユキ君が持って来た絵はこれ。
「タイトルは?」と トトロ。「うーん シフクがダサい。。」「えっ 至福が? 人生の至福?のとき?至福のレベルってこと?」
「いいえ。着ている私服が・・・・」
出た 同音語の深読み。。。笑 何かすごい事を言ってるのかと つい深読みしたトトロ。 二人で笑った。
想像で描いた絵なのでどこかわからないけど 古い石垣みたいのがあるから「城山」にした。なんかアニメの背景のようでいい絵だ。
8日の水曜クラスでは もうみんな新しい創作に入っているから しつこく展覧会の説明をしたりして あとは自由に。
ユウマ君に折り紙の手ほどきをするソロンゴ。
ノリトラ ソージンコンビは 何やら難しい事を話しているし。。。
この日は カエデ君が少し体調を崩してお休み。。。秋口の残暑は何かと体調を崩しがちだから みんな気をつけてよー。
ランちゃんも久しぶりなので 一人居ないけど 写しておこうと。。。並んでみた。
小さかったソロンゴが 一番お姉さんになっていて、内心 ありゃりゃ・・と 時の流れに驚くトトロ。
マスクのない 可愛いみんなの顔が見たいなぁ。。
さてさて 11日の土曜日クラスで 今月は教室で描くのはおしまい。あとは 会場よ。まちがえないでね。。と念を押すトトロ。
カンナちゃんも 新作が完成。
長い間のアトリエあるあるなんだけど 展覧会の絵を出した後に どんどんステキな作品が描けて 額から出して取りかえるという前向きなめんどくさい仕事がある。
この日もカホちやんの作品が これまた一段とステキで みんなして協議して(これがまたいいのだけれど) 結果 取りかえた。。。
すごいなぁ 子ども達。 成長 発達 発展の道を ひたすら進んでいるところ。進歩 進化 どんどん どんどん。、。、。
まだ 新しいピンと張った皮膚と ツルンとしたピュアなココロ。 その小さな身体いっぱいで描く絵は新しく眩しい。
時間ギリギリまで何枚も描いて センパイたちも好きだったアトリエの小さなオシャレな椅子が描けてうれしい ノノカちゃん。
この前描いていた果物に どんどん足して ビタミンあふれるアイリちゃん。
最初モジモジしていたのが 嘘のように とけ込んでいるし。
みんな二回目からはもう 新人の顔じゃなくなるのよね。この子はまだ4回目。
後半は 中一のマオちゃんアカネちゃんユウヒちゃんと 中三のユミちゃんが同じ中学の運動会の後に ヘトヘトになって それでもみんなアトリエに来た。運動会は工夫して実現したらしい。 小6のときは中止だったもんね。
マオちゃんは 小学生たちの合作を 展示用にレイアウトしてくれた。
トトロはたまに中学生に言う。「オトナになっても みんなの今の考え方や基本の人間性は残るよ。トトロ先生と神戸サンタさんのラクヨさんは中二のときからのお友達で 何十年ぶりに再会してからも昔のままのトトロちゃんだったらしいよ。」と。
つまり この頃に見たり聞いたり感じたり学んだりしたことは 一生のものだと思う。
感じやすくて 脆くて 危うい 思春期、、、まあ アトリエでゆっくりしてね。
倉吉のアオイ君。。。高3 最後のアトリエ生徒展。
長いおつきあいになった。
いろんなシーンが蘇る。
3年前の倉吉トトロ個展のときは 搬入 番つき 搬出まで手伝い トトロが不在の時間に絵まで売ってくれたのよね。
兄ちゃんについて来たバギー車の赤ちゃんの頃から見ているので こんなにデカくて好青年に成長するのを見られるとは、トトロ冥利に尽きますね。
。。。。。。別れが近い。
こちら まだ先の長そうなキラ君。。
この二年間に入ったので 生徒展は初参加だ。どんな風なのかを ニューフェイスたちはまだ知らない。
まさか 会場でギャラリートークをするなんて 新人達の運命やいかに。。。ジャーン☆
最後の作品 アオイ君のコラージュ風 ペン画が完成して 工夫しながら額にも自分で入れた。
本人にとっても 記念の一枚なので お迎えのお父さんにコーヒーをお出しして待っていただいた。
「先生 出来ました。」と呼びに来た彼は 達成感と疲れでいい顔をしていた。
どんなアーティストになるのかな?
中高とサッカー一筋でキャプテンまで務めたのに 進路はアートを学ぶ大学に向かうらしい。
アトリエの12年間は楽しかった? ありがとうね。トトロは楽しかったよ。
そして13日の月曜日、ついに搬入。
県民ふれあい会館に みんなの絵を運んだ。
絵の中から 声がするみたいだ。
「わぁーーーーー キンチョーする。せんせい ココドコ?」なんてね。
途中からスタッフのハルカちゃんも駆けつけてくれて タイトルネームも貼付けてくれた。
絵のバランスを考えて 一人ずつ しっかり似合う配置にしようと 何度も架け替えた。
看板の下の お迎えコーナーには 七歳の天才画家たちの作品が胸をはって並んだ。
どれも ほんとうに素晴らしい。
アトリエ開設25年の 生徒展は コロナに負けずに 立派に始まろうとしている。
みんなの粘土の作品も あちこちに飾りましたよ。
おかげさまで アトリエが続いていることに あらためて感謝のトトロです。
次はいつ出来るか 本当にわからない世の中なので 精一杯の日々をみんなで創ろうと。。。進みます。
生徒のみんな ご家族と来てね。 たのしみ たのしみ
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