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2017年5月

2017年5月28日 (日)

スタートハウス

 24日の水曜クラスは、久しぶりに全員そろった。

 展覧会の前に二人が卒業して今はこの5人のメンバー。

 新入りの一年生ソロンゴちゃんはみんなのアイドル。
 体調を崩して学校を長く休んでいたヒメちゃんも顔を出して、どうしても創りたかった粘土をひとつ創ってから大事をとって早めに帰った。
 五月は体調を崩しがち。。。はやくすっかり元気になってね。
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 木曜夜クラスのマサヒロ記者と修平君は、8年振りに当時とおんなじ席であの頃と似たような絵を描いていた。まるでずっとここに居たように。
 と、突然マサヒロ記者が「修平君、結婚するの?」と。
 「なんだよ。。突然。」とたじろぐ修平君。只今遠距離恋愛中だ。
 「実は、新聞社の企画で式場をあちこち巡るスタンプラリーがあって、参加者募集のノルマがあるんだ。」
 最近仕事のキツそうなマサヒロ記者。よく口内炎を発症しているらしく。。
 見るに見かねてトトロは二組のカップルを紹介した。ガンバレガンバレ。。
 
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 オトナの生徒さん達は、それぞれ変わらぬ姿勢で無心に描いている。
 最年長ののり子さんは、カムバックして来た修平君と感動の再会。
「ありゃーーーー。。おかえりなさい。。」とニコニコと。
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 中学生のサローラもカイキ君もショウマ君も、後から入って来た年上の先輩たちの中で新作を歌うように描いていた。
 とても不思議なタイムマシンの夜のアトリエ。満員御礼。
 
 トトロディナーは豚丼。。。
 この日修平君は教師としての初給料の日で、アトリエに初のお月謝を持参しカルピスのお土産まで持って来るものだから・・・恐縮したトトロが「いいのよお土産まで。」と言うと「ほんのお供えものです。」と。私はお地蔵さんかい。。。
 実はこの日の夕方、会社に「アトリエに入りたい。」との電話があり、それはトトロが自宅で約30年程前から10数年間家庭文庫をしていた時代に赤ん坊だったクニアキ君からで、彼は小学生の高学年になるまで毎日文庫に来ていた子だった。
 アトリエと少しの間時代が被ったけれど、トトロの仕事が多忙になり文庫を閉めても個展に来てくれていた彼。風のウワサで他県に就職したと聞いていた。
 「仕事は?」と聞くと「こちらに戻って来ました。今はこっちで働いています。」と。
 「くんちゃん絵は好きだったっけ?」と聞くと「自分が何が好きかもわからなくなって・・・。」と口ごもるので「目的はトトロのおばちゃんに会いたいのね。」と言うと「まあ・・それですね。」と。何か悩みを抱えている気配だ。
 席の空いている土曜日のクラスを伝えて「おいで。」と言ったトトロ。
 彼は27歳になっていた。
 木曜に一番早く来た修平君にその話をしたら、「みんな会いたくなるんですよ。」としみじみと言いつつ・・お供えのカルビスをくれたと言うわけだった。
 トトロはサローラにそのことを話して、青年たちがどんどん帰って来る不思議な現象について考えた。
 トトロ自身の在り方をちゃんとしていないと・・・と思うのだった。
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 27日の土曜日クラスは、前半も後半も全員そろった。
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 もうゆるぎないスタッフのユイちゃんは、デッサン用のチャコールペンシルという墨の鉛筆を一生懸命カッターで削り揃えてくれている。
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 小3になったユシンちゃんは、美味しそうなパンを見事なタッチで描いている途中だ。
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 オヤツにはポップコーンの作り方をユイスタッフに伝授して、ホカホカの作りたてをお皿に添えた。アトリエが香ばしい香りになった。
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 後半トップに来たアオイ君は倉吉から列車とバスでやって来た。
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 田植えの済んだモモコ画伯もスラスラと見事なイラスト制作中。
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 ライア君とアオイ君。。。スルッと大きくなってまだまだ伸びそうだ。
 「2メートルにもなったらアトリエに入れてやんないよっ!!」とトトロ。^^:
   今どき男子は足が長いね。
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 演劇部に入って読み聞かせの上手さに拍車のかかったユキノちゃんが、ヒロト君に近づけながら読み聞かせをしてくれた。ステージが浮かぶほど上手かった。
 絵本を脚本化するのもいいよ・・・とトトロ。
 いっぱい青春して欲しい。アトリエはいつのまにか高校生が増えている。
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 ライア君とヒロト君を見送ってから、明るい午後7時前にさよならの一枚。
 今日も一杯笑って、いっぱい描いて、ちょっとトトロに叱られて・・・そしてたっぷりと楽しかった。
 みんなが大きくなって巣立って行くのを見送るばかりかと思ったら、また帰って来る青年達がいる。
 スキーのジャンプ台の覚悟の固まる待ち合い小屋「スタートハウス」のようにみんながそこからジャンプして飛び、失敗しても再チャレンジにまた登って来るところ。なんだかこの頃のアトリエはそんな感じだ。
 この日の生徒の高校生のミカちゃんにそう話すと、
 「私もまた帰って来るつもりで居ますよ。」とサラリと言われた。
 この現象はとても有り難く、素敵なことだと感謝した。
 人生に何度でも会いたい人が居ることは悪くない。
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 みんながいつ帰って来ても、おんなじトトロでいる為の修行はいつまでも終わらないんだな、と思った。
 それは簡単なことではないけれど、ブレないトトロの苦しくも楽しい試練にチャレンジしてみようと思った。
  自然体で、にこやかに野辺のお地蔵さんのように。

2017年5月21日 (日)

五月の夢

  5月13日の土曜日は、まだ涼しく爽やかな五月晴れ。

 展覧会のあたりに弟君が熱を出して来られなかったヤチルちゃん。
 それでもどっこいやって来て、新たな作品にとりかかる。
 前半クラスは、みんなあれこれ学校の試験やら参観日などで既に代替えの日に来ていた為、たった二人の優雅な時間となった。
 スズナちゃんとヤチルちゃんとトトロ先生だけでゆったりまったり「こんなのもたまにはいいね。」と、まだまだたくさんある展覧会の頂き物の美味しいオヤツの箱を開けてティータイム。「ありがたいねぇ。」
 日頃おとなしい二人は、先生にいろんな話をしてくれた。学校のこと友達のこと。
 少女たちの心のつぶやきの中に、たくさんのことが潜んでいてゆっくり聴く時間って大事だな。。。と思った。
 二人とも大切に額入りの出展作品を持って帰った。
 
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 後半クラスは、急にライア君の背が伸びていてみんなでびっくり。
 中学生男子って、ちょっと会わずにいると竹の子のように伸びている。
 「なんか景色が変わった。」
 この日桃子ちゃんは「田植えの為お休み。」とみんなに伝えると「カッコいい!!」コールが沸き起こった。
 今時は田植えがカッコいいのね。
 デジタル社会の反対側のカッコ良さ。田植えは超アナログ。
 高校に入り、演劇部に所属したゆきのちゃんは早速部活帰りに一人で自転車で道に迷いながら辿り着いた。帰りは駅まで自転車、あとは列車。
 こちらもなんだかカッコいい。
 みんな独り立ちしていくのね。ガンバレ ガンバレ。
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 15日の月曜クラスで、展覧会の後のアトリエクラスが一周した。
 「いい展覧会だったねぇ。みんなの絵はとってもステキでしたよ。」と言うと
 「せんせいの絵もよかったよ。。。」と。うれしいです。
 そしてみんなでパチパチ拍手。カンパイ。
 最後に描き上げたナナミちゃんも頑張って良かったという満足感に浸っている。 
 このクラスはみんな会場に来ているから会話は弾む。
 
 「今日は粘土がしたいです。」「私は先に絵を描きます。」
 
 自分で決めてそれぞれのアートに取り組む。トトロは道具と見本をさり気なく置く。
 「あー面白い。」と言いつつトトロ先生も創ったりする。
 
 パステルカラーのお花と香水の瓶を創ったカノちゃん。
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 こちらは、はじめてのアクリル絵の具でガラス瓶に色づけ。
 はじめての事は、いつもキラキラと夢中になるみんな。
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 作品はたちまち完成して、夕暮れの日も長くなりお迎えのお母さん達に披露した。まだまだやりたそうにしながら帰って行くみんな。
 「お家に可愛い空き瓶があったら持って来て下さい。」とトトロ。
 アトリエには 昔、先輩達が創ったカラフルな瓶の入れ物がいっぱいある。
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 きれいな夕暮れ色は空のアートだ。
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 5月20日の土曜日は、鳥取最高気温31度。いきなりの夏日となった。
 アトリエの窓と玄関を全開にして風を入れた。
 涼し気な音楽をかけて、香を焚いてみんなをまっていると元気にやって来て靴を脱ぐのももどかしく、すぐに描き出す画伯達。
 
 展覧会後にみんなのパワーが満タンになったらしく、とても落ち着いていい絵を描き出した。心にひとつ勲章がかかったようだ。
 こちらケント君。微妙な色合いを自分で創るようになった。
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 コーセー君の空は黄色。
 とても元気になる絵だ。いいよ いいよ。
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 共に高校生となったセラ画伯とタカユキ画伯。
 自分の世界を構築中。
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 粘土の天才りょうなちゃんは、展示の仕方も視野に入れて創りはじめた。
 あのとき粘土の作品も展示したことで多くの方々に観ていただけたことがよほど嬉しかったらしい。
 サローラが部活で後半からしか来られないから、ユイちゃんスタッフがエプロン姿で大奮闘。
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 アトリエガーデンにも水をまいてくれていた。
 「乾いたでしょう。ほらお水だよ。。」
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 後半クラスのシュンアキ君はこの日でお別れ。
 きちんと散髪して来て、いつもより神妙に描いている。
 
 オヤツのときに全員とカンパイ。岡山のハルカちゃんも来ていて良かった。
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いつもトトロ先生に絵本をリクエストしてくれたから、彼の好きな絵本を読み聞かせしてから、「やってごらん。」と読み聞かせの仕方を伝授。
 「うひゃー 難しい。」と一ページだけ読んでから先生と交代した。
 「弟に読んであげなさいね。」「うん。」
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 みんなはシュンアキ君との別れが寂しかった。全員でお手紙を書いて渡した。
 「ぼく 中学校になったらまたアトリエに来るよ。」
 「待ってるね。」「はいっ。」
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 この日はトトロの家の庭からシャクヤクを持って来て生けた。
 「中国の絵にもたくさん描かれるお花だよ。」「はい。」
 お母さんと弟君はキチンと挨拶されて、みんなで外に出て彼を見送った。
 「シュンアキ君。。。。再会(ヅァイチェーン)!!!!」
    中国語で叫ぶみんな。
 「ありがとーーーーー。」日本語で手を振るシュンアキ君。
 トトロは言った「会いたくなったらいつでもおいでー。」
  彼の明るい笑顔は、いつもどんなときもみんなの心を明るくしてくれた。
  ありがとう、今日の君は立派だったよ。
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 まだ小4の彼は家でお父さん代わりをしている。
 車に乗る前にサッとトトロに渡してくれた彼のお手紙を、後で読んでみんな涙ぐんでしまった。
 「毎日おせわをしてくれてありがとうございました。このことをいつまでも忘れません。シュンアキ。」
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 アトリエの五月はあと10日も残っている。
 はじまりに展覧会があったなんて、なんだか夢のようだ。
 子ども達は、みんな小さな胸の中に立派な覚悟や決意を秘めていて、寂しいこともうれしいこともグングン栄養にしながら負けずに夢も膨らませて大きくなってと心から祈るトトロだった。
   いつもみんなを見ているからね。
 

2017年5月13日 (土)

巡り合い

 今は、追加の作品と新たにご注文の作品を毎日数枚ずつ描く日々。

 全て一点もののつもりで描き上げているので、売却済のこの色紙をもう一枚描くことになり、お引き受けしたもののその難しさに苦戦した。
 クルミインクで竹ペンを使い、歌うような「雨ニモ負ケズ」の一枚は上手い具合にヘタな感じがとても良く味わいのある作品だった。
 その上手い具合なヘタさがわざとになると変な感じで、何度も書き直し・・ようやくこれに近いものが出来てご依頼主様に送ることが出来た。
 自分の作品でもおんなじように描くのは本当に難しい。。。
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 10日の水曜クラスのソロンゴちゃんは4時からのアトリエが待ちきれず、な なんと3時に事務所のカウンターの下に居てBOSSが発見。
 「下の方から小鳥のような声でピヨピヨ言うから見たらおった。」とBOSS。^^
家の人はみんなお勤めで、姉のサローラも学校だ。
 間違えたのかわざとかは不明。BOSSはりんごを摺って「うまいぞ」と出してくれたものだから、うれしそうに美味しそうに召し上がり、カップをキッチンへ下げて「美味しかった。ごちそーさまでした。」とペコリとした。
 生きるチカラの立派な一年生にたまげたトトロ。気持ちはよくわかる。
 定時に来たしょうこちゃんとユミちゃんは「えーーーーっ!!」とうらやましそうにした。
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 喘息で二週間も学校を休み、もちろん展覧会にも来られなかったヒメちゃんにみんなはお手紙を書いた。
 五月はオトナも子どもも少し体調を崩しがち。
 夏日や寒い日が交互に来てガタガタの気候の変化や連休疲れ、新しい学校生活も始まってバランスが上手くいかない季節だ。
 実は水曜クラスにはヒメちゃんに合わせたかのように展覧会に来られなかった子が複数居たので「全員来るまで、展覧会続けるからね。」とトトロ。
 いろいろな家庭事情の中で子ども達は一人では遠出も出来ずに残念そう。
 「大丈夫。いい展覧会だったよ」とカメラをTVにつなげて展示風景を見せた。
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 11日の木曜昼に友人の熊田っちと「アートたけし展」に出かけた。
 ビートたけしさんが、大けがをされた後から描き始めたという作品の数々が博物館で4月から展示されている。
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 城山の麓の新緑は今が一番美しい。
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 内心(どんな作品なんだろな?)と、TVのたけしさんのイメージを抱いて鑑賞したのだが、本当に素晴らしかった。そこここに彼特有のウィットがあり、絵のチカラもパワフルで丁寧。色彩も美しくとても元気になれた。
 ↓これはたけしさんの絵を立体にして乗る事の出来る「猫タクシー」。さっそく熊田っちと乗った。・・猫タクシーに熊とトトロの巻^^
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 博物館内にある美味しいカフェレストランで熊田っちにオムライスランチをごちそうして、いつものスタッフフォローの労をねぎらった。
 
  彼女は絶対にお礼を受け取らない人なのでトトロはいつもどさくさに紛れていろいろとたくらむのだ。「今夜のアトリエディナーにオムライスを作るから、美味しいところの試食に付き合って・・。」が今回の作戦。
 ホントにとてもオシャレで美味しかった。ここのレストランはおすすめ。
 お堀端の橋に、ものおじもせず鳩さんたちがのんびりしていた。
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  11日の夜クラスのアトリエがタイムスリップの奇跡の現場となった。
 
 生徒としては初代のアシスタントあきちゃんが8月に結婚するので、トトロ絵をお祝いしたいと言うと「みんなの居る日にいただきに行きます。」と8年ぶりにアトリエに来てくれた。
 小学生時分からスタッフとしてアトリエを手伝い高校三年生まで長く手伝ってくれて後輩達にも慕われた。トトロとあちこち旅もした。
 岡山の医療大学で医学を学んでいる頃、いろいろな壁に悩み辞めたいというところまで切羽詰まった時にお母さんは奥の手を使われた。
 「最後まで学んで国家試験も通ったら、アトリエに勤めてもいいから。」と。
 そこからあきちゃんは頑張った。そして今では立派な作業療法士として病院に勤務していて、結婚のお相手もそこの病院の同僚だとか。。
 小学生の時、彼女はアトリエの二週間が待てず、いつも帰る時に「あしたくるねっ。」と言った。明日アトリエだと思うと頑張れると。ちょっと辛い学校生活のときもあった。
 だから毎回トトロは言った。「あしたおいで~~~~~!!待ってるよ~~~。」
 3年前のトトロの病気の際は、あきちゃんだけが本当のことを教科書で知り「死に至る」という病名に愕然として卒業旅行の外国から即駆けつけてトトロのベッドをのぞきに来た。小さい頃から決して嘘をつけなかった彼女が、そのとき嘘をついてくれた。「先生、大丈夫です。顔もちっとも変わってないし。」とニコニコとして。
 あとでお母さんから聞いた話では「先生痩せてた。。。。危ない。」と沈黙していたという。トトロは一週間で12キロも痩せた新記録更新中だった。何も食べられなかった。そしてこまごまと手術の用意をしてくれて、車いすを押してくれた。
 看護師さんは「お嬢さんが来てくれたんですね。」と言った。
 大手術が成功して退院間近になったとき、あきちゃんは初任給から大金を包んで持って来た。「生きててくれたから。母の日もあったし、先生は殆ど母だし。」
 さてさて、これから目立たぬようにお返しが出来そうだ。
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 この日からまたアトリエ生徒として帰って来たシュウヘイ君の「おかえり」と奇しくもこの日が誕生日のマサヒロ君の「おめでとう」と、ダブル、トリプルに祝福は重なり、トトロオムライスとシーザーサラダを3人とも食べて、全員で何回もカンパイ。オトナの生徒の順子さんは彼等が高3で大学に進むためにアトリエを去るときを見ていた。。。
 サローラが言った「先輩が居てくれるってうれしいです。」
 後から入って来ても先輩だらけの不思議。
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 マサヒロ記者からは即興で創った「トトロ新聞・・号外・・おめでとうあきちゃん号」が、
 以前、日本画の達人だったシュウヘイ君からは鮮やかな空と海の描かれたグリーティングカードが、それぞれあきちゃんに手渡された。いずれもこの時間内にアトリエで描かれた友情あふれる傑作だった。
 小学生時代からアトリエフレンドだった三人が、8年振りに再会して、この夜ここでお祝いの交換をしていた。
 「なんだか夢みたい。」と言うトトロに、向こうの方からBOSSが言った。
 「トトロ先生が生きていて、こんな日が来るとはな。よかったな。すごいな。」
 実はこの5月11日はトトロの、あの心臓大手術の記念日で、生還記念日でもあったのだ。
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 日本中に散らばり、いろいろと体験し、いろんなことを乗り越えてからそれぞれ就職して、また小さい頃とおんなじニコニコ顔で巡り帰った若者達。
 
 トトロはみんなに言った。「結婚ってね。お互いに相手をハッピーにしようとすることだよ。自分が何かをしてもらう為にするんじゃなくてね。」「はいっ。」
  みんな おめでとう。そして 心からありがとう。おかえりなさい。
   あきちゃんは帰り際トトロの手を握ってこう言った。
 「あした くるねっ!!」
 

2017年5月 7日 (日)

新緑のアトリエ

 アトリエの歴史に残りそうな達成感あるコラボ展の片付けが全て終わった5月2日の夕方、BOSSに一本の電話がかかって来ていた。

 県西部の大山近くの「南部町」の「板 祐生出会いの館」という、町の経営するギャラリーに来年の3月から4月頃にトトロ画を4~50点ほど2ヶ月間無料で貸して欲しいとのご依頼だった。作品の売買は出来ないそうで・・。そこの代表の方は今回の個展を観に来られてのことだったが、そのときトトロは他のお客様に説明していたらしく、お会いしてはいなかった。
 翌日の5月3日、イマイチお話の内容が理解出来ないので2時間かけて南部町へ向かった。
 
 山肌には新緑と野生の藤の花がかんざしのように美しく、2月からずっとひきこもって米子展やコラボ展の作品を描いていたトトロには久々のドライブになった。
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 なんだか懐かしいような田園と山の風景の中を走り、辿り着くと「緑水園」というレストランやら♨施設やらの大き目の建物の隣に「出会いの館」があった。
 「トトロですが・・。」と挨拶をすると「はるばる来て下さったんですか。」と驚きながら迎えてくれたスタッフさんたち。
 会話の成り行きで、この辺りの風景が東北に似ておりトトロは岩手出身だとお話したら「私は福島の会津です。」とスタッフのNさん。これはミラクル。こちらでの東北つながりはとても珍しいことなのだ。
 トトロの特技の一つ「瞬時に友達になる」ワザでたちまちとけ込みスタッフコーナーの中でパチり。
 館長は町長さんなので、実質ここの代表の副館長さんがトトロ展にお越しになり絵を鑑賞され絵はがきを購入されてスタッフさんたちと検討されて、BOSSに依頼されたらしかった。
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「日本一知名度の低い町なんです。」と仰り、なにしろ地味なこの施設の中には板祐生という南部町出身の明治から昭和にかけての日本一のコレクターの収集されたレトロなラベルやポスター(あの有名な赤玉ポートワインなどの)本物がズラリと展示されていた。
 立派なガラス張りのギャラリーには現在米子の画家さんのデカい作品が展示されていて、トトロ童画を是非そこで・・というお話だった。
 ↓館の前で。。。
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 裏には「緑水湖」というダム湖があり、ボートなどが浮かんでいた。
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 絵の売買は出来ないし、また作品を書き溜めないといけないし・・・人里離れた地味な館にたくさんの人がいらっしゃるとはあまり思えないのだけれど、BOSSとさんざん悩み考えて「誰かが喜ぶ仕事をしよう」という私たちの原点に立ち戻り、春の個展をお引き受けした。何かいいコトもあるんじゃないかな?
 
 その頃迄には個展用の作品は描いていなくちゃいけない時期でもあるし。
 何よりも、わざわざ絵を観て下さって依頼して下さった事に感謝したい。
 絵描きとしては、それは有り難いことだから。
 まるで西側から眺めた大山はトトロ画の岩手山そっくりに見えて、「伯耆富士」と呼ばれる姿の由来がわかる。日本の原風景が美しい町だと思った。
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 中海に夕日が照り沈み、水鳥たちがたくさん羽根を休めていた。
 日本一知られていない町なら尚さらのこと微力ながら応援しようと思ってしまった。何でも「日本一」って面白い。
 
 皆さん 「板 祐生(いた ゆうせい)コレクションの南部町」をググって見て下さいね。貧しいのにいろいろな工夫で人脈を広げて全国規模のコレクションを成し遂げ時代を留めたところが魅力らしい。
 
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 5月6日の土曜日。アトリエのあたらしい日々のはじまり。
 みんなウキウキとやって来て、待ってましたとばかりに新作にとりかかる。
 コーセー君も彩り鮮やか。
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 またもや自分の世界を展開するセラ画伯。
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 帰りはそれぞれの作品を手渡され、こっそりとVサインのりょうなちゃん。
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 マイカーに額を積み込み、ニッコリのイケメンセラ君。
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 このクラスにもすっかり慣れたアヤカ画伯。
 みんな素敵な作品ばかりでしたね。
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 ずっと手を振るケント君とコーセー君。
 トトロ先生は車が見えなくなるまでみんなに手を振るのよね。
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 展覧会の間ほったらかしのハーブが茂って、小さな花もたくさん咲くアトリエガーデンを手入れするサローラ。
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 後半クラスの面々も胸を張ってニコニコとやって来た。
 描き方が大胆になったシュンアキ画伯。
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 児童館から貼り紙を頼まれたエミちゃん。「うれしい。」とニッコリ。
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 アトリエにはいつもの空気が戻り、展覧会の頂き物のたくさんのお菓子をみんなで有り難く分けてオヤツにしている。
 トトロファンの皆様は、アトリエのチビ画伯たちが分けやすいようなお菓子を選んで下さってとてもありがたい。
 
 たくさんの贈り物ありがとうございました。
 お花もまだまだ元気です。
 お互いにみんなの顔を見ると「なんだかホッとするねぇ。」と、旅から帰ったような安心なくつろぎに、さてさてあたらしい日々も楽しみにみんなで未来に進んで行こうと思える新緑の季節の到来。
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2017年5月 3日 (水)

コラボ展終了・・未来へ

 5月1日、トトロ展最終日。午前中小雨で少し涼しくだんだんに青空、

 駆けつけて下さったファー民さんは、忙しい春の農業仕事の大切な時間をくぐり抜けて「こんな仕事着のまんまで・・失礼します。」と。
 それがとてもステキで、会場のスタッフからは「カッコいい方ですねぇ。」との声多数。^^トトロは勝手に応援団長をしている。
  千葉から鳥取にご一家で移住されて、2年間農業を学び0からのスタートから独立されて丸2年。農業など初めての奥様も一生懸命大地と向き合い働いておられる。
「今年ようやく自分で植えた梨の実が実ります。一番にお届けしますっ。」
「トトロも20周年です。お互いに頑張りましょう。」
 そして そして「ようやく絵が買えるようになりました。」と仰って、選りすぐりの一枚はファー民さんのお嬢ちゃんに激似の女の子がブランコに乗る絵だった。
 しかもここでミラクル発生・・・。タイトルは「風のうた」で、彼女のお名前の文字「風」の一字が一致していた。
 最終日なので、そこのミニ額コーナーの殆どが売り切れていてその絵は一番上に爽やかに残り、持ち主を待っていたのだった。
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 「この子去年はお腹の中に居たんです。生まれたら一緒にトトロ先生の絵を見に来るのが夢でした。」と、若いお母さん。
 トトロ童画が大好きで、お子さんのお名前に「彩」という文字を入れたとか。
 もう最終日にふさわしいドラマ満載エピソードがどんどん続く。
 なんだか泣きたくなるほどのストーリーだらけ。
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 「あら?カンタ君とワタル君?」と言うとコックリうなづいてお父さんと慣れた雰囲気で絵を観始めたふたり。トトロはお客様のお名前は忘れない。
 この二人には生まれた時にお誕生祝いに、お揃いのブーツに絵を描き贈呈した。
 ずーっとそれを履いてくれたらしい。
 「保育園は?」と聞くと「休ませました。」とお父さん。
 こうしてトトロ童画の中で育つ子も多い。ありがたくて感動してしまう。
 絵もご購入され、リクエストもいただいた。
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 チトセさんはトトロのアトリエで昔習っていた方。
 若くに脳梗塞の闘病をされ、半身麻痺と言語障害が彼女をプロにした。
 利き手が使えず左手で、実にいい絵と筆文字を描かれ、個展もされる。
 身障者用に改造した車でどこにでも行き、人生を楽しまれる。
 トトロの教えた方達ってみんなステキで、見習いたい方だらけだ。
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 この日はBOSSが午前中不在で、おまけにスタッフも足りずちょっと困っていたら急遽連絡したミカちゃんのお母さんが快くピンクの出で立ちで駆けつけて下さり絵はがき売り場担当。
 マサヒロ記者も仕事の合間にお昼まで・・・そのあとマサヒロ記者のお母さんが引き継ぎ見事なローテーションでBOSSが来るまでつないで下さった。
 いつもの事ながら、こうしてみんなに助けられてお客様には「いいスタッフさんたちですね。」と言われ続けて20年。
 7年前に亡くなったナンシーことYさんは生徒のお母さんスタッフの常連でアトリエの裏方を支え続けてくれた大切な仲間だったから、いつも奇跡的に人が揃うとトトロは心の中で「ナンシーありがとう。」と祈る。なんだか会場に居てくれる気配も感じる。 「先生、人を手配しましたよ。」と聴こえるようで。
 天国から見ててね。がんばってるからね。
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 坂尾画材の坂尾画伯ご夫妻は、トトロの画業を支えて下さる心強い師匠だ。
 「20年になりました。」とお礼を述べたら「よくがんばった。」と励ましをいただいた。
 20年前の一回目のときに額代も払えぬほど売れ残ることを心配されて、そぉーっとのぞきに来られたら全部に赤丸購入シールが貼ってあるので「こ これは売れたのだけに貼るんだで。」とトトロが間違えて貼っているかと思ったら売れていたというエピソードを懐かしそうに話された。その当時は口紅も買えなかったっけ。
 トトロの父とそう変わらぬお歳なので、どうかお元気でと切に願わずにはいられない。まだ恩返しも出来ていないから。
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 駆けつけたのは鳥取大学で絵本を教えた時代のユイちゃん。今では二児の母。
 最初のアトリエアシスタント。「今のアシスタントもユイちゃんっていうのよ。」「へぇーーーー。。。」
 左はシュウヘイ君のおばあちゃん。
 この日はみんなのおばあちゃんがとても多かった。ウィークデーなので子ども達も親ごさんたちも学校や仕事で来ないと思ったら、なんのその。シルバーパワー。
 「孫をよろしく。」のお話盛り沢山を皆さんから承り、あらためてアトリエの役目を自覚した。
 ありがたいね。子ども達。脈々とした命の繋がりを感じた。
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 「なんでこの素敵な絵が残ってるのーーーー?」と買って下さったのは、あの画材屋さんで再会したアケミさん。
 「こびとの靴屋」というアートな作品は内心トトロの中でも一押しの絵だった。
 額にも自分でタイルを貼り、誰も買わなかったら自分で買おうと思っていた。
 「アケミさんのところに行きたくて待ってたのね。」と言うと「そうよ。」と。
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 あと4人の生徒が来ていないけれど学校があるからあきらめていたら、盲学校のヒロト君が必死に駆けつけた。「兄ちゃんは来られません。」とあやまるので、「よく来たねー。」と握手。
 
 最後の生徒カードを胸に記念の一枚。
 凛と胸を張った。
 トトロは密かにこの子は盲学校初の画家になるような気がしている。ガンバレ。
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 「生きておられましたか。」と嬉しかったのは鳥取大学のY教授ご夫妻。
 昨年春のトトロ展で「いゃー僕も病気をしましてね。」と血液の悪性の病を告白されて「トトロさんが生きたなら僕も生きるな。」と仰った。
 実はこのYさん、トトロの20年前デビューの日に「サインして下さい。」と仰ったファン第一号なのだ。トトロは無名でこの先どうなるか分からないのにだ。
 だからその後個展やアトリエを続け、新聞やTVに取り上げられる度に(Yさん見ててね)と思って頑張るチカラになった。
 Yさんのご職業も知らなかったけれど、あるとき新聞を見てびっくり。
 何とかという研究で世界的権威の賞を与えられた博士の特集で、それはYさんだった。トトロはすぐにお祝いの絵を贈った。お礼のお手紙には、賞より絵がうれしかったと書いてあった。
 「トトロさん僕はね、工学研究者ですが目に見えないポジティブパワーを信じるんですよ。僕の家にはトトロ童画がたくさん架けられています。いつも思わずニッコリします。生きるとはそれですよ。」
 「ありがとうございます。描き続けますから、先生も生きててね。」「OK!!」
 いのちって不思議だ。人は生かされるだけじゃなく自分で生きなくちゃと思った。お互いを応援するパワーってとても強くてあたたかい。
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初代生徒スタッフのアキちゃんが来てくれたので、ヒロト君に紹介した。
 「この先輩はね、小学生のときからアトリエのお手伝いをしてくれてね、トトロ先生と毎日でも一緒に居たくて、いつも帰りたくないって言ったのよ。」「うん、わかる。」「アハハ」
 今は病院の作業療法士として働き、職場の同僚と8月に結婚することを報告してくれた。後輩を代表してヒロト君がお祝いした。
 「おめでとーございますっ!!」「ありがとうございます。いっぱい描いてね。」
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 くるみインクの「雨ニモ負ケズ」は人気で、もう一枚追加で描くことになった。
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そして、またしてもミラクル。
トトロ展の終わる16時。片付けの人員が増えたのだ。
 アキちゃんもそのつもりで来たらしく、元生徒のハルナちゃん、そしてあの風花ちゃん。「手伝います。」
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 特にこの風花ちゃんは、3年前トトロが病気を押して個展をした最終日の最後のお客様で「お母さんには友達の家に行くと言って一人で来ちゃった。」と言うから「トトロ先生と友達になろう。そうすれば嘘をついたことにはならないよ。」とともだちになり、去年の復活個展のとき「ともだちの風花より。」とカードをくれた子。
 アキちゃんは「アトリエの生徒じゃないのに素晴らしいね。」と感心。
 みんなで懸命に手伝って、おかげで会場はいつもより半分の時間ですっかり空っぽになった。
 みんなにお花とお菓子をお土産に分けて「ありがとうね。また会おうね。」と
やっぱり奇跡のトトロ展は終わった。約600人のお客様と不思議な助っ人の皆様、
ありがとうございました。
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 熊田っちの車に乗せてもらって帰る道すがら、川面を泳ぐ鯉のぼり発見。
 そうか、5月になっていたのね。
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 そして5月2日。一日遅れで生徒展終了。
 手伝いを申し出たタカユキ君とシュウヘイ君が待っていた。
 子ども達の大切な作品を丁寧におろしてから・・・
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 みんなの写真をはがして「お疲れっ。」と語りかけ・・・
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 絵を架けていたパネルを倉庫に運び込む。
 
 この日はタカユキ君のお父さんも来て下さっていて、終わってからジュースでカンパイをしつつ「彼を画家にしませんか?」とトトロ。「はい。」とお父さん。
 さて、みんなの未来は果てしなく限りなく楽しみと可能性に満ちている。
 「アトリエ手伝うといい事あるよ。」とシュウヘイ先輩が教えていた。
 全力のコラボ展。おかげさまで大成功。。。
 喘息や何かで来られなかった数名の為に、また来年も必ずやろうと決心するトトロだった。
 作者たちと観て下さる皆さんの笑顔満開の毎日に、いろいろなミラクルな支えが現れてトトロは初めて搬出の最後まで立ち会えた新記録を達成しました。
 以前は搬出の日は体力が途切れて必ず寝込んでいたから、やっぱり元気になっているということです。
 さあ、みんなで未来へ。。。明るい笑顔で出発。
 
 たくさんのありがとうを胸に。風かおる5月のはじまり。
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2017年5月 1日 (月)

コラボ展2日目

 二日目の朝も快晴の青空。お天気がいいと気持ちも上がる。

 夏日の暑さになる予報。
 何を着ていこうかな・・・と手持ちの服を調べていたら、神戸のトトロフレンド「ラクヨ」からメールが届いた。
 「おはよう。三宮からスーパー白兎で行くよ~~~~~~。」
 うれしくてパワー復活。
 盛岡の母のお古のワンピースをこちらでお直ししてもらった服に決めた。
 
 会場ロビーには既にアオイ君とご両親が待っていて、アトリエ生徒展をご覧になっていた。「ねえアオイ君、みんなの絵いいね。」「はい。」いい笑顔。
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 オーブンと同時にドッとお客様が入られた。
 文字通りの老若男女。
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 生徒のみんなもどんどんやって来て。
 ニッコリパチりが続く。
 ホノミちゃん。
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 アヤカちゃん。
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 その頃トトロはサインにイラストを添えて一生懸命。
 「息子が病気がちなので、先生の絵を送ります。」
 最近そんなことが増えている。
 トトロの絵を飾ったら、子宝に恵まれたり病気が治ったり。。。
 今回、その報告に来られた方も多くてBOSSは「よくありますよ。」と答えていた。・・・不思議。何故だろう。。。
 トトロは宗教はしていなくて、まあ言って見れば「トトロ教」かな?
   ただ一心に描くだけなのに、みなさんがハッピーになられるなんて有り難いことだ。
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 駆けつけたショウマ君。みんなホントにいい絵ばかり。
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 午前中到着して、展覧会を満喫してくれたラクヨご夫妻が「鳥取の駅前♨にでも入って帰るわ。」と。お気に入りの絵も手に入れてくれて神戸に帰って行った。
 中学の同級生だから50年来の友達。スゴいね。いいご主人だね。ありがとう。
 ラクヨと話していると10代の頃に還る。お互い元気でまた会おうね。
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 スズナちゃん。
 もれなくついて来る妹ちゃん。
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 小さなお客様からの質問に答えるトトロ。
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 解説を頼まれて、絵にまつわる物語をお話しているところ。
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 りょうなちゃん。ウエルカムスペースで胸を張る。
 「森のくまさん」のどかでいい絵だ。
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 コーセー君。
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 こちらはケント君。満足のニッコリ。
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 一度来られたお客様は、長く滞在されてゆっくりご覧になって下さる。
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 受付まわりにはお花がいっぱい。
 黄色いのは福岡のmikomikoさんから届けられた。
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 ユキノちゃん。
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 朝からスタッフをしてくれているシュウヘイ先輩に習って絵はがき売り場のお手伝い。
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 ミカちゃんのペン画も人気だった。
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 カナちゃんは彼氏さんと来てくれた。
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 アイ子ちゃんの「愛ランド」
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 午後からスタッフのマサヒロ君とシュウヘイ君は感動の再会。
 6年前までアトリエのクラスが一緒で、今また二人とも社会に出てアトリエに帰って来た。
  これで何かと心強くなったトトロ。
 「先生 アトリエ続きますよ。」「ありがとう。助けてね。」
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 そこに愛媛の大学を終えて、鳥取市の保健課に勤め始めた保健婦のサヤカちゃんが登場。3人はかつて木曜クラスで一緒だった。
 「みんなお帰り。」「先生 ただいま。」
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 この日のお客様は200人超え。
 ミラクルな再会は、お客様同士の間にも次々と起こり、「毎年ここに来ると会いたかった人に会えます。」との声多数。
 「今日は妻の命日なので、妻が好きだった絵はがきを買いに来ました。」と言う男性が一番乗りで、亡き方の話をされた方も多く、20年の歳月を皆さんと共にあつたトトロ展の存在をあらためて感じた。
 残すところあと一日。
 最終日のトトロ展は16時から搬出なので、皆さんご注意下さい。
 まだ来れていない子ども達はせめて2日までの生徒展だけでも駆けつけてほしいトトロです。
 人と人、時間の橋。再会と思い出。
 いろんなことが あたたかく繋がり合う不思議な展覧会の中で、トトロは疲れていない風を装いながら全ての奇跡に感謝が募るのだった。
 描き続けて行くこと。ただそれだけ。トトロの使命を果たしたい。
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