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2017年6月

2017年6月25日 (日)

みんなの願い

 豪華なトワイライト・エクスプレス「瑞風」(みずかぜ)という銀河鉄道のような夢の列車が中国地方を巡り、何泊かのホテルのような車中泊やらご当地ごとのグルメや観光を組み込んだコースを走り始めたというニュースが鳥取を駆け抜けた。

 鳥取駅やジオパークに認定されている山陰海岸沿いの小さな無人駅にも停車するために、駅が建て直されていたのを新聞で知り18日の日曜日に行ってみた。
 その日はいつもの普通列車がのどかに通過。
 以前のレトロな感じの駅舎はすっかり無くなっていて、トトロが一番心配していた駅のお手洗いも最新のものに変わっていた。だって、つい2年前に立ち寄ったときは二世代前の和式で、足の悪いトトロには無理だったのだ。^^:
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 待合室はメタル製。ここだけは木製がよかったかも。冬はお尻が冷たそうよ。
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  何故ここの駅に豪華列車が停まるかというと・・・。
  降りてレトロな番屋などを観つつ1分ほど歩くと・・。
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 ジャーーーーーン。。。。↓この海岸に到着します。
 山陰海岸ジオパーク。岩美町の東浜海岸に沈む夕日スポット。本当に綺麗。
 (BOSS撮影)
 トトロたちの行った前日に、全国の優雅なお客様を乗せた瑞風号が初めてここに停車して地元の熱烈歓迎を受け、乗客の皆さんは素敵な夕日色に染まりながら近隣のオシャレなレストランで海の幸のフランス料理を満喫されとか。
 近隣の漁業の町の人々は手に手に歓迎の小旗を振り、歌や踊りも披露して、この日の為に家の庭を美しくしたり道を清めたりと、素朴な盛り上がりを見せていた。
 「地域振興」の振という文字は心から手を振る「振」だな・・と感じて、新聞のトップコラムに瑞風号来県のあれこれについて健筆をふるっておられた米子のSデスクに「行ってみましたよ」と便りを出した。
 
みなさんも是非 ようこそようこそ。・。・。・山陰海岸へ。
 「瑞風」をググってご覧下さいね。鉄道マニア必見です。
 
 アトリエからここの海岸までは車で20分ほどかな。
 トトロはたまに疲れたときに海を見に行きます。とても癒されます。
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 さてアトリエのこと。
 カラ梅雨の中、21日の水曜日にようやく少しだけ雨が降ったけれど降水量はまだまだ足りず、それでもみんなは久しぶりに傘をさして走って来た。
 傘をさしても走ると濡れるのよね。 みんなの頭は濡れていたし。( ´艸`)プププ
 あの「パステルアート」の極意をこちらのクラスでもちょいと教えて、それぞれ自由にとりかかった。
 ユミちゃんが自主的にソロンゴちゃんを手助けしてくれていて感謝。
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 ミサキちゃんもパステルを粉にしてワクワクと取りかかる。
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 ヒメちゃんは絵の具も使い、パステルも使い、オマケに残った粉の色で粘土にも着色。みんな真剣に夢中。そして満足そう。

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 ショウコ画伯は自作の水彩画にパステルも乗せて、より色彩を深くしている。それぞれいろんなことがひらめくものだ。アートは発明とひらめき。
 ようやく全員元気で揃った水曜クラス。一人ずつ病気をしていたからこの日はみんなの全快祝いでカンパイ。
 
 元気ってありがたいね。「アトリエに来れてよかった。。」みんなの声。
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 アトリエ全体の中でも最年少、6歳のソロンゴ画伯作「バラ」
 パステルの粉を自分で切った型に一生懸命こすりつけて完成の満足スマイル。拍手☆ よくがんばりました。
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 翌22日木曜夜クラス。
 オフィスのスペースに特設したアトリエ食堂で、腹ぺこのマサヒロ記者とシュウヘイ先生がセルフサービスでパクパクと。トトロ先生の新作ミニ童画を眺めつつ。
 この日のメニューはサプライズだった。
 前日にアトリエの近所のおじさんが、いきなりハマチを二匹持って来られて
「今日釣った知り合いからもらったんだけども、食べきれんからもらってくれんかなーーー?」と。 
 スタッフにさばいてもらったのを、血抜きしてから唐揚げにして新鮮な野菜とマリネにして大量にふるまったのだ。
 「かくかくしかじかのハマチよ。ハウマッチ?」なんて言いながら。。(*^m^)
 「美味いですっ。。」と二人の大皿はたちまち空っぽ。よかった。
 持つべきは新米社会人のハングリー生徒たち。
 「トトロ先生。。ごちそうさまでしたーーーー。」「なんのなんの、たくさん召し上がってくれてありがとね。」
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 俄然エネルギー満タン。。制作にとりかかる。
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 こちら中学生コンビ。時々勉強に関する事など先輩たちに聞いたりしているようだ。
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 さらにこの日のサプライズはハマチだけじゃなくて、新聞社が月二回の「うさ耳」というフリーペーバー的なものを出していて、その編集を担当修行中のマサヒロ記者が隊長として読者のお悩みに突撃体当たりで解決していく新企画が始まっていたのだ。
 もちろん彼がアトリエに来る前にみんなで回し読み。
 こうしてこの夜のアトリエもアハハ満載で楽しく盛り上がるのだった。
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 24日土曜日。
 蒸し暑くて少しずつ降ったりしているこのところの天候は、少し身体に負担が大きくて疲れやすいけれど、みんなあちこち遠方からもよくやって来ると感心し、姿勢を正すトトロ。
 バスケの試合で欠席だった日の代わりに来たセラ君は、どんどん世界を書き込み中。トトロは面白がっていろんな画材を手渡して見る。
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 完成したユシンちゃん。いい絵です。自分の好きなスイーツ満載。
 入り口に見えているのは帰り際のアイ子ちゃん。
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 実は前半クラスの始まる2時に、アトリエOGのヒロ子先輩がやって来てトトロ先生に相談したいことがあると。
 彼女は18年前に幼稚園生のときにアトリエに来た子。
 耳が少し不自由で、その為に何かと周りの子との関係性に不具合があったりでお母さんがお困りの末アトリエに連れて来たのだった。
 何年もアトリエに通ううちに、同じクラスのダウン症の女の子やいろいろな障害を持つ子たちの世話役みたいなことをしてくれるようになり、トトロはいつの間にか「ヒロ子ちゃん頼むね。」と信頼して任せるようになった。中学に入る頃までアトリエに居て部活の為卒業。惜しまれて去った子だった。
 耳も片方は大丈夫なので、その後普通の高校へ進みフェンシングで県代表になるなど活躍し福祉関係の大学へ進んだと聞いていた。
 今年10年振りにトトロと再会。春に大学を卒業して就活をはじめたときアトリエに挨拶に来てくれた。
 今は自分の夢の通りに 障害のある方達の施設に勤め出してその方達にアートの楽しみを指導していて、7月に発表会があるのだとか。
 指導の仕方が難しいとのことで、トトロのやり方からヒントを見つける為にやって来たのだが2時間すると
 「先生 わかりました。」と晴れ晴れしていたので「何が?」と聞くと
「指導しようと思っていた自分がまちがいでした。」とのこと。
 
 「それがわかれば大丈夫ね。」とトトロ。
 
 「アートする人がハッピーならば伝わる作品が生まれるから、側で感動しながら見守るだけでいいんだよ。仕上げるのが目的じゃなくて過程を楽しむのがアートだからね。。。」
 「はい。自分がここで昔どうして楽しかったか、今わかりました。先生から何も強制されなかったことがどんなに自由だったかって。」
 ヒロ子ちゃんは昨年神戸で耳の手術をして、随分聴こえるようになっていた。
 スタッフユイちゃんと七夕の飾りを創り、みんなのコップとお皿を洗ってから帰って行った。
「先生 また来ます。まだおっとっとがオヤツに出てるんですね^^」「そだよ」
 がんばれ がんばれ。
 夢を叶えて進む先輩たちを後輩のみんなはあこがれて見ている。
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 後半クラスもいっぱい笑って、なんだかとってもいつものアトリエ。
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 窓辺のアートを少し増やして、トトロポスターも色あせて来たから取りかえた。
 道行く人やワンコがのぞくアトリエの窓。
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 今年もみんなの願い事には、相変わらずお互いの元気がしたためられている。
 「せんせい 去年書いたうちの願い叶いましたよ。」
 「なんて書いたの?」
 
 「みんなが元気でアトリエがつづきますように。。。って」
17062419 また七夕の季節がやって来る。

2017年6月18日 (日)

カラフルな6月

 雨がなかなか降らない梅雨の日々。おかしな天候が続いている。

 それでも紫陽花はいよいよ新しい花をカラフルに咲かせて、アトリエの中にも色とりどりの6月を演出してくれている。
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 6月12日の月曜クラスでは、トトロ先生が「パステルアート」の扉を開いた。
 いつも使っているパステルやチョークを自由にアレンジして、形を切り抜きそれを組み合わせてこすりつけながら、アートして行く方法を説明すると、みんなはひらめきのままにワクワクしながら取りかかり始めた。
 「いい?大事なのはひらめきと工夫よ。失敗を恐れずたくさんやってみましょう。」「はーーーーい。」
 マオちゃんも初めての丸カッターで形を切り抜く。
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 こちらナナミちゃん。みんなちがってみんないい。
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 チカラを使って緊張しながらの初めてのカッター作業は、思いのほか疲れたらしいので休憩に外に出ると、大きなコリー君が散歩にやって来た。
 このあたりは犬を飼う方が多くて、皆さんアトリエの窓をチラとのぞきながらお散歩をされている夕方時間。
 4人の仲間は飼い主さんに挨拶してから、コリー君と遊ばせてもらった。
「いつか描こうね。」「うん。」「モフモフだね。」「おりこうだね。」
 (コリー君)「えっ!! モデルをさせてもらえるの? うれしいワン。。ワンダフル♪」
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 みんなそれぞれ出来上がって帰るとき、マオ画伯の絵本画のような初パステルアートをパチり。 いいよ いいよ。物語があって。
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 火曜から金曜までは、仕事のイラスト作品を多数仕上げたり、定期通院日の病院へ行ったりしつつも、寒かったり暑かったり、結構今の気候に疲れたりしていた。
 17日の土曜日のみんなの顔を見てホッとするトトロ。
 みんなもトトロの顔を見て一息ついている。
 コーセー君の「11ぴきのねこ」コーセーオリジナル作品完成。
 ハッとする元気な色使いだ。
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 相変わらずよくお手伝いをしてくれていたユイスタッフとりょうなちゃんが持つのは、この時間に届いた神戸のラクヨさんからの郵パックに入っていた「夕張メロン」のキャラメルとチョコレート。
 北海道旅行されていたらしく「みんなの数がなくてゴメンね」とメッセージ入り。
 土曜日クラスの全員が一粒ずついただいて、メロンの味がとても美味しかった。
 「ラクヨさんありがとう!!」
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 この日からこちらのクラスに移行したヤチルちゃん。
 チャーリーさんの向かいの、元シュンアキ君の居た席で丁寧に描いた。
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 エミちゃんはトトロ先生に相談事があって長い事話し、「あー心が晴れました。」って。話すところあってよかったね。
 イーゼルにある描きかけの絵は個展中の最後のご注文作品だ。
 「木漏れ日」を入れて下さいとのこと。只今制作途中です。
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 こちらも全員でカラフルなパステルアートにチャレンジ中。
 「先生 こうすればクリスマスカードがたくさん出来ますね。」
 みんなはもう病院へ贈るカードのことを考えていた。
 
 ユイちゃんスタッフはみんなの書く七夕の短冊をつくってくれているし。。。
 毎年続けているいろいろなアトリエ歳時記を、みんな心に留めてくれているらしいことに、胸があたたかくなるトトロだった。大切にしたい季節のこと。
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 こちら黙々とアート中のチャーリーさん。
 寡黙ながらゆったり楽しんでくれているらしいので、そっとしておくことにした。^^:
 何もしない「おもてなし」というものもある。
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 みんなが楽しんでワイワイと帰ったあとに、ラクヨさんが入れてくれていたラベンダーの香りのハンカチを、スタッフ二人に手渡した。
 よく働いてくれるので、こんないいこともあるのです。
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 暮れかかるアトリエの空。
 雲を見上げるサローラ。
 先週の吹奏楽の合同コンサートのとき、自分の中学があまり上手く行かなかったようで、それをトトロに報告しながら涙をこぼした彼女にトトロは言った。
 「そりゃよかったんじゃないの? 何故失敗したか仲間と一緒に語り合うところから次の成功が生まれるんだよ。」
 「はいっ。そうします。」
 カラ梅雨なのに、みんなは時々心の内を話しながらきれいな涙の雨を降らせる。
 それぞれの青春。明日からもまだまだ晴れそうな雲のかたちだった。
 
  7月からまた一人、男の子が仲間入りすることになった。
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2017年6月11日 (日)

どんぐりと梅雨入り

 6月5日の月曜日の夕方のこと、アトリエの教室の日でもないのに窓の外からワイワイ子ども達の声がする。

 やがてそれは呼び声にかわり「トトロせんせーい。。。。」と呼んでいる。
 「トトロせんせいってだぁれ?」「おえかきのせんせーだよっ。」「へーー」
 「アトリエってなに?」「えをかくとこだよっ。」
 どうやらソロンゴちゃんあたりが一年生の仲間達とアトリエ前で話をしているらしかった。しかもちょっと自慢そうなトーンで。
 トトロは仕事中だったし、顔でも出してしまおうものなら知らない子だろうが誰にでもすぐに声をかけて、オヤツくらい配りそうな危険が濃厚なのでブラインドを半分上げていた窓の中で身をひそめてたくさんの声たちが立ち去るのを待っていた。
 声がしなくなったので外に出てみると・・・そ そこには たくさんの木の実がズラーーーーッと並べて置いてあるではないか。
 ↓これは その一部。 神社でトトロへのお土産をゲットしてきたらしい。笑
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 7日の水曜クラスのときにソロンゴちゃんに聞くと、初めは首をかしげて「知らない。。」と言っていたけれど「悪い事じゃないし怒ったりしないからホントのことが言えるよね。」と言うと モジモジしながら話し始めた。
 「わたしがおともだちにアトリエをみせたくて やりました。」と。
 「ここはお仕事してるところだから、いつもは遊べないんだよ。でも木の実のおみやげは楽しかったよ。ありがとうね。」と言うと「はいっ。」とニッコリ。
 それから、トトロ先生が拾っておいたその時の木の実にトトロを描いてアートをした。絵もカラフルなミミズクがたくさん描けて完成。。。
 ちょっとクラスメイトに自慢したかったんだね。
 トトロとソロンゴのやりとりをみんなは(うん・・わかる。)とうなづいて笑いながら聞いていた。
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 回復したヒメちゃん。復活!
 ずーっと創りたかった粘土のピザとかき氷を見事に創った。おみごと。
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 ユミちゃんの紫陽花も
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 ショウコちゃんの畑へ行く道の絵の途中も みんなステキだった。
 
 合宿疲れでお休みしたミサキちゃんの元気を祈りつつ みんなのアトリエの雨の日が暮れて行った。この日鳥取地方 梅雨入り宣言となった。
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 翌木曜日の夕方は 夕焼けがアートしていて空は一面の紫陽花色。
 きれいな空に感動した。
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 その日の夜のアトリエクラス。
 トトロ特製チキンカツカレーをシュウヘイ君とマサヒロ君が召し上がり、いつものように夜とは思えない明るい雰囲気で皆さんが絵を描いて、のりこさんからの差し入れで、お手製のチマキの中身だけのあんこ玉もいただいて・・・・美味しいコーヒーも本格的にいれて、とてもくつろいだ雰囲気は昭和のカフェのようだった。
 
 何より展覧会後からご多忙でずーっと欠席だったムッチーさんこと六井さんがいらしたので記念の一枚。
 彼はシュウヘイ君が帰って来たのを知りビックリして、さらに同じ社会科の教師になったと知りまた驚いていたから、「ダイジョブよ、アトリエではみんなトトロの生徒だからね。」とトトロ。
 
 人間の真ん中のところ同士でおつきあいしているから、外側の事情は変化しても魂のつながりは何年経ってもおんなじだ。
 みんな一緒。年齢も学校も職業も関係ないのです。
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 10日の土曜日クラスは、前半のみんなが帰る頃に雨が降り出したからアトリエ常備のレインコートを配布。急いで帰るスズナちゃんは翌日の日曜に市内の吹奏楽部の合同コンサートがある。みんなガンバレ!!
 アトリエは吹奏楽部の子が今も昔も多いのよね。
 
 何をかくそう、トトロもBOSSも吹奏楽部でした。
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 後半クラスの面々。
 ユイ画伯。今日は生徒として。楽しそうに。。。
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 イラストレーターモモコ画伯。プロ仕様のマイ筆記用具持参でサラサラと。
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 ブタ君の世界を豊かに描き上げたヒロト画伯。
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 ミカ画伯はクルミインクで空想の街を途中まで描いて、あとは自宅で描いて来ると言うのでくまたろうさんのクルミインクを入れ物に分けて渡した。
 ミカちゃんからはこの日進みたい大学が見つかったと報告があり、芸術系のそこで学んだらアトリエに帰って来ますとみんなの前で語ってくれた。
 今、高校一年だから・・っと あと6年か。。。フム、がんばろうかな。。。
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 サローラも吹奏楽部だから、翌日の市内の合同コンサートに出演のはずなのに、みんなの帰ったアトリエに掃除機をていねいにかけてくれた。
 「先生 みんないい子ですね。」「そうよ、あなたもね。」
 お互いの悩みも夢も全部話して、みんな自分のことのように憤ったり、喜んだりしていたこの日のアトリエ。何でも分け合えば少し落ち着くから。
  オヤツも悩みも心配も喜びも、みんなして分けていこうね。大丈夫。
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 紫陽花の色が少しピンクに変わって、雨模様の一週間が終わった。
 季節は本格的な梅雨の候に入った。
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2017年6月 4日 (日)

紫陽花の日々

 個展の時にご注文いただいた順番に、毎日オリジナルの絵を描いている。  「黒猫と男の子と女の子の孫ちゃんたち」の絵が完成して、このほどお引き渡しが出来た。 

 ある日突然ひらめいて描き上げた絵本のようなアングルのメルヘンタッチの絵をとても喜んで下さって、ホッとした。

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 五月のアトリエラストは29日の月曜クラス。
 みんな前回に言ったことを守って、それぞれのお家からしっかり空き瓶を持って来ていたことに感心。お母さん達の心意気に感謝した。
 学校の学童からまっすぐ来るマオちゃんが持って来れなかったので、みんなで「あげるよ。使って。。」と余分に持って来ていた優しさにも感心。
 アクリル絵の具にもすっかり慣れて、みんなは真剣に楽しんでいる。
 
 カノちゃんの好きなブルー。。
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 カノンちゃんは、オシャレなヨーグルトの瓶にデザイン中。
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 この日はBOSSが家の近くの紫陽花を持って来てくれて今年の初紫陽花記念日となった。きれいなブルーで梅雨の季節もすぐそこに感じられた。。。
 マオちゃん動物の写真集に夢中。
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 ひとしきり瓶アートを楽しんだみんなは、これまた今年初のシャボン玉記念日。
 4人のファッションがパステルカラーでさわやか。
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 20年間、昼の長いこの季節は外でシャボン玉と戯れて来たアトリエの歳時記。
 かつてのアトリエっ子たちが、何人、何十人。。。こうしてうっとりと風とシャボンで夢心地になってきたことか。。
 今頃、自分の子ども達にシャボン玉を吹かせてアトリエ時代を思い出している先輩も居るのかな?
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 月末は早朝からBOSSが家の田植えに出動。たくさん田んぼがあるのよね。
 田園地帯のBOSSン家(トトロも同居)は、市内の郊外に昔からつながる農村地帯なのだ。高齢の両親も健在だ。
 ステージのミュージシャン姿とは一味違うファッションで数日かけて今年の田植えも完了した。
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 一方、筆より重いものの持てないトトロはとっくに田んぼ仕事などはリタイアしていて、自分の唯一出来る仕事に専念中。それを家族は認めてくれていることが何よりありがたい。だから出来る事でがんばる。
 ご注文の絵のうちで一番難関のリクエストをいただき四苦八苦していた「野球少年」の作品がついに完成した。
 ユニフォームやマークのご指定もあり、画面の中にボールとバットを描き入れて欲しいとのこと。。
 それをどうやって童画に仕上げるか、苦労してついにひらめいて、ボールの太陽にバットに乗ったこびとが飛んだ。
 グローブのひとつはバナナ。いゃ~~~~浮かんでしまって描きました。^^:
  こちらは宅配なので、さて今頃開けてびっくりされているかも。ドキドキ。
 
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 6月3日の土曜日クラスは、さらに紫陽花が増えてアトリエの紫陽花祭りみたい。
 「100万回生きたねこ」の絵本をモチーフに紫陽花色で描き切ったケント画伯。
 達成感がキラキラしていた。やったね。
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 おやつのポップコーンも失敗せずにお鍋の番をして上手く出来て満足のりょうなちゃん。
 この日、完成した2枚の絵をお持ち帰り。
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 タカユキ画伯はまたスゴイ作品を製作中なので、完成してからのお楽しみということで、その向かいの席でサラサラとペンを走らせるアヤカ画伯は紫陽花とよくお似合いだ。
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 後半クラスはチャーリーさんも入れて3人だけだったけれど、みんなくつろいでいい絵を描いて、うっとりと絵本に見入るエミちゃんの楽しそうなスマイル。
 エミちゃんは紫陽花を描いて「去年も今頃アジサイを描きましたよね。」って。
 
 随分上手くなっていることに本人は気づいていないようだ。
 子ども達は一年でめざましい成長を遂げている。
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 こちらのクラスのアヤカちゃんも独自のイラストでスィーツを並べた。
 「スゴイ。上手っ!」とエミちゃん。
 頑張って描いて、達成して みんなに見てもらって、まわりが感心すると作者は大きな満足感に包まれる。
 トトロも同じなので、みんなに絵を描いている姿を公開している。
 最近トトロの絵をつかったポスターやチラシが全部の小学校の4年生以上に配られたらしく、みんなの喜ぶことといったらそれはそれは幸福そうに口々に報告してくれた。「あのね、先生の絵がね ボクの学校にね・・かくかくしかじか。」って。
 よかったね。トトロもがんばろうと思うのだった。
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 ユイスタッフは送迎のご両親の都合で来られず、部活を終えて後半に駆けつけて来たサローラが開口一番こう言った。
 「あ~~~~~~~アトリエに来るとホッとしますっ。」
 吹奏楽部の中三は、結構キツい毎日のようで走って駆けつけるスタッフ魂にトトロは内心・・・申し訳ないな・・なんて思っていたけれど、そっか・・ホッとするのね。よかったよかった。
 6月に入り、紫陽花をたっぷり生けて、白檀のお香を焚いていい香りをうっすらとまき散らし、軽いジャズとジブリのオルゴールのCDを交互に流していたアトリエに、みんながホッとしてくれたなら、それはとてもありがたいことだ。
 雷の大雨や猛暑の夏日もあるけれど、みんなでおんなじ地球に住んで出来る事でお互いをハッピーにし合えば、それはとても豊かな人生。
 たっぷりの紫陽花の花のように、みんなで集まってひとつの花を咲かせたい。
 
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