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2021年6月22日 (火)

創造の感動

  6月も半ばを過ぎて 風情のない土砂降りかと思うと、夏日の灼熱になったり、しっとりの梅雨らしくない空模様が続く。

  18日はトトロの受診日で そこで主治医からワクチンのことを確認。。「コロナになるより 絶対いいから。。」と。

  あらためて 現在の病名を確認。「呼吸器不全」とのこと。エベレスト登山みたいに空気の薄いところで生きているわけだ。

  夜だけ人工呼吸器のお世話になりつつ。、。、それでも手術後の心臓はメンテしていただいているし もっと不自由だった呼吸も2年前の神戸大学での横隔膜手術で なんとか日中は普通の人の半分くらいは呼吸が出来ているし どっこいアトリエで生き生きと やっていこうと思った。いつの日か 山頂生活の呼吸にも慣れて行けるかも。。  深呼吸 深呼吸。  前向きに有り難く生きよう。

 

  思いがけず 早く診察と検査が終わったので、BOSSがイペントで不在なのをチャンスとして あらかじめ連絡していた友人の熊田っちに病院まで来てもらって 道中のうどん屋さんで 冷たいぶっかけうどんをいただいてから 木梨憲武氏の展覧会に行った。

 あの とんねるずの ね。

 写真撮影OKで コーナーごとに それはそれはカラフルで楽しく、ステキなアート作品がズラリ。 タレントという意味が「才能」だということをあらためて再認識した次第。

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 これは ごく一部だけれど お菓子のパッケージなどを使って 面白動物のアート。

 こんな風に 小さくたくさん切ったり貼ったりするのって アトリエのチビ画伯達にも伝えてみようと思った。

 全体は バランスの良い大きな作品で 至るところに 彼のメッセージである 手と手の繋がりを感じる。

 何を使って どう創っても 自分の伝えたい意思さえあれば それはアートだ。作者も観る人も面白ければステキなことだ。

 アトリエでも もっと自由にやっていいんだよ。。と 木梨氏から励まされた。ホントにそう思う。楽しく創造するのが一番。

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 というわけで 目からウロコのトトロは 19日土曜のアトリエで みんなにその感動を伝えた。

 みんなは あらためて言うまでもなく 自由だった。・。・。そっか もう とっくにやってたんだっけ・。・。笑

 迷いなく 描き進むユズカちゃんとユズキちゃん。二人とも居るのは久しぶりだ。

 珍しく ユウタ君も サクサクと進んでいる。

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 こちらでは 絵の途中で 全国サンタさんにコロナお見舞いの鶴を折っているし。。

 緊急事態宣言は終わると言えども 相変わらず色々と気をつかいながらやっていかないといけないので みんなみんなとても疲れているには違いなく、せめて感染0の続く鳥取から 元気をお届けしようと みんなは創る。

 「アトリエって 何かを創り出す場所っていう意味なんだよ・・・」トトロは時々教えている。そして何かを発信するところでありたい。

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 作品や折り鶴を手に手に この日の女子組。とてもいい顔しているね。

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 タカユキ画伯がお仕事で欠席(なんか カッコいい) だったので 片付け中のユウタ君をパチリ。

 気のせいかなぁ。少し声変わりしているようなんですが。。。背も高くなって来たし。うーん 君もいつかデカくなるのね。。しみじみ。

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 そして後半クラスにやって来た米子のユリちゃんは 翌日の父の日のカードを描いた。

 目の前の紫陽花をバックに薄く描いてから 丁寧なメッセージを添えて 心のこもったカードになって満足そう。

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  夕暮れのアトリエ。これがアトリエBクラス全員の風景。

 もちろんみんなには 一回毎に生徒展のお知らせを伝えている。2年ぶりなので その間に仲間入りした子は ドキドキの初参加。

 「みんなの展覧会 元気になるって 市民の皆さんからも人気なんだよ。」。。これホント。

 3月のトトロ展のとき「生徒さんのはないんですか?」と残念そうな方もおられたのよね。

 昔は トトロ展と一緒にやっていたからね。 しかし よくやってたもんだわ。。。スーパートトロの時代です。

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 いつもの2ショットカノちゃんとナナミちゃん。黄昏どきの中学2年生。またまた偶然の紺色コーデが合いました。

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 さてさて 21日月曜クラス。

 はらぺこの夕方 食卓を描ききったショウタ君。後ろには髪を伸ばしかけのお地蔵さん。。アラタ君。

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 優しさが絵になる レン君。

 このクラスはレン君だけが生徒展を経験している。2年の月日は画風を成長させていた。

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 ゴジラを切り抜くアラタ画伯。。真剣なまなざし。

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 立体工作に挑むショウタ画伯。ガンバレ♡

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 初めてアクリル絵の具を使ったリュウセイ画伯。うれしそう。

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 そして みんなは絵本を楽しんだ。

 「11匹のねこ」 を読んで 読み手も聞き手も爆笑中。 トトロは時々合いの手や 挿入歌を入れて楽しんだ。

 今の時代にゲームではなくて 絵本でこんなに盛り上がるなんて とても新鮮で素晴らしいと思った。

 お互いの関わりを自然に身につけていけば 世界は独りぼっちじゃないと感じるだろう。

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 この日も欠席の姉妹のお母さんと ようやく連絡がとれたと思ったら 体調不良で入院されていたとか。。。生徒展のこともお話して とにかく生きててくださいよと告げる。次からは出席するらしい。。お大事にね。待ってますよ。

 お互いは お互いを 助けたり 支え合うために お互いがあると思いたい。傷つけたり いがみ合うためじゃなくてね。

 時には人との関わりを煩わしく思っても やっぱり一人では何も出来なくて、本当に助けていただきながら生きている日々のトトロは

子ども達に 分け合うことや助け合うことをたくさん感じてほしいと思っている。

 もうすぐ七夕。

 アトリエの四季暦は子ども達の笑い声で健やかに巡っている。

 もっと自由に、もっと楽しく、、、せっかくのアトリエ時間。みんなで のんびりといつの間にかの感動を創りたいトトロです。

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コメント

こんばんは!
木梨憲武氏のアートですか。
写真撮影OKは良心的だなぁ。
最近の展覧会は、写真撮影NGで、作品集を買えってのが多いからね。
そう言えば私も小学生5年生?の頃、貼り絵で市の催しで金賞を貰ったことがありますよ。
その時分にトトロさんの教室に通っていたら、今頃画伯だったかも知れません。
なんてね。

FUJIKAZE 様
 ありがとうございます。
 本当に いい展覧でした。
 どれも 撮影自由で たくさん撮りましたが、ココへあんまり載せると まだ会期中なので遠慮しました。アトリエに一冊作品集も買いましたよ。
 ・・・その当時 果たしてアトリエしていたのかなぁ・。・。今年で25周年です。
 卒業生たちも あちこちで絵に親しんでいればいいな。。と思っています。
 アトリエでの時間がいい思い出になっていればありがたいですね。

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