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2017年11月

2017年11月30日 (木)

やさしい時間

 11月24日の雨上がり。

 アトリエの向こう正面に虹が架かった。
 大きなすべり台をみんなが滑って来る絵が浮かんだ。
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 晴れ間の光に照らされて、サザンカがたくさんの蕾を見せてくれた。
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 この24日から3日間「ポケモンGo鳥取砂丘」のイベントに、こんな感じの皆さんが全国からいらっしゃって、砂丘にほど近いアトリエ近辺も徒歩でテクテクの方々がこうして向かってテクテクと。
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 なんと上空からはヘリコプターが砂丘のマスコミ撮影中。
 あの広い砂丘が人でいっぱいになったらしい。
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 翌25日の土曜日に、正式に一回目のユウタ君。
 かたわらに積まれているのは各種図鑑。
 「僕 図鑑があれば何でも描けるんだけど。」と前回話してくれたので、OBたちに事情を連絡するとシュウヘイ君が持って来てくれたのだった。感謝。
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 さらに、体験の時に仲良く遊んでくれていた双子君たちが卓球の試合で欠席するので、この日の後半クラスのライア君ヒロト君兄弟に
 「前半からずーっと来てくれませんか?」と電話したら来てくれることになり、二人は使命感に燃えてやって来た。
 レギュラーのミカちゃんは風邪でお休み。
 それを補うように、りょうなちゃんが代替えで登場。ミラクル人事の連続。
 みんなそれぞれの作品を描いているけれど、ユウタ君が何かを始めると寄り添ってくれていた。そして話しかけて楽しそうに会話しているし。。
 トトロが話していたときユウタ君が笑いながら「アホ」と言ったときのこと。
 ライア君もヒロト君も「その言葉は使っちゃダメだで。」と注意した。
 ユウタ君は「う うん。」と言った。
 するとりょうなちゃんが「自分が言われたら嫌な言葉は人に使わんようにしよう。」と言った。
 トトロが言うよりも、みんなは優しい語り口で温かみがあって何より小さい仲間に教えようとしているのが伝わった。それから絵を少し描いて「剣玉したい」という彼に全員で参加。
 笑い声があがって、みんな本気でやっていた。スポッと入れば「おぉー。」と拍手しつつ。
 盲学校のヒロト君は勘で剣玉にチャレンジしていて、いつもはやらないのにスゴイと思った。
 実は、この日から受験までスタッフとしてのサローラがお休みすることになり、みんなにそれを伝えたとき「えーーーーっ。いつ試験がおわるの?」と叫んだのはユウタ君だった。
 「このまえ優しくしてくれたもんね。」と言うと、「うん。」と。
 トトロは一回ずつのアトリエがこんなにも強く心に残っていたことに感動した。
 サローラに知らせなければ・・と思った。
 そういえばライア君も入ったばかりのとき「あのお姉さんは?」と当時のスタッフの夢ちゃんのことを探した事があった。ヒロト君もライア君もそれぞれいろんな先輩のお世話になって今日がある。
 そして、この日は二人とも優しいスタッフになってくれたのだった。
 繋がる優しさを信じていこうと思った。
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 独自の世界を描くヒロト画伯。動物みんなで一枚の絵を描いている絵だ。
 「なんだかアトリエみたいね。」と言うと「あっ そうみたい。」と言った。
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 後半クラスの面々に、前半で起きた優しい出来事を話すと
「感動的。」とゆきのちゃん。
 アオイ君と2ショット。
 
 後半も「先生手伝います。」とライア君。とても有り難かった。
 「助けてくれてありがとう。」トトロは二人にお礼を言っていたら、テンテン君が「僕にも何か頼んでください。」と。
 「また何かあればみんなに頼みますよ。」とトトロ。
 とても口ではあらわせない何か尊い時の流れを感じて、まだはっきりとは分からないけれど、これからも懸命に不器用にやっていこうと思うのだった。
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 27日月曜クラスの時間が来る前に、ついにサンタ同盟の神戸支部長「ラクヨさん」からの重たい箱が届いた。感謝。。。
 掘っても掘っても何か出て来るので、ひとまず仕舞ってアトリエの準備。
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 少し早いけれどもクリスマスソングのゆっくりした曲をかけていたら、みんな静かに制作に入った。
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 こっそり書き残してあったサンタさんへのお手紙発見。
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 マオちゃんを中心に、ワイワイとくまごろうにみんなでドレスを着せていた。
 「何してんの?」と聞くと
 「クリスマスが来る前に裸じゃかわいそうだから・・・。」とのこと。
 みんなの心にはトナカイの鈴の音が聴こえはじめたようだ。
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 こんなやさしい時間を創ってくれている子ども達のことを、サンタさんは今年も見ていてくれたに違いなく。。。トトロも少しでもサンタさんの手伝いをさせてもらおうと身震いするような11月の終わりのこと。

2017年11月23日 (木)

ふゆちゃんの冬

 季節は行きつ戻りつしながら、晩秋の名残りの中を冬らしい日が増えて来た。

 18日の土曜日クラスにやって来たタカユキ画伯に「おめでとう。」とトトロ。
 「え。。。あぁ。。。まぁ。」と、それでもなんとなく以前と少し違う。
 経験を積んで、だんだんに人になって行くのだろう。
 
 この日、彼の絵には明るい空があった。
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 ユシンちゃんも、このごろ少し変わって来た。
 何でも一番になることが好きだったのが、折り紙で大量のウサギを作って来て「クリスマスカードに貼ってください。」と。
「ありがとうね。かわいいカードになりますよ。」とトトロ。
 
 お迎えのお父さんはトトロの絵がある会館をスマホで検索されて「これから行って来ます。」と。それから小さな声で「このごろユシンちゃんが言う事を聞かなくて。。」とささやかれるので
 「成長してるんですよ。大丈夫。とても優秀ですよ。頭もココロもね。」と言うと「わぁ。誉められた。」とニッコリ。
 ご夫婦で中国から日本に来られて、一生懸命に子ども達の教育に向かわれている。まだ若いお父さんとお母さんの不安を減らしてあげたくて、トトロはいつも「だいじょうぶですよ。」と声をかけている。
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 後半クラスは、雨やみぞれの寒い中を岡山からやって来たのは はるかちゃん。
 本当に心から「よく来たねぇ。」と迎え入れる。
 
 一心に絵を楽しみ、楽しいときはコロコロ笑いころげる。
 トトロが盛岡に行く時に特急列車でチラッと見える岡山県境の道。
 特急でもかなり走るのに、そこからおばあちゃんが車で送り迎えされているのだ。兄ちゃんと併せてもう8年になる。
 ただただ頭の下がる思いでいっぱいだ。
 きっとオトナになっても、その道中のトキメキは忘れないことだろう。
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 久しぶりに2ショットのチャーリーさんとS君。
 まだ体調が万全ではないS君は、少しオヤツをつまんでから早帰りをした。
 「元気になったらまたおいで。」「はいっ。」トトロは彼のバッグにリンゴを入れた。
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 はるかちゃんの絵で画用紙使いの黄金率を教えているとエミちゃんも見に来た。
「なーるほどぉ。。。。」こんなことは一生忘れないもんです。
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 次のときは卓球の試合のため、このクラスに来ていたケント君 コーセー君。S君が帰宅した後だけど一期一会の記念にパチり。
 ケント君が少し体調不振で並ぶと痩せたのがわかる。
 みんなガンバレ。病気に負けないで!!
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翌日曜日。市展の最終日。
 まだ行ってないサローラと会場に入ると、カイキ君親子に遭遇。
 二人はまず大師匠の坂尾先生の作品に駆け寄ってパチり。
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 それからトトロ師匠のおじぞうさんを拝んで、カイキ君のお父さんが「撮りましょう。」とパチり。
 いきなりパラパラと屋根にあられの音がして、火気厳禁の館内は凍えるほどに寒い日だったけれど、受験生の二人は「今度は僕たちががんばらなくちゃ。」なんて全部の作品をくまなく巡り、アンケート用紙にも丁寧に記入。
 「なんて書いたの?」と聞くと「童画部門を設立してください。と書きました。」とサローラ。。。。。。やるね。
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 22日水曜クラス。雨。
 みんなは傘をさして走って来た。
 新人の「ふゆちゃん」二年生・・がやって来ていた。(本名も平仮名のふゆちゃんです。)
 一つ年上の「後輩」が出来たソロンゴちゃん大はりきりで葉っぱのリースを創る。
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 ふゆちゃんは「冬のけしき」を描いた。
 だんだんに慣れて、おやつと絵本タイムではみんなと打ち解けて声を出して笑っていた。
 これは冬の空から雪が降るところ。
 白い絵の具をつけた筆をトントン叩いて降らせている。
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 トトロが春の個展に出した三連作「はるちゃん。なっちゃん。あきちゃん。」という絵を見た子から質問があった。「どうして ふゆちゃんがないんですか?」
 トトロは答えた。「まだアトリエにふゆちゃんという子が来たことがないんです。」
 
 ついに登場。アトリエの「ふゆちゃん」
 ちなみに冬生まれだからとのこと。
 水曜クラスは温かいクラスだ。ふゆちゃんはその空気の中で融けそうに笑った。
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 クリスマスカードは今日も増えていた。
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 いよいよアトリエ地方に冬の到来だ。
 みんな元気にあたたまってがんばろうね。

2017年11月17日 (金)

ありがとうウィーク

 12日の日曜日。トトロの表彰式。

 県内外の審査員の一流の先生方の視線の中、深沢市長より授与される。
 「ありがとうございます。」と トトロ。
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 展示会場を巡っていると、「おめでとう。よかったなぁ。ひたむきに描く姿が審査員に通じたなぁ。」と、大師匠の坂尾画伯が駆け寄って来られてガッチリ握手。
 師匠孝行も出来た気がして、とても嬉しかった。
 「いつも励ましていただいたおかげさまです。また描いて行きますから見てて下さいね。ありがとうございます。」とトトロ。
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 そして入選したトトロの弟子達の作品。
 「俺たち やりました。」と聴こえたようで「おめでとう。」と語りかけた。
 子ども達も後に続いて行くことだろう。うれしくて何度も観た。がんばったね。
 この二人が居てくれたおかげでトトロは描けた。ありがとう。
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 13日の月曜クラス。
 ちょっと傷のついていたリンゴを見たマオちゃんは「お口が開いてるね。」と
マスキングテープを貼って目を描いた。「ほらっ、先生みてっ。」
 「いいね。アップルちゃん。」「はいっ、ウフフ。」面白い子だ。
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 クリスマスカードのパーツを懸命につくるカノちゃん。
 今年のカードはみんなの合作だ。それぞれが得意な部分を引き受けてサローラたちがそれを一枚に仕上げている。
 
 「アトリエ特製カードだねぇ。」とてもお金では買えない素敵なカード。
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 この日はみんなでアヒル。
 ポテトチップをそぉ~~~っと咥えて、笑ってはやり直して、食べては咥えなおして、ようやく撮れた一枚。
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 この日の日中にBOSSたちがツリーの電球をつけてくれて、みんなは寒い中外で大はしゃぎ。
 「せんせい、国際宇宙ステーションからも見えるかなぁ?」
 「サンタさんに見えたらいいんじゃない?」
 「見えますよね。チカチカしてるもん。毎年見えてるんだと思うし。」「そだね。」
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 それからトトロ先生とみんなで、お迎えがいらっしゃるまでここでしりとりをして遊んだ。「高速しりとり、行きますっ。」「おーっ。」
 「サンタ タヌキ キラキラ ランドセル るりいろの地球 ウサギ 銀の星」
 なんてきれいな 宇宙しりとり。寒いのが吹っ飛んだ。ありがとう。
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 14日の火曜日に、トトロはこの前はいろんな人から声をかけられてゆっくり観られなかったので、熊田っちとまた展示会場へ。
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 空はスッキリ晴れ渡り、お城山の紅葉もアートだ。
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 そこに世界でも注目されておられる日本の書家の第一人者で今展の書の部門の審査委員長、柴山抱海先生が「トトロさんおめでとう。」と微笑んで下さって2ショット。ご自身の「恵」の書の前で。
 とても気持ちがよかった。書と先生から強くてあたたかいオーラを受けさせていただいた。
 作品って、その人なんだな・・と思った。
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 16日の木曜日、ファー民さんちの奥様とSちゃんが4個しか生き残らなかった貴重な梨のうちの一個を届けに来て下さった。
 試行錯誤の農業チャレンジャー ファー民さんのご一家もまた大切な仲間だ。
 自称「応援団長」のトトロのところへ、こうしていつも初生りを届けて下さる。
 このSちゃんはトトロ童画の中に住んでいる子で、個展にいらっしゃるとファー民さんは「あっ 居たっ。」とSちゃんを見つけてはウルウルしてるのよね。
 千葉から移住されて、本当に頑張っていらっしゃるから美味しいネギやお芋やピーナッツの味がとても濃い。
 今年初めて収穫された 色々な種類の梨はトトロの全国の友人達から口々に絶賛を博した。
 応援し合う仲間が居てくれると、異分野でそれぞれ輝けるからいいもんです。
 このSちゃんは迷いなくトトロのことを「トトロさん。」と呼ぶ。^^:
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  その日の夜のアトリエには、久々にムッチーさんの姿が。
 マサヒロ記者はお祝いのケーキを買って来て下さった。
 受験生のカイキ君とサローラに「あきらめなければ20年目にいただけた賞だよ。だからひたすら目標に向かいなさい。」と伝えた。
 カイキ君は「先生、やった。やったー。やりましたね!!!」と想像以上に喜んでくれて、その姿でちょっと泣けた。
 
 みんなのおかげで今がある。
 
 みんなを喜ばせることが何よりもうれしいので、いつも何かと頭とココロをフル回転しているけれど、なぁんだ、トトロが懸命に頑張る事が 結果こうなるとは。
 別に賞がどうこうじゃないと日頃言ってはいたけれど、名だたる洋画家作品群の中で、不思議な童画のトトロの作品に光が当てられたことに、みんなは喜んでくれたのだった。
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 夜遅くにアトリエの掃除をしていると、みんなの絵の下からこれが出て来た。
 マサヒロ記者がこっそり描いたらしい「号外メッセージ」だった。
 翌金曜日、トトロはメールを送った。「見つけたよ。ありがとう。」
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2017年11月12日 (日)

アトリエ、時々旅

 11月4日の土曜日クラス。

 女の子たちはクリスマスカードを創り。。。。
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 タカユキ画伯は新作にとりかかる。
 彼のお母さんに、市展に出した事、額や搬入のことなど伝え「あとは結果はハガキが行きますから、トトロにも報せて下さいね。」と念を押す。
 彼は「そういえば、そんなこともあったな。」なんてシャイに構えていたけれどね。。。全く分かりやすいんだから。^^
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   そして後半クラス。
 真剣チャーリーさん。この姿勢はみんなの見本だ。
 ダラダラしている子に「ほらっ、チャーリーさんを見てごらん。」なんて使わせてもらっているし。
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 重ね塗りしたクレヨンを削って、面白い色を出すことにチャレンジ中のヤチルちゃん。
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 こちらではサローラがみんなにスヌーピーの描き方を指導中。う・・上手い。。
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 バルコニーから星空を観る仲間を描いたエミちゃん。
 この日は部活の試合のセラ画伯と風邪のS君が欠席だったけれど、いつものようにニコニコと意志のあるアトリエのみんなだった。
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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
  翌5日、朝8時。トトロ達は盛岡の法事に出発する為、駅のホームで向かい側に停車している車両の絵を見ていたら・・・・・「ちょっと、あれアオイ君に似てるよ。」「まさか。彼は倉吉だしこれは兵庫の方へ行く列車だし。。」と、BOSS。
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 それは、やっぱりアオイ君だった。(画面左)
   サッカー部の仲間達と揃いのユニフォームで遠征に行くらしかった。
 トトロは手話を使って「ガンバレ!」と合図を送ると、一同Vサインで答えてくれた。
 法事に向かう朝、少しあれこれと気持ちが重かったのが、この笑顔たちで吹き飛んだ。「トトロ先生も頑張って来るよ。。」心で語りかけた。
 倉吉からだから朝6時には出発して来たのだろう。
 みんなお母さんたちのおにぎりを持っているのかな。。。
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 智頭線の特急で姫路に行き、新幹線ふたつを乗り継いで、約9時間後に盛岡に着いたときは夕日が西に帰ろうとしていた。
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 連結部分の切り離しを激写。
 この細いところでガッチリ連結していた新幹線は切り離され北海道に向かったり秋田に向かったり。
 スゴイ世の中になったものだ。
 学生の頃は急行で10時間かけて東京から帰っていたっけ。
 今は東京→盛岡2時間ちょっと。
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 夜の盛岡。啄木の文字。。。。。。。(ただいま。)
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 翌6日に父の三回忌を済ませ、盛岡市内をグルリと廻った。
 この明治のレトロモダンな「岩手銀行」は東京駅の建築家と同じ方が、一足早く建築され、東京駅とおんなじデザインなのだ。
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 夕方のお寺に届け物に行くと、ここにもまた六地蔵様が優しくおられて、トトロはもう一度参拝し、誰もいない父のお墓にお参りした。
 祖父母も弟も父も「また来いよ。」と言った気がして「またね。」とお墓をさすった。
 母は気丈に法事をこなし、今回はトトロもBOSSも皆さんにご挨拶させていただいた。「鳥取で何があっても明るく前向きにやっていますからご安心を。」と。
 一人の叔母が「トトロは今はどうか知らないけど、小さいときは天才でワガママも言わない落ち着いた子だった。」と言ってくれたので「今もだよー。」とトトロ。それから父の教え子さんが父の作詞した音楽を流して思い出を語った。
 また 爆笑しながらごちそうをいただくトトロ家らしい法事になった。
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 家に帰る途中、あるのは知っていたけれど中に入ったことのない「啄木新婚の家」に立寄り、中に入ると
 「撮影はご自由に。入場無料」の貼り紙。
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 当時のまま保存してあり、あちこちに若き啄木の歌と節子夫人との写真があった。
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 道すがら、あの有名な「福田パン」に寄り「鳥取から来ました。」と言ってみた。店員さんたちは「わぁ。。。遠くから。」と感激してくれたので、「ホントは法事でさ。」と正直に告白。
 パンを三個買ってみた。ものすごく美味しくて、しかも大きくて三個で260円ぽっちだった。福田パン。。。うわさの通り。
 
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 午前中、母とあれこれ話をしていろいろなお土産も交換し2時過ぎに駅へ。
 鳥取には夜の11時過ぎに到着。3日間の故郷ワープは今回もまた連日の晴天と暖かさに恵まれて「お父さんありがとうね。」と感謝した。
 
 鳥取駅には砂像の白ウサギたちが迎えてくれた。「ただいま。」
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 11月11日の新聞にトトロの絵が大きな賞をいただいたことが載っていた。
 画業20年。初めての受賞。
 何よりもアトリエのみんながよろこんでくれると思って、「あきらめずに20年も頑張っていたらいただいたよ。」と伝えた。サローラは涙を浮かべた。
 その日面接体験の予約があったので待っていると、いきなり女の子を連れたお母さんが訪ねて来られて、予約の方ではなかったけれどトトロブログのファンだと仰り、少し二年生の女の子ともお話して水曜クラスに入る事に決まった。
 ご縁のミラクルがまたはじまった。
 トトロの受賞はご存知なく、会場に行って観ることをおすすめした。
 そして予約の男の子が時間通りにご両親と登場。
 問い合わせのお電話のときお父さんの丁寧な語り口調の中に、トトロはあることを心配していたら、それが当たった。
 男の子は、元アトリエの生徒のソラ君と少し似ていたのだ。
 ご両親にトトロは言った「大丈夫ですよ。」
 少し体験するつもりだったけれど、サローラをはじめケント君コーセー君のやさしさの中で
「さいごまでいる。」と。
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 みんなで笑って、みんなで絵を描き、粘土もつくり、絵本の読み聞かせを味わい剣玉をした。ソラ君も剣玉が得意だった。
 帰り際、このユータ君がお父さんに言った。「ぼく ここに来たい。」
 お父さんは感動された様子で「もう入ったんだよ。また次に来るんだよ。」
 トトロは過ぎた日のアトリエに居たいろんな子のことを思い出していた。
 みんなおんなじじゃなくていいんだよ。ホントにみんないい子だったよ。
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 そして後半クラス。
 トトロのことを報告。「すげー。。やったぁ。」みんなで拍手。
 みんなの筆にも熱が入った。
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 テンテン君の手品はまたもや新作。
 すごく練習して仕込んで来るらしい。ユイちゃんがお熱で欠席。
 こうして一回ずつ、みんなのアトリエは巡って行く。
 トトロ先生が賞を貰ったことなど、ホントはあんまり関係なく、むしろタカユキ君とシュウヘイ君が入選したことにみんなは拍手した。
 12日は表彰式。子ども達のおかげさまです。みんなありがとうね。
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2017年11月 3日 (金)

魔法の絵

 10月最後のアトリエは30日の月曜クラス。

 前回にカノンちゃんが ご家庭の事情でアトリエをしばし卒業したこともあり、みんなのショックが大きかったのでトトロはこう持ちかけてみた。
 「ホントのハロウィンは31日だけど、今日はアトリエを代表してこのクラスで悪霊を追い払うってのはどうかしら?」
 「わぁ。。。さんせーーーーい!!!!」全員一致、即決。
 「でも アーティストらしく手づくりするのよ。材料と創り方は自由です。あなた達なら出来ると思うよ。」・・・・ワクワクワクワクが伝わって来た。
 相談もせず全員ちがう事を始め出した。
 イラストで表現するマオ画伯。
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 トイレットペーパーの芯に厚紙を貼って カボチャを創るカノちゃんと、手前のココナちゃんは不思議な箱を制作中。
 
 向こうのナナミちゃんは魔法の杖を製作中。
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 「ここにローソクを入れよっかな。。。」(おいおい 燃えるよ)
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   オヤツもパーティー形式で楽しんで、夢中の2時間はたちまち過ぎた。
 みんな上出来。作品を持って胸を張る。なんか自慢そうな満足顔。
 お迎えのお母さん達ビックリ。「持って帰っていいですか?」「もちろん。」
 「今日の天才たちはハロウィンを創りました。お家でも悪霊退散をして下さいね。」カノちゃんのカボチャには電池式のローソクを入れてあげた。
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 翌31日に、米子のトトロ展の搬出に向かう。
 鳥取県にはハワイがあるんです。
 「羽合」と書く地名なのでした。役場の職員の方達は夏になるとアロハシャツをお召しになっていて、いろいろとハワイっぽいこと盛り沢山。アロ~~ハ~~♪
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 左にチラリと見えて来た大山は、この日の朝 初冠雪。
 搬入の日もこんな晴天だったけど、搬出の日も雲ひとつない秋晴れに恵まれた。
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 予定より少し早く着いたので寄り道をすることにしたら、BOSSが「見せたいものがある。」と連れて行ってくれたのがここ。
 「錦江湾」という入り江に行って見て、トトロは歓声をあげた。
 「わぁ、なんでなんで?」
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 そこにあったのは、子ども三人と子犬の像だった。
 しかも、先日トトロが市展に出した大作の中の三人姉弟とそっくり。
 このワンコも描いた。着物姿で髪型もおんなじだった。
 「ここに居たのね。あなた達を描きましたよ。」もう感無量のミラクル。
 以前BOSSはここに撮影に来ていたので、トトロのあの絵を見た時驚いたけどここに来たとき是非これを見せようと思っていたらしい。
 この像のタイトルは「夕日」で、この子たちは入り江の夕日の方向を見て立っていた。
 ♪ぎんぎんギラギラ 夕日がしずむ ぎんぎんギラギラ陽がしずむ・・・
 鳥取は「故郷」を作曲した岡野貞一の出身地なので、県内あちこちに「童謡唱歌の像」が建っている。
 やっぱり自分は童画家なんだな・・・と思った。
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 その近くの公園の紅葉。搬入のときはまだ無かった紅葉が深まる秋の彩りをアートしていた。
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 時間を見計らってパナデリーアに行くと、ちょうど駐車場で三月個展の時にお世話になった百花堂ギャラリーの長谷川さんとバッタリ。
 長谷川さんは昨年のここをご覧になって、三月の大きな個展のお話を持ちかけて下さったのだった。
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 パナデリーアでの9年間はたくさんの出逢いと新しい世界をもたらしてくれた。
 谷山さんは先日トトロの贈ったエプロンで迎えて下さった。
 (エプロンくらいじゃ恩返しに足らないな。。。)と思っていると、長谷川さんが少しもったいぶってニコニコと語りはじめた。
 今回ここのトトロ展にいらしたとき、谷山さんが保育士の免許をお持ちだと知り
長谷川さんのお友達が今年オープンさせた新しい保育園に誰か居ないかと、タイミング良く相談されていて谷山さんを紹介されたとのこと。
 そして、その保育園の名前は「はじめの一歩保育園」ということ。
 三月のトトロ展のときに絵を買われてオープン祝いに贈られたとのこと。
 長谷川さんはトトロの絵で、このカフェにいらして、谷山さんとお知り合いになり、つまりまだ3回くらいしか会っていないのに、あろうことかトントン拍子に話が決まり、カフェを閉店される谷山さんの再生の一歩がそこの保育士として働くことに決まったというのだ。
 保育園を訪ねた谷山さんが見たものは、玄関のトトロの絵だった。
 9年間ここでトトロ展をさせて下さった恩返しがそんな形で実っていたとは。。
 三人は、「こんなこともあるんですねぇ。」と何か見えない絵のチカラに感動してしまっていた。「魔法の絵みたいな話ですね、」
 
 最後の日にお土産を持って来て下さった方や、本にサインを頼んで下さった方。
 来られないからと、プレゼントを預けていて下さった方など、たくさんの方にあたたかいものをいただいた。
 ありがとう米子の皆さん。ありがとうパナデリーア。
 またどこかでお会い出来ますよ。。。。きっと。
 
 だっていつもとってもミラクルだから。
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 11月1日は水曜クラス。
 気持ちを切り替えていつものアトリエ。
 ソロンゴちゃんとミサキちゃんは、一緒に図鑑を見ている
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 そろそろ病院へ贈るカードも増えて、3年目ともなると子ども達は目的を理解して一生懸命に創っている。
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 ショウコちやんのカードもアートだ。
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 「先生 これ患者さんよろこぶね。」ユミ画伯はいつも前向き。
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2日夜の木曜クラス。
サローラの「オーケストラ」をのぞき込むのり子さん。
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 シュウヘイ画伯の「いさり火」。
 彼には米子でのミラクルを全部話した。
 「・・・・・・・・・・・・・・。」絶句。
 この夜旅に出たマサヒロ記者は欠席なのでwithBは一人、そのみやげ話を受け止めて見事な夜の海を描いていたというわけ。
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 カイキ画伯とショウマ画伯。明日は中学の文化祭とのこと。
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 11月3日。快晴。空が広い。
 たくさんの野外行事や文化祭。スポーツの大会。晴れて良かった。
 明日の土曜日のアトリエもいいお天気らしい。
 不思議なことは、案外いつもまわりにあって一生懸命に動いていたり感謝したりしていると、たまにとんでもないミラクルに助けられているのかもしれない。
 魔法のような絵がつなげてくれた たくさんの不思議な感動に助けられて 忙しかった一週間も元気に過ごせたことが何よりもありがたいと感謝した。
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