出逢いの夏
暑中お見舞い 申し上げます。
猛暑 燃える日々。月曜に壊れたエアコンのバトンを繋いで 水曜に新しいエアコンが教室時間に間に合った。
そして この日も新人の男の子が初登場。
左の 「カエデ君」 やっぱりまたまた2年生。 ついこの前入ったばかりのユウマ君は 少しセンパイとして色々と案内していた。
二人とも たちまち絵を描いて「これ てんらんかいに出します。」と。。。
トトロはみんなに それを見せて「いいかな?」と確認すると 「う うん。なかなか夏らしい。」と ノリトラセンパイ。。
小さなセンパイ達は 次々と入って来るコーハイ達に動じず ひたすら絵を描くカンロクを見せた。
エレガントに筆を進めるランちゃん。席替えをして 座長の席で一心不乱のソロンゴ。
ついに水曜クラスも 定員一杯の7人になった。。
このオリンピック猛暑の夏に 毎回一人ずつ増えて行くアトリエミラクル。
そして どの子も前から居たように見える座敷ワラシ現象。。。笑
「こんにちは。」「よろしくおねがいします。」カエデ君はハキハキニコニコとみんなにお辞儀をした。みんなは拍手した。
可愛くて 清々しい一コマだった。
24日 土曜日クラス。カホちゃんお休みで総勢6名。
新人のミクちゃんは デッカいピザを描いている。
ユウキちゃんもミクちゃんも 夏色に日焼けして元気な夏休みがうかがえる。近くに海のある鳥取。
山も海も近いので 子ども達の環境はステキな自然と共にある。なんだかとても豊かな気がする。
この日はだいぶ慣れて 終始みんなとトトロの会話にケラケラと笑っていた 新人のアイリちゃん。
空に蝶を飛ばせて 貼っている。
はじめ「先生 なにをかけばいいですか?」と聞くので「描きたいものを描いてください。」と言うと、少しとまどっていた。
自由って 難しいのよね。でも それがアートの基本。生きるコトの基本。。。。自分は何をしたいのか。。それが大事。
カラフルなテーブルにピザとハンバーグ。完成のニッコリ。
ミクちゃんに「題名は?」と聞くと「レストラン」。。大らかで明るい子らしい作品だ。この子も二年生。
いつの日か たくさんの中学生がアトリエに居る日を想像してしまった。 トトロは歳をとらずにやっていこうと覚悟した。
このクラスは 偶然の女子組。とてもにぎやかだ。
お絵描きの空気に満ちている。それぞれが個性的な絵を描いて みんなちがって みんないい。
トトロ先生は いつもの言葉をみんなにかける。「あら。。。天才だねー。」みんなは密かに喜びつつ ちょっとうなずく。。
後半クラスに倉吉のアオイ君登場。
ここは 小 中 高校生の混合クラス。
みんなの絵はプロのようだ。
実際 アトリエ生徒のOB OGたちの中には プロになった子も結構居る。クリエーターの仕事に苦労しつつも みんながんばっているらしい。
オリンピックの開会式でプラカードが漫画の吹き出しのデザインだったこと「どう思う?」と アオイ君に聞くと トトロと同意見だった。
「ふざけている。」と。トトロは安心した。若者文化に迎合しすぎると 色々失礼な姿勢になりがちで ?と思ったトトロだったから。
ちゃんとする時は ちゃんとしようよ。。と思うトトロ。漫画家志望のアオイ君と意見が一致したことに 未来に希望が見えたと言えば大げさかしら。。
自分の教室の日にキャンプに行くので 代替えに来たアオノちゃんは「知らない人ばかりだ。」と 不安がっていたけれど 「大丈夫よ。みんな小さいときからアトリエにいて いろんなクラスに代わりまくったセンパイたちだから。」と トトロ。
知らない人の中に行くのが トトロはとても好きで いつも「はじめまして」にワクワクする。ご縁のキセキが好きなのよね。
知ってるつもりの慣れ合いは 人を決めつけてしまう危険があるから ベッタリの関係はなるべくご遠慮したいところだ。
で アオノちゃん 座って描いて見ながら大丈夫になってきたみたい。
せめて アトリエでは チャンスがあれば未知との遭遇に世界を広げて欲しいと思っている。 地球はみんな仲間だからね。
ヒロト画伯は黄色い服がよく似合う。
ストーリーのある絵を描きためているので いつの日が絵本に・・の夢は消えない。
向こうのユウヒちゃんは 展覧会用の小品を描き上げた。
こちらに居るのは またまたユウキちゃん。後半クラスにも居て 次に欠席する替わりに。。。と。
このクラスのキラ君がこの日キャンプで偶然 欠席だったからその席に座れた。
みんなの粘土作品の展示用のパネルを制作中。実はアシスタント見習い中なのだ。
続々とコーハイが増えて来たから よろしく頼みますよ。。
家の畑からお盆用のダリアとグラジオラスをもらって生けている。
畑の花と子ども達は どちらも生命力に満ちている。
トマトもキュウリも本物の採れたてを持って来て。。。。これはアオノちゃんの練習の絵。
みんなの作品は 殆ど完成している。
あとは 額屋さんに持って行って 立派に額装してもらい 細かい作業にとりかかるだけ。
去年の生徒展が出来なかったので 子ども達はうれしいキモチで絵を描いた。
オトナの画家と違うのは 日々成長上達しているということ。だからこの時の絵は二度と描けないからとても価値がある。
一生懸命は人の心に届くから きっとご覧になった人たちは 元気になると みんなに伝えている。
コロナは終わらず 猛暑もキツいけれど、オリンビックの選手たちと アトリエの子ども達から 元気をいただきながら、前へ進もうと思っているところ。
新しい出逢いはまだまだ続く。
明日 トトロは二度目のワクチンをして来ます。 未知との遭遇もチャレンジだから。生きて行く為の試練は終わらない。
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