フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 巡り合い | トップページ | スタートハウス »

2017年5月21日 (日)

五月の夢

  5月13日の土曜日は、まだ涼しく爽やかな五月晴れ。

 展覧会のあたりに弟君が熱を出して来られなかったヤチルちゃん。
 それでもどっこいやって来て、新たな作品にとりかかる。
 前半クラスは、みんなあれこれ学校の試験やら参観日などで既に代替えの日に来ていた為、たった二人の優雅な時間となった。
 スズナちゃんとヤチルちゃんとトトロ先生だけでゆったりまったり「こんなのもたまにはいいね。」と、まだまだたくさんある展覧会の頂き物の美味しいオヤツの箱を開けてティータイム。「ありがたいねぇ。」
 日頃おとなしい二人は、先生にいろんな話をしてくれた。学校のこと友達のこと。
 少女たちの心のつぶやきの中に、たくさんのことが潜んでいてゆっくり聴く時間って大事だな。。。と思った。
 二人とも大切に額入りの出展作品を持って帰った。
 
1705201 
 後半クラスは、急にライア君の背が伸びていてみんなでびっくり。
 中学生男子って、ちょっと会わずにいると竹の子のように伸びている。
 「なんか景色が変わった。」
 この日桃子ちゃんは「田植えの為お休み。」とみんなに伝えると「カッコいい!!」コールが沸き起こった。
 今時は田植えがカッコいいのね。
 デジタル社会の反対側のカッコ良さ。田植えは超アナログ。
 高校に入り、演劇部に所属したゆきのちゃんは早速部活帰りに一人で自転車で道に迷いながら辿り着いた。帰りは駅まで自転車、あとは列車。
 こちらもなんだかカッコいい。
 みんな独り立ちしていくのね。ガンバレ ガンバレ。
1705202 
 15日の月曜クラスで、展覧会の後のアトリエクラスが一周した。
 「いい展覧会だったねぇ。みんなの絵はとってもステキでしたよ。」と言うと
 「せんせいの絵もよかったよ。。。」と。うれしいです。
 そしてみんなでパチパチ拍手。カンパイ。
 最後に描き上げたナナミちゃんも頑張って良かったという満足感に浸っている。 
 このクラスはみんな会場に来ているから会話は弾む。
 
 「今日は粘土がしたいです。」「私は先に絵を描きます。」
 
 自分で決めてそれぞれのアートに取り組む。トトロは道具と見本をさり気なく置く。
 「あー面白い。」と言いつつトトロ先生も創ったりする。
 
 パステルカラーのお花と香水の瓶を創ったカノちゃん。
1705203 
 こちらは、はじめてのアクリル絵の具でガラス瓶に色づけ。
 はじめての事は、いつもキラキラと夢中になるみんな。
1705204 
 作品はたちまち完成して、夕暮れの日も長くなりお迎えのお母さん達に披露した。まだまだやりたそうにしながら帰って行くみんな。
 「お家に可愛い空き瓶があったら持って来て下さい。」とトトロ。
 アトリエには 昔、先輩達が創ったカラフルな瓶の入れ物がいっぱいある。
1705205
 きれいな夕暮れ色は空のアートだ。
1705206 
 5月20日の土曜日は、鳥取最高気温31度。いきなりの夏日となった。
 アトリエの窓と玄関を全開にして風を入れた。
 涼し気な音楽をかけて、香を焚いてみんなをまっていると元気にやって来て靴を脱ぐのももどかしく、すぐに描き出す画伯達。
 
 展覧会後にみんなのパワーが満タンになったらしく、とても落ち着いていい絵を描き出した。心にひとつ勲章がかかったようだ。
 こちらケント君。微妙な色合いを自分で創るようになった。
1705207 
 コーセー君の空は黄色。
 とても元気になる絵だ。いいよ いいよ。
1705208 
 共に高校生となったセラ画伯とタカユキ画伯。
 自分の世界を構築中。
1705209 
 粘土の天才りょうなちゃんは、展示の仕方も視野に入れて創りはじめた。
 あのとき粘土の作品も展示したことで多くの方々に観ていただけたことがよほど嬉しかったらしい。
 サローラが部活で後半からしか来られないから、ユイちゃんスタッフがエプロン姿で大奮闘。
17052010 
 アトリエガーデンにも水をまいてくれていた。
 「乾いたでしょう。ほらお水だよ。。」
17052011 
 後半クラスのシュンアキ君はこの日でお別れ。
 きちんと散髪して来て、いつもより神妙に描いている。
 
 オヤツのときに全員とカンパイ。岡山のハルカちゃんも来ていて良かった。
17052012 
いつもトトロ先生に絵本をリクエストしてくれたから、彼の好きな絵本を読み聞かせしてから、「やってごらん。」と読み聞かせの仕方を伝授。
 「うひゃー 難しい。」と一ページだけ読んでから先生と交代した。
 「弟に読んであげなさいね。」「うん。」
17052013 
 みんなはシュンアキ君との別れが寂しかった。全員でお手紙を書いて渡した。
 「ぼく 中学校になったらまたアトリエに来るよ。」
 「待ってるね。」「はいっ。」
17052014 
 この日はトトロの家の庭からシャクヤクを持って来て生けた。
 「中国の絵にもたくさん描かれるお花だよ。」「はい。」
 お母さんと弟君はキチンと挨拶されて、みんなで外に出て彼を見送った。
 「シュンアキ君。。。。再会(ヅァイチェーン)!!!!」
    中国語で叫ぶみんな。
 「ありがとーーーーー。」日本語で手を振るシュンアキ君。
 トトロは言った「会いたくなったらいつでもおいでー。」
  彼の明るい笑顔は、いつもどんなときもみんなの心を明るくしてくれた。
  ありがとう、今日の君は立派だったよ。
17052015 
 まだ小4の彼は家でお父さん代わりをしている。
 車に乗る前にサッとトトロに渡してくれた彼のお手紙を、後で読んでみんな涙ぐんでしまった。
 「毎日おせわをしてくれてありがとうございました。このことをいつまでも忘れません。シュンアキ。」
17052016
 アトリエの五月はあと10日も残っている。
 はじまりに展覧会があったなんて、なんだか夢のようだ。
 子ども達は、みんな小さな胸の中に立派な覚悟や決意を秘めていて、寂しいこともうれしいこともグングン栄養にしながら負けずに夢も膨らませて大きくなってと心から祈るトトロだった。
   いつもみんなを見ているからね。
 

« 巡り合い | トップページ | スタートハウス »

アトリエ日記」カテゴリの記事

コメント

ほんとに季節の訪れは早いこと。 
ついこの前まで 大雪に埋もれてたアトリエガーデンに 
今はノースリーブ姿のユイスタッフが水やりですもんね。 
シュンアキ画伯 アトリエ卒業ですか… 
寂しくなりますね。 
シュンアキ君、 
ここでたくさん学んだことを 忘れず 
道に迷ったときは トトロ師匠と仲間たちを思い出して 
青春をおおいに悩み 一日一日を元気に楽しんで 
立ちはだかる障害物を超えていこう。  
また逢う日まで。 師匠はいつでも ここにいますよ。

プ二 様
ありがとうございます。
いきなりの連日30度超えに、子ども達の服装はすっかり夏でした。sweat01
シュンアキ君の魅力は、去るときに一層強くみんなに沁み渡りました。
ずーっと親子で悩み、展覧会後の5月までひきのばしていたらしく、とても辛いものがありました。
去るときにわかる価値ってありますね。
いつか戻って来そうな気もします。
トトロはここでおんなじ顔をキープしているつもりです。^^

アトリエトトロさん、こんばんは。

皆いきいきしていますね。最高です。
田植えで拍手、超アナログですか・・・考えて見たらトトロはアナログの穴場みたいなものですねhappy01

人と人がふれ合って大切にされて育ってゆく感じがとても素敵です。

沖縄より鳥取の方が暑くなったようですね。熱中症にご注意を

読んでいるだけでこちらも勇気が出て来ました。子供達にも宜しく伝えて下さいね。

omoromachi  様
ありがとうございます。
そうです。アナログの代表トトロです。^^

沖縄より暑いなんて、まだ5月なんて・・・やっぱりおかしい地球ですね。
そんな現象は子ども達の生まれた頃から 既におこっていたようで、むしろ昭和の私たちが不慣れなようです。
絵を描く時も麦茶を飲ませて、今から熱中症に備えつつ・・・でもみんな熱中して描いていますけども。。。
みんなの心のつぶやき キャッチしていこうと思います。
子ども達って たくましいです。

人生の階段を一歩・・また一歩と・・
たくましくクリアしていくみんなの後ろ姿に
心からのエールを送り続けます。
シュンアキくんの手紙、立派ですね。

うさパン 様
ありがとうございます。
本当に 健気です。
未来に光あれと祈らずにはいられません。
どんなに寂しかったことか。。。
手紙って長さではないということを痛感しました。
「このことを いつまでも 忘れません」という一行の切なさ。
こっそりアトリエで書いたようです。
みんな立派でした。

田植えのお手伝いの桃子ちゃんや
それをかっこいい!と感じる子供たちの感性に
心温まります。

びんにアクリルで絵付け。
とっても楽しい雰囲気が伝わり、
また、完成した作品たちが
どれも素敵ですね。

シュンアキ君のこと・・
読んでいてこちらも
涙ぐみそうになります。
みんなこうした経験を重ねて成長していくのですね。

ホシノ 様
ありがとうございます。
田植え欠席の素敵さと うらやましそうなみんなの可愛さ。
ワガママなのは むしろオトナかも知れませんね。
ガラス瓶アートは涼し気で 楽しそうでした。
なんでもアートになりますよね。

シュンアキ君の凛とした態度に泣かされました。
こらえる気持ちに成長を見ました。
子ども達ってスゴイです。

子ども達の成長には目を瞠るばかりです。
身体も心もスクスクと。
展覧会への出品もまた成長の糧になってゆくのですね。
時には悩むこともあるでしょうけれど、
みんなステキだ、ガンバレ!とエールを送りたくなります。

シュンアキ君の最後の日は立派でしたね。
トトロさんへの手紙を読んで。。weep
いつかきっと「先生、ただいま!」って
笑顔で再会するような予感がしていますclover

くまきろり 様
ありがとうございます。
子ども達があんまりステキで泣けて来ます。
応援したり されたり 励まし合って 肩を組んで・・・。
可愛くて 健気で いたいけで・・。
トトロに向けるキラキラの眼差しを曇らせたくないと 密かに思う毎日です。
毎回 泣けるシーンがあって、それも素晴らしいことですよね。weep
希望の再会の為の別れかも知れませんね。

トトロ先生お久しぶりです。
ここでの活動が疎かになり、トトロ先生のブログを
遡って沢山読ませていただきました!
特に”巡り合い”のあきちゃんのエピソードには、
ほろっとしてしまいました。(時には許される嘘もあるものです)
皆さん立派に成長されて嬉しい限りですね。
これからも皆さんが帰る場所がずっと続きますように…

笑顔の里 様
ありがとうございます。
遡ってお読みいただき 恐縮です。
幼い頃から知っている子たちが だんだんにいろいろなことを乗り越えてステキに根っこを張っている姿に こちらも勇気を貰います。
決して生きやすい世の中ではありませんが みんな自分の持ち味を生かした仕事に就いていて、立派になったなぁと感じています。
頑張って 少し疲れたらとまり木のようにアトリエがあるのはいいな、と思いつつ・・・私も衰えずに居ようと思うのでした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/556626/65306284

この記事へのトラックバック一覧です: 五月の夢:

« 巡り合い | トップページ | スタートハウス »