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2010年6月11日 (金)

山の子の歌

♪ 雨がふり てるてる坊主が泣いても
  わたし達は泣かないで 歌をうたうよ
   山の子は 山の子は 歌が好きだよ

 これは 私が幼い頃、教師をしていた父が、ボーイスカウトの引率で山のキャンプから帰る度に口ずさんでいた歌だ。マイナーな旋律だけど幼な心に好きな歌だった。
 今回、若桜の個展を決めた時、現地のギャラリーを訪ね、四方に広がる山の景色に、この歌が浮かんだ。アトリエに帰ってから、うろ覚えの歌詞をネットで検索してみると「山の子の歌」というセンテンスからいくつものグループが実際に歌っている動画が流れた。作者不詳で昭和30年代に「歌声喫茶」やボーイスカウトで歌われていたらしい。
 若桜の子ども達にこの歌を届けたいと思った。大小さまざまな絵を仕上げて、最後に「山の子の歌」という横長の大作を描いて、歌詞の一部も墨で添えた。若桜の子ども達に伝えたい絵を仕上げ終わったのは、個展搬入二日前の明け方だった。てるてる坊主が泣き出しそうな梅雨入り間近。若桜氷ノ山のふもと、山の子ども達が、「山の子」の絵に出合ってくれますように・・・

 アトリエの子ども達の中には、若桜を知らない子もいたので、親子で出かけるチャンスになりますように。さあ、また来週から楽しい未知との出合いが始まる。

100611_2                「山の子の歌」(クリックで大きくなります)

※「たなかかおる童画展 in WAKASA」(6/15~7/19)の詳細はドリームプロジェクトまたは若桜町公式ホームページでご覧になれます。

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コメント

若桜での個展を心待ちにしておられる方がたくさんおられるでしょうね。ご成功お祈りしています。
3度目の正直、アトリエで“しょうから”が出なくて、ほっとしています。いろいろとお世話になります。ありがとうございました。

素直に、健やかに、ぐんぐん成長する、アトリエの子どもたちの姿から、いつも本気で生きる素敵さを再確認しています。若桜も全力で感動して来ます⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーーン 

こんばんは  はじめて訪問しました。
若桜というのは鳥取県の氷ノ山のふもとの若桜でしょうか?
私は若桜には行ったことがありませんが、岡山県と兵庫県の県境にある後山のふもとで「『山の子の歌』をひろめる会」をつくっている「後山の子明石」です。
私のブログ「後山の子明石のふるさと自慢~オカリナ日記」の中で、「山の子の歌」について詳しく紹介していますので、ぜひご覧下さい。

後山の子明石様
コメントありがとうございました。オカリナ日記拝見しました。
昨年の6月、鳥取の氷ノ山のふもとの若桜町で個展をしたときのエピソードです。

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