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2011年8月17日 (水)

夏の旅

旅をした。

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 お盆の間、しばらく教室を閉めるために続けてアトリエの仕事をして 、子ども達にはちょっとだけ教室の日を変えてもらった。

このごろ肩の調子がわるいので、斜め掛けの帆布バック新調して出かけた。

 

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行き先は、岡山倉敷の素敵なギャラリー「くるり」。

ほんの少し目的をつくって、あとはフリーの旅が好きだ。
わざと迷い迷い、たどりつく途中も好きだ。
知らない方言が聞きたくて道を尋ねてみたりする。

あんまり足が強くないから、せかされず一人で休みながら行く。
すると、いつもどこでも必ずたどり着く。

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大学2年生になった元アトリエ生徒のあきちゃんが目一杯オシャレをして来てくれた。 (顔はすっぴん)。

倉敷の大学はこの日から夏休みなので、一緒に帰る待ち合わせ。

 

 

 

 

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作者の志穗さんとベンジャミン君は、徹夜で準備 したことも言わず、実にさわやか。

世界中のアーティスト達は、あちこちのギャラリーで小さな個展をしながら自分の人生を額縁に入れて暮らしているんだね。

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隠れ家風で外国のような、いい二人展だ。

毎日はウダウダと疲れるものだから、オシャレなものに出会いたい。
まるで、ギッコンギッコンと汲む井戸の誘い水のように、日帰りの旅から帰ったあとも、しばらくは澄んだ旅心でいられる。

 

いつも同じところでみんなを迎える仕事だけれど、
乗り合わせた汽車の旅だと思えばいい。

家のお盆のあれこれを終えてから、アトリエで大きなキャンバスを
立てて80号にとりかかり始めた。震災以来の鎮魂のざわめきが
少しずつ静まって祈りを込めた絵を描きたいと思っている。

今は祈りしか描けなくて、それでも10月の米子個展に心の信号は
切り替わる。ボスたちの仁風閣コンサートも今年は梨花ホールの
中だけど、どしゃ降りの台風でもやれるからね。

何でもハッピーな方に考えるといい。

そして、決してあきらめない。きっと大丈夫。数え切れない故郷の
初盆と、こちらの親しい友の初盆に手を合わせて、生きている限り
明るく旅を続けよう。
楽しみは自分でつくって、ゆっくり歩こうと決めている。

子ども達、ついておいで !!
教えたり教えられ たり、いい旅をしよう。

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コメント

またまた素敵な記事をありがとうございます!
かおる先生の目からみた世界が新鮮です。

ほんとに、遠いところまできてくださって、とても嬉しかったです。今度はあきちゃんともゆっくりお話がしたいです。
では、今週末楽しみにしてまーす。

そのときにゆっくりとお話しましょう。
ほんとにありがとうございました☆

アップルさま
出会いって リンゴの皮をむくように一周しながら新鮮ですね。
くるくると巡って おもしろく豊かに出会いたいものです。

いつも ブレずに ていねいに返メールして下さってありがとうございます。
  じゃ そのときに(○゚ε゚○)

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