フォト
2025年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

« 旅 その6-ただいま | トップページ | 緑の風の童画展 »

2010年5月22日 (土)

腕白坊主

1005222  ワンパクやオテンバ(鳥取弁では「しょうから」、東北弁では「ごんぼほり」)の子どもが減ったかと思いきや、どっこい元気に存在していた。
 長い間保育園生活をしていて、兄ちゃんがアトリエの話をするのをうらやましく聞いていたA君が、ついに一年生になった。あんまり待ち時間が長過ぎて、めでたくアトリエの生徒になった時には既にベテランの風格。でかい顔をして両親をハラハラさせている。 

 先日、頼りの兄ちゃんが都合で居ないとき、始めは自分の良識を振り絞って静かに絵を描いていたのに、次第にかぶっていた猫が取れて、ワンパクの本性を存分に全開!(来た~!)と、私はほかの子達に小声でささやいた。「気持ちわかるでしょ?」みんなはコックリうなずいて、男の子達は絵筆を置いた。A君のそばに集まり、けん玉やコマで遊びに付き合って、外の神社に行きたいとごねるA君と、外にも出かけてくれた。

  静かになったアトリエで、女の子達は笑いながら絵を仕上げた。
「大体男の子ちゅうもんは、小学生時分は幼いのよ。」と私が解説すると、一同「そうそう」とばかりに納得。「でもね、中三くらいから急に頼りになるよ。」と、フォローしておいた。

 ワンパクが少しずつ男らしく脱皮する事は、アトリエの先輩諸君で実証済みだ。
 意気揚々と帰ってきたA君に私は言った。「付き合ってくれてありがとう、と言いなさい!」充分思い当たる顔で、彼の口からモジョモジョと声がした。 「あ り が と う ご ざ い ・・・ました。」
今日のところはこれで良しっ。お助け三人組は満足そうな顔をしていた。さて次回はどうなっているかな・・・

1005221_3

(本文と写真はあんまり関係ありません) 

« 旅 その6-ただいま | トップページ | 緑の風の童画展 »

アトリエ日記」カテゴリの記事

コメント

ワンパクやオテンバの子どもが減った。・・・かと思いきや、鳥取弁では「しょうから」、東北弁では「ごんぼほり」。
この一文を一個の作品としてみた時に、上記の部分が浮いてしまっていますね (^^;) 要推敲 (^_-)

ほ、本当ですね。(゚ー゚;ご指摘ありがとうございました。早速なおしました。(*´v゚*)ゞ推敲、推敲!!これからも、よろしくお願いします。

「と思いきや、どっこい元気に存在していた。」
イイですねえ。かおるさんらしいイイ感じになりました。
って。偉そうに (^^;)

うわ~ (*゚▽゚)ノ ありがとうございます。やっぱり褒めていただくと、嬉しいですね。子ども達の気持ちがわかりました。

親の心の子知らず と言いますが、我が家は 子の心親知らず でした。
いろいろご迷惑おかけしています。
ペンネーム変えました。

いいペンネームですねヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ子ども達はけっこうすごいけれど、親は果てしなく偉大です。こちらこそよろしく o(_ _)oペコッ

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 腕白坊主:

« 旅 その6-ただいま | トップページ | 緑の風の童画展 »