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2017年1月

2017年1月28日 (土)

大雪の中で

 一月23日から降り続いた雪は、県内に大雪をどっさり積もらせて前代未聞の300台もの車が立ち往生20時間という大変なことになっていた。

 それが、ひっきりなしに全国ニュースになっていたからトトロ関係あちこちから心配のメールや電話をいただく中、28日の水曜クラスの日にドッサリ届いたアトリエ支援物資。
 やっぱりトトロの友人 神戸のラクヨからだった。
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 ちょうどアトリエ時間の最中で、この日は風邪で来られない子が二人と雪でお母さんの車が出られない子が一人欠席で、半分の三人だけのクラスだったけれど
「みんなー。。支援物資が来たよー。」と言うと「わぁーーーっ。。スゴい。」と箱を開封。
 本当に、買い物に行ってもトトロの足ではなかなか歩けない状況だったのでオヤツはストックのものを分けようと思っていたから有り難い差し入れだった。
 子ども達も、いろんな学校が休校になっていたり、駐車場が雪で埋もれたり、僅か7~10年の人生では初めての大雪かも知れなかった。
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 「ありがたいね。」とトトロが言うと、みんなはていねいな文字でイラストつきのお手紙を書いた。
 「めったにないことだから、有り難いって言うのよ。」とトトロ。
 ラクヨにメールをすると、自分は20年前の阪神の震災のトラウマで、いまだに一月は涙がこぼれるのだとか・・・だから困難に出逢っているニュースなどを見ると放っておけないのだとか。
 実はお菓子の一箱ではラクヨの思いが間に合わなかったようで、翌日の便でラーメンなどの食料や絵本などの入った第二便も届いた。一体どんな被害に合っていると思ったんだろう。
 子ども達はトトロの友人の行動に感動していた。
 「みんなも、おとなになって、困った人を見たら助け合おうね。」「はーい。」
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 ショウコちゃんの絵には日射しが描き足され、お花もたくさん増えていた。
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 チカちゃんも、ていねいに色をぬって冷蔵庫の中に食べ物が一杯の絵を描いた。
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 この日、歩いて帰るショウコちゃんの出で立ち。北国のようだね。
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 翌26日木曜夜クラスは、日中久々に青空がのぞいて幾分雪も融け始めていたけれど・・それにしても皆さんあちこちからよくいらっしゃるもんだと感心してしまう。
 これは、絵ではなくて・・この夜のオムライスとコンソメスープのトトロディナーをマサヒロ記者が、自分用の額縁ごしに撮影したアートな一枚。
 いつも写す前に半分食べちゃうから「写真撮ってから召しあがれーーー!!」と向こうからトトロが叫んだのですよ。美味しかったらしい。^^
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 小学生のときは病弱で入退院していたショウマ君も中学に上がり、アトリエも夜に移ってからは皆勤賞で、絵もグングン上達している。
 この雪なのに、この夜も一番に来た。
  もちろんサローラもカイキ君も平気な顔でやって来てラクヨにお礼を書いた。
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 おとなの生徒のカナちゃんの力作。みんな展覧会に向かって意欲旺盛。
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 ナースのじゅんこさんの絵はいつもあたたかい。
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 トトロはこのクラスに居た陸君が、24日から福岡で大学の美術科有志の初個展をするから、お花を贈ろうと思い
 「トトロが5千円でみんなは500円ずつちょうだい。そうすれば少し大きなアレンジメントが贈れるんだよね。」と、前回のアトリエの時相談すると、子ども達まで「お年玉あります。」と払いそうになったから、慌てたトトロは「その気持ちだけでいいのよ。」と、マサヒロ君も含めたおとなの皆さんから集金して、さらに少し大きめのお祝いのお花をギャラリー宛に贈っていた。
 
 すると陸君から、こんなメールをいただいたので、この夜それをみんなに見せた。
 「どうせお祝いをするなら、感謝を越えて・・感動まで届くようなことを考えながら、タイムリーにお互いの応援して行きましょうね。」
 これ トトロの思い。いつもみんなに伝えている。大事なのは精一杯の心。
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 三月四月と続けて催すトトロ展の作品も、だんだんに増えているところ。
 なにせハッピーな春を呼ばなければ。。と、大雪の中で使命感に燃えている。
 ご覧になる方々が、ニコッと感動して下さる絵を創作したい。
 キーワードは「感謝・感動・・・そしてしあわせ。」
 
 大雪の立ち往生の中にも、炊き出しや自宅のお手洗い開放や、山深い村落の皆さんが夜を徹した行動で助け合いのドラマがあったようだ。
 いろんなことを見聞きして、子ども達の心にやさしい芽が芽生えて来るといいなぁ。。。。大雪がもたらしたのは過酷さだけではないような気がした。
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 さあ、みんなで春を待ちながら、アトリエは休校せずに開けていますよ。

2017年1月23日 (月)

嵐の晴れ間

 前日は全国ニュースになる程の突風吹きすさぶ冬の嵐で、停電もあったりで土曜日のアトリエはどうなる事かと心配していたら・・晴れたーーsun

  大雪のところからやって来るりょうなちゃんは、ご両親やお祖父母さんや、おばさん達の連携送迎でお休みしたことがない。
 いつも楽しそうに絵を描いたり粘土をしたりしてアトリエを満喫している。
 「これを展覧会に出したいです。」とニッコリ。
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 私立高校受験日のためにお休みするはずだったタカユキ君のお父さんから電話があり「今日の試験は受けない事にしたのでアトリエに行きます。」と。
 「他の高校が決まったってことですか?」「はい、一つ合格したのでそこに行く事にしました。」名門有名校だ。「おめでとうでいいんですね?」「はい。」
 いつものようにアトリエに来て、さりげなく入って来た彼に
 「おめでとーーーーーっ!よかったねぇ。」と言うと、少し照れて「・・うん。」
 とシャイに答えた。^^
 向かいの席のセラ君に「タカユキ君は◎◎高校に決まったってさ。」と伝えると
「おぉ!」と一声。そこに(おめでとう。よかったなぁ。)の気持ちが見えた。
 セラ君は県立一本勝負に挑むそうで、「三月だね。がんばって。」とトトロ。
 「はいっ。」
 二人ともいつものように黙々とスゴイ絵を描いていた。健さん風の二人。。
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 「何のおめでとうですか?」と小学生たち。
 「合格のおめでとうだよ。」と言うと「へー、すげー。」と拍手。
 まだまだ遠い話らしく、よくわかっていないところがいい。
 デザイナーのような絵に夢中のコーセー君。
 この色 この配置・・・むむむ 見事だ。ケント君もまったく画風の違う作品を懸命に描いていたし。
 双子君の個性がそれぞれで とても面白いと思っているトトロ。
 ただし、片方だけを褒めるとお家に帰ってから もう片方が落ち込んで大変だとお母さんにうかがったので、それだけは気をつけている。
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 後半クラスは全員集合。・・と言っても月に一度来る岡山の兄妹は前回来たので
少しゆったりと。だからチャーリーさんに頼んで、このクラスに来てもらっている。
 あやかちゃんは、ついに物語のようなものを描き始めている。
 いつも描いていて自分だけのキャラクターが生まれたので、そのこびとを主人公にお話が展開しはじめたのだ。
 とても静かな彼女は絵で雄弁に語っているようだ。
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 エミちゃんは、先週代替えクラスに来ていたので二週続けてのアトリエがうれしそう。このクラスのみんなに中国のお土産を分けたくてオヤツの時間に張り切って配っていた。上海ディズニーランドのチョコレート。「おこづかいで買ったよ。」
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 反対の席にチャーリーさんが座ると、シュンアキ君もつられて真面目になるのでありがたい。^^ 環境設定は大事。
 この日シュンアキ君は、初めてペンを使ってクルミインクで描いてみたいと言った。最初が肝心と基本から教えるトトロ。
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 ペン先の方向と、持ち方と、手のチカラ加減をトトロの手を添えて伝授。
 今までたくさんの子の手にトトロ先生の手が重なった。
 口で教えるよりも、すぐにマスターする手当ての伝授。
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 ほらね、すぐに描けるようになったでしょ。「わぁ。。描けるよ。」
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 アトリエの放課後、帰ろうとしているチャーリーさんに小さな額に入れているたくさんのトトロ作品を見てもらうと、「僕 これ欲しいです。こっちも こっちもいいなぁ。」と一生懸命観て下さって、今毎日描いているトトロの元気がモリモリ復活。ありがたい言葉だった。
 サローラと名簿チェックをしているのも撮影していただいた。
 それから二人で片付けて、また翌週のアトリエの準備。
1701229 タカユキ君の合格で、嵐の晴れ間のようにとても空気が軽くなって、また来週からのアトリエもきっといいことがありそうで・・・厳寒の季節も乗り越えてみんなを応援しようと思った。
 みんなガンバレ。トトロはみんなの応援団を続けますよ。
 
☆24日からは陸君が福岡の宗像ユリックスギャラリーで福岡教育大学3年美術科の初の有志展をはじめる。
 お近くにお住まいの方は是非のぞいて下さいね。
 トトロはサプライズを贈ることにしている。これはナイショ。

2017年1月18日 (水)

冬の花

 冬将軍がドッドドッドと到来して、雪やアラレや突風の吹きすさぶ14日の土曜日のこと。Cクラスの女子会メンバーは、たくましく麗しくやって来て初アトリエを楽しんだ。

 ユキノちゃんに至っては受験生の気配も感じさせず、2時から後半の最後まで続けて5時間のアトリエタイム。
 クリスマスの時に欠席だったから、そのリベンジにと申し出てミカちゃんと恋バナに盛り上がりつつ、周りを大笑いさせていた。
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 愛子ちゃんもスズナちゃんも、「展覧会に向けて心の準備をよろしく。」トトロのかけ声に俄然張り切って描いていた。希望の言葉は魔法のことば。
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 後半のDクラスはさらに面白くて、初アトリエの日に中国に行っていた違うクラスのエミちゃんと、ちょうどお母さんのご実家の静岡のみかんをお父さんとアトリエに運んで来てくれた水曜クラスのとき欠席だったユミちゃんも混じって、いろんな顔ぶれの混合クラスとなった。
。。。。。にもかかわらず、子ども達同士はすぐに打ち解けて仲良しの空気が満ちていくところはさすがアトリエの絆だ。
 ヒロト君に近づけて読む絵本にも、みんなが食い入って楽しんだ。
 この日は今冬一番の寒さだったのに、ケラケラのユイ画伯につられてみんなもよく笑って、だんだんにポカポカになった。
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 混合クラスの記念写真を撮ろうとしたら、ドレミファのように背丈が並んでとても可愛いから、みんなで肩を組んだ。いいね。温かいね。
 トトロは子ども達が並んだ姿を見るとなんだかジーンとする。
 みんなの人生がステキだといいな、といつも思う。
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    雪の日の証拠のように、新しい長靴を履いて来た子が多くて・・去年のはもう小さくなったらしく(親御さんたちも大変だわ。。)と思いつつも、成長は嬉しい悲鳴だろうとお祝いにトトロを挿した。^^ みんなも爆笑。
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 次期アシスタント候補のユイ画伯の絵もとてもステキ。
 「アシスタントは奥が深いよ。」とサローラ。「はいっ。」とユイちゃん。
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 気がつくとトトロ先生のエプロンの背中に、みんなでいろんなヌイグルミやホカロンを詰め込んでいた。「あっためてあげるよ。」アハハと笑いながらみんなとイタズラするのって楽しいらしい。
 
 今年の土曜日クラスはこれで全て、初アトリエの描き初めが終了。
 この日は山側方面の子達が大雪で来られず、インフル欠席も一人。
 
 大きな長靴を買ってもらって吹雪の中を走って来た子ども達を見たら、アトリエをお休みにしとかなくて本当に良かったと思った。
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 翌15日の日曜日、アトリエ入会希望の女の子が面接にやって来た。
 カノンちゃん3年生。サローラも手伝いに駆けつけた。
 「お絵描きが何よりも大好きですか?」「はいっ!」
 「パレットや筆は、オトナになった先輩たちの置いて行ってくれたお下がりでもかまいませんか?」・・・「はいっ。」
 
 「はい、合格です。丸筆 平筆 細筆 でちょっと描いてみてね。」
 この筆を使っていたのは、高校三年までアトリエに居て神戸大学に進んだ先輩だからアトリエワクワク魂が筆に入っているのよ。
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 事務所の方でお母さんと少し待っていてもらった妹のミオンちゃんには飽きないように紙とパステルを渡していたら、自分がアトリエの生徒になりたいオーラ満載で、こんなにキラキラした顔で描ききっていた。^^:
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  この日もこんなにアラレが降って、ブルルッと冷え込む一日だったけれど予定していた面接の日だったから、なんだか申し訳ない気持ちでお迎えしたらニコニコ姉妹の喜びが花のように咲いた。
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 奇跡のドラマは続いて、カノンちゃんの希望は月曜クラスだったから、翌日の16日に今年初めてやって来た月曜トリオは大騒ぎ。
 だって、カノちゃんとはお名前と誕生日がとても似ていたし、マオちゃんとはお家が近くてお友達だったし、アヤカちゃんの妹さんとは去年学校で同じクラスだったんだもの。
 ネットで調べて電話されたお母さんは、その偶然にビックリされてトトロは内心(トトロマジックのはじまりかな?)と思ったわけで。
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 「こんにちは。」の瞬間で仲間になって、みんなで楽しい描き初め。
 これで全部のクラスの一年が始まった。
  「春にはみんなで展覧会。絵は競争じゃないよ。描く人のハッピーを観て下さる皆さんにお裾分けするのが展覧会だからね。」「はーい♪」
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 一番凍てつく冬の時期にいろんなクラスのみんなの笑い声や楽しい気持ちは、雪に咲いた色とりどりの花のような気がした。
 
 
  ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 ☆阪神淡路大震災から22年。
  アトリエの子ども達は誰も生まれていなかった。
  元気で仲良く生きていられるのはとても有り難いってこと、トトロ流に伝えて行こうと思う季節だ。

2017年1月14日 (土)

寒の満月

 

snow寒中お見舞い 申し上げます。

 松の内も通り過ぎて学校が新学期に入ると、一年で一番寒い「寒」に突入。
 11日の水曜クラスの初アトリエは、全員集合とはいかず・・ユミちゃんが冬休みの宿題と苦戦していて(えっ。。今?) お母さんから連絡があり欠席。
 「みんなも宿題多かったの?」と聞くと「すっごくいっぱいあったよぉ~~~。」
とのこと。
 それ以上は聞かず、楽しく絵の描き初めタイム。
 
 「たぶん、4月に先生とみんなの展覧会をします。春を夢見て描きましょう。」
 「わぁー。。。は~~~~~い。」heart04
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 いつもの一生懸命な姿が春を呼ぶ。
 チカちゃんのアレルギー対策で、オヤツと飲み物はみんなと別々なのを理解している子ども達はさりげなくやさしくササッと分けて配る。
「ありがとう。」とチカちゃん。「うん。」とみんな。
 その風景は大げさでなくてとてもいい。
 子どもは恩着せがましくないからね。
 みんなの優しさの中で、チカちゃんも懸命に絵を描いている。
 大晦日に39度の熱を出したことを少し自慢げに語っていた。ガンバレ。
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 描きかけの絵や描き終えた絵を持って並ぶと、みんなの上にヒメちゃんの虹が架かった。
 みんなちがって みんないい。
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 翌12日の木曜夜クラス。
 寒の満月が冷たく冴えて、ちょっと外に出て月光に祈った。
 サローラは「先輩たちのセンター試験が上手く行きますように。。。」って。
 トトロも「夢ちゃん 雅人君 ガンバレ。。◎◎君 〇〇ちゃん……いっぱいの 高校受験生たちもガンバッ。。。お月様、今年のアトリエもよろしくーーーっ」と祈った。
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 この夜のディナーは豚汁と鳥と山菜の炊き合わせ丼。
 おやつは
 チョコムースケーキにキウイとココアクリーム添え。  トトロ作
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 中一 中二の三人は仲良し。本当に絵が好きだ。
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 スーツ姿のマサヒロ記者は、石垣島の海に思いを馳せる。
 沖縄での新聞社インターシップ経験が彼の道を決定づけた。
 石垣島は心のふるさと。アトリエはリアルふるさと。
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 カナちゃんも夏のヒマワリに着手。
 一番寒い季節には、暖かい絵を描きたくなるものらしい。
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  日中にBOSSが電線の雀を撮影しようとしたら、いきなり全員が軒下に移動したとたん雪が降り始めたとか。
 鳥たちは、地震も雪も直前にキャッチ出来るのね。そこでお休みね。
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 暑い夏に秋の個展の絵を描くよりも、寒い冬に春の個展の作品を描くほうがなんだか気持ちがあたたかい。
 三月米子、四月鳥取と大きな個展に続けてチャレンジするトトロは大作をイメージしつつ小品をどんどん描き始めている。
 子ども達は増えて行く先生の絵をチラ見しながら、自分たちもいつものようにがんばっている。
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 こんなに寒くて雪がコンコン積もる季節には、いつもよりなおさら笑い声や温もりのある会話がありがたくて身にしみる。
 「これお土産です。」
 木曜クラスの時、マサヒロ君が大量のおっとっとを差し入れてくれた。
 「えっ? ありがとうございます。」
 
 お給料をいただいたらアトリエにおっとっとを差し入れる約束・・・守ってくれました。笑
 多くを語らぬ彼の茶目っ気たっぷりのお年始に、みんながフンワリと笑った。
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  今のアトリエの満開は「サイネリア」・・花言葉は「よろこび」
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2017年1月 8日 (日)

アトリエ始め

 1月6日は、トトロメンテナンスの初通院。

 予約はお昼頃でも、検査 診察と予期せぬ待ち時間などで2時過ぎまで滞在。
 土曜のアトリエの買い物をしつつ帰った。
 いつものように、全部お話して右手の痺れのことも呼吸のヒーコラ具合も。。。
 「絵を描かれるのは右手ですよね。」「はい。痺れても動くから大丈夫です。」
 「支障があれば整形に紹介しますから、いつでも言って下さい。」
 
 トトロ生活を全て把握して下さっていることがとても有り難いと思った。
 お正月の間も、病院は閉まることなく稼働中。
 いつか ここのロビーに絵を飾りたいなぁ・・・と、いつも思うトトロだった。
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 さあ、いよいよアトリエ開きの7日土曜日。快晴。
 前の道を彩る紅い花。鳥取市の花、山茶花並木が一層に青空に映えて美しい。
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 「あけまして おめでとーございまーす。」
 来た来た・・・みんなが山茶花よりも満開のニコニコでやって来た。
 
 ケント君 コーセー君は、すぐに描き出した。
 「絵を描きたい気持ちがたまってたんだね。」と言うと「はいっ。」
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 この日は、おじいさんの送り迎えで登場のりょうなちゃんは市郊外のかなり遠方の山間部からやって来る子。都合の悪いときはいろんなクラスに移るけれど、どこに行ってもすぐに周りを穏やかな空気で満たしてくれる。
 「何になりたいんだっけ?」と聞くと「保育士さん。」とキッパリ。
 「いい保育士さんになれると思いますよ。だって全ての条件があなたの中にあるんだもの。」と言うと、とてもとても嬉しそうにコックリした。
 あちらの席のとも子画伯とセラ画伯は、もうまもなく私立の受験も始まろうかという時期でも平気で、ゆったりとした顔で絵に没頭。
 とも子ちゃんからいただいた年賀状には「あんなにムッシリ絵を描いても、アトリエはちっとも疲れません。」と書いてあった。
 倉吉から往復一時間以上の道をやって来てもう8年目になる。
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  セラ君だけの世界。
 「その生物に名前はあるの?」
 「わかりません。アハハ。」
 「そうだね。最初は何でも名前はないね。」描きたいままに自由に描いてね。
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 後半クラスにも遠く岡山からの兄妹がはるばる到着。
 チャーリーさんも兵庫県だし、中国でお父さんと会って来たばかりのシュンアキ君にスタッフのサローラと、考えてみたら鳥取市で生まれた子はアヤカちゃんだけになる。エミちゃんはお母さんの故郷の中国に行っていて欠席だし。
 何気なくトトロはつぶやいた。「今日は七草だねぇ。」
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 「七草って?」とシュンアキ君。
 アヤカちゃんは知っていたけど、サローラも知らなかった。
 「みんな、おもち好きですか?」「はーい。」
 
 「よしっ、みんなが描いてる間に先生が七草がゆ作るからね。」
 「えっ?ななくさがゆ?」( ̄Д ̄;;「いいから 待ってて。」
 「はーい。」
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 お手伝いはハルカちゃん。「先生 おもちがのびるよ~~~。」^^:
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  セリ なずな ゴギョウ はこべら ホトケノザ すずな スズシロ 春の七草。
 おまけに ファー民さんのネギ。お粥さんにお餅も入れて・・・。熱々。
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 こちらチャーリーさん。ハフハフ。^^
 
     みんなも完食。季節の味、アトリエは時々みんなしていただいて「無病息災」を祈ります。
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 トトロは七草のわらべ歌を歌いかけようとしてハッとした。
 「唐土の鳥が日本の国へ 渡らぬ先に七草 とんとんとん♪」
 ダメだ。唐土は中国・・・遠くから来る悪いものという意味だから歌えなかった。幸いなことに、誰も七草の歌を知らないクラスだった。
 アトリエのみんなは国境を越えて、いいものばかり交換している仲間だから。
 「どこの国でも、子ども達の元気を祈る歌やしきたりがあるとおもうけど、日本の七草もそのひとつ。春の緑をお粥に炊いて、一年のパワーを祈るんだよ。今年も一年みんなは元気よ。」  
 
 兄弟のような二人の描きかけの絵はきれいな春の色だった。
 「ぼく これを描き終えたら展覧会に出すよ。」とシュンアキ君。
 ユウマ君も春から中学生。
 「僕 ずっと岡山から来ますから。」・・・ありがとね。
 
 彼は自分が来るとシュンアキ君がどんなにうれしいかを知っている。
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 さあ、春にはみんなと先生の展覧会。cherryblossom
 
 今年もワクワクと走っておいで。run
 そしてまた、自由にのびのびと大好きな絵を描きましょう。heart
 art2017年のアトリエが始まった。

2017年1月 2日 (月)

明けまして、晴天なり。

 sun明けまして おめでとうございます。 2017年 お正月art

 申年は去って 酉年は鳥取の年みたいで とりあえず知事はそう言っトリます。
 
 今年の 生徒たち用の年賀ハガキは ↓・・・こちら。
 ピヨピヨと 元気に殻を割って駆け回るようにとの願いを込めて。
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  年末 ラストの来訪は、福岡から帰って来た「陸君」。
 「先生っ!!」と駆けつけた姿がステキで
 「ちょっと そこに立ってて。」と写真をパチり。
 「なんだかフランスの芸術家みたいねぇ。」と言うと。。。
 「画家ですから。」と キッパリ。
  彼は昨年のお盆頃に最愛のおばあちゃんが他界されて落ち込んだメールをくれたとき「大丈夫 おばあちゃんは貴方の中にいつまでも居て応援しているよ。」と返信したら「頑張ります。」と立ち直った。
 彼が自分で「画家」を名乗ったのは初めて。いいぞ。いいぞ。
 聞けば1月24日から 福岡の宗像のギャラリーで教育大学の仲間と有志展のはこびとか。
 特別支援教師の実習や資格の為の勉強も着々と頑張っていた。
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 するとまもなく、いかにも新聞記者らしい服装のマサヒロ記者が多忙な仕事の途中の時間をくぐり抜けて来てくれた。「二人ともありがとうね。」
 「ちょうど東北のお雑煮が出来たから・・。」と トトロマジックのラストおもてなし。
 「美味し過ぎますっ。」と陸君。お餅もたっぷり入れて、風邪の治り切らないマサヒロ君の方にはショウガを摺って投入。
 「あたたまります。」二人ともハフハフと美味しそうに完食。
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 二人はアトリエの先輩・後輩の握手を交わし、お互いにエールを交換。
 「先生 ずっとここに居て下さい。帰ってくるところだから。」
 会社の玄関に貼る 年始のニワトリを陸君に描いてもらうと、BOSSとマサヒロ君が「う 上手い!!」と唸った。しかも手早く描き終えた。腕が上がってるし。
 マサヒロ記者が仕事に帰り、そのあとアトリエで夕方までずっとソラ君に贈る絵を描いてから「これから同級生と飲みに行きます。」と モンパルナスの画家のようなスタイルで手を振って帰って行った。コートもカバンもお父さんのお下がりとか。^^
  トトロ先生 年末最後の仕事は、青年たちの夢を聴き、お雑煮をごちそうすることだった。
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 お正月も二日も日本晴れ。なんだか気持ちも日本晴れ。
 
 アトリエの前の紅白の山茶花が満開。
 空に花にありがとうと感謝した。
1701025 
 子ども達から、一生懸命書いた文字と、消しゴムの跡が力作を物語るイラストつきの年賀状が届き始めている。
 ずっと前のOBやOGからは、結婚や赤ちゃんが産まれた報告。
 北海道から九州まで 全国に散らばりアトリエを懐かしむハガキ。
 
 いつまでも ずっと同じトトロ先生がここに居ると信じ切っているらしい。
 職業・・・アトリエのトトロ。 ときどき画家。ときどき作家。
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 入り口のカウンターを可愛く楽しくお正月に飾って、またみんなとの新しい日々をはじめよう。
 なるべく元気に本気でアトリエをやっていこう。未来に向かって・・。
 
 皆様、今年もアトリエをよろしく見守っていて下さい。

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