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2017年8月

2017年8月20日 (日)

祭りの後

 それっ シャンしゃんシャン♪

 鳥取市の夏の風物詩「しゃんしゃん祭り」

 14日の一斉傘踊りは、雨の中からスタートした。
 市長挨拶で「雨乞い踊りの祈りが通じて雨になり云々・。」は想定通り。。。。
 アトリエ群団を撮影しにBOSSは今年も怪しいカメラマンスタイルで出かけた。
 毎年記録を更新している踊り手の数。
 若い人のはじける美しさに、傘が廻り、鈴の音も鳴り響く。
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 発見!
   月曜クラスのナナミちゃん。初参加。
 顔をシャンと上げて懸命に傘を廻す。
 雨は小降りからやがて曇りと変わった。
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 またまた発見!
    少年剣士のような水曜クラスのユミちゃん。
 キリリと力強い傘さばき。。。
 この二人の居た「城北連」は、そのシャキッとしたピュアな懸命さで今年の賞をいただいたそうな。
 「リポビタンなんとか賞」なんかいろんな賞があるらしく、たくさんの協賛スポンサーさんからの元気の出そうな名前の賞だった。
 よくやった。おめでとう。
 他にも何人か「出ますっ。」と言っていたのだけれど、何しろ誰がどこやら多勢の踊り手でそれぞれの揃いの衣装の中から、この二人を見つけただけでも奇跡だ。
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 15日は、しばらく滞在された仏様達をお見送り。
 トトロの家の近くの「六地蔵さま」は天然の岩陰の祠で、はるか昔から子ども達を守っていらっしゃる。
 地域内あちこちに点在されるお地蔵さまのよだれかけは、長年近所のお婆さんが手縫いでアップリケなども施してこさえ続けてくださっていたが、昨年98歳の大往生を遂げられ今年は初盆だった。
 お嫁さんが遺志を引き継がれ、新しいよだれかけがこさえてあった。
 
なんとアトリエの小学生スタッフユイちゃんは、その大往生されたお婆さんのひ孫にあたるということが判明。
 お地蔵様がご縁を繋げて下さったに違いなく、不思議であたたかなミラクルだった。
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 家族で仏様のお供え物を蓮の葉に乗せて、川に送り燃えるものは送り火にしてみんなで「来年もおいで下さい。」と手をあわせた。
 
 その夜は花火大会。
 盆の間降り続いていた雨がようやく上がり、会場の河原にはこんなに人がいたっけ?と思うほどの市民と里帰り中の皆さんが花火の夜空を見上げて酔いしれる。
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1708195 今年は子ども達が応募した「因幡のしろうさぎ」なんていう変わり花火も盛り沢山で、「なかなか良かった。」とBOSS。
 
 傘踊りの会場でバッタリBOSSを見つけたアトリエの生徒のお母さんが「トトロ先生は?」と尋ねたらしいけれど、トトロはもう体力的に人混みを長時間歩くことはNGなのだ。皆さんがアトリエの姿を見て健常な身体だと思われることは有り難いけれども。
 花火もアトリエ裏の公園から座って観ていた。
 それでも写真を撮って来てもらって、満足しながら感謝した。
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 16日の水曜日には、盆の帰省中の陸君がアトリエにやって来た。
 彼の最愛のお祖母さんの初盆があったので、いつもより少し長い帰省だったけれど「明日の夜行バスで帰ります。」と。 
 「誰か呼ぼうか?」と連絡したけど、なかなかみんな行方不明で近所のサローラだけが駆けつけてくれた。
 「何でもつくるよ。」とトトロメニューを言うと、「盆のごちそう食べて来たからトトロサンドが食べたいです。」とリクエスト。
 サローラに教えつつ、トトロ特製「元気の出るサンドイッチ」をつくった。
 ハムとチーズとキュウリとトマト。。そして手製のマヨネーズ入り。
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 今4回生の彼は、あと一年「特別支援教育」の専門を学んで専門の資格を取ってから社会に出るとのこと。アトリエでのソラ君との日々が彼の人生を動かした。
 「特別って言えば、それぞれみんな色々と特別なんだけどね。」とトトロ。
 それから、ついにガマン出来ずみんなで絵を描いた。
 「アトリエに来ると、自然に描けますねぇ。」と陸君。
 
 なんだか3人とも傑作が完成していた。
 「味噌蔵と同じで、絵が描ける菌がひしめいてるんだよ。。きっと。」と言うと
 「先生、ここずっとこのままで居て下さいね。」と、マジ顔の彼。
 「わかりました。またおいで下さい。いつでもアトリエだからね。」と約束。
 
 楽しい4時間がたちまち過ぎて、解散のときサローラの方が泣くので驚くと「陸先輩のキモチが伝わって来てしまって・・。」と。
 感性の高い弟子達ばかりだ。元気でいなくちゃトトロがすたる。
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 そして19日の土曜クラス。盆明け再開のアトリエ。
 みんな早めにやって来て、思い思いの満足アート。またいつものアトリエ。
 
 りょうなちゃんの妹ちゃんが「おねいちゃんが入賞しました。」と言うから聞いてみれば、県東部小学生造型コンクールで賞をいただき、次の水曜まで県民会館のロビーに展示中とのこと。おめでとう。
 本人じゃなくて妹がトトロに報告って。。。いいね。
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 高校生画伯コンピ。いつもの空気。見事な作品になって来ている。
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 後半クラスのときは、このコンビ。
 静かなるアーティスト魂を燃やす二人。チャーリーさんとS君。
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 工作完成のS君と、花火完成のエミちゃん。
 みんなの満足スマイル。宿題が残っていることも忘れそうなアトリエ。^^:
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 コンクールも無事終わり、受験生の日々をアトリエスタッフでまぎらわせつつ
きちんと業務をこなすサローラ。
 
 「少しだけ風が涼しいね。また楽しくやっていこうね。」
 「はい。みんなうれしそうでしたね。」
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 あんなに暑過ぎた夏も、名残り惜しそうにだんだんに秋。
 みんなが元気でまた会えることが本当にありがたいと思えた晩夏のアトリエ。

2017年8月13日 (日)

お盆のアトリエ

 台風が迫って来た8月7日、月曜クラスのアトリエは夕方5時からで、トトロは天気図と窓の外を気にしつつアトリエを休みにするべきか。。。やっちゃうべきか本当に迷っていた。

 この日はお母さんのご実家の広島に行っているカノちゃんがお休みで、あとのみんなとナナミちゃんのお姉ちゃんのアヤカちゃんが代替えで来ることになっていた。この前入ったばかりのココナちゃんも楽しみにしているだろうし・・・でも風雨が激しくなったら人命第一でお休みにするつもりだった。
 ところが、みんなが来る時間のあたりに、ピタリと風が止んだ。
 雨もいきなり小降りになった。
 「こんにちは~~~~~~♪」
 この前のときに旅行でお休みしていたカノンちゃん、ココナちゃんが傘をたたみながらニコニコと飛び込んで来た。
 いつもは歩いて来るマオちゃんも、すぐ近くに住むナナミちゃん姉妹もお母さん達が車で送って下さった。
 「ココナちゃんがアトリエあるかなぁ。。と心配して電話をしてきたんだよ。」とマオちゃん。
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 さっそく続きの海底を創りあげて満足そうなカノンちゃん。
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 ココナちゃんはオヤツの時「カニパン」をザリガニに替えて楽しそうだし。。
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 その向かい側で、台風の気圧の変化の影響でいつもの調子が出にくかったマオちゃんもゆっくりくつろいでいたし。。。
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 みんなの作品は夏休みの宿題に出したいらしく、アドバイスし合いっこしながら一生懸命に取り組んでいる。
 最後まであきらめないココナちゃん。
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 ちゃんと5人のアトリエフレンドを特徴をつかんで描いて、あと一息で時間切れになったナナミちゃんは「家で仕上げます。」と大きなビニール袋に入れて大切そうにお持ち帰り。
 
 みんなが帰る頃には予報通り突風大雨になっていて、ご家族がお迎えに来て下さって車に乗るまでにも傘をひっくりかえされながらキャーキャーと帰って行った。
 
 「せんせい アトリエに来れてよかったよ。」「楽しかったね」「うん」
 台風は夜半まで荒れていて、ゆっくりと東の方へと去って行った。
 みんなは平常心で絵を描いた。ちょっぴりはしゃぎながらね。
 2017年の夏の思い出。アトリエに台風が来た日のこと。
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 10日木曜夜クラス。残暑厳しい一日だった。
 絵を描いていたカイキ君が「あ、セミ。」と天井を指した。
 「はーい、みなさん。今夜のゲストはセミ君です。」とトトロ先生。
 地中で7年、地上で数日の一生のうちの一晩をアトリエに来てくれたかと歓迎した。
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 ロマンあふれる絵を描く二人の中学生。カイキ君はゴムで前髪をしばっていたのよね。。。。
 
 サローラは家族旅行で珍しくお休み。この前の吹奏楽コンクールは金賞だったとのこと。本人は居ないけどみんなで拍手をした。
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 みんなの時間が終了する頃、新聞社の盆前体制で残業のマサヒロ記者が滑り込んでトトロディナーを召し上がった。。
 
 のり子さんとカナちゃんも居たんだけれど、夜10時前の年代バラバライケメン勢揃いを記念にパチり。
 ムッチー先生の勤務する中学にショウマ君が通う面白さ。
 「ここではクラスメイトですからね。」とトトロ。
 
 マサヒロ君とシュウヘイ君は25歳になって、トトロ先生と子ども向けではない人生の話もできるから楽しい。本音本心をお互いに語り合ううちに色々な糸口が見えて来るから何かが解決したりしてありがたい。
 中学生たちはその会話を聴きながら育っている。
 「外側についた知識や背伸びした考えじゃなくて、自分の中心にある考えや発見や感動や疑問を話し合うのは、年齢経験あまり関係なくてね。小さい子は見栄やはったりや卑下や余計なものがないから、内側をちゃんと育てるとブレない人間になると思うんだよ。」とトトロ。
 「だから、先生との関係がずーーーーっと変わらないんですね。」と青年たち。
 トトロは誰とでも、本音で正直に優しく語り合おうと思うからいつもどこでも大体おんなじトトロなのだ。
 
 人によって態度を変えたりはしなくて、基本子ども達にでも敬語のやりとりが多い。言霊は大切だと伝えている。
 絵も描くけれど、アトリエの会話も味わい深いものがある。
 ひとつの場面。一言の会話で、人は元気づけられるものだから。
 他人を自然に元気づける言葉のストックを増やしてね・・と伝えている。
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 12日の土曜日はアトリエの盆休み。替わりの日は7月最後の土曜日にやった。
 アトリエ近くの千代川(せんだいがわ)に、15日の花火大会の準備が進められていた。
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 駅前のアーケードには、13日から3日間繰り広げられる「しゃんしゃん祭り」の大傘が出番を待つ。
 アトリエキッズたちの中にも、「傘踊りに出ますっ!!」と張り切って報告する子が何人も居た。毎晩グループ連ごとに汗だくで練習しているらしい。
 傘踊りの盆が終われば鳥取は秋。
 日照りの猛暑をみんなで乗り越え、夏休みもあと少し。
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 トトロは10月のいつもの「ちいさな童画展in米子」の作品を描き始めている。
 
 夜、福岡の陸君から「12日に帰ります。お会いしたいです。」のメールが来た。
 さて、アトリエに花でも生けておこうかな。
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 皆様、良いお盆をお過し下さい。

2017年8月 6日 (日)

月は東に

 まだまだ 暑中お見舞いシーズンが続いている。

 残暑もジリジリ気配の 熱帯ジャングルの鳥取。

 8月2日の水曜クラスは、それでも元気に全員集合。
 色画用紙にダイナミックな花火を打ち上げるミサキちゃん。ドドーーーン★
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 時々ソロンゴちゃんのフォローをしてくれながら、自分のこともサクサクこなす。なんだか成長を感じる夏休みの子ども達。
 だぁれも「暑い」なんて口に出さないところは見習いたいもんです。
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 窓越しに合図をするので出てみると、一輪車とボードに乗ってナナミちゃんとアヤカちゃん姉妹が通りすがりの「せんせいこんにちは~~~~~。」
 寄るところがあるっていいね。見せたい人が居るっていいね。^^
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 ヒメちゃんは、「うさぎの村」を夏休みの宿題作品にするらしい。
 のどかないい絵です。
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 上の前歯2本がめでたく抜けたソロンゴちゃんは 大きな月の中にウサギの家族が住んでいると信じている。
 「だって影がみえました。」
 「そうよ。餅つきをしているのよね。」とトトロ先生。
 信じていることは全部本当なのだから。
 周りの先輩達もニコニコとうなずいてくれているし。
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 この日はウサギの多いこと。ユミ画伯のデザインもニンジンだらけの元気なアート。「ビタミンいっぱいですっ。」
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 5日の土曜日はさらに気温が上がり、アトリエタイムには36度を記録した。
 夏の花はBOSSが家の畑からいただいて来たお盆用の元気なヒマワリやダリア。
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 健やかなグラジオラスのすき間から、絵本のように素敵な描きかけはアヤカ画伯。前回の自分のクラスは納涼祭でお休みしたので代替えにやって来た。
 スゴイことに夏休みの宿題の殆どを終えたとか。
 コツコツと絵を描くのと同様、何でも真摯に取り組む子だ。
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 前半クラスが終わる頃、気温がどんどん上昇していてクーラーもあまり効かず、みんなで梅干しと麦茶を補給して熱中症に備えていたら、この日にアトリエ校区の小学校で行われていた納涼祭方面に向かうピーポーの救急車が通って行った。
 「誰かが倒れてなきゃいいね。。」と心配しながら撮った一枚。
 「とにかく元気でいましょうね。」「はーい。先生もだよっ。」「わかった。」
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 後半クラスの一番に張り切ってやって来た「テンテン君」こと中朴君。
 お父さんも単身赴任先からいらしていて、ご両親お揃いでお目見え。
 いつも感じることは、中国もモンゴルも日本に住まわれていらっしゃる方々の子育ての哲学に、一本芯が通っていて、何よりご両親の連携と協力体制がしっかりしているということだ。
 幼いうちにしっかりと躾をされ、自己責任と自立の芽を育まれる。
 その点は、いつまでも干渉や指図をしがちな日本の親ごさんたちが見習うべきところだと感じている。
 さっそく目的を持って描き進めるテンテン画伯。
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 高校の演劇部の仲間と海に行っていたユキノちゃんは、自転車で汗みずくで駆けつけた。演劇のコンクールの予選を突破したとか。
 おめでとう。
 前半のスタッフ~~を一人でこなしたユイちゃんは、絵を描いてから「サザエさん」の第一巻に夢中。
 アトリエの本棚にはたくさんお宝の本がある。
 みんなは発見して、借りて行く。本はジャンル問わず老子からサザエさんまで幅広くトトロ先生のコレクションの一部だ。
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 ↑ライア画伯は段ボールアート、お試し中。
 ↓ヒロト画伯はいつものように丁寧で楽しい動物の世界とカッパの物語を。
 「トトロ先生の故郷の岩手には河童が住んでる淵があるのよ。」
 「へぇーーーっ。ボクもホントの河童に会いたいな。」
 そんなことを会話しながら描き上げた作品。
 彼の想像力はピカイチだ。
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 所属する吹奏楽部のコンクールを翌日に控えていても、たんねんに水やりをしてくれたサローラは中学最後のコンクールに向かう。
 「三年生としての決意は?」と聞くと
 「後輩達を安心させるよう、声をかけて挑みます。」との返事。
 「そうね。ゆっくり深呼吸して、手を握ってあげるのよ。」「はい。」
 「自分がパニクっちゃわないように、トトロ トトロと唱えなさいよ。」
 「えへへ。いつもそうしてます。^^」
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 そんな会話をしていると、小さいカエル君がピョコっとお出まししてくれたので
 「ほら、サローラがんばれーって、出て来たんだよ。」とトトロ。
 「先生 ありがとうございます。ガンバって来ます。」
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 月は東に
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 夕日は西に・・・それぞれの青春を包みながら燃えたぎっていた一日が暮れようとしていた。
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 アトリエにみんなが来なかったら、トトロはとっくに目をまわしていたと思える湿度と高温の日々。
 子ども達の方は「どこにも行かない夏やすみだけど、アトリエに来るからいいんだよ。」なんて言う子もいたりするし、お互いに内側の方で支え合っているような厳しい夏だ。
 
 合い言葉は「元気でまた会いましょう。」
 弱音を吐かない子ども達にトトロは伝える。
 「病気やケガをしなければ100点だからね。お水を飲んで梅干しかじってお昼寝しなさいよ。」
 
 「わかった。また来まーす。」
 
 一回ごとに、いつまでも手を振る小さな別れ。
 
 みんなが秋色の絵を描く日が待ち遠しい残暑のアトリエ。
 

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