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2011年6月23日 (木)

灯台のあかり

1106231_2   アトリエに若いアーティストさん達が作品持参で訪問して下さった。
 歓喜の表情でお迎えする子ども達。米子からはるばる到着の小さい車がアトリエの前に見えるやいなや、靴をひっかけて全員外へ飛び出し歓迎の嵐。

 そもそもは5月の展示を見せていただいた私が、Tシャツのイラストアートを見つけて、注文したことがきっかけ。
絵の教室に来ているモンゴルのサローラちゃんに妹が生まれて、ソロンゴちゃんと名付けられたのは三月のこと。モンゴル語でサローラは『広々とした平原』、ソロンゴは『虹』という意味だ。

 私は初対面だった大下志穂さんに虹と平原のTシャツを頼んだ。この危うい今の日本でモンゴルから来た一家に赤ちゃんが誕生したことはアトリエの月曜日クラスみんなの喜びとなった。
お祝いを考えあぐねていた理由は、サローラ一家の広々とした生き方に似合う素敵なプレゼントを探せずにいたから。お祝いのカードや絵は渡したけれどね。

 一緒に「思い出になる素敵なもの」探しをしていた子ども達に私は「見つけたよ!」と知らせ、Tシャツの完成を待っていたわけだった。

1106233_2 

   米子で二年前にアトリエを開くまではタイやカナダや世界中でアートと仲間に出会って来た大下志穂さんと、やはり米子のマルチアーティストの杉本サナエさんが、たちまちアトリエのテーブルに流木の灯台を組み立てて灯りをともした。

 小さい弟と駆けつけた水曜日クラスのSちゃんも参加して、不思議でうれしい出会いに乾杯を繰り返し、アトリエ中の海の生きものをみんなで並べた。

 

 

 もちろん絵本は「ぐりとぐらの海水浴」。本当に 楽しかった。
本気で遊んで、精一杯の気持ちを交換して、さよならの時間にサローラとお母さんにTシャツを手渡した。

 

1106234_3    この頃中学生達に「職業」のことをよく聞かれるけれど、私の答えはいつも同じだ。
「どんな仕事でも、それで人を幸せに出来る人がプロフェッショナルなんだよ。」

 子ども達には、たくさんのプロフェッショナルと出会って宇宙のような広い眼差しで生きてほしいな… 

 

 それからお二人はかおる風アトリエディナーを召し上がって、灯台の明かりが消えるまで海のような時間を語りあった。

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コメント

おはようございまーす!
アトリエのたまご机の上でみる灯台、いいですねぇ。
灯台をみあげるみんなの顔もいい。キラキラ。
この作品の名「One Light Hope」がまさに息づいている
みたいです。
先生との出会い、みんなとの出会いに感謝です。
素敵な写真をとってくれたマスターにもよろしくお伝えください!

SHIHOさま
希望だらけの思い出のひととき。キラキラのまなざし体験をもっともっと やりたい私です。(*゚▽゚)ノほんとに ありがとうございました。
絵やアート作品って おさまる場所にたどりつくのですね。
・・・もしかしたら人間も・・・・ですね。

マスターは 屋根の塗り替え中です( ̄○ ̄;)!
また いらしてくださいな!!!

わぁ~!素敵なアートの融合ですね!新しい出会いを見つけて、どんどん進んでいくかおる先生。わたしも見習いたいです。若きアーティストさんのパワーが子どもたちにも伝わりますね。そんな出会いを学校の子どもたちにもさせたいです。

しょうからはは様
ほんとに素敵なひとときでした。本来なら今日 某小学校でそんな出会いを繰り広げる準備をしていたのですが(^-^;
まあ アトリエの子ども達が 感動してくれたからいいか・・・・ヽ(´▽`)/

もし アーチストや講演のことで 子ども達にご希望がありましたら いつでも言ってくださいね。学校では出会えない 時間を運んで届けますよ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;

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