あと、三日。
梅雨入りの日に始まった若桜での童画展が、梅雨明けと同時に終わりそうだ。 あと三日もあるから、最後まで心残りのないように、始まった時のような気持ちになっている。
昨日、ちょっと若桜に行ってみたら日曜日でもないのに人が見えていて、「なんかあるんですか?」と聞いてしまい、「かおる展に来ました。」と言われて恐縮した。むこうも私が作者と知って、空気がうれしい色に和んだ。 たくみの館のカドムラさんとしみじみ話して、いろんなことに気がついた。依頼されて引き受けたからには、志の方向を同じくして、やる、ということ。
今回は、
・若桜の人々に童画展を見ていただいて喜んでほしい。
・あちこちから若桜に足を運んでもらいたい。
・せっかくの施設を知ってほしい。などなど…。
そのうち私ができることは、やっぱり「たなかかおる」をすること、だけかな。絵はギリギリまで描いたし、行ける日は全部行ったし、コンサートにも参加した。アトリエの教室もいつも通りにやり、講演会も、市展も、「若桜に来てねー。」と伝えつつやり遂げた。いつもはグータラ得意の私だけど、何故か本番に強い。どうしてかな?と考えるに、やっぱり伝える相手が見えるから、俄然パワーが湧いてくるようなのだ。話すのも描くのも、おにぎりを作るのも、届けようとして初めて心が宿る。病気だって治ろうと思えば少し良くなる。届ける人々の居てくれる幸せ、伝える相手がある喜び。建物だけじゃなく志もたてないと、人は足を向けないんだよ。
たくみの館で受け付け番をしてくださったカドムラさんは、「もう終わるんですな~」と、大きくつぶやいた。それにしてもギャラリー周辺一帯に咲く紫陽花は、鎌倉の紫陽花寺のように見事だ。
童画展は7/19(月・海の日)までです。
童画展お疲れさまでした。かおる先生のおかげ!?で若桜鉄道に乗り、豚丼を食し、若桜を満喫させてもらいました。
かおる先生はみんなを照らしてくれる太陽ですが、太陽も雲の陰で休憩する時が必要です。今はゆっくりと体を休めてください(^^)
投稿: ひろ衛門 | 2010年7月21日 (水) 19時08分
ひろ衛門さま
ありがとうございます。なんてステキな応援コメントでしょう ^^
雲の陰もなかなかいいですが、また一息ついたら出てみますね。日傘のご準備を***(-.-)zZ
投稿: アトリエトトロ | 2010年7月21日 (水) 19時55分