時間の織物
何本もの縦糸をピンと張って、横糸をスルリと通し、トントンカラリと打ち揃えながら一枚の布を織ってゆく。私はやったことがないけれど、芸術性と根気のいる素敵な作業に、心惹かれる。このところ不思議なことに、幼稚園や保育園からの講演を急に頼まれたり、初めてお会いする方が訪ねていらして、クラシックの音楽会を幼児同伴で鑑賞する為のポスターを急 ぎで依頼されたりして、ありがたびっくりしつつも、ひらめいたことがある。(まるで時間の織物みたいだ)と。
アトリエの教室に子供たちがやって来る毎日や、作品制作の日々は、予定通りの縦糸。そこに、スルリといろんな「大切な急用」が横から入って、日常の時間に面白い模様をかもしだしてくれる。それを時間がないから「忙しい」と後ずさりせずに、縦糸と横糸の関係だと考えてみると、少し先の未来には、一枚の布が織り上がるように何かの形が残るかも知れない。
とにかく、縦糸はいつも変わらずゆるぎなく、横からは色々な糸をすべりこませて、トントンカラリとやって見ることにしよう。「自分の縦糸」さえしっかりしていれば、いつかは素敵な時間の織物が見えてくるだろう。
そうですね。日常にするりと・・・
するりがギスギス音をたてて調子悪くなるんじゃ
ダメで、なんだかの潤滑油でさらりのとんとん
からり~になりますように^^
投稿: HaRu | 2010年5月31日 (月) 12時12分
スルリといかなくても、なんか裂き織りみたいで、いい味でるかも:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
投稿: アトリエトトロ | 2010年5月31日 (月) 13時20分