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2020年1月19日 (日)

出逢いの不思議

 1月にしては雪もなく、穏やかな日の続く18日の土曜日クラス。

 一年生のカホちゃんは 用事でお休み。

 二年生コンビは元気にやって来て 絵本の本棚を物色し お気に入りを見つけてからそれを見ながら描き始めた。

 ユウキちゃんは ワンコの色をつくって試しに塗ろうとしているところ。

 

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 ユズカちゃんは トトロのメイとサツキのオリジナルバージョン。

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 宇宙の図鑑を前に 何やら難しい理屈をこねて「僕の描きたいものがない。」と いつものように出足の遅いユウタ君。

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  この日 絵本に見入るみんなの中に 一人オトナのお姉さんが混じっていた。

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 新しくアトリエに入りたいとメールがあり、初めて出向いていただいたミキさん。

 新入り候補のミキさんにアトリエのことを説明しているのは 面接官のユズカちゃん。ppppp

  二人とも真剣に かつ楽しそうにいろいろな会話が聴こえて来る。

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 かくて ミキさんは合格となり、助っ人に来てくれたカイキ君やスタッフのハルカちゃんからも「合格」との合図をもらったトトロ。

 オトナの方が子ども達から「いいね。」と言われた 稀に見る現象だった。

 子ども達は その人の発する空気感を敏感に読み取り、お互い心地よい関係を感じるチカラが強い。

 経歴や職業を聞くわけでもなく、ただアトリエの仲間としてやっていきたいかどうか。。。それをトトロに教えてくれる。

 「先生 いい感じです。」カイキ君からもOKをもらった。

 トトロはミキさんに「みんな OKですってよ。」と言って笑った。「えー うれしい。。」とミキさん。

 それは失礼な事でも何でも無くて 子どもの生徒中心のアトリエにとって とても大切なことなのだった。

 みんなはちゃんと敬語を使って ミキさんにおもてなしをしていた。

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 そうして 彼女は正式に後半クラスに来るはこびとなり、またトトロはあらためてみんなに紹介した。

 みんなは挨拶をしてからいつもの通り。ミオちゃんはセンター試験の為 サローラも模試の為 お休み。

 みんなが同じような時間に一斉に来たのを見たミキさんが「みんな兄弟なんですか?」と天然のボケ質問を炸裂。

 「んなわけないでしょ。。大家族スペシャルじゃあるまいし。・。・。」とトトロ。大笑い。

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  絵のパートナーはユミ画伯。

  動物を描きたいというオトナの後輩に さりげなく自分愛用の動物の写真集を見てもらうユミ画伯。

  トトロがミキさんの絵のお猿を「大きすぎない?」と言うと「少しなおせば大丈夫。」とフォローするユミ先輩。

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 出逢いの奇跡は 色々な偶然に見せかけた運命の采配だと 常日頃思っているトトロ。

 ミキさんは長崎出身で鳥取大学に学び、特別支援教育を専門の道に選ばれた。

 ご自分が 高校生の時にいきなり歩行困難になり やがてその原因が脊椎の難病と知ることとなる。走る事の不自由さはもとより 筋肉が次第に弱まる障害が彼女の試練として与えられる中、音楽のサークルで作詞作曲 歌もCDにして 物語も創った。

 アトリエOBのケンイチロー君の写真を見つけて「この彼はサークルの後輩ですっ。」と。いやはや スゴイこと。この世はせまいです。

 物語を絵本にしたいと夢を持ち 絵が描けるようになりたくて 今回トトロと出会ったのだけれど、同じ大学の彼と結婚されて料理も好きで さらに特別支援学校の教師として働いておられて うかがうまでは彼女の足の不自由なことにすら気づかなかった。

 似たような病歴同士が 出会うべくしてアトリエで出会った。出逢いは全て奇跡なのかもしれない。。。。

 お互いが とても元気を交換し合えた。トトロは自分の若い頃を見るようだった。

 トトロも彼女も まだ何もあきらめてはいなかった。不自由なのは身体だけで、この日の出逢いに心は羽ばたいていた。

 子ども達は そのことを何も知らず、ただひたすら みんなが彼女の中に宿る素敵さに惹き付けられたのだった。

 トトロは彼女に言った。「生きていこうね。」彼女は満面の笑顔で「はいっ。」

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 翌 日曜日、県民文化会館でビアノのプチコンサートに出ている 小さな友人達に小さな花かごとお菓子を届けに出かけた。

 運転のネコバスはテンテンママ。

 テンテン君のお母さんは 相変わらず少したどたどしい日本語で、「先生 いつでも呼んで下さいね。私が先生のお手伝いをするとテンテンがうれしそうだから。」と微笑んで下さった。

 あぁ なんて面白いんだろう。トトロは自分の足が不自由なおかげで いろんな人の助けをいただくことが出来る。

 やっぱり 躊躇せずに 行きたい所へ行き 会いたい人には会いに行こう。それは きっと運命の予定に組まれていることだから。

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 まだ クリスマスが終わってから一ヶ月も経っていないことに なんだか少しびっくりしている。

 明日はどうやらあたたかな大寒になりそうだ。 

 今年も初めから 素敵なドラマの予感満載。たくさんのことに 心から感謝しています。

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コメント

遅れましたが 新年おめでとうございます
今年こそ、展覧会を拝見したいものです
山陰は学会が少ない

こんにちは。
素敵な方が入ってこられましたね。
こどもだけでなく、
いろいろな年齢の方が、
垣根なく、自由にできるのが
アトリエのいいところですね。
これから日本は年齢が関係ない時代に
入るのかもしれないと
最近思っています。

酒が好き 様
 ありがとうございます。
 こちらこそ 今年もよろしくお願い致します。
 雪のない大寒でした。
 今年は 秋ごろ個展が出来たらいいな。。と思っています。
 学会と重なるといいですね。。。
 きっといつか 出会えます。
 なんだか 今年は出逢いの運が強そうなので。

 ふうちゃん組 様
 ありがとうございます。
 そうですね。
 トトロも年齢と社会性について だんだん垣根がなくなっているように思います。
 現に この彼女も深い哲学をお持ちでした。
 何も考えず ただ年齢だけ重ねても 自分勝手な幼い人になるようにも思います。
 様々な経験と 出逢いが人生の深みに関係してくるのでしょうね。
 小さい面接官のシーンは本当に面白かったですよ。笑

生徒面接官さん 
なんか ごまかしや作り笑いを見抜かれそうで 
私は合格点 もらえそうにないです アハハ('◇')ゞ 
初対面なのに 実は教え子繋がりだとは 
驚きですね てか 
師匠の思うより かなりのパワーで 
増殖してるのです 
 
トトロファミリー拡大注意報発令中~! 
 
・・・ なんてな ( *´艸`) 

 プ二 様
 ありがとうございます。
 ppp あらら本当だー。
 ちびっ子生徒の面接だと ごまかせませんねー。
 鋭く 優しく 正確に とらえてましたよ。笑
 トトロが忙しかったので 頼みました。アハ
 身体のことも 大学でのサークルにアトリエOBが居たことや。。さらに音楽のことや。。後からBOSSもびっくりしてました。
 しかも長崎。トトロは岩手。アトリエがなければ絶対に出会う事のない関係だと思って、ココの皆さんとの出逢いも奇跡的なんですよね。

 イヤー 発令したいかも。。。今年は色々と問い合わせ多いです。
 きっと みんな運命的なのでしょうね。

トトロさん、こんばんは。
先生いろいろに政治家、市長、知事・・
みんな子どもが面接すればいいですね。
今年もアトリエから目が離せそうにありません。
テンテン君の絵からも目が離せません。
(=^・^=)

 うさパン 様
 ありがとうございます。
 あら ホントですね。最終面接官は子どもたち。
 よく見ていますよ。。。
 ポイントはただ一つ「気持ちのいい人」かどうかみたい。
 それって大事ですよね。
 自然に子ども達と会話の出来るオトナって あんまりいなくて、ただ黙っていたり、一番嫌がられるお勉強では何が好き?なんて聞いたり。。
 自分の子ども時代を思い出せばすぐにわかることなのに。。って思います。
 この彼女との運命的な出逢いも 身震いするようなコトでした。
 アトリエから目を離さず見守っていて下さい。

こんにちは。先週はありがとうございました。面接ってどんなのかなとドキドキでしたが、なんとも優しい時間を過ごせて終始ハッピーでした。(面接シーンが何度見ても面白い…)トトロ先生の放つ雰囲気に、アトリエにいるのに実家に帰ったような感覚でした。初めてなのに!笑
また来週が楽しみです。これからもよろしくお願いします^ ^

 みみ子 様
 ありがとうございます。
 歴史に残る 面接シーンになりました。笑
 おつきあいいただいて感謝です。

 絵本は 原作をあれの歌詞にすればいい。。と思いました。
 やっぱり人生は楽しいですね。
 不思議は自分で創っているのかな?
 また お待ちしています。

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