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2019年5月

2019年5月26日 (日)

オアシスのアトリエ

  まだ五月なのに 夏日が続いて、アトリエは時々クーラーをかけている。

  市展用に完成したトトロ作品は 20日の月曜に画材屋さんに持参して26日の搬入もお願いする手続きをして来た。

  タイトルは「アトリエの午後」。主人公はアトリエだ。絵の中ではみんなが動いている。

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 22日の水曜クラス。

 ノリトラ君が早く着いて、しばらくトトロといろんな話をしながらみんなを待っていた。

 トトロとマンツーマンになると 家族の話などをする子ども達。「ボクのお母さん 絵が上手いんだよ。」とかね。

 「みんな おそいなぁ。。」「あなたが 早く来たのよ。準備して描き始めていいよ。」「はい。」

 

 そして4時に 全員が揃った。身体の大きさにあわせた 色々なイスに みんながスッポリとおさまって アート開始。

 はじめは 静かなんだけどもね。。。 この日はジブリのジャズバージョンを流していた ♪

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 BOSS母の畑のイチゴを つまみながら 小リスのように楽しそうな姿は 森のアトリエのようだ。

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 7月の展覧会を視野に入れて さらに作品を増やしているチビッコ画伯たち。

 いきなり ソージン君のママから花束をいただいたトトロ。「えっ。。? 何?」

 「母の日には遅れましたけど アトリエの母だから。。」と ソー君ママ。

 アトリエ近くのミサキちゃんのお母さんの花屋さんから ミサキママにこさえてもらったと言う連携プレーだった。

 「ありがとーございます。うれしいです。」と トトロ。

 みんなもうれしそうに 記念写真。。。。アトリエの母ね。・・・っていうか トトロね。

 「そだよ。」とみんな。そっか。ありがとね。

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 飽きもせず またもやシャボン玉をしてから帰るらしい。あきないんだよね。みんなとの時間。

 こりゃ 大きくなっても思い出すよね。

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 やがて お迎えがいらして みんな居なくなり、ノリトラ君はミサキセンパイとそこまで一緒に歩いて帰るところ。

 この感心な一年生を みんながかわりばんこに見守ってくれる。

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 いただいた花束は しばらく豪華にアトリエを彩って 誰かの絵の中に咲くかもしれない。

 ありがとうございました。とてもうれしかったです。

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 翌 木曜夜のクラスに 土曜日クラスのライア君参入。

 アルバイトのため 土曜に来られない日もあるので よかったらこちらに来てみて・・と お母さんに伝えていたら、ひょっこりと来た。

 また しばらくのあいだ このクラスも人数が増えて、マサヒロ先輩たちの居た頃のようになった。・・ミラクルです。

 この日 ライア君は中学で不登校の時期があったと告白。

 「アトリエは無欠席だったよね。」と言うと「ここは ホッとするから。」と。

 色々と苦しんで アウトロー的な学校に進んだ彼の 心の葛藤の一偏を聞いて「道は一つじゃないよ。これから これから。」とトトロが言うと「はいっ。」と 晴れた顔をした彼。

 何が正しいなんて 誰にもわからない。苦しんだり 悩んだり 何度もコケたりすると 味わい深い人になる。

 

 トトロは自分が思っているよりも ここは本当に子ども達のオアシスなんだということをあらためて教えてもらった気がしていた。

 みんな ありがとうね。いつも同じトトロで居る修行は つづくのね。。。一期一会の不思議なアトリエ。

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 24日の金曜に 多忙な熊田っちが時間をつくってくれたので、以前から行きたかった「アートスペースカラフル」に行った。

 障害のある方達のアート制作を指導し 支援し、もうずっと以前から そのことを続けておられる妹尾さんという方が ついに市内のメインストリートに 2Fがギャラリーの拠点をオープンさせたのだ。

 以前は小さなアバートの一部屋だったり 古民家だったり 色々な場所でマンツーマンで たくさんの子供からオトナの方まで 絵を中心に指導されていて トトロのアトリエからも そちらに移ってもらった子も居た。

 そして10年ほど前に彼女と松江の美術館に行ったとき 「これしか出来ないから。」と言われた言葉に トトロもまた「私もこれしか出来なくて。」と 笑い合った。

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 そして 見事に「これしか出来ない」素晴らしいことを続けて来られて NPOにされて 今も多くの作家たちを生み育て、その作品をTシャツなどにしてお店の中での展示販売までこぎつけられた。

 トトロはお祝いしたくて オープンを新聞で知った3月にすぐ電話をしたのに、自分の個展やらアトリエのことで中々会えず ついに今になってしまったのだった。お会いするのは5年ぶり。。。

 そして 合言葉を交わした。「これしか 出来ない。」と。

 中では生徒さんたちが 生き生きと制作して見せてくれていた。そして彼らのアートは本当に心に響く。

 一般社会で働けなくても 何かする為にみんな生きて居るのだから、お互いを元気にするものが仕事なのだから、自分の出来ることで人をニッコリさせることは 一番大切な仕事だから。。。と あらためて自分にも置き換えて思うトトロだった。

 障害は不便なときもあるけれど 決して人よりも劣るということではなく チャレンジを授かった試練なのだから。

 おめでとうが言えてよかった。。。市内の方は是非お立寄りくださいね。若桜街道の定有堂という 本屋さんの近くです。

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 25日の土曜日は 暑さハンパない真夏日。

 ユリナちゃんの服は すでにこれ。 真夏になったらどうなるのかな。。。

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 レイカちゃんは黙々と描いて、ショップを2件増やし「あと 道のお花とか この次描いて てんらんかいに出します。」と。

 頼もしき4年生。 集中力がすばらしい。

 前半クラスのタカユキセンパイや アヤカ画伯やミカちゃんセンパイたちも それぞれの作品に没頭。

 みんな上手いので 制作の悩みもありそうで。。。「いいよ いいよ。」と 色々励ますトトロ。

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 後半クラスは。。。。

 この日の高校総体の選手だったり 応援だったりでスタッフもアイ子画伯も居なくて トトロはこの双子君たちと遊んだ。

 3人でアイスも食べて 4コマ漫画も描いて 小さな額の絵も描いて、暑いからトトロはオーロラの絵も描いた。

 トトロ先生を独占した二人。至福のスマイル。楽しかったね。   中一の初夏。

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 ☆今年の市のイベント。ゲストは尺八のイケメン藤原道山氏。

 トトロ絵の日本画風 わらべたちと 雀と 小さい尺八奏者と。

 また 舞台監督はBOSSです。

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 さて みんなのオアシス。。。もう少し頑張って アトリエをしないといけませんね。

 皆さんも 熱中症には ご注意下さいね。

2019年5月19日 (日)

アトリエの5月

 5月13日 月曜クラス。このところ 真夏のような晴れの日が続いている。

 みんな集中して描いている。生徒の展覧会に出す作品をどこのクラスよりも早く決めたのは このクラスだ。

 

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 この日の新作も 楽しんでいるマオ画伯。。。。なんか 少し大人びて見える5年生。

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 みんなが集中するのには この子の存在が大きいのかも。

 年上のアバンギャルド姉さんたちの中に ついに正式に入ることを決めて来た新人「レン君」3年生。

 柔らかな雰囲気をもつニコニコとした男の子が仲間入りして、月曜クラスに初めての男の子参入となった。ありがたいです。

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 こちら ユウヒちゃん。やさしい絵。

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 そして カコちゃん。晴れてセンパイに昇格。  よかったね。

 この日 カコちゃんはトトロにみんなで遊ぶゲームを提案し みんなで遊びましたとさ。めでたしめでたし。勇気を出したね。

 絵も心なしか 楽しそうな作品が完成しているし。。やっぱり この世に男性の存在は必要かと・・・笑

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 18日の土曜日クラス。

 前半 新人のカホちゃんはお休みで 同じ日に入った新人ユズちゃんは 待ちきれなさそうに早く到着。

 小さなセンパイ ユウキちゃんに大先輩のリョウナちゃんが 寄り添いアドバイスしてくれている。

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 ユウタ君は絵を描き上げてから 工作を開始。彼も貴重な一人男子だ。

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 何でも珍しそうに アトリエを探検中のユズちゃんに 寄り添う小さなセンパイ ユウキちゃん。

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 この日 二人は仲良しになった。

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 後半クラス。 ヒロト君が トトロ先生の市展用の絵に何やら描いている。。。

 これは何かというと。。まもなく分かります。

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 テンテン君は レトロなランプの形に興味シンシン。そして これをデッサンしていた。

 彼が描くかもと思って 見つけて買って来たトトロ。。。。やっぱりね。

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 ヒロト画伯は 目が弱いため トトロがしつらえた台を使って傑作を描いているところ。

 なんと この前日 緑樹祭の為に鳥取においでになられた 秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻が 盲学校にお立ち寄りの際に 両殿下とガッチリ握手したというヒロト君。 もちろんトトロはその彼の手で握手してもらいましたとも。。。

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 この時間も チョイと筆を入れるトトロ先生。

 真ん中下の 台を使う黄色の服がヒロト君だ。そして その絵の中の画用紙に 彼本人から彼の絵を本当に描き入れてもらったというわけ。

 トトロはアトリエの風景を描くのは 初めてだ。そして これが今回一番描きたかった絵だ。

 モデルは22年間のアトリエの どこかに居た子ども達。本当に居た トトロの愛する弟子たち。

 それは奇跡のように繰り返されて 何度も大病を乗り越えたトトロが唯一無二のしごととして天から与えられている とても素敵なアトリエの時間なのだ。

 今 ようやく その時間と空間を絵にしたいと思えたのは 今年 新しいチビ画伯たちが希望に笑顔を輝かせて 続々と入って来て、卒業して行った子たちの人数と同数になり 去年と同じ数のアトリエがスタートしたから。

 令和になっても変わらぬものを 描いておきたくなったのだった。みんなのおかげで ここにトトロが居る奇跡。

 「先生はどこ?」「先生が描いてるんだから 絵の中には居ないよ。」「あ そっか。」

 

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 高校でもサッカー部に入り 多忙な中 ようやく来れた倉吉のアオイ君も スクリーントーンをつかって イラスト仕上げ中。

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 BOSS母が畑のイチゴを大量に差し入れてくれたので 生クリームヨーグルトでアレンジしたり そのままいただいたり 豪華なイチゴ食べ放題のオヤツタイムにみんな大満足。

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 子ども達も フルーツも 今が旬。

 トトロも いつも いつまでも旬でありたい。

 爽やかな五月に そんなことを思うのだった。

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2019年5月11日 (土)

令和元年のはじまり

 アトリエ近くの「ロマンチック街道」も新緑の並木に葉っぱの衣替え。

 5月1日に「令和」となって、まだまだ続く連休を子ども達はどう過していたのかな。。。

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 倉吉展の時の オリジナルリクエストの作品がなんとか完成してBOSSの運転で琴浦町までお届けに行った。

 山の新緑の峠を越えて 連休ラッシュの幹線道路を避けて小さな旅。海抜700mでトトロの呼吸が苦しいことも体感。ヒーフーハー 汗。

 ご注文下さったOさんは 前日の改元の日に伊勢神宮まで参拝に行かれて帰ったばかりのお疲れも何のその・・待ち合わせのご自宅近くの浦安駅まで うれしそうに走って来られた。

 箱を開けられて「キャー うれしい。。これこれ この絵が欲しかったに。。」(倉吉弁で)。。ホッとするトトロ。

 いつも リクエストの絵をお届けするときはドキドキする。満足していただくと ようやく完成した気持ちで安堵する。

 絵描きは喜んでいただいて初めて 描き終わった気持ちになれる。

 令和 配達 第一号の絵は 海辺の野原と子ども達の夢が浮かぶ虹の空のトトロ童画となった。

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4日の土曜日は みんなもいろいろと予定があるだろうと アトリエはお休みにして、大掃除を決行。

サローラが高い所のあれこれを配置替えして掃除して いらないお宝は断捨離した。 

アトリエは このところ一人ずつ増えていて 特に男の子が立て続けに仲間入りした。

休みが明けたら また新しいスタートを切るべく 年代物のアトリエグッズを整えて 壊れたものは治したり 新品に取りかえたり。

一年生が増えたから 果てしない未来の幕明けなのだ。海抜0メートルのアトリエで トトロは生きて行かなければならない。

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 そして休み明け 一番乗りの水曜クラスがやって来た。

 令和元年5月8日。

 新人のノリトラ君一年生。重たいランドセルごと バスと徒歩で到着のたくましき男の子。

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 みんなも続々と駆けつけて ストンと座り たちまち自分のアートにとりかかる。

 「先生 ひっさしぶりー。。。」なんて なつかしそうに うれしそうに。

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 たっぷり描いて オヤツをして絵本を楽しみ 残り15分の頃 けん玉をしてるから「この季節はアレでしょ。」とトトロ。

 ピューッと外に出て やっぱり夢中で始めたシャボン玉大会。

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 玄関を占領しても みんな小さいから余裕の特等席。

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 待ってたんだね。楽しみだったんだね。アトリエの始まり。

 水曜グローバル国際クラス。この子たちは時代をたっぷり生き切るだろう。

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 アリスちゃんは「ユニコーンが描きたかったです。」とニッコリ。

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 翌日 夜の木曜クラス。高校生達のオアシス。この日 倉吉から届いた立派なトマトをみんなでいただいた。

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 金曜はトトロの定期診察日で 海抜の高いところで呼吸困難の報告をした。

 「まあ あまり無理せずやって下さい。」とドクター。「ちょっとだけ 無理してることもあります。」とトトロ。

 人生は 無理して 少しずつひらけてくるから ブレーキを確かめつつ ちょっと無理するのも楽しみのうち。限界は少しずつ広がるものだ。

 

 そして11日 土曜日クラス。

 前半Aクラスは全員出席。いつものメンバー いつもの風景。

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 レイカちゃん メキメキと腕を上げている。4年生。

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 この中に高3が三人も。アトリエライフの最終年だ。みんな6歳から来ているから 悔いのないように過して欲しい。

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 このところの暑さと晴天で 玄関ポーチに満開の黄色い花。

 昔 トトロが挿し木をしたら こんなに増えて可愛く咲いてくれた。

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 後半クラスには 代替えでテンテン君とヒロト君が仲間入り。

 テンテンマジックを見た事がないアイ子先輩に 披露しているところ。「す すごい。」とアイ子ちゃん。

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 たっぷり描いて たっぷり遊んで マイチャリで帰路につく少年たち。

 三人とも中学生になって それぞれ弓道と卓球の部活に入ったそうな。「がんばるのよ。」「はいっ。」

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 市展用のトトロ作品もあと少し。みんなはそれぞれ自分だと思って観てくれている。

 楽しそうなアトリエの時間。子ども達の声が聴こえるような絵にしたい。

 新しい時代を生きる子ども達。どうか元気にたくましく それぞれの道を切り拓いて欲しいと思うトトロだった。

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