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2017年2月

2017年2月26日 (日)

ひたすらの二月

 大雪のために一週間延期した月曜クラスの時間は、この頃なんだかいとおしい。

 このメンバーで卵形のテーブルを囲むのはあと僅かになったからだ。
 この前から仲間入りしたカノンちゃんも、ずっと前から居たような気持ちにさせる明るくて穏やかな子だ。
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 どのクラスもそうなのだけれど、天の采配かのように、そのクラスにピッタリのメンバーが集まることの不思議。
 とりわけアヤカちゃんとマオちゃんは夢に見た事が実際に起こったり、予感が当たったりする不思議ちゃんたちだ。カノちゃんもカノンちゃんも空想力豊か。
 何を隠そうトトロは今でもそうなので、それを絵に描いたりすることも多い。
 だからみんなは、いつもワイワイキャーキャーと面白不思議話に盛り上がる。
 「その夢のチカラを大人になっても忘れないのよ。」とトトロ。
 目には見えない想像力は、あらゆることを創り出す源だ。
 「人の気持ちの分かる人になれるから、想像して創造していこうね。」
 このクラスに、春から新一年生も交えて二人のニューフェイスが仲間入りの予定。
 そしてアヤカちゃんは中学生になるのと同時に、土曜日クラスに移ってアトリエを続けることになった。
 「他のクラスでもいいや。いてくれるなら。。。^^」みんな喜んだ。
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 こちらおなじみの水曜クラス。
 二人欠席の4人でいろんなことを楽しんだ。
 そうしたらミサキちゃんの親戚の花屋さんが仔猫を飼い始めた報告で、みんなは一気にニャンコ話に花が咲いた。
 だって大雪の夜ににアトリエ前でニャーニャー啼きながらトボトボ歩く仔猫を発見したトトロが、悩んだ末に決心してミルクとタオルを準備して入れてあげようとしたら、既に向こうの方まで歩いて行ってしまい・・道を渡ったところの花屋さんだったのだから。
 聞いたら人相(猫相)から色や大きさもピッタリ。日にちも一致。よかった!!
  「すごーい。アトリエのほうから来ました・・って言ったのかなぁ。。」
「助かってよかったねぇヽ(´▽`)/」みんな大喜び。
 しかも、この日は2月22日の「ニャンコの日」タイムリーな話題だった。cat
 
 ミサキちゃんは猫の絵とテディベアの絵。チカちゃん満開!
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  ユミちゃん、粘土でドラえもん。残りの粘土でオリジナルのキャラ。
 ショウコちゃん、また新作の日本庭園を描き始めている。
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 23日木曜の夜は寒かったけれど、トトロのディナーのカツ丼とのり子さんの差し入れの手づくりホットケーキでみんなホッコリ。
 サローラはこの時期には珍しく修学旅行で東京に行っている。◎◎ランドは寒かったかな?とみんなで心配。
 四月の生徒展の作品が多数完成しているし。。。
 「先生は先に三月の米子でやって来るからね。応援よろしくっ。」
 
 思えば無謀なチャレンジだと思ったけれど、三月個展用の作品約40点は完成した。これから四月個展の作品にとりかかるところ。
 
 それを見ている子ども達も、受験や部活に頑張ると言っていたし。相乗効果。
 進学や進級に伴い、アトリエにも少しずつ顔ぶれの交代が忍び寄っている。
 そのときはその時だ。毎日を懸命にやることのみ。
 マサヒロ先輩のように、また帰って来る子もいるんだものね。
 石垣島ももうすぐ完成。カイキ君は余裕で新作に取りかかり始めた。
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 25日、土曜日クラスのスズナちゃんにグリーンの重ね方を教えるトトロ。
 彼女には、あのMちゃんから元気だと連絡があったらしい。いいコンビだったからね。
 Mちゃんのお母さんがトトロの留守にアトリエに来られて「Mはむこうで、はじけているようです。」とのご報告があった。何はともあれ一安心だ。
 みんなの心にMちゃんは健在だ。
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 細かく瓦を描き入れて洋館のプティックを制作中のヤチルちゃん。4年生。
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 この日も早くに来て、サローラのお手伝いをするユイちゃん。
 修学旅行のお土産と、自筆の「スタッフの心得」をユイちゃんに手渡していたサローラ。「これ前に夢ちゃんが書いてくれたのを参考にしてつくりました。」
 ユイちゃんは「わかりやすい。」と喜んだ。
 こうしてスタッフの心得を手渡す伝統は、20年間ずーっと続いている。
 もちろんイラストつき。・・みんなありがとうね。
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 後半クラスは自分のクラスなので、作品を完成させたユイ画伯に変身。
 「ちょっと疲れました。」と言うので、「あんまり気持ちだけはりきらないようにね。」とトトロ。先は長いよ。ガンバレ。
 思うより難しいスタッフの仕事に気がつき始めたようだ。
 大丈夫、最初はみんなそうだったから。
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 高校生のモモコちゃんのイラストはプロ並みだ。
 ライア君に人物のバランスを教えてくれているところ。
 素直に学ぶライア君。
 アトリエには先生がいっばいいるんだよ。
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 アオイ君は、はじめてマスキングテープを使って階段を制作。
 器用そうな手つきだ。
 
 今度の生徒展は見応えがありそうだ。
 いつにも増して「みんなちがって みんなとってもいい!!」
 トトロ内心ワクワク。
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 ライア君ヒロト君兄弟、完成。
 ヒロト画伯の帆船は大海原に進みはじめた。
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 最後に残った3人ショット。
 見る度に背が伸びているアオイ君。成長期ってすごいね。
 ユイ画伯も見事な作品だ。
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 掃除機をかけ終えて、トトロ作品の一枚ずつをじっくり鑑賞しているサローラ。
 「先生、米子の皆さんびっくりしますね。」「ありがとう。」
 ひたすらの二月はいつの間にか過ぎて行く。
 真ん中に大雪がやって来たのが嘘だったように、三月の窓から春の風景が見えて来るのもあと少し。
 さて、みんなもトトロも色とりどりに春を創ってみましょうか。
 
 いろんなことがあるけれど、元気だったら100点満点。
 大雪の年は作物がよく実る。
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2017年2月19日 (日)

残りの雪

 2月10日から降り続いた大雪は、時間を停めたかのように交通網や学校はもちろんのこと、食料品の流通まで滞らせてバレンタインデーをホワイトスノーデーにしてしまった。宅配便もストップしている。

 トトロはいつもチョコを送る方々に「チョコっと待ってて下さい。」とメール。

 もちろんアトリエもお休みにして、BOSSとスタッフは毎日スコップで雪かきにあけくれた。
 トトロの杖では一歩も外に行けず、文字通り雪に閉じ込められた日々。
 ようやく青空が見えた15日、なんとか土曜のアトリエを再開すべく歩道の雪を掘り進めるBOSSの姿を発見したサローラが、マイスコップを持って駆けつけた。
 素晴らしいスタッフ魂。ジャンヌダルクのようだと思った。
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 子ども達の通り道を掘り進む。
 セーラー服に短パン長靴姿。
 「せんせーーーーい。手伝いに来ましたぁーーーー!!!」
 
 そして、歩道が出来た。
 
 「中に入って、お茶してよ~~~~。」「はいっ。あと少しですから。」
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 この雪の間、毎日作品を描いていたトトロ。
 思いがけない大雪は多くの傑作を生み出してくれた。
 帰り道、公園の入り口の子犬を見つけて途方にくれる姉と弟の絵。
 ネット仲間の詩人「くまきろり」さんの「影絵の時間」という詩を読んで情景が浮かんだ。
 タイトルは「どうしよう」
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 18日土曜日、アトリエ再開の日。Aクラス・・みんな元気にやって来た。
 トトロ先生の絵を熱心に観ているコーセー君。
 「えっ!こんなに描いたんですか?」「はい。がんばっていましたよ。」
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   大雪直前に一つ合格したセラ君。
 今日はペンにも勢いがある。おめでとう。
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 こちらも一つ突破したとも子ちゃん。
 いつものアトリエ。いつものひととき。  おめでとう。
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 ケント君もていねいに描き進めている。
 完成したら大作だ。「いいねぇ。細かくてたのしいねぇ。」「はいっ。」
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 コーセー君はアイスキャンデーの上に乗っかるシロクマ。楽しい絵だ。
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 こちらセラ君の世界。
 自分でも終わりが分からない独特の画風だ。
 タカユキ君と向かい合って、天才たちのオーラがみなぎるアトリエ。
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 こちら、粘土の天才りょうなちゃん。
 慣れた手つきで形を整えている。没頭していて素晴らしい。
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 後半クラスも全員主席。
 たった数日のことなのに、学校も休みになったりしていたからアトリエに来られただけで、みんなうれしそう。
 エミちゃんとシュンアキ君。
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 チャーリーさんの絵もほぼ完成して、みんなが「いいね。」と見入った。
 いいコンビのシュンアキ君は、自分の筆をとめてチャーリーさんの絵にアドバイスしていた。^^
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 こちらは額装されたトトロの新作。
 地球の毛糸で季節を編む天使。
 このごろ、不思議な発想がどんどん浮かびはじめた。
 これからが本番かも。米子個展まで一ヶ月を切った。
 4月の個展・生徒展もあるから、描けるだけ描こう。
 きっと皆さん楽しんで下さるから。
 毎日はとても大変だから、ひとときトトロの童画でくつろいで元気になっていただきたい。。。ただその思いが筆を進めてくれている。
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  18日土曜日のアトリエの記録。
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 お互いがおたがいを想いながら、豊かな時間を共に出来るところ。アトリエ。
 
 とも子ちゃんは3月一杯で8年間のアトリエライフに区切りをつけること帰り際に精一杯の言葉でトトロにお話してくれた。
 決意した表情が凛としていた。
 
「わかりました。卒業した子は今まで一人もいないのよ。来たくなったらいつでもいらっしゃいね。あなたのアトリエですからね。」
 「はいっ。」
 残りの雪が全部融ける頃、みんなのあたらしい出発がはじまる。

2017年2月12日 (日)

記録的な大雪

 2月9日の木曜クラス。まだ雪は降り始めていない夜。

 トトロカレー大盛りのおかわりはマサヒロ記者。
 この日はハーブの香辛料で風味満点。順子さんも少し召し上がった。
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 全員出席であんまり和やかなので、ついカメラを置いて歓談してしまい、みんなが帰ってしまった後から片付けていた二人と記念に一枚。
 ようやく絵に進展があったマサヒロ記者には、春の個展・生徒展などの日程も告げて、手伝ってもらえる範囲の確認など。。。まだ平和な夜だった。
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 翌10日は、朝から雪模様でTVでは警報・注意報が流れる中、トトロの通院予約日の為病院に行くと、やはり患者さんの数が心なしか少ない。
 幸いトトロのアトリエから病院までは車で10分もかからないので、いつもより早めに出て検査も待ち時間0という珍しさに、看護師さんたちと「あんまり降らなきゃいいですねぇ。。」なんて余裕の会話。
 
 次第に積もり始めている雪。
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 夕方、2件となりのカラフルな薬局に院外処方の薬を受け取る為に外に出ると、アトリエ前は一人通るのがやっとの道になり、人の歩いた足跡をたどって薬をもらって帰って来た。
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 夕方から夜にかけて雪はどんどん降り積もり始めて、危険を察知したトトロは土曜日のアトリエをお休みにしようと、子ども達のお母さんに全て連絡。
 
 「代わりに 暖かくなったら日曜にでもやりますからね。皆さん気をつけていて下さいね。」
 雪でアトリエを休みにするのは初めてのことだった。
 トトロのセンサーは、人命第一!!
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 アトリエの前は、既に車を停めるスペースが埋まっていた。10日深夜。
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 11日土曜日。記録的な大雪だった。
 ニュースでは鳥取のことがたくさん報じられ、電車の20時間以上の立ち往生や車500台の立ち往生。
 
 いつもは子ども達が駆けて来るアトリエ前は雪の壁。
 山茶花の白い帽子が花嫁の綿帽子のようだ。道路は見えなくなっていた。
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 12日日曜日は、青空がのぞいて少しだけ太陽が応援しに出てくれた。
 夜中降り続いた雪は、道向こうのパーキングの車を覆い隠して雪をどける人は腰まで雪の中での作業。
 
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 雪に埋もれたアトリエ。
 
 トトロは月曜クラスにもお休みの連絡をした。
 歩くところがないから。
 「お母さん達もくれぐれも気をつけてくださいねー。」
 近くの子が多いクラスだけれど、歩道の除雪が間に合わないので学校は市内全部休校になったとか。皆さんご近所総出で手作業の雪かきに頑張っていた。
 
 あせらなくてもいい。いそがなくてもいい。
 
 この記録的自然の情景をみんな絵に描いておくんだよ。
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 アトリエ玄関前。トトロの背よりも高い雪山。健気に咲いていたサザンカ。
 ここの雪かきをしていたBOSSは、一羽の鳩が心配そうに飛んで来て電線で見ていた姿を見たと言う。
 きっと、ここで生まれたあの鳩だと思った。
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 お休みを伝えるのが行き違いになって、届いたファックス。
 子ども達の絵を見るとホッとしてしまう。みんなガンバレ!!
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 トトロ先生は、みんなをお休みにした時間を天からの時間と思って絵を描きましょう。せっかくのアトリエ閉鎖を怠けて過したらみんなに悪いような気がして。
 春よ来い。春よ来い。 雪がとけたら みんな 来い。
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 トトロの故郷の北国の人は、こんな季節が長いから手作業の仕事で冬を過すんだよ。
 描いたり 書いたり 創ったり 。。編んだり 縫ったり お料理したり。
 どんな雪でもいつかは融ける。
 33年振りの大雪は、何を報せに来たのだろう。
 天からの手紙には 何が書いてあるのだろう。
 
 全国の皆さん、ご心配 ご連絡ありがとうございました。
 こちら明後日くらいから、あたたかくなりそうです。
 アトリエ関係全員無事です。
 今週は土曜日からアトリエを再開いたします。

2017年2月 9日 (木)

福はうち

 二月になって最初の土曜日。「立春」

 春らしく新しい薄緑色のエプロンは、アシスタント見習いのユイちゃん。
 キリッとした顔で、ちょっと早めにやって来て小さな声で「こんにちは。。」と言うから、トトロは彼女をもう一度外に出して「まず、あいさつ。」と教えた。
 すると大きな声で「こんにちわっ!!」と入って来た。^^
  「このアトリエの目的はね、たった一つなの。」「・・・・」
「みーんながハッピーになることなんだよ。ユイちゃんは生徒としてどうでしたか?」
 「とってもハッピーでした。」
 「でも先生やアシスタントのみんなは、そのときは大変だけども、あとからデッカいハッピーが来ます。そしてアシスタントした子は将来もハッピーに夢を叶えています。だからがんばろうね。」
 「はいっ。あ~~~緊張してきた。」アハハ
 それからサローラについて歩いて、いろんなことを教わりながら懸命にアトリエ時間をすごしているユイちゃん。5年生。アトリエのアシスタントが夢だった。
 ほらね、願い続けている夢は叶いますよ。
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  こちらは、何も見ないで想像だけで描き上げたタカユキ君の作品。
 「廃墟」完成。見事だ。
 「あなたはプロになると思うから、サインを丁寧に書いてね。」とトトロ先生。
 彼のサインはとても丁寧でいいサインだった。
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 それから、みんなで外に出て豆まき。
 BOSSが鬼になると、すかさずユイちゃんも鬼になって豆に体当たりしてくれた。「福は~~~~~うち。ポリポリムシャムシャ。。」
 久しぶりにコウタ君も来て、みんな年の数プラスたくさんの豆を食べた。
 「落ちた豆はスズメにあげよう。」「のどにつまらないように踏んづけといてあげよう。」
 「先生の年の数何個?」「30個くらいかな・・・(大嘘)」^^
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   後半クラスのチャーリーさんは、とてもきれいな絵が出来てきた。
 みんなは「そこのところがすごーい、上手。」とか「あ アトリエのカッパだ。」とか、よってたかって見学している。
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 代替えでミカちゃんが来たから、トトロはエミちゃんをとなりに座らせた。
 ミカちゃんの通う学校に中学になったら進みたいと思っているエミちゃんの相談を、ミカちゃんは優しく受け止めてくれていた。
 
 (席も考えて決めていたのか・・) 見習いユイちゃんは感心していたらしい。
 今日のところは豆まきの前に帰るユイちゃんをトトロはみんなにアシスタントとして紹介すると、大きな拍手が沸き起こった。
 ミカちゃんもエミちゃんも「人手が足りないときはやりますから」と申し出てくれた。
 トトロ冥利に尽きます。。。みんな ありがとね。
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 それからみんなで、豆まき第二部開始。
 代替えで来ていたヒロト君たちも大はりきり。
 ユウマ君の口にも豆が・・・。「モゴモゴ。。ふくはーうち!」
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 このチームの鬼はチャーリーさんとサローラ。
 「福は~~~~うち。」しか言わないアトリエの豆まき。
 アトリエ全員の福をゆだねられているこの日の2クラスは、大量の豆で立春大吉を祝った。
 年男年女は12歳の6年生。まだ生まれて一周なのねぇ・・・。いいな。
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 代替えの初対面でも、たちまち仲良し。ライア君とユウマ君。
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 とても寒い日だったけれど、なんだかほっこりとした時間だった。
 相談ごとを話したり、豆を撒いたり食べたりしてね。。。
 みんなの絵はとてもいい。。。
   この日Mちゃんが高知へ旅立った。train ハッピーになるのよconfident
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  7日の火曜日に、大量に仕上がったトトロ作品を額縁屋さんに持って行った。
  まず手始めに同サイズの額を20点ほど注文していたのに入れる絵たちだ。
 
 いつも30枚ほど過ぎた頃から本格的に大作へのエンジンがかかって来る。
 自分でも欲しくなるような作品を描こうと思いつつ。
 さあまだまだ頑張りますよ。
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 水曜クラスは8日。ユミちゃんインフルダウン。あとはみんな来た。
 チカちゃんあたたかな色で「これてんらんかいね。」はいはい。
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 みんなは、絵のあとおもむろに粘土で仕事を始めた。
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 丁寧なサクラちゃんのオリジナル物語。
 人気の絵本「こぐまちゃんシリーズ」をモチーフにしている。
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 つくりかけのおひな様が今年も生まれていた。
 この季節のアトリエ歳時記を繰り返して、もう20数年。
 ママになったOGは、我が子に絵本を読んでるそうな。
 アトリエの時代に読んでもらった絵本を図書館から借りてます・・と年賀状に書いてあって、トトロの終わらない仕事に勇気が沸いて来た。
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 水曜クラスの最中に、元スタッフの夢ちゃんからメールが来た。fuji
 みんなで「せんぱいおめでとう。」のカンパイをした。ヽ(´▽`)/
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 雪のマークが行きつ戻りつしているけれど、学校のインフルも攻めてくるけれど、気持ちだけは明るくみんなで春を呼ぼうと、このごろのアトリエはいつもよりがんばって元気です。
 うがい 手洗い ビタミン 睡眠。。。みなさんもお元気で。

2017年2月 3日 (金)

それぞれの道

 一月最後の土曜日に丸刈り少年登場。

 「おめでとう。やったねー!」と玄関でトトロと握手して、何の躊躇もなく「3時ごろまでなら・・。」と入って座り絵を描いている。
 ダイスケ君は、6年前までアトリエの生徒でOGで神戸の大学生ナルミちゃんの弟で、現役中学生ホノミちゃんの兄ちゃんだ。
 中学時代から陸上で頭角をあらわし、引っこ抜きのような形で陸上部の強い高校に入り、そこでも頑張って駅伝の記録に区間賞などの足跡を残していた。
 県代表校となり、京都駅伝や数々の大会に出場。
 トトロはいつも新聞の隅々まで探して、おめでとうFAXを送った。
 そして今、ついに山梨学院大学に推薦合格を決めた。
 この日、「トトロ先生に別れのご挨拶を・・」と妹のクラスにやって来て6年間の不在とは思えない自然さで、昔に座っていた席に座り、絵を描き、オヤツを共にし絵本で笑った。
 「入ったとたんに、みんなもどるんだなぁ。」とBOSS。
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 トトロはみんなに、彼の努力と活躍を伝えながら自分でつかんだ夢に向かうステキさを話した。後輩たちは拍手を贈った。
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 「せんぱい。TVで箱根駅伝応援します。」「おう。ありがとう。」
 昔は内気で殆どしゃべらなかったダイスケ君は、礼儀正しいアスリートになっていた。「何か描いて、はなむけにするから何でも言って。」と言うトトロに
「えーと、虎を描いて下さい。」と。ドヒャーッ。。と ト 虎ですか。
 トトロは初めて虎を描いて、「道」と書き入れた。
 墨で描いたら、ユシンちゃんが「わぉ、中国の絵みたい。」と言った。^^
   みんなで、頑張れVマークをしてから、「先生もお元気で。」とアスリートダイスケ先輩は帰って行った。道はたくさんあるからね。走れダイスケ!!
 アトリエの後輩達も、夢に向かう先輩達が来てくれるとパワーがもらえてイキイキとして来る。
 山梨学院大学のランナー トクダダイスケ。みなさんも応援よろしく頼みます。
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 そして後半クラスのみんなと、代替えのシュンアキ君。ヒロト君とライア君はお母さんがインフルで欠席。
 
 黙々と描くユイ画伯。ユイ画伯にはこのあと運命の転機がやって来ることも知らずに・・・。
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 熱心に仲間の描いたマンガを読むシュンアキ君。「う 上手いね。」
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 みんなの絵をお互いに楽しむひととき。これもまた和やか。
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 30日の月曜クラスは全員来たけれど、新入りのカノンちゃんの力作の写真しか撮れなかった理由は、マオちゃんが頭が痛くて寒いと言い出したからトトロのモフモフの服で包んで温めたり、絵本のときもみんなで気にして「マオちゃん笑わないね。」と心配していたから。
 お迎えのお母さんが「インフルじゃないの?」と慌てて、他のお母さん達も「退散 退散!!」と帰られて。。。。「みんなーーーすぐにウガイ手洗いしてねー!」と焦った見送りだったから。
 「かわいそうだったねぇ。」とカノンちゃんとカノちゃん。やさしいね。
 ♪だーれかが かぜひいた みーんなでクシャミした。。。ともだちだもんね。
1702027  
 実は、26日の木曜にアシスタントMちゃんのお母さんから電話があり
 「Mが四国の高知へ行く事になりました。」と。
 「一人で?この先ずーっと?」と問うトトロ。」「はい。」
 
 簡略して言えば、今までお母さんと弟と三人で暮らしていたMちゃんが、自分で決めて、これからの人生をお父さんと暮らすようになるということ。
 アトリエにはさまざまな家庭事情の子ども達が来ているけれど、とりわけMちゃんの背景には危うさがあった。しかし、中一の13歳の彼女は自分で決断し鳥取を離れて行く道を選んだ。理由は本人にしかわからないし、トトロは各ご家庭の事情には首をつっこまず、相談されたときだけ本気で向き合って来た。
 「お母さん、Mちゃんと離れても大丈夫?」と聞くと、あまり大丈夫でもなさそうだったけれど、「トトロはいつもアトリエに居ますからね。」とだけ伝えた。
 Mちゃんの思い出。Mちゃんの決意。お母さんを支えて来た女の子。
 トトロはMちゃんが一生懸命みんなの鉛筆を削っていた姿や、クリスマスのサンタになった姿。コンサートの裏方をしたときの顔などがよぎり、お母さんと二人で泣いた。「さみしいですね。」
 
 そしてみんなにありのままを伝えると、そのときそこに居た全員が手紙を持って来た。Mちゃんはアトリエのみんなの忘れ難い存在になっていたのだ。
 二月二日、Mちゃんから「会いたい」と電話を貰ったので会いに行って、みんなの手紙と、トトロのお守りと、切手とハガキと、トトロの気持ちを入れた大きな封筒を手渡せた。
 「アトリエで手伝えてよかった。」
 
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 4日に出発する為に荷物もトラックで送ったという。
 手を握り合って少しの間別れをした。
 「Mちゃん。どこに居てもみんな生きてるわけだしさ。演技で笑おうとせずにあっちで自然にふるまいなさいよ。高知のハチキンになるのよ。クレヨンも入れといたから何か描いて、その切手を貼って送ってね。トトロ先生は教えることは全部教えたよ。悔いはないよ。」
 「はい。ありがとうございました。」
 出合った頃には「うん。」としか返事が出来ない子だったので、「返事は、はい。」としつこく教えたトトロ。
 強いふりをしながら、頑張ったMちゃんの新しい人生にいいことがありますように。いいスタッフに育っていた。
 前の晩、アトリエに来て泣きながらみんなの手紙にマスキングテープで飾り付けをして贈り物らしく封筒をつくっていたサローラ。
 だから28日の土曜日のときにに、ユイちゃんを呼んでトトロはこう告げたのだった。
 「あなたはまだ五年生ですが、思いがけずアシスタントをたのみます。とりあえず最初はサローラのアシスタントからしてみて下さい。」
 「・・・・・・・・・はいっ。」分かる範囲で理由も告げた。
*(このことをブログで書いてもいいかどうか、Mちゃんの了解のもとです。)
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 そしてトトロの大きなギャラリーでの初の米子個展。
 
 みんなの出発を祝して「春のほほえみ」というタイトルに決めた。
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 みんなの道にほほえみが降り注ぎますように。
 

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