心の世界
9月9日 水曜日。
大気が不安定な秋のはじまり。
自転車でアトリエに来る途中 ザーッと一雨浴びたノリトラ君 二年生は 「水もしたたるいい男っ!」と トトロ先生に言われながら タオルでモシャモシャ拭いてもらった。
それを見学している アラタ君 一年生。。「いいなー」と言うから、「おじいちゃんの車で送ってもらったでしょ。一人で濡れて来たら 拭いてあげよう。」と 言われて残念そう。。「ボク ひとりでは来れんなー・・」なんて小さい声で言っていた。笑
ランちゃんも 中学生のミサキちゃんも揃って久々の全員集合。
アトリエに絵描きのオーラが漂っている。
ソージン君とノリトラ君は まず色々と小さい動物をそろえてから 絵にとりかかる。
それを描くかと思いきや その動物たちは 絵を描く自分を見ているお客さんとのこと。。。
この二人 感性が似ていて想像力豊か。ときどき笑える名言をのたまう。そして優しくてやんちゃ。
まだ暑い中 ミサキちゃんのトロピカルドリンクが美味しそうに描けていた。
みんなが楽しんで帰ったあとを片付けてくれた二人。
キモチはスタッフ。そしてベテラン生徒。 ありがとうね。とても助かるよ。
それぞれのクラスに 雰囲気が出来ていて 中学校の多忙な時間をくぐり抜けてでも ミサキちゃんはココが好きらしい。
一人っ子の彼女にとって ユニークで可愛い弟妹の居る このクラスがね。
サーモンピンクの夕焼けの中 みんなは振り返り振り返り 手を振って帰って行った。
12日の土曜日クラス。
前半は 初めてユウタ君とユズカちゃんが他のクラスに異動してからのメンバーたち。
とても静かに すぐに続きにとりかかるカンナちゃん。ていねいに楽しい絵を描く。
1年生 2年生 3年生のテーブル。手前の一年生ノノカちゃんの横にハルカちゃんスタッフをさりげなく配置。
ノノカちゃんは午前中 学校の体育館でミニ運動会があったらしく 来た時は疲れて眠そうだったけど 画用紙を前にしたら復活。
「どんな運動会だったのかな?」と言ったら 一生懸命説明しながら 玉入れの絵を描き出した。
ユウキちゃんは粘土、カホちゃんはいつものように 迷いなく天才的な海の世界。
トトロ先生は この新人の一年生につきっきりで アトリエのあれこれの質問に答えながら 道具の使い方とモデルになりそうな動物の居場所を教えているところ。たまに みんなのところにも行ってみるけど 今のところみんなは先生を小さな新人にゆずっている。
お返事は「はい。」ほかの人に話しているときは割り込まない。使ったら元のところへ。。。などなど みんなが必ず通り抜けて来たアトリエの約束も教えつつ。。「どうして玄関の靴をそろえるか?」「見た目がいいように。」「ちがいます。一番は何かのときにすぐに履いて逃げられるように。。みんなの命がいちばんだいじ。」「ふーん。。」「見た目は二番目 そのほうがキモチいいからね。」「はーい。」
それを二年生のカホちゃんが ていねいに解説してくれていた。
「私も 一年生のときは こーだった。あーだった。。」なんてね。笑 カホちゃん成長したねぇ。。と トトロはハルカちゃんと話した。
向こうでリョウタ君も みんなのワイワイ珍問答に笑いながら アトリエタイムを楽しんでいた。
カンナちゃんは 水の中にイルカと河童が仲良く泳ぐし。。。この子の想像力も広くて大きい。
あまり話さないけれど スタッフのハルカちゃんだってそうだったし トトロも子ども時分はおとなしかった。
いろんな子が居ておもしろい。今を楽しんでね。
後半クラスは グッと落ち着いて こちらのテーブルは高校生達。
アイ子画伯は 前向きの理由があってトトロがお願いして こちらのクラスに異動して来た。
トトロは 色々気づくと 人事異動をする。
より良い環境にする為に、出来る限り見て見ぬふりをせずに子ども達と相談して行動してみる。
アイ子画伯はどこでもすぐに 自分の世界でアートを楽しめる子だから 頼んでみたら「いいですよ。お役に立ててよかったです。」と。
ヒロト画伯も いつものブタの世界に没頭中。空想の旅は果てしない。
これはカイキ画伯の渾身の卒業制作になるのかな?
高校三年、行く道は決めている。小1から12年間のアトリエ生活。・・・・なんかさみしいね。。と二人で言った。
希望の未来はたっぷりある。
アオイ君も来て なんとカラフルなみんなの服。
あんまりきれいなので BOSSを呼んで撮ってもらった。
「それぞれの色が集まって アートになるんだよ。。まるで この世界のようにね。」
このごろは 一瞬マスクをずらしてみたりする。みんなの顔を忘れないように。
ちびっ子クラスの遊びの跡が アトリエの隅っこに残っていた。
みんなの会話と笑い声がしてきそうだった。
「ケーキおとどけにきました。」「ありがとう、リスさんもいっしょにどうぞ。。」
どんなにコロナが続いていても 子ども達の空想力と想像力の中までは 入り込めない。
みんなの豊かな心の世界をしっかり守りたいトトロだ。
一雨ごとに秋が近づいている。
(⊹^◡^)ノo.♡゚。*こんにちわぁ~*。♡師匠。
秋雨前線停滞中 濡れて来ぬかと気にかかる水曜日。
タオルの出番はありましたか?
新入生もベテラン画伯陣も 皆さん元気だから
生み出す作品も 想像力豊かで こだわり感じます。
皆さん それぞれに素敵 (^^♪
師匠が提案する人事異動
たぶんですが 曜日によってかなりクラスの雰囲気が
違うのでしょう…
新しいクラスに移動された画伯は きっと
生徒一人一人 ちゃんと見てる師匠 凄いな
と 嬉しく感じてるんじゃないでしょうか
今日は 風邪はひんやり でも 湿度Max!(*´Д`) ジメジメ
じんわり汗ばんでます 油断して風邪をひくと
怖い事になりかねないので 師匠も気を付けて
天高く猫バス 風紋鮮やかに
オソマツ…
投稿: プニ | 2020年9月16日 (水) 18時08分
プ二 様
ありがとうございます。
こちらも湿度の高い一日でした。
夏の疲れも出てますよね。。
アトリエの人事異動には それなりのワケがあるから みんなの協力のもと ダメ元でやっていて 今の所 ミラクルトトロパワーで大体がドンピシャです。心地よく描ける空間。。
それを創る事の出来る子もいるし どこに動いても平気な子も居てくれるので 助かります。
オトナの社会も 頻繁に人事異動して心地よさを追求すれば もっと途中退社とか減るのかも。
環境って 人だからね。。。
砂丘の上空を飛び回りたい 猫バスです。
投稿: アトリエトトロ | 2020年9月16日 (水) 23時29分
トトロさん、こんにちは。
子どもたちみんな描く様子も描く絵もそれぞれ花丸!
ブログを読み写真を見ていると、いつもいつも
まるで自分もアトリエにいるかのような気持になります。
子どもたちの様子も見ているかのように伝わるので
トトロさんの観察力はすごいなあと感心しちゃいます。
想像し心を寄せること・・コロナ渦の中、大切にしたいです。
投稿: うさパン | 2020年9月17日 (木) 11時38分
うさパン 様
ありがとうございます。
うさパンさんの分身「うさぱそ」がアトリエに居るのでね。。。お耳のアンテナから伝わって届いているのかも。笑
いつも 子ども達の様子 キモチ 会話 とても面白いです。
口は達者なのに「ひらがなの し は どう書くんだっけ。。」と 一年生。そっと教える5年生。
とても新鮮なシーンです。
そんな世界で トトロのお仕事の出来る幸せと使命感にキモチを立て直しています。
投稿: アトリエトトロ | 2020年9月17日 (木) 15時39分