旅人時間
米子のおしゃれなカフェ
で、さりげなく童画展がスタートした。10月30日土曜日の搬入に訪れた時、まるで十年来の知人のように気さくに普通に話しかけて来てくださる米子の方たち。力まないコミュニケーションと自然な笑顔は米子の空気感を明るいものにしている。
待っていてくださる方たちの居てくれる場所に絵を描いて持っていくなんて、絵描き冥利というものだ。そこに道をつけてくれた米子の友人のおかげさまだ。あちこちで個展や講演会をするきっかけは、必ず誰かが知らな いところで道をつけてくれている。まるで「こっちだよ」と小さな灯りを照らすティンカーベルのように人には一つずつ道を照らす案内小人がついているような気がする。私はそれを描いているのかな…?
翌日の夜は河原「道の駅」の中の「河原亭」で ジャズの夜を味わった。一流のジャズサウンドは温泉のように身体中の血行を良くしてくれて、上等のお抹茶みたいなまろやかさだった。
ジャズの中に心を解きほぐしていると、何枚も絵が浮かんで、また1月の個展の作品が描ける気がした。
今月は、因幡と伯耆を行ったり来たり、秋の旅人時間に何が見えて来るかワクワクする。
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「たなかかおる ちいさな童画展 in YONAGO」
11/1(月)~11/30(火)
カフェ・パナデリーア(米子市錦町・米子公会堂近く)
10:00-18:00(日曜定休日)
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