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2010年3月29日 (月)

雑学の美学

 心なしか街に雑貨屋さんが増えた。子ども時分からカビ臭くて薄暗いところで、何かを見つけるのが好きだったから、今でも知らない路地を一人で歩いてはワクワクしている。そこにおしゃれなものを扱う小さい店があれば、必ず覗いては面白がっている。この前のラーメンデートの時にも、川端通りの入口のコトヤ雑貨に入ってみた。十代の二人と一緒なので、古いものを見る感覚が違うかと思ったら、やっぱり素敵なものはステキらしい。
 雑貨 雑誌 雑談 から雑学を得る。雑草も雑種も可愛いし、雑事の中に大切な時間が密む。どちらかといえば物事を線引きでくくるのが好きではないので、子ども達の絵も「途中で失敗は有り得ないから、反対に良くなるから最後までやってごらん」と、偶然の出来を楽しんでいる。自分の中で決めつけるから苦しくなる。箱に入れてノシをつける場合もたまにはあるけど、有り合わせの紙袋に消しゴムハンコで印を押してプレゼントしていただいたニクいセンスは心に残る。雑多な日々を雑に暮らさず、雑用をおしゃれにアレンジすれば楽しんで何かを発見できる。雑煮 雑炊 雑木のクラフト。なんだかエコにつながって、今日もアトリエは雑談に花が咲いている。

Zakka

                        コトヤ雑貨で購入した用途不明の古い水差し(300円)。花を生けたり、筆を立てたり・・・

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