フォト
2026年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« とりあえず | トップページ | 先輩の帽子 »

2012年3月25日 (日)

早春賦

春は名のみの風の寒さや・・・・。
まさしく「早春賦」の歌のような一週間だった。
・風・あられ・雪・そして雷。出しつしまいつの冬服を、暦よりも体感に合わせてはみるけれど、重たい色がやぼったい。

そんな中、突然信州からはるばる会いに来てくれたのは、4年前にアトリエにいたミホちゃんとKスケ君姉弟とそのお母さんで、彼らの居た月曜クラスの準備をしている時だった。顔と雰囲気はそのままだったけど、遠近法のように近くに寄ると私より大きくなっていて、あわててアトリエの前にしゃがんで記念撮影

1203251
「○○ちゃんは?△△君は?」と、二人ともみんなの名前を忘れずにいた。
単身赴任でまだ鳥取住まいだったお父さんの転勤に伴うあれこれで訪れた短い鳥取時間の貴重な一部を使ってアトリエめがけて来てくれた。
「みんなも二人のことは忘れてないから。」と固く手を握って、「かおる先生の絵はがき5枚ずつ選んでおみやげにしてくれる?」というと、Kスケ君が時間をかけて3枚を手に、「ありがとうございます。」と笑った。大人びた遠慮じゃなく、「とても選べないや。」と笑う自然な振る舞いに、大きくなったなぁと思った。
振り返り手をふって去っていく後ろ姿は、まるでまたアトリエに絵を描きに来そうでちょっと泣けた。帰って行く先は信州長野の松本だ。

「またね。」と別れて本当にまた会える子は滅多にいない。そうとも知らず人は簡単な挨拶だけで行き交っているんだと思うと、(やっぱり一回ずつ一生懸命逢うことにしよう。)と密かに決めた。二度と会えなくても悔いの無いように挨拶ってあるんだなぁ、と思った。

 

 

春分の日の火曜日は急に思い立って倉吉へ
かねてから白壁土蔵のあたりで個展をしないかと声をかけ続けて下さる方が居て、そこを見に行きがてら鹿野往来から山道に入り、雪を見て山を見て三朝にぬけて到着した。
1203254(鹿野と三朝の境界「佐谷峠」)

1203255(倉吉白壁土蔵群)
1203256(コイのないしょ話)




いろいろと雑多なことばかりで大きな空気を吸って気分を変えたいこともあり「行こうー」と頼み、小さな旅をした。
個展のことは、ご本人が急に仕事場にいらっしゃらず場所だけを見て、あとはフリータイム。レトロな昭和が好きな私はそんなチャレンジショップを発見して「のらくろ」の本を手に入れた。
1203257(チャレンジショップ昭和レトロの店と若い店長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

水曜日は先日面接をしたあの子が入って来て満面の笑み。みんなもすんなり仲間になった。
1203252
 

週末はボスが舞台監督を任された一流文化人130名が鳥取市に集結する「エンジン01(ゼロワン)in鳥取」の怒濤の3日間。朝から晩までのたくさんのプロの方々との関わりも本日無事に閉幕し、無理難題だらけのステージ日程もつつがなく成功したらしい。私も土曜はアトリエ生徒の吹奏楽部ラストコンサートに顔を出したり、隣の01(ゼロワン)会場の応援に行ったり、作曲家の服部克久先生や三枝成彰さんを間近にしたり、ミュージシャンの白井貴子さんとは話も出来たりで、楽しく濃密な一日を過ごした。

こうして早春賦の肌寒さの中、気持ちをコントロールしつつ一生懸命な出逢いを楽しんだ話を子ども達に伝えよう。

 

1203253
この元気色の花↑は、舞台の仕事を終えたボスが片付けがてらにいただいてきた。アトリエが春の香りでいっぱいだ。

逢って別れて挨拶だらけの一週間がくるりとまわって、南の方からゆっくりやってくる季節をお迎えするだけ。

 

« とりあえず | トップページ | 先輩の帽子 »

アトリエ日記」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。 長崎の五島列島の教会で働くものです。おととし かおる先生の 「アトリエの窓から」という本を 埼玉の教会で読み 内なる魂の豊かさに出会いました。ブログの写真の子ども達は 全身全霊からの微笑みを力強く発信していますね。愛のないところでは 浮かばない表情です。愛の伝導画家として 子ども達とともにあられる日々の幸をお祈りしております。

かりんとう様
初コメントありがとうございます。
子ども達のほほえみに助けてもらって、日々の仕事をさせてもらっています。南の方から明るい春が少しずつ近づく気配によろこびを感じて絵を描いています。なにもかも ありがたい思いです。本もお読み下さってありがとうございました。愛は伝導どころか、いただくコトのほうが多くて生きているうちにお返しもできませんが、身に余るネーミングに感謝です。
゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 早春賦:

« とりあえず | トップページ | 先輩の帽子 »