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2011年7月15日 (金)

ぽんぽこ家族のお買い物

 「さっき車の前を タヌキの親子が横切ってたぞ。」

仕事帰りに目撃したボスの報告は、猛暑で弱った私の脳をドカンと刺激した。

1107151大きいマーケット側から山のある方に3匹のタヌキが、大・小・小と一列縦隊でピョンコピョンコと車を避けて道路を渡ったとな。
(なんて素敵!! きっと買い物に行ったんだね。)と確信。

アトリエにやって来た子ども達に話すと、「マーケットの袋は?」と聞かれた。
「いちばん小さい子狸がエコ袋に化けて買い物したんだと思うよ。」と即答したら、あとでまた袋に化けて中身を出すことやら何を買ったか、どうして道路でタヌキの姿に戻っていたのか、とか いろいろな想像や妄想がとめどなく広がった。

だから子どもたちとの会話は楽しくてやめられない。

それがどうした?系の現実だらけの大人の会話で、たとえ話も形容詞もなく疲れることが多々ある。
言葉は伝達だけじゃなく 気持ちにパワーやロマンをもたらす力のあるものだ。
薬の材料と同じく、処方や使い方次第で毒にも薬にもスイーツにもなる。
用がないから黙っていればいいってもんじゃない。
そこに居るだけで「無言」を発していることになる。

待ってないで 自分から言葉を使うように 大人にも子どもにもせっかくだからおすすめしたい。適切でオシャレな言葉は使いこんでいくうちに味がでる。せっかく人間なんだからさ。

 

タヌキの親子の話題は未だ私の中でふくらんでいて
(会いたい)思いでいっぱいだ。無事生き延びて暮らしてほしいと祈る。

 

生き延びることの出来なかった人々への、鎮魂の思いが胸につかえている夏だけど、道を渡るタヌキの話で気持ちの窓に風が吹いた。

 

 
1107153

昨日の夜、ちょっと疲れて海を見にいくと漁り火とまんまるの月がコラボしていた。

どこかでタヌキたちも見てたかなあ?

 

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コメント

わぁ‼月夜のたぬき!
きっと楽しい話をしながら歩いていたんだろうな。
言葉で伝える力、大切さを実感している日々です。
昨日の仕事が何とか片付き、久しぶりに子どもが起きてる時間に間に合いました。あ~早く一緒に晩酌できたらなと思う
満月の夜はでした!(^O^)

しょうからはは様
アトリエ生徒のそれぞれの親子の光景も なんだか道を渡るタヌキの親子の姿とかぶります。案外 一部のタヌキは人間に化けて 近くにいるのかも・・( ^ω^ )
アトリエの先生も ちょっとあやしい感じではありますが。( ̄ー ̄)ニヤリ
どっちにしても 仲良くしましょう(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

たぬきの親子!?
彼らが生きていてくれていることにほっとします。
(ほんとに無事に生き抜いてほしい!ポンポコ)

しかし、先生の想像力、子供たちの想像力は、
自由でいいなぁ。現実感に彩られてなくって、こころが
のびのびしてくるようです!

昨日もいい満月の夜でした。
ポンポコ大合戦してたかもしれませんね^^

実は、わたしも先日家の近く(住宅街のど真ん中)で一匹のタヌキを見たのですよ。
そのタヌキがふらふらで、どうやら私から逃げようとしているのですが、絶対入れないような(鏡を見ろ!)狭いすきまに入ろうとしたり、家のへいにぶつかったり。どうにも、こうにもマヌケな様子で。
その話を50代のおじさんたち3人にしたら、「間違いない。酔っ払ってたんだ。」「本当にタヌキだったんですか?」「朝帰りだ!」などと、盛り上がること。なんとも愛らしい、人の想像力をくすぐる動物ですねぇ。

しほりんごさま
いっそのこと、ぽんぽこ達にも国会にでてもらったら?
ということを言う子もいたんですよ。
アトリエの盛り上がり方 ご想像通りです(^-^;
こどもたち くじるくん描いてますよ。

あやどんさま
ひょっとして 東北のタヌ組合が 少しずつ避難してるのかな?
「いぐべ、いぐべ!!!」・・・なんてね。
朝帰りのタヌ君には、梅干しと番茶を出してあげてくださいね( ´艸`)プププ

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