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2016年12月

2016年12月27日 (火)

アトリエのラストクリスマス

 25日のクリスマスの日、トトロのメガネのフレームが壊れたので普通の人なら徒歩10分の眼鏡屋さんに向かった。

 いいお天気だけれどキーンと寒くてたちまち呼吸が困難になり、鼻から吸って口をすぼめて息をヒューッと吐く方法を試しながら25分くらいかかって到着。
 完璧なバリアフリーのアトリエから一歩出ると、トトロの試練がやって来る。
 ものすごく親切ていねいな全国チェーンのメガネ屋さんに、夜の呼吸器装着のことを話すと、ビョーーーンと広がったり出来るフレームをすすめて下さって
 「絵を描かれるなら、検眼してもう一つ持っておられた方がいいですよ。」と。
 老眼の度数が一つ上がっていた。
 お茶とブルーベリージュースを出して下さって、いろいろおしゃれな小物をたくさんオマケしてくれたので「サンタさんですか?」と尋ねると「アハハ」と爆笑。
 
 帰りは仕事から戻ったBOSSが迎えに来てくれたので、助かった。
 あんなに元気にアトリエクリスマスをしていたのに、少しの外出で歩くにも不自由なギャップに今さらに気づいて、アトリエ仕事の出来ていることに感謝した。
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 さてさて、翌26日の月曜クラスは夕方5時から。ラストサンタの日だ。
 今までの達成感で、もう一杯になった気持ちを新たにチェンジして月曜クラスの3人のうち二人が初クリスマスなので、アイデアを振り絞っていたとき、見慣れぬお名前の方から宅急便が届いた。
 
 中身はクリスマスっぽくもあり、お正月の風情もある九州福岡の名物お菓子がどっさりと。
 記憶を辿ると、ネットでお知り合いになり三月の個展のときにリアルでお出で下さった福岡のmiko-mikoさんからで、初サンタ参入の有り難い贈り物だった。
 この感動を一人で味わうのはもったいないので、すぐにサローラを呼んだ。
 時は冬休み。サローラはすっ飛んで来た。
 いただいた中身をていねいに取り出し、クマモンクッキーなどはさり気なく飾り、お正月らしいものは隠した。
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 ちょうど、何もマークのついていなかったその箱に三人分のサンタプレゼントを楽し気に入れて、英語のガムテープでもう一度梱包。
 宛名にはサローラがスラスラと英語でアトリエチルドレンと書いて、差出人はフィンランドのサンタクロースとした。
 あと30分でみんなが来る頃 全てのプランニング準備終了。
 カノちゃんは転勤族なので、いつまでここに居られるか分からないし・・アヤカちゃんは6年生で中学に上がれば月曜クラスの時間には来られなくなる。
 三人に素晴らしい思い出をプレゼントしたかった。
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 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 
 いつものように、ちょっと早めに全員登場。
 あのデッカいサンタ服の ズボンの一本ずつに一人ずつ入って、上着はアヤカちゃんが着て、三人羽織のようなサンタが出来上がると、「キャハハハハ♪あったかーい♪」とモゾモゾ大騒ぎ。
 「歩いてごらん。」とトトロ先生。足の役の二人がピョンと歩いちゃケラケラ笑う。
 三人の思い出。・・・一生忘れないだろう。
 
  サンタってみんなで一人なんだよ。
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 それでも、みんなちゃんと絵を描いてから(そこが感心)・・ケーキ作りタイム。
 カノちゃんとマオちゃんがアトリエに来たのは、今年一月のこと。
 ギリセーフで三月の展覧会にも参加した。三人はそれぞれ照れていてお互いにチラ見しながら、だんだんに打ち解けて行った。
 今は仲間。とても面白い話題満載の夢見るクラスになった。
 役目もちゃんと決まっているようだ。
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 ラストクリスマスなので、ローソクを灯して讃美歌を流した。note
 アトリエが夢の世界になって、「ワァーーーッ」とうっとりしている。
 
 いつまでもこうしていたいとトトロは思った。
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 カンパイをしてから、ケーキを分けてクラッカーを威勢良くパーーーーンと鳴らした時、「荷物が届きましたよー。」と事務所から声がして、大きな段ボールが運ばれて来た。
 ワラワラと駆け寄って「せんせーい!!英語だよっ。」とカノちゃん。
 「どれどれ?」と 読んでいるトトロ。「アトリエチルドレンにサンタクロースからだよ。」
 「わーーーーーーーーーーーーーっ。。。」全員固まった。
 みんなの小さな指が懸命にガムテープをはがすと、中にふんわりした三色のリボンがかかった3個の袋が見えた。
 Mの文字を見つけたマオちゃんは、「あっ。」と言った。
 順番に頭文字を見つけて渡すトトロ。
 ワクワクと受け取り、大きな声でお礼を叫ぶみんな。
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「♪」ヽ(´▽`)/
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 ♡(*゚▽゚)ノ
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    (゚▽゚*)
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 おそろいの手づくりシュシュに、お気に入りのぬいぐるみ。トトロクッキーにたくさんの学用品。
 キラキラしたものや フワフワしたもの。まつぼっくりに金色のどんぐり。
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 もう一度袋に詰める手のていねいなこと。大切にギュッと持ったまま。
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 サンタ同盟の皆さんと、本物のサンタさんと、トトロにチカラを貸して下さったいろんな奇跡に、心から「ありがとうございます。」
 最後まで見届けてくれて、時折感極まっていたサローラにトトロは言った。
 「あなたも愛のプロデュースが出来る人になるのよ。」
 「はい。めざします。」
 2016年 アトリエクリスマス感動のフィナーレ。
 教室も全て終了しました。
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 いつもアトリエの子ども達を見ていて下さってありがとうございました。
 どうか 良い年をお迎え下さい。

2016年12月25日 (日)

アトリエクリスマス・・その2 

 21日の水曜日は、暖かい日だった。

 サンタのソリは雪のないアトリエにどこから来るのか話題になった。
 絵本には「ソリがだめならヨットかな?自転車かな?」というフレーズがあるので、自転車が通る度に子ども達は外を気にしていた。
 とりあえずケーキをこさえる面々。クリームは全員がかわりばんこに絞っていた。
 これは、初アトリエクリスマスを迎えた転校生ショウコちゃんの番。
 アレルギーのチカちゃんには特別のお芋のケーキをつくっておいたら
「今日の給食にケーキが出たけど、食べられなくてみんなの見てたよ。」とチカちゃん。
「そっか、気持ちが折れずによくがんばったね。」と言うと。
「あんなの小さかったし、アトリエには絶対あると思ってたし。」と。
・・・小さかったし・・のセリフに彼女の意地を見た。
 いちご係のユミちゃんは、チカちゃんの分をたっぷり残してくれていた。
 
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 クラッカーを鳴らして、カンパイをしていたら、玄関からサンタの音がした。
 英語の名前を先生が読んで、上に向かってお礼を言う。
 
 アトリエの天井のその上の屋根の上の空に届く声で、
「ありがとーございます。」
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「あっ トトロクッキー!!!」発見したのはみさきちゃん。
 
 また横浜のずっかちゃんがこさえて送って下さった。感謝。3年目になる。
 トトロはずっかちゃんにお会いしたことがない。。。。
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 花の絵を描くサクラちゃんには、きれいな造花ペンシルが入っていたらしい。
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 トトロ先生の大作「天使のはしご」のイーゼルに、いつも読む定番の絵本が並ぶ。この日も読んだ。もうあちこちで20年以上読んでいる。
 水曜クラスの全員が、うっとりとしながら自分の好きないいものを、また袋にしまって両手で抱えて帰って行った。
 初めてだったショウコちゃんは、5年生なのでサンタから受け取るとき少しとまどっていたから「頭で考えずに、心で受けとめて感謝すると本当のことになるんだよ。」とトトロ先生。
 「どお?」と聞くと「うれしい。」と。小さい先輩たちはその会話を聞いていた。
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 いよいよクライマックスは24日の本当のイヴの土曜日。
 トトロはスタッフにミッションを課した。
 「2年生のユシンちゃんが何故かサンタを信じないから、本当だということを分からせてあげるのよ。」「はいっ。」
 先に来たベテラン中学生たちにも伝えた。
 いつものように今年最後の絵を描くみんな。
 シクラメンもポインセチアもミカ画伯の画用紙に満開。クルミインクで下絵。
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 協力してこさえてくれたCクラスのケーキには「おっとっと」まであしらって
とても美味しそう。さすがにみんなアーティストだ。
 イチゴはユシンちゃんのお父さんからいただいた。
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 ケーキが出来てクラッカー・・カンパイ・・・・すると外から本当にシャンシャンと鈴の音が近づいて来てアトリエの前で停まった。えっ? トナカイ?
 スタッフのMちゃんが急いで玄関へ。そして大きな袋を抱えて戻って来た。
 トトロ先生はサンタ見習いが使うという手づくりの赤い帽子を被った。
 何人かの名前を呼んで袋を渡す。ユシンちゃんはじっと見ている。
 ついに「ユシンちゃん。」と呼んで袋を渡すと、何度も上に向かって「サンタさーん、ありがとーございまーす。」と叫んだ。みんなで拍手した。
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 ヤチルちゃんには一番好きなワンコが入っていて「何ヶ月もお休みしてたのに、サンタさんうちのこと忘れてなかった。」と。
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 得意げにトトロクッキーをBOSSに見せているユシンちゃん。
 「こんなのどこにも売ってないでしょ。」と言っている。
 「あたりまえよ。サンタさんだもの。」とトトロ。
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 赤と黒でバッチリ決まった不思議。まるで打ち合わせたように。
 ミッション成功。
 
 信じることはハッピーなこと。これトトロの思い。サンタさんは居ますよ。
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 後半のDクラスは何故かブルーグレーの服が多い不思議。
 急に背丈の伸びたアオイ君がヒロト君とケーキをデコっている。
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 そして、トトロサンタがデッカいサンタの服を着た。中にもモコモコの服を着ておなかパンパン。ちと重いけどね。
 ずっと前に学校や わらべ館のイベントでクリスマス絵本の読み聞かせのときに大きな男性スタッフの為に手縫いした衣装だ。大切にとっておいて良かった。
 スタッフ二人も見習いサンタ。
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 アオイ君がサンタ衣装にヒゲまでつけて、BOSSの仕事部屋に「メリークリスマス」とケーキ持って侵入。「おぉっ!」とBOSSの声。ついて行っているヒロト天使。
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 自分のクラスのときに来られなかったチャーリーさんは、この日に来ることが出来て一緒にクラッカーをパーーーーーーン☆イヴに来られた不思議。
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 そしてまたまたやって来てくれたサンタさんの気配の中、全員に袋が手渡された。「スゲーー、これ一番欲しかったんだ。」とアオイ君。Gペン先セットだ。
 漫画家の夢、叶いますように。
 みんなあちこちで歓声を上げている。
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 ジッと見つめ続けるアオイ君。
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 ユイちゃんもユキノちゃんも欠席だったけれど、プレゼントは先に届いている。
 信じて喜ぶ男子と、満足そうなサローラたち。
 
「病院へ届けたみんなのカードも今日患者さんに配られたと思うよ。」とトトロ。
 トトロは何度も言った「大きな火事や地震や、あちこち世界でもいろいろなことがある中で、アトリエが平和にクリスマスが出来た事に感謝しようね。」
 何よりの奇跡は、こうして今年も元気に全員で贈り物を受け取れたこと。
 残すクラスはあとひとつ。
 全国のサンタ連盟の皆さんに感謝して・・・・メリー クリスマスxmas
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2016年12月17日 (土)

アトリエクリスマス2016・・その1

 クリスマスにうれしいのは誰でしょう。

 一番うれしいのは、サンタさんでしょ。
 なんだかとってもそんな気がします。
 
 15日の木曜夜クラス。
 ついにアトリエのクリスマスが始まった。
 カイキ君、渾身のケーキデコ。
 「それじゃあ切り分けにくいよ。」とサローラ。
 みんなで横からワイワイと言うのがお楽しみ。
 
 そして完成。 今年最初のクリスマスケーキはとても美味しかった。
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 全員そろって迎えた、今年最後のアトリエ。
 前半にちゃんと絵を描いてから、ケーキを作り、どこからともなく出現したプレゼントをトトロが発見して、英語の文字を読み解き・・みんなに手渡す。
 手づくりの紙袋に、その人の好きなものだけが一杯入っていて、一つとしておんなじ中身はなく、オトナの生徒さんも開けるときのワクワクは子ども達と一緒。
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 シェフを夢見るカイキ君の袋はデッカくて、ずっしり重たいその中に今年は料理の道具も入っていたらしい。・・・やるね、サンタさん。
 夢を叶えてよ。
 その近くでコッソリ袋を開けるムッチーさんのうれしそうな姿。
 超ご多忙な中学の先生。
 彼だけは、欠席のときでなく「行きます。」「向かってます。」のメールが来る。それほど欠席が多いけれど、アトリエ生徒歴 約20年。
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 これは一体・Σ(゚д゚;)。医療器具ではなくて、神戸先輩サンタからの中にあった、おもしろストロー。クルクルとメガネをかけてカルピスをすすると、白いメガネに。
 マサヒロ記者は「咳がひどいので、欠席します。」のメールをくれたんだけど「今年最後のアトリエでパーティーだから、咳だけだったらアトリエで治るよ。」と強気の返信をすると。「行きますっ。」と。
 トトロ秘伝の咳止めを手渡し、背中をさすってあげたら少し落ち着いた。
 入社一年目の頑張りストレス咳・・とトトロ診断を下し、サンタのプレゼントもちゃんと手渡すと、なんと中に咳によさそうなものがあらかじめ入っていて
「やっぱりねぇ。」と笑い合った。
 
 社会人一年生はなかなか甘くないけれど、夢を叶えている先輩として後輩たちがあこがれているんだよ。
 総勢8人・・・夜はふけても、束の間のホットタイムにみんなで酔いしれた。
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 17日土曜クラス。小雨が雪に変わる予報をサンタさんが晴れ間をつくって下さった。その間に全員集合。
 とても遠くから来ているりょうなちゃんは、アトリエの毛糸の手づくりドラえもんにサンタの衣装をつくっている。
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 こちらでは、絵を描き終えたケント君コーセー君とスタッフのMちゃんがケーキづくり。
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 この日のストローは、神戸サンタからの「ヒゲストロー」
 似合うね。^^
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「メリークリスマス☆」
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「サンタさん ありがとうございます。」上を見て大きな声で♡
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 「オホホ・・。」オシャレメガネのりょうなちゃん。
 
 受験生の中三トリオには、太宰府天満宮の学業お守り鉛筆も手渡した。
  だんだん無口になってきた中学生をそっとしといて、大はしゃぎのみんなは大きな袋を持って、絵の具袋を忘れて帰りそうになっていたね。
 「せんせい 来年もよろしく。」「こちらこそ。よいお年を。」
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 そして後半Bクラス。
 岡山からの兄妹も約2時間かけて久しぶりに到着。
 彼等が来ると、俄然空気が柔らかく活発になる。
 
 シュンアキ君が初めて来た時「漢字もお箸も中国から伝わったんだよね。」と言ってくれたユウマ君。
 シュンアキ君は「日本からも今はいろいろ伝わってるよ。」と言ったっけ。
 エミちゃんのお母さんも中国の方だから、このクラスはスタッフのサローラも入れると、モンゴル・中国・日本・の広大なクラスなのだ。
 トトロはなるべく言葉を聴き学び、お迎えのご家族に「再会(ザイ ツェン)」なんて手を振った。モットーは「世界はひとつ」
 この日エミちゃんは、トトロ直伝の童画を完成させた。
 「せんせい 私 跡継ぎだよね。」
 「エミちゃん ありがとね。うれしいよ。謝謝」
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 サンタさんまだかな・・・と窓をのぞいているし。
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 違うクラスから都合の代替え参加のユイちゃんも、自然にうちとけてケーキをつくる。
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 みんなで考えている。協力している。
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 「メリークリスマス♪パーーーーーーン!!!」・・・・決まった。
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 と そのとき外から何やら配達の声。BOSSが出て行った。スタッフを呼ぶ。
 大きな白い袋。「手伝うっ!」と叫んでシュンアキ君が飛び出した。
 そしてトトロ先生に重たい袋を届けてくれた。
 みんなの鼻息が荒い。目が潤んでいる。
 一人ずつの英語の名前を探して、みんなが受け取る。
ユイちゃんは「うち 違うクラスだから無いかも知れんけどいいよ。」と言った。
 果たして一番最後の袋に書いてあった名前を先生が読んだ。
 「ユイって書いてあるよ。ユイちゃーん。」
 心配して見ていたみんなが拍手した。
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 クラスの違うユイちゃんは靴下の、あとのみんなはハートの手づくりオーナメントが入っていた。
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 ヒゲストローも。
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 ハルカちゃんは今までで一番自分で上手と思える絵を描いた。
 題名は「本当のクリスマス」。
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 エミちゃんがいきなり「せんせいってサンタさんみたいだな。」と言った。
 「えっ!! なんで?」と慌てるトトロに
 「だって今日は紅い服だし、みんなに渡すのがうれしそうだもの。」
  ・・・・するどい。。。。
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 帰りの時間になっても入り口のカウンター越しにみんなが集まって、トトロといろんなおしゃべりをした。
 「また 来年ね。今年もありがとうね。」
 ユイちゃんが手伝っていたサローラとMちゃんをずっと見ていて、トトロに小さな声で聞きに来た。
 「スタッフにもサンタさん来てくれるんですか?」
 「もちろんよ。ステキな贈り物があると思いますよ。」
 「あーよかった。先生 うち スタッフになるからねーー。」
 トトロは涙目のサローラたちと握手した。「ありがとうね。大成功♡」
 この日は今冬一番の寒さだった。

2016年12月14日 (水)

まもなく本番

 天使来訪。

 千葉から移住されて斬新な農業に立ち向かう「ファー民ケイタ」さんに、あちこちに送ろうと冬のご挨拶の為の白ネギを注文したら、いつもこの天使ちゃんが現れてアトリエで遊んでくれる。
 ファー民さんと奥様の二人三脚で広大な農地にいろいろな試行錯誤の中、白ネギは絶品で神戸のラクヨからもリクエスト。今年も美味しい白ネギだ。
 愛をかければ子供も作物もスクスク育つことを実証中。
 もちろんファー民家へと届いていたサンタさんからのものをお渡し出来た。
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 10日の土曜クラスは、久しぶりに正規のメンバーだけでゆっくり創作。
 まだ病院へ持って行ってないと知ったヤチルちゃんは、絵を完成させてからおもむろにクリスマスカードを制作。
 彼女にとって3回目のことだ。自然な感じで丁寧に創る姿がなんだか美しい。
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 ここは本来女子会のようなクラスで、アトリエに入った年齢も時期も違うけれど似たような学年でしっとりしたクラスだ。みんな大きくなった。中学生たちと天才小学生低学年のユシンちゃんと。帰り咲いた高学年のヤチルちゃんと。
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 くるみインクにハマり中のミカ画伯。心地よさそうにスラスラと。
 アトリエにはこの前から静かにクリスマスソングが流れている。notes
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 このメンバーがアトリエCクラスの面々。
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 そしてDクラスはソラ君の不在感が大きくて、なんかみんな気が抜けたようで  何しろトトロ先生が「あー、なんか違うねぇ。みんなは?」なんて言っちゃうものだから
 「・・・・・・うん。」なんてみんなの気持ちに拍車をかけてしまう。
 居なくなって初めて分かる存在感。
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 それでも、ゆきのちゃんはいつものようにヒロト君に近づけて絵本を読んでくれたし。
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 一回お休みだったユイ画伯も、うれしそうにケラケラしていたし。
 みんな心の中ではいろんなこと感じながら、アトリエの空気を支えてくれていた。  「ソラ君どうしてるかな・・。」誰かがポツンとつぶやいて、みんながコクリとうなづいた。
 出逢って、別れて、楽しくて、さみしくて、小さい子でも人生の道。
 
 みんなで歩けばこわくない。
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 12日の月曜日クラス。寒いけれどニコニコ集まる三人のクラス。全員皆勤賞。
 アトリエのあちこちに小さいサンタや、楽しいクリスマスっぽいものが増えていて、たちまち見つけてワイワイおしゃべり。夢のある会話がきこえる。
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 楽しみなことに、カノちゃんもマオちゃんもアトリエクリスマスは初めてだ。
 「ホントにサンタが来るよ。」臨場感ゆたかに説明するあやかちゃん。
 「どこから?」「サンタの国からだよ。」
 あんまり盛り上がるので、トトロ先生は「よしっ、今日はアトリエクリスマスのリハーサルをしよう。」「はいっ^^>」
 
 窓の外から見えるのは アトリエの中にもピカピカ光り始めた灯。
 くまたろうさん手縫いのタペストリー。みんなが貼付けたクリスマス。
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 トトロ先生が焼いておいたスポンジにチョコクリームをニョロ。
 「キャー 失敗した。」「いいよ いいよ リハだからね。」
 作っておいたイチゴジャムとリンゴジャムをペタペタ。「アハハ。」
 味はとても美味しくて、BOSSたちにも配達していた。「これ どうぞ。」
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 手づくりの巨大絵本を読むと、サッとマオちゃんが来て支えてくれた。
 
 「次は26日だけど、ホントのクリスマスの次の日だけど、みんなはラストでクリスマスするから、元気でおいでよ。」
 「はーーーーーーーーい!!!!!!!」
 お迎えのお母さんたちにも、ケーキを一切れずつ召し上がっていただいた。
 なんだか、後ろ姿から♪のマークが見えるようだった。
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 14日の水曜日
 トトロの大仕事。みんなのカードを病院へお届けしたのだ。
 もちろん猫バスはくまだっち。
 始めに心臓の手術をしていただいた中央病院の胸部外科へ。
 次に6階に上がり長く入院していた心臓内科へ。どちらも師長さんが出て来て下さって、「患者さんたちにお渡しします。」と受け取って下さった。
 受付にはまだトトロの絵はがきも飾ってあった。
 そして、去年からお渡ししている市民病院の癌病棟。トトロが一番先に入院したところだ。去年までここの師長で、今は救急病棟のS師長まで呼んで下さった。
 S師長がおっしゃった。
「トトロさん。末期の患者さんは本物しか受け付けなくなるんです。去年いただいたカードをお渡ししたら、皆さんとても明るい表情になられて何度もカードを見られて、幸せな笑顔になられたんです。」
 もう師長は涙声になって
「だから、子ども達のこさえたカードはどこにも売っていない本物だったんです。」と。
 トトロは自分のいのちが危うい時に、アトリエの子ども達の手づくりカードが毎日届き、ふんばることが出来た。本物パワーの不思議なチカラを感じた。
 だから、クリスマスだったら天使にふさわしいことが出来ると思い、このことを始めたのだった。
 一枚ずつご覧になって下さる師長さんたち。
 やっぱりナースも天使だと思った。
 アトリエのみんな、中之郷小学校のみんな・・・お届けしましたよーーー。
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 そして夕方アトリエに帰ると、横浜サンタのずっかちゃんからバージョンアップした大量の手づくりトトロクッキーが届けられた。
 郵便局のお兄さんが不在だったと電話を下さったので、夕方にお願いすると
 「われもの」って軽いですけど・・・とおっしゃるので「中身はトトロです。」と答えた。大切にそーっと持って来て下さって究極のギャグをおっしゃった。
 「こんちは。猫バスでーす。」
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 さてさて木曜夜からサンタの本番。
 何もかも、間に合うような不思議なことばかり。
 寒いけれども温かい、アトリエのクリスマスがはじまろうとしている。

2016年12月 9日 (金)

サンタの正体

 冬の青空が冷え込む空気を清々しく包む。

 アトリエ近くの風景。
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 12月3日の土曜日Aクラス。
 立体のツリーカードを創っている健康人生の二人。健人君・康生君コンビ。
集中している。
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 コーセー君に手ほどきをすれば、すぐに両方に伝わるから便利。
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 中三トリオは、それぞれの世界に没頭中。
 「ゆーっくりしなさいよ。」「はい。」
 この日、オヤツは小学生たちが準備して先輩方にお配りした。
 「ここは若いもんがやりますから。」「おう。ありがと。」笑
 受験生の12月。後輩達は応援しています。^^せめてアトリエで一息ついてね。
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 後半クラスのエミちゃんは、いつも何かこさえて持って来てくれる。
 この日は窓に貼る「メリークリスマス」。裏には「アトリエ」と描いてある。
 待ち遠しくてたまらないようだ。
 「先生 サンタさん日本語読める?」「たぶん読めると思うよ。勉強されているからね。」「よかった。」
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 あやかちゃんのサンタハウス。
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 シュンアキ君はこの絵を中国のお父さんに送るらしい。
 「僕、お正月は中国に行くよ。」「よかったね。先生もあなたのお父さんに会いたいよ。」「うん。よろしく言っとく。」
 彼も随分長い事 お父さんに会っていない。
 お母さんと弟と、日本で一生懸命暮らす日々の中いつのまにかしっかりとしたお兄ちゃんとして弟に教えたり、躾けたりしているそうな。お母さんがトトロにこっそり教えて下さった。
 絵はいつも明るくていいよ。
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 翌日4日の日曜日から、スタッフのサローラがお手伝いにアトリエに通い始めた。しかも、時々こんなカードの入った箱が届き始めて・・・何かの気配がして来たよ。日・月・火曜日。。。。秘密の仕事は静かに夜まで進行中。
 
☆先輩サンタ ☆信州のくまたろうさんサンタ ☆↓これは神戸のラクヨサンタ。
 全国のアトリエサンタ連盟の皆さん、本当にありがとうございます。 
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 そんなこととはつゆ知らず、水曜クラスはチカちゃんも回復して全員集合。
 
 いよいよ 大らかなアートはヒメちゃんのキラキラツリー。
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 几帳面なサクラちゃんは、病院へ贈るカードをまだまだ製作中。
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 チカちゃんとミサキちゃんは、木製ビンチに赤と白で色づけをして、サンタピンチ大量制作中。
 なんだかここもサンタ工場のようになっている。
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 ショウコ画伯はサンタの森へと行く道を描いている。
「いいグリーンですね。それクリスマスの色よ。」とトトロ先生。
 ひたすら色を創る。そして塗る。
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 アトリエの発明家、ユミ画伯がこさえたのは「クルミちゃんの雪のステージ」
 
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 モデルの本物のクルミはこちら↓。
 信州のくまたろうさんサンタ便の中に入っていた。
 姫リンゴもミニリースも本物。ハーブの香りがした。
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 木曜日、仕事で描いて額も創ったトトロ作品。まだボンドが乾いていない。
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 木曜の夜もサローラが来てくれてせっせとお仕事。
 サローラのお家は、去年までアトリエ近くの小さなアパートだったけれど今年その近くに新築された。こちらに来ていらっしゃるモンゴルの方の中では初めてとか。
 7年程前に、アトリエの会社の建物をお借りしていた大家さんが亡くなられたときに売りたいからと立ち退きの話があり、あちこち物件を探してみたけれど条件に合う場所はなかなか無かった。
 そのとき、BOSSが言った「他へ移るとサローラが走って来られなくなるなぁ。」・・・遠い国から来て、アトリエに駆けて来るサローラ。まだ7歳だった。その姿がうれしそうで強く印象に焼き付いた。
 そしてBOSSは思い切って必死のローンで購入したのだった。
 前にサローラのお父さんに車で送っていただきながらその話をすると、お父さんは涙を流して下さった。そして今年はご自分もこの近くに家を建てられた。
「アトリエ近くを選びました。」と。
 そんな話をしながら中二になったサローラに「ねぇ、サンタさんってさ・・いるよね。」とトトロ。
 アトリエ中に広げられた全国の助っ人サンタからの贈り物と一年かけて手に入れたトトロサンタの物たちと・・・切っても切れない子ども達との絆と。20年間アトリエクリスマスが続いていて 子ども達は信じていることと。
 そしてサローラとトトロは気がついた。
 「あっ、サンタの手伝いをさせてもらっているのは私達の方だよ。一人一人に手渡す係なんだよ。」「あっ。」とサローラも絶句。「やっぱり物じゃないよね。」
 この現象が贈り物そのものなんだよ。
 
 なんて有り難い事だろう。トトロは生きてずっとサンタの手伝いをしていられて。そのまたお手伝いに近くのサローラが走って来て。今までもたくさんの先輩達やお母さんたちが、いろいろとしてくれて・・。20年もの間、お金持ちでもないトトロサンタがステキな12月を過せていたこと。これが贈り物だったのだ。
 サンタクロースの正体。それはゆるぎない真実。変わらぬ思い。そして感謝。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥
 子ども達のこさえたカードに、今年もあのトトロの樹の小学校から50数枚がプラスされてついに120枚のクリスマスカードが完成していた。xmasheart
 「せんせい 病院へ届けてね。」
 一生懸命つくった天使たちの温かい心を、いのちの現場へお届けします。
 今年はようやくサンタの正体が少しわかりかけて、なんだか感動しながら、あともう少し仕事の残るトトロのクリスマス準備室だった。
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 大きな感謝の中で・・・。

2016年12月 2日 (金)

12月の夢

 トトロにしては珍しく、毎日教室や外出の一週間。

 さすがに世間は師走の気配だ。トトロまでちょっと忙しいのだから。
 
 来るべき外出ウィークに備えて27日の日曜は美容院でベリーショートに。
 28日の月曜日にサンタ一号便到着。xmas
 (一体どこのフィンランドからかな?)と差出人を見て固まってしまった。
 アトリエの歴史初のOBサンタからだった。涙
 今年から東京のIT企業で勤務を始めたMちゃんは、すぐに大阪に転勤になり神戸の大学に通う妹のシーちゃんと、この度大阪で合流して懐かしいアトリエの為にありとあらゆるお楽しみグッズを探して手に入れて送ってくれたのだった。
 メールでお礼をしたら、「毎日失敗や慣れないことだらけですが、周りに迷惑をかけながら頑張っています。先生も体調に気をつけてアトリエ頑張ってください。アトリエに選ぶ買い物がとても楽しかったです。」と新入社員のOLらしい返信メールが夜中に届いた。
 
「お肌に悪いから、もう寝ましょうね。ありがとう。」と返信しつつ(がんばれ!)と心から思った。 自分の給料でアトリエにサンタの買い物。どんな気持ちかな、と想像するだけで熱いものがこみ上げた。ついにサンタに昇格したのね。
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 その箱を隠して、教室の時間。
 モール紐で器用に犬をこさえている。
 月曜クラスの天使トリオはいつもいろんなチャレンジをする。
 「難しいと思ったらやってごらん。一度失敗すると、必ず成功するよ。」とトトロ先生。難しいことをやり遂げてこそ達成感がある。それにしてもみんな先生より上手いのよね。
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 29日の火曜日に、いつもの友人熊田っちに猫バスをしてもらい博物館へ。
 受付嬢はここにお勤めのマサヒロ記者のお母さん。久しぶりの会話がはずんだ。
 展示室には「安曇野・道祖神」が待っていた。
 洋画・日本画・デザイン・写真・・・と各部門があるけれどやっぱりこの絵は
「童画」で、トトロ画で・・・何にも属してはいない。
 
 ピッタリお似合いの額に入って、辺りに信州の風を吹かせているように見えた。
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 山の頂がちょっと信州の山にも似ている大山(だいせん)を西に見て、30日は二ヶ月間に渡る個展の搬出に向かった。
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 はじめは、個展のオファーをいただいた米子「百花堂」のギャラリー担当の長谷川さんにお会いしに行って打ち合わせ。初対面なのになんだか懐かしくて、いつもながらのご縁ある出逢いのようだった。
 だって長谷川さんはいきなりこんなことをおっしゃるんだもの。
 「私大山の方のトトロの森に住んでいるんです。」
 二度もカフェに足を運ばれて「絵はがき買いました。」と。
 BOSSとトトロは、その場で即決。
 来年の3月にこちらで個展をすることに決めた。・・描かなきゃ。
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 周りはショッピングモールで、パーキングも広い。・・・描かなきゃ。
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 ギャラリーではこの日から、米子の写真グループの皆さんの展示だった。
 広いギャラリーだ。大きな絵も展示出来る。・・描かなきゃ。
 打ち合わせ中に、ここの近くの新聞社からいつもの澤田デスクもいらして下さって「そのときは取材させてもらいますよ。」と。有り難いことだ。
 米子の8年間、ちいさな童画展で生まれたファンの方達に、少し大きな絵も観ていただけると思うとワクワクしてきた。喜んでいただきたいと思った。
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 ゆっくりしてしまつたと思ったのに、不思議な程、予定通りにパナデリーアに到着。たくさん売却済みの赤シールが貼られていた。
 有り難い事だ。
 小さな絵たちも。
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 このバラの絵も。
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 そして、ここに初めて来られたというこの親子さんは、絵からなかなか離れず・・・ついに「あのう、子どもが3人居てこの子が末っ子なんですが、写真を送りますから描いていただくことは出来ますか?」と。
 「はい。描かせていただきますよ。」とトトロ。
 3月の話をすると「実家がそこの近くです。友達にたくさん声をかけます。」と応援団がまた出来た。
 子育て中の若いママたち、ガンバレ・・と思った。
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 作者不在のトトロ展を何から何まで支えて下さったカフェオーナーの谷山さんは、いらした方達の反響をつぶさに伝えてくれて、その中に昔のアトリエ生徒で現在鳥取大学生のS君がここへ訪ねて来て2時間もお話をして帰ったという報告があり、ノートを見ると
 「来る事が出来てよかったです。」と彼の字が書かれていた。
 みんな、苦労して頑張っている子たちが、いつもアトリエを思い出していてくれるんだなぁ、と感動した。元気で描き続けようと思った。
 米子展、二ヶ月のロングラン。ついにゴーーーーール。
 皆様本当にありがとうございました。トトロはまた描き始めます。
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 そして翌12月1日の木曜夜クラス。
 ケーキをつくるカイキシェフとショウマシェフ見習い。手際のいいこと。
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 トトロの両親の生まれ故郷、岩手県南の銘菓をみんなで味わう。
 法事のお土産は、東北の風土から生まれたお菓子たちだ。
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 カナちゃんもクリスマスモード突入。
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 チャーリーさんは久々の夜クラス登場。ポインセチアと。
 もうすぐ全部のクラスを渡り歩く。さすがスナフキン。
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 マサヒロ記者とサローラの足長コンビ。
 
 さてさて、いよいよクリスマスが近づいて秘密の仕事もクライマックス。
 「みんな、トトロ先生は3月にあっちで個展決めたよ。それからこっちでもみんなとやるよっ。体力つけておいてね。手伝ってもらうんだからね。」
18120116 今年は、去年より少し元気な気がする。
 一昨年よりは随分元気だ。通院の度に「心臓はちゃんと働いてますよ。」とドクター。こんなに有り難い事があるだろうか。それで充分だ。
 
 やっぱり出逢いは面白い。自分から動くと必ずいい出逢いに巡り会う。
 OBたちがあちこちで、このブログを読んでいてくれるからトトロはやっぱりトトロでいよう。
 感謝して、行動して、チャレンジして、まだまだ今年は一ヶ月も残っている。
 

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